切ないの検索結果

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  • すみれ
    3.4
    「私がはじめて頭ではなく、心で書いた小説です」 そう作者が語る、今年度最高の感動作! 「一九九六年の秋から一九九七年の冬にかけて、レミちゃんはわたしたちと一緒に暮らした。」 ――十五歳のわたしの家にとつぜんやってきて、一緒に棲むことになった三十七歳のレミちゃん。 むかし作家を目指していたレミちゃんには「ふつうの人と違う」ところがあった……。 季節の移り変わりとともに描かれる人の人のきずな、人間のみにくさと美しさ。 そして涙がおさえられない最後が待ち受ける。 いま筆力を最も高く評価されている、日本文学の正統な担い手による最高傑作。
  • マディソン郡の橋
    4.0
    200万部超の大ベストセラー! 屋根付きの橋を撮影するため、アイオワ州の片田舎を訪れた写真家ロバート・キンケイドは、農家の主婦フランチェスカと出会う。漂泊の男と定住する女との4日間。時間に縛られ、逆に時間を超えて成就した奇蹟的な愛――。1993年、日本語版が刊行されるやじわじわと感動の輪を広げ、「シンプルで純粋」「涙なくしては読めない」と絶賛された不朽のベストセラー。1995年、クリント・イーストウッド/メリル・ストリープ主演で映画化。
  • 「誰にも書けない」アイドル論(小学館新書)
    値引きあり
    4.2
    知っているようで、知らなかったことが満載。 2万枚にも及ぶレコードやCDの蒐集と、アイドルに関する知見では誰にも引けをとらないクリス松村さんが、自ら集めた膨大な資料と、実際に行ったコンサートなどの体験をもとに、アイドルとその時代背景について、データに基づきディープに分析。70年代のアイドル草創期、80年代前半の黄金期、80年代後半以降の冬の時代について、自らの人生とともに書き下ろしました。 山口百恵、松田聖子といったA級アイドルだけでなく、新井薫子やスターボーなどのB級、C級アイドルについても言及。松本隆や大滝詠一といった、アイドルを支えた作家陣についてもたっぷり書いています。 クリス松村さんのアイドルと音楽に関する知識の深さは、山下達郎、竹内まりや夫妻も認めるところ。そこで音楽情報サイト「ナタリー」に掲載された竹内まりやさんとクリスさんの対談も収録しました。 「え、そうだったの!?」「知らなかった!」という内容が満載で、アイドル評論家や音楽評論家にはけっして書けない、これまでになかった「アイドル論」です。
  • ペルソナ―仮面 池田さとみミステリー・ワールド 1
    -
    新興宗教の教祖が突然死んだ。後を継いだのはまだ女子高生の少女であった。しかし、“普通”であるべき少女のまわりに、次々と異変が起こり始めていた……。池田さとみがその力を遺憾なく発揮した幻の名作「ペルソナ―仮面―」他、ミステリーの傑作ばかりを集めた魅力のアンソロジー第1弾!!
  • 「自分」を浄化する坐禅入門
    4.0
    いま、この瞬間の“呼吸”に意識を置くだけで、煩悩から自由になれる!本書は、著者がおこなう大人気の坐禅セッションを完全書籍化しました。坐り方、手の組み方といった「型」から始めて、呼吸法、平常心の高め方、雑念との付き合い方、自分の身体感覚や心を観察するお稽古まで、初心者でも今日から一人で始められる坐禅瞑想のやり方を紹介します。「仏道とは本来、宗教でも儀式でもなく、お稽古をして歩むべき『道』でした。あたかも茶道や弓道のお稽古をするかのごとく、心のお稽古を始めることといたしましょう。お稽古のプログラムは、10の段階を順々にステップアップできるように作成いたしました。1つのステップを十分に習熟されてから、次のステップへと歩まれてください」(本書「はじめに」より抜粋)「欲望・怒り・迷い」が、スーッと消える1冊。

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  • CLIMB THE MOUNTAIN
    完結
    3.0
    にぎやかな学園生活と、フクザツな家庭環境のなか、あわただしい毎日をおくる高校生・由貴。父親に、幼なじみに、友人に振り回され頭を抱えながらも、さまざまな出来事を通して、由貴がやがて見つけたものとは……。自由であり不自由でもある青春を、コミカルなタッチで描いたホーム&スクール・ドラマ。
  • 本朝金瓶梅 西国漫遊篇
    5.0
    おきんとお六、女ざかりの妾2人に挟まれて旅する江戸最強の色男・西門屋慶左衛門。伊勢参りのご利益か自慢のモノがついに回復! 京都で大坂で金毘羅で、西国の美女たちを相手に最高の快楽を求めるが……。色と欲にまみれた男女が豪華に繰り広げる、痛快エロティック時代小説が現代の“精力減退”に警鐘を鳴らす!? 中国四大奇書のひとつ、名作『金瓶梅』に林真理子が新たな命を吹き込んだ、ノンストップ・エンタテインメント第3弾!
  • ダブル・ファンタジー(上)
    3.6
    1~2巻569円 (税込)
    35歳の奈津は売れっ子脚本家。仕事は順調だが、マネージャーである夫の支配的な態度に萎縮し、精神的にはギリギリの日々。そのうえ奈津は人一倍性欲が強く、躯の奥から溢れる焦りと衝動になんとか堪えていた矢先、敬愛する56歳の演出家・志澤とメール交換を始めたのを機に、女としての人生に目覚めていく。志澤の、粗野な言葉遣いでの“調教”にのめり込む奈津。そして生と性の遍歴が始まった…。柴田錬三郎賞ほか文学賞三冠受賞。文壇に衝撃を与えた迫力の官能長篇!
  • 青い月曜日
    4.0
    1巻569円 (税込)
    「青い月曜日」は、英語のブルーマンデー(宿酔)に由来する。「私にとって少年時代と青年時代はいつもとめどない宿酔であった」と著者は言う。戦中戦後の混乱し、かつエネルギーみなぎる日本。ある日爆撃で死んでゆく友、見たこともない外国の話と目がまわるような空腹、生活力あふれる庶民たち。大阪に生きたひとりの少年の魂の彷徨、青春なるもののあらゆる陰影を詩情あふれる文体で定着させた開高文学の傑作。この自伝的小説には、開高健の真髄がある。
  • やさしい訴え
    3.8
    女のもとへ通う夫に傷つき、山あいの別荘へ隠れすんだ「わたし」。深い森の工房でチェンバロ職人とその女弟子と知り合い、くつろいだ気持ちをとり戻すが、しだいに湧きあがる情熱が三人の関係に入りこみ──。おごそかに楽器製作にうちこむ職人のまなざし、若い女弟子が奏でる『やさしい訴え』、カリグラフィーを専門とする「わたし」の器用な手先。繊細なうごきの奥にひそむ酷い記憶と情欲。三者の不思議な関係が織りなす、かぎりなくやさしく、ときに残酷な愛の物語。
  • 危険な斜面
    4.2
    男というものは絶えず急な斜面に立っている。爪を立てて上に登って行くか、下に転落するかだ──。10年ぶりに歌舞伎座で会った女は、豪華な装いで、男の勤める会社の実力派会長の愛人になっていた。彼女を利用して昇進に成功した男は、やがて彼女が邪魔になり……。表題作の他、強盗殺人犯の妻と張り込みの刑事を描く「失敗」、大新聞社の職をやめ、都落ちして勤めた田舎の新聞社で奇妙な事件に出くわす「投影」など、語り口のうまさに思わず唸る、全6篇を収録。
  • 小学五年生
    3.9
    1巻569円 (税込)
    収録された17話の主人公は、いずれも小学五年生の少年。転校先で友達作りにしくじった子、男女のカラダの違いを意識しはじめる子、父親を亡くした寂しさで心が折れそうな子、親の離婚で幼いながら母親を支えていく子…。それぞれが直面している現実を、その小さな体で精一杯受けとめ、自分で考えながら成長していく。多感な時期の少年特有の感じ方、かけがえのない一瞬を、重松清ならではの温かいまなざしで切りとった。健気さに胸が熱くなる、愛おしい短篇集!
  • 本朝金瓶梅
    3.5
    『金瓶梅』とは赤裸々な性描写で有名な中国の小説。この筋立てを花のお江戸に移したのが本書です。札差の西門屋慶左衛門は金もあれば美男子で、評判の女好き。かたや少女の頃から妾稼業をし、男をたらし込んで生きてきたおきん。そんなふたりがまぐわってしまったから、さあ大変。慶左衛門の妾のほうが100倍幸せとばかりに、おきんは自分の夫に毒を盛る。念願かなって妾になっても、慶左衛門はいろんな女にうつつを抜かし……。恋愛小説の名手が描く、官能時代小説!
  • 愛すべき娘たち
    完結
    4.5
    「女」という不思議な存在のさまざまな愛のカタチを、静かに深く鮮やかに描いた珠玉の連作集。オトコには解らない、故に愛しい女達の人間模様5篇。
  • 蝶か犯か ~極道様 溢れて溢れて泣かせたい~(1)
    完結
    4.1
    全12巻572~594円 (税込)
    みうみは、家が超お金持ちな、小動物系・お嬢様JK。そのせいか、なかなか友だちができないのが悩み。 ある日、みうみの命に100億円がかけられ、全国の極道がみうみを狙ってきて…!? ブラックセダンの男・御己神正義に助けられたけど、なんと御己神は関東最大極道組織の若頭だった! みうみの両親から100億円で護衛を頼まれたといって言うけど、結局は「生かすも、殺すも、100億円」!みうみは御己神の人質になっちゃった…! しかも泣いたことのない御己神にむかって、天然のみうみは、「泣かせます!」と言ってしまって…。 極道若頭VS天然JK。 泣かせる、いや恋に落ちるのは、、、どっち? いざ勝負、丁か半か!
  • トリツカレ男(新潮文庫)
    4.0
    ジュゼッペのあだ名は「トリツカレ男」。何かに夢中になると、寝ても覚めてもそればかり。オペラ、三段跳び、サングラス集め、潮干狩り、刺繍、ハツカネズミetc. そんな彼が、寒い国からやってきた風船売りに恋をした。無口な少女の名は「ペチカ」。悲しみに凍りついた彼女の心を、ジュゼッペは、もてる技のすべてを使ってあたためようとするのだが……。まぶしくピュアなラブストーリー。
  • 荒地の家族(新潮文庫)
    3.6
    40歳の植木職人・坂井祐治は、十数年前の災厄によって仕事道具を全てさらわれ、その2年後、妻を病気で喪う。自分を追い込み肉体を痛めつけながら仕事に没頭する日々。息子との関係はぎこちない。あの日海が膨張し、防潮堤ができた。元の生活は決して戻らない。なぜあの人は死に、自分は生き残ったのか。答えのない問いを抱え、男は彷徨い続ける。止むことのない渇きと痛みを描く芥川賞受賞作。(解説・小川洋子)
  • 浮雲心霊奇譚 赤眼の理
    3.7
    1~8巻572~847円 (税込)
    時は江戸末期。絵師を目指す青年・八十八は、夜道で幽霊に出くわして以来、奇妙な行動を取るようになった姉を救うため、憑きもの落としの名人に会いに行く。肌が異様に白く、両眼を覆うように赤い布を巻いた男。名を、浮雲という。布の下に隠した赤い両眼で死者の魂が見えるという破天荒な浮雲と行動を共にするうち、八十八の前には新たな世界が見えてきた――。幕末ミステリー、堂々開幕!
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)
    4.5
    2021年4月、私は突然膵臓がんと診断された――。夫とふたりで無人島に流されてしまったかのような日々を、作家は日記として綴った。痛み、吐き気、発熱に悩む毎日。食べもののおいしさや本の面白さに喜びを感じる時。振り返るこれまでの人生。夫への感謝と心配。「書きたい」という尽きせぬ思い。別れの言葉は言っても言っても言い足りない。58歳で急逝した著者からのラストメッセージ。(解説・角田光代)
  • 滅私(新潮文庫)
    3.8
    愛着が湧く前に捨てる。それが鉄則だ――。ライター業のかたわら、ミニマリストな生活を発信する男、冴津。貰った物は家に帰ると捨て、家具や服は極力減らし、無駄を削ぎ落すことを追求する日々。そんな「身軽生活」を体現する彼の前に現れた“かつての自分”を知る男。その出会いは記憶の暗部を呼び起こし、信じていた世界を徐々に崩壊させていく。芥川賞作家が放つ、不穏でスリリングな超問題作。
  • 百合中毒
    3.2
    イタリア人の若い女と恋仲になり、家族を捨てて出ていった父親が、妻と娘夫婦が経営する八ヶ岳の麓の園芸店へ25年ぶりに戻ってきた。イタリア人の彼女は一人で帰国してしまったという。が、娘たちは大人になり、妻にはすでに恋人がいた。次女の遥は「許さないから。絶対に。出てってよ。早く出てって!」と叫び、長女の真希は「大恋愛して出ていったのなら、二度と戻ってこないのが筋ではないのか」と苛立つ。妻・歌子の恋人は夜ごと彼女からの電話を待つ。そして歌子は思い出す。夫との出会いの場所に咲き乱れていた花のことを…。家族とは。夫婦とは。七人の男女の目線から愛を問い直す意欲作。
  • 最後に「ありがとう」と言えたなら(新潮文庫)
    4.0
    亡くなった夫に頭を撫でて欲しいと願った妻。亡き母の髪を泣きながら洗った美容師になりたての娘。お気に入りの洋服を着て何度も抱っこされた、小さな体の重さ……。故人を棺へと移す納棺式にひとつとして同じものはない。悲しく辛い時間。しかし、生と死のはざまのごく限られた時間に、家族は絆を結び直していく。4000人以上のお別れをお手伝いしてきたベテラン納棺師が出会った、家族の物語。
  • 狸穴あいあい坂
    3.3
    結寿(ゆず)は、十七の娘盛り。元火盗改の祖父と麻布狸穴で暮らしている。新春、ムジナを探す八丁堀同心・妻木と出会う。精悍だがどこか飄然とした佇まいに、ほのかな恋心を抱く結寿。だが、火盗改方と同心は、手柄を競い合う仇敵関係だ。その頃、夜道で金品を奪う“ムジナ”が出没し……。二人は、祖父に内緒で、狸穴界隈で起こる不思議な事件の謎を解いていく。恋と捕り物の行方を温かな人情のなかに描く連作時代小説。
  • コンジュジ
    3.8
    1993年9月2日未明、11歳のせれなは恋に落ちた。テレビ番組で偶然見かけた伝説のロックスター・リアンに。母に捨てられ、父から性虐待を受けるせれなにとって、その愛しい人は唯一の生きる理由となった。彼女は苦しみのたび、リアンとの妄想世界にトランスする。甘美な夢と凄惨な現実。その境界線は次第に曖昧になっていき――。過酷な現実を生きる一人の少女による自らの救済の物語。圧巻のデビュー作にして、第44回すばる文学賞受賞作。川上未映子氏絶賛!!
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)
    3.8
    大きな藤の木のある、壊されつつある家。真夜中に忍び込んだわたしは、そこに暮らした老女、ウィステリアの生を体験する。かつて存在した愛を魔術的に蘇らせる表題作。思いがけぬ大金を得、デパートで連日買い物を続ける女性の虚無を描く「シャンデリア」。いくつかの死、失った子ども、重なり合う女たちの記憶……研ぎ澄まされた言葉で紡がれる、美しく啓示的な四作を収録した傑作短編集。
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)
    4.2
    大嵐で船が難破し、僕らは無人島に流れついた! 明治31年、帆船・龍睡丸は太平洋上で座礁し、脱出した16人を乗せたボートは、珊瑚礁のちっちゃな島に漂着した。飲み水や火の確保、見張り櫓や海亀牧場作り、海鳥やあざらしとの交流など、助け合い、日々工夫する日本男児たちは、再び祖国の土を踏むことができるのだろうか? 名作『十五少年漂流記』に勝る、感動の冒険実話。(解説・椎名誠)
  • みちびきの変奏曲
    3.7
    「つかぬことをうかがいますが、こういう手の動きはなんなのかわかりますか?」――通り魔に襲われて亡くなった女性・清藤真空。その最期を看取った人材派遣会社の社員・棚橋は、死の間際の彼女のメッセージの意味を知るため、真空にゆかりのある人々を訪ねてゆく。建築士、音大生、児童養護施設の園長……。真空が遺したのは「きらきら星」だった。そのメロディに導かれるように、それぞれの人生模様が交錯し、真空のこれまでの人生と想いも次第に見えてきて……。人の優しさに触れる癒しと再生のミステリー。
  • 孤独の意味も、女であることの味わいも(新潮文庫)
    3.7
    人に絶望しても、性暴力に遭っても。愛する子を喪って、すべての「いま」に正解がないように思えても。人生には必ず意味がある。救えない人間などどこにもいないのだから――。母親の後ろに隠れていた少女が、異性の欲望に晒されて呆然とした青春時代を経て、自由を渇望し、自らの言葉だけで生きるに至るまで。気鋭の国際政治学者が、端正な文章で紡ぐようにして綴った等身大のメモワール。(解説・茂木健一郎)
  • 秘密の花園(新潮文庫)
    3.5
    私は、なにをしているんだろう。どうしたら「私」でいられるんだろう? カトリック系女子高校に通う、三人の少女、那由多、淑子、翠。性格の異なる三人の「私」は、家族、学校、男たちの中にあって、それぞれが遠いはるかを、しずかに深くみつめている。「秘めごと」をかかえる彼女たちの微笑の裏側の自由。甘やかな痛みの底に眠る潔くも強靭な魂。自分を生き抜いていくために「私」が求めていたことは――。記念碑的青春小説。(解説・穂村弘)
  • 苦役列車(新潮文庫)
    3.9
    劣等感とやり場のない怒りを溜め、埠頭の冷凍倉庫で日雇い仕事を続ける北町貫多、19歳。将来への希望もなく、厄介な自意識を抱えて生きる日々を、苦役の従事と見立てた貫多の明日は――。現代文学に私小説が逆襲を遂げた、第144回芥川賞受賞作。後年私小説家となった貫多の、無名作家たる諦観と八方破れの覚悟を描いた「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」を併録。(解説・石原慎太郎)
  • 「コミュニケーション能力がない」と悩むまえに 生きづらさを考える
    4.0
    学校や就職,仕事など様々な場面で重視される「コミュニケーション能力」.しかし人と人の関係性や場に応じて変化するコミュニケーションを,個人の能力のように考えてよいのか.そこから現在の独特の「生きづらさ」も生まれてくるのではないか.自らの不登校体験もふまえ,問題を個人にも社会にも還元せずに丁寧に論じる.

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  • 少年(新潮文庫)
    3.6
    お前の指を、腕を、舌を、愛着した。僕はお前に恋していた――。相手は旧制中学の美しい後輩、清野少年。寄宿舎での特別な関係と青春の懊悩を、五十歳の川端は追想し書き進めていく。互いにゆるしあった胸や唇、震えるような時間、唐突に訪れた京都嵯峨の別れ。自分の心を「畸形」と思っていた著者がかけがえのない日々を綴り、人生の愛惜と寂寞が滲む。川端文学の原点に触れる知られざる名編。(解説・宇能鴻一郎)
  • 介護のうしろから「がん」が来た!
    4.5
    まさにガーン! 母の認知症につき合って二十余年、ようやく施設へ入所し、一息つけると思いきや、今度は自分が乳がんに!? 介護と執筆の合間に、治療法のリサーチと病院選び……落ちこんでる暇なんてない! 作家・篠田節子が乳がん発覚から術後までの怒濤の日々――検査、手術、還暦過ぎての乳房再建、同時進行で老健にいる母の介護――を、持ち前の取材魂をもとにユーモア溢れる筆致で綴る闘病&介護エッセイ。乳房再建手術を担当した聖路加国際病院・ブレストセンター形成外科医との対談「乳房再建のほんとのトコロ」も収録!
  • 命あれば(新潮文庫)
    4.0
    寂聴さんには、世界がどう見えていたのだろうか――。後世に残したいと願った京都の自然や歴史ある街並み。時代が変わっても忘れてはいけないと言った子供の躾や弱者へのいたわり。そして、いつまでも守り続けるべきと訴えた日本人の心と平和な毎日。遺された言葉からは、鋭くも優しい「まなざし」が感じられる。混迷の現代をどう生きていけばいいのかを教えてくれる、珠玉の傑作随筆集。(解説・重里徹也)
  • おやすみ、こわい夢を見ないように(新潮文庫)
    3.4
    「あたしこれから殺人計画をたてる」。我慢をかさね、やっと受かった高校で待っていたのは、元カレ剛太の「抹殺」宣言と執拗な嫌がらせ。すべての友に去られた沙織は、不登校の弟をコーチに復讐の肉体改造を決意するが……。理不尽に壊された心のゆくえを鮮烈に描く表題作をはじめ、ひそかに芽ばえ、打ち消すほどに深く根を張る薄暗い感情のなかに、私たちの「いま」を刻む7つの風景。
  • 原爆詩集
    4.8
    広島,長崎に投下された原子爆弾によって命を奪われた人や,全世界の原子爆弾を憎悪する人々に捧げられた詩集.「ちちをかえせ ははをかえせ」で始まる「序」は,反核運動の旗幟としてひるがえる.自らの被爆体験をもとに,戦争や原爆に対する激しい抗議と平和への強い決意を訴える言葉の記念碑.(解説=大江健三郎,アーサー・ビナード)

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  • マリアージュ・マリアージュ(新潮文庫)
    3.6
    キスをして抱きしめられ、初めて普通の状態になれたあの頃。今の私は年下の彼に、昔の自分を重ねてしまう(「試着室」)。私の性を抑圧し続けてきた、私に対して1ミリも動かなくなった彼の性器に、今、私は復讐をした(「ポラロイド」)。他の男と寝て、気づく。私はただ唯一夫と愛し合いたかった(「献身」)。幸福も不幸も与え、男と女を変え得る愛と結婚の、後先を巡る六つの短篇。
  • 放課後ひとり同盟
    3.5
    「なにか護身術習えば?」痴漢に遭った女子高生の林は、友人にそう提案されるがまま、パルコの屋上にいる「蹴り男」に会いに行く。その男は、降ってくる不幸を阻止するために、空に向かって蹴りを続けていると言うが……(「空に飛び蹴り」)。離婚寸前の両親、体と心の性別の不一致、永遠に叶わぬ恋。一人きりで悩んで今にも心が爆発しそうな時、この本はきっとあなたの味方になる! 青春連作短編集。
  • 今日の書き散らし
    値引きあり
    3.8
    1巻572円 (税込)
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 SNSで話題! ネットの気になる言葉を著者・書きちらしが達筆に変換! 文章と美文字のギャップに、ニヤリとする一続出! 著者・書きちらしさんは、 ネットにアップされた気になる言葉や文章を独自の視点でセレクトし、 美文字で書き上げて毎日投稿している。 その達筆過ぎる筆使いと書かれた内容のギャップに、思わずニヤリとする人が続出! “ツボった!”、“刺さった!”、“笑った!”作品が満載の、 書きちらしワールドをお楽しみください。 書きちらしさんが監修した美文字練習ドリル付き! 書きちらし(カキチラシ):現役の薬剤師という本業を持ちながら、ネットに埋もれた気になる発言や文章を独自のセンスで取り上げ、美文字で自らしたためる術を持つ。書き上げた作品は毎日ツイッターに投稿中。

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  • 心が挫けそうになった日に(新潮文庫)
    4.2
    人生は挫折の連続だ。それを乗りこえていくのが人生ではないか。敗北をおそれず、勝利に甘えるな、と、小声で耳打ちするしかない。――この激動の時代をどのように生き抜けばいいのか。そして、生きていく上でのピンチをいかに克服するのか。不条理にみちた人生の危機からの脱出術を、自らの体験をもとに、深く丁寧に、そしてやわらかく伝える豊潤な講義録。『七〇歳年下の君たちへ』改題。
  • 幻世の祈り―家族狩り 第一部―(新潮文庫)
    完結
    3.8
    全5巻572~781円 (税込)
    高校教師・巣藤浚介は、恋人と家庭をつくることに強い抵抗を感じていた。馬見原光毅刑事は、ある母子との旅の終わりに、心の疼きを抱いた。児童心理に携わる氷崎游子は、虐待される女児に胸を痛めていた。女子高生による傷害事件が運命の出会いを生み、悲劇の奥底につづく長き階段が姿を現す。山本賞受賞作の構想をもとに、歳月をかけて書き下ろされた入魂の巨編が、いま幕を開ける。
  • パラアスリートの折れないココロのつくりかた
    値引きあり
    4.0
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 高1で車いす生活に。輝く笑顔を取り戻し、東京パラリンピックの切符を手にした瀬立モニカの、困難に負けない心を育てる秘訣。 「笑顔は副作用のない薬」―――周囲を笑顔にすることで、自分も笑顔になれる。 はじけるような笑顔で東京パラリンピックへの切符を手にした、パラカヌー日本代表・瀬立モニカ。 おてんばスポーツ少女だった高校1年のとき、事故で脊髄損傷という重い障害をおい、車いす生活に。 ふさぎこむ毎日から、パラカヌーでパラリンピック出場という夢に出会い、母やコーチ、地元の人びとなどの支えをうけ、再び笑顔をとりもどす。 困難に出会っても、前向きに力強く、毎日を心から楽しむ「笑顔の秘訣」を公開する自伝。 ココロが折れそうと感じたときに、前を向いて生きる力をとりもどすヒントが見つかる 「心の実用書」。 瀬立 モニカ(セリュウモニカ):1997年11月17日、東京都江東区に生まれる。高校1年の時、脊髄損傷の障がいを負い、車いす生活に。高2からパラカヌーを始め、パラリンピックを目指す。2016年リオデジャネイロパラリンピック8位入賞。19年世界選手権で5位入賞し、東京パラリンピック出場に内定した。
  • 老人と海(新潮文庫)
    3.8
    八十四日間の不漁に見舞われた老漁師は、自らを慕う少年に見送られ、ひとり小舟で海へ出た。やがてその釣綱に、大物の手応えが。見たこともない巨大カジキとの死闘を繰り広げた老人に、海はさらなる試練を課すのだが――。自然の脅威と峻厳さに翻弄されながらも、決して屈することのない人間の精神を円熟の筆で描き切る。著者にノーベル文学賞をもたらした文学的到達点にして、永遠の傑作。
  • コバルト名作シリーズ書き下ろしアンソロジー(1)龍と指輪と探偵団
    3.8
    コバルト読者なら誰もが知る名作シリーズに、書き下ろし最新作が登場! 『龍と魔法使い』(榎木洋子)、『レヴィローズの指輪』(高遠砂夜)、『東京S黄尾探偵団』(響野夏菜)、『女神さまのお気の向くまま』(前田珠子)の新作が読める!【目次】龍と魔法使い 龍の夢の花(榎木洋子)/レヴィローズの指輪 水の伯爵からの招待状(高遠砂夜)/東京S黄尾探偵団 夏休みだョ、全員集合!(響野夏菜)/女神さまのお気の向くまま 宴の前(前田珠子)
  • 母のあしおと
    4.4
    愛する妻の死後、楽しく暮らすことに後ろめたさを覚える夫。(「はちみつ」)「私はあなたのお母さんじゃない」恋人の言葉が忘れられない次男。(「もち」)義母に嫌われているのではないかと悩む長男の婚約者。(「ははぎつね」)母・道子の人生は"平凡"な、どこにでもあるものだったのだろうか──? 道子の死後から少女だった頃まで、その人生を遡る。七つの視点で綴られた感動の連作集。
  • つきのふね
    3.8
    親友との喧嘩や不良グループとの確執。中学二年のさくらの毎日は憂鬱。ある日人類を救う宇宙船を開発中の不思議な男性、智さんと出会い事件に巻き込まれる。揺れる少女の想いを描く、直球青春ストーリー!
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ
    3.8
    1巻572円 (税込)
    十三・十四・十五歳。きらめく季節は静かに訪れ、ふいに終わる。シューマン、バッハ、サティ、三つのピアノ曲のやさしい調べにのせて、多感な少年少女の二度と戻らない「あのころ」を描く珠玉の短編集。
  • あなたはここで、息ができるの?(新潮文庫nex)
    3.8
    なんでこんなことに、って、みんな思っているよね。私、観波邏々(かんなみらら)は二十歳の女子大生で、SNS 中毒で、アリアナ・グランデになりたくて。でも、いま目の前には倒れたバイク。潰れたヘルメット。つまり交通事故で死の瀬戸際。そんな私の時間は突然、ループし始める。青春が繰り返す。彼とまた出会って、恋をして、喧嘩して、そして。死も時間も飛び越える、絶対、最強の恋愛小説。
  • 恋愛映画のように、は
    4.4
    幼なじみでいとこ同士。他に恋人がいた時もあったりして、こんなふうに意識する日がくるなんて思いもしなかった。だけど、急に気づいてしまって、結婚することにして、そう家族に報告した時……!? 表題作ほか、女性の友情を描いたセンシティヴな中篇「夏の声」も収録。菅野彰書き下ろし原作を山田睦月が完全コミック化!! 夢のコラボレーションでおくるハートフル・ストーリーズ!!
  • 記憶屋
    3.6
    忘れたい記憶を消してくれる都市伝説の怪人、記憶屋。大学生の遼一は単なる噂だと思っていたが、ある日突然大切な人の記憶が消えてしまい、記憶屋の正体を探り始める……。切ない青春ノスタルジックホラー!
  • 再雇用されたら一カ月で地獄へ堕とされました
    3.0
    1巻572円 (税込)
    県立高校の社会科教師として38年間の教職生活を終えた笹川。定年後は常勤講師として再雇用され、4月から再び教壇に立つことになったが、それからわずか一ヵ月後、校長から衝撃の宣告を受ける。さらに、定年後の生活を見据えて、退職金の大半をはたいて実家の大規模リフォームを実施したが、明らかな手抜き工事が見つかってしまう。同時に、妻が勤務する学童クラブには閉鎖の話が持ち上がり…。「バラ色の老後」は、いったいどうなる!?
  • 人ノ町(新潮文庫nex)
    3.5
    旅人は彷徨(さまよ)い続ける。文明が衰退し、崩れ行く世界を風に吹かれるままに。訪れた六つの町で目にした、人々の不可思議な営みは一体何を意味するのか。終わりない旅路の果てに、彼女が辿り着く、ある「禁忌」とは。数多の断片が鮮やかに収斂し、運命に導かれるようにこの世界の真実と、彼女の驚愕の正体が明らかになる。注目の鬼才による、読者の認知の枠組みをも揺さぶる異形のミステリー。
  • よだかの片想い
    4.2
    顔に目立つ大きなアザがある大学院生のアイコ、二十四歳。恋や遊びからは距離を置いて生きていたが、「顔にアザや怪我を負った人」をテーマにした本の取材を受け、表紙になってから、状況は一変。本が映画化されることになり、監督の飛坂逢太と出会ったアイコは彼に恋をする。だが女性に不自由しないタイプの飛坂の気持ちがわからず、暴走したり、妄想したり…。一途な彼女の初恋の行方は!?
  • 私の裸(新潮文庫)
    3.7
    1巻572円 (税込)
    女は皆、平和を装っているだけ。ライターの天音は、妻としても職業人としても自己不全感を抱いていた。ある日、友人の紹介で俳優の朔也と出会う。人とは違う肉体を生かして役者になった朔也を取材するうち、彼の周りの女性たちが変貌した瞬間を知る。いい子の呪いに苦しむ鈴美、男性経験のない冬美恵、朔也の妻・理都子、そして天音自身も――。未知の私が現れる5編。『幸福なハダカ』改題。(解説・寺地はるな)
  • 持たざる者
    3.9
    僕はどこだか分からないここにいる―修人。全ての欲望から解放された、いや、見放された―千鶴。人生とは結局、自分自身では左右しようのないもの―エリナ。きっと、私がここから別の道を歩む事はないだろう―朱里。他者と自分、世界と自分。絡まり合う、四者の思い。思いがけない事故や事件。その一瞬で、ねじ曲がる。平穏な日常が、約束された未来が。混沌、葛藤、虚無、絶望。――現代社会の風潮を照射した傑作小説。
  • ホームズは北海道で怪異を嗤う
    3.0
    アフリカ帰りの医師・和戸一郎は、札幌にあるホームズ超常科学研究所・所長の河邊鐡臣の助手となった。眉目秀麗な青年実業家の河邊が、なんでオカルトでホームズ? 実は河邊には、ある事故をきっかけに16歳の可憐な少女の魂が乗り移っていた。河邊の意識が戻るのは一日15分。自分の身体に起こった謎を解くため、ホームズ&和戸さん(ワトソン)は、北海道で起こる謎の怪事件に挑む!
  • 恋の櫛―人情江戸彩時記―(新潮文庫)
    5.0
    指物師の職人の家に後添いとして入ったおしなだったが、なつかぬ継子と姑の苛烈な虐めに、耐えきれず家を出た。二年後、ばったり、夫に出遭ってしまう(「蝋梅」)。こっそり組織的に藩士に内職をさせていた貧乏藩。足軽勘七の透かし彫の柘植櫛が大店の跡取り娘の手に渡り、娘は「この職人に会いたい」と言い出した(「恋の櫛」)。江戸の各所で職人の技と意地と優しさが交差する。心温まる傑作四編。
  • 小夏と麦の物語
    3.0
    あるきっかけから殺処分寸前の犬「小夏」を引き取った真央。仕事も恋もうまくいかない毎日に、小夏がリズムを与えてくれる『ニューサマーオレンジ』。野良猫「麦」と暮らす夫婦に訪れた試練。生への希望と儚さを描いた『麦ねこ』。人間に寄り添う「小さな命」との温かくも穏やかな日々を描く中編小説二編を収めた感動の物語。
  • うばたまの 墨色江戸画帖
    4.0
    青井東仙は十一歳のとき貧しさから逃れるように家を出て、江戸で偶然出会った絵師・松山翠月に才能を見出され、弟子となった。しかし、夜具も食事も着物も与えられ満たされた暮らしに次第に創作意欲をなくして破門されてしまう―。才能に溺れ、落ちぶれた絵師が再起をかける、大江戸人情譚! 闇と現が隣り合わせの江戸で、東仙は再び夢を描く…。新・時代小説! 2018年ノベル大賞受賞作。
  • ぬるま湯女子会
    3.7
    1巻572円 (税込)
    婚活パーティで出会った、メーコ・カワイ・サモさん・成田屋。仕事や性格はそれぞれ違えど、婚活市場で戦友として闘っている。4人には恋愛がうまくいかない決定的な欠点がある。恋に臆病すぎるメーコ、性に奔放すぎるカワイ、高齢処女で恋愛経験がまったくないサモさん、バリキャリで隙を見せない成田屋――互いの姿を見て、自分が本当に欲しいものは何なのか、少しずつ前進していく。婚活や恋愛でうまくいかない全女性に贈る大人の青春小説!
  • 天皇陛下の私生活―1945年の昭和天皇―(新潮文庫)
    3.3
    太平洋戦争の敗色濃い昭和20年、大日本帝国の国家元首だった昭和天皇は、どのような日常生活を送っていたのか。正月、空襲警報発令後の宮中祭祀「四方拝」から、終戦時のクーデター未遂、翌年始に発せられた「人間宣言」の署名まで、皇室存亡の危機にあった1年間に焦点を絞り、『昭和天皇実録』をはじめ膨大な資料を読み解き、日々の暮らしや人間関係を鮮やかに甦らせたノンフィクション。(解説・門井慶喜)
  • ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫)
    3.6
    1巻572円 (税込)
    それは人生でたった一人、ボクが自分より好きになったひとの名前だ。気が付けば親指は友達リクエストを送信していて、90年代の渋谷でふたりぼっち、世界の終わりへのカウントダウンを聴いた日々が甦る。彼女だけがボクのことを認めてくれた。本当に大好きだった。過去と現在をSNSがつなぐ、切なさ新時代の大人泣きラブ・ストーリー。あいみょん、相澤いくえによるエッセイ&漫画を収録。
  • 東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編
    4.0
    バックパッカースタイルの旅取材を通して、東南アジア各国のローカル鉄道に長年乗ってきた著者。あるとき路線図をぼんやり眺めていて、気づいてしまった。あと一歩で東南アジアの鉄道の全路線制覇だと。残りの路線を完全乗車する旅が始まった。それがどれほど大変なことなのか、やがて思い知らされる。短い盲腸線を行ったり来たり、降りたら誰もいない真っ暗な駅で呆然としたり、時刻表にも載ってない謎の路線を求めてさまよったり。ディープでほっこりするアジア目線で綴った、東南アジア鉄道完乗紀行の第一弾、タイ・ミャンマー編。
  • 金曜のバカ
    4.0
    天然女子高生と気弱なストーカーが繰り返す、週に一度の奇天烈な逢瀬の行き着く先は――?(「金曜のバカ」)バカバカしいほど純粋なヤツらが繰り広げる妄想と葛藤! ちょっと変でかわいい短編小説集。
  • フリー!
    4.0
    緑川千春は食品メーカーの子会社の広告代理店に働く37歳。仕事や恋愛に心をすり減らされる日々に、疲れはもう限界だ。かつての恋人が教えてくれた、千春のとっておきの癒し場所、日本酒バー『drop』。お店で出会った人々との交流の中で、千春は新しい道を探し、進んでいく。『残花繚乱』、小説版『嘘を愛する女』で話題の著者による、自活する女性の苦悩、決断、努力……それに伴う内面の葛藤を丹念に掬いとった長編小説。
  • 薔薇の純情 背徳の黒き貴公子
    3.7
    “教皇庁”所属で凄腕ヴァンパイア・ハンターのジェーンとアニー。理想の旦那様をさがすアニーと、ちょっと奥手なジェーンのもとに新たな依頼が舞い込んだ! 依頼人は美貌のドルエイク伯爵。妹ナターリアが〈K〉と名乗るヴァンパイアに狙われているという。ところがジェーンとアニーが城に泊まり警戒する中、ナターリアが突如失踪してしまい!? ノワール・ファンタジー開幕!
  • おおかみこどもの雨と雪
    4.1
    1巻572円 (税込)
    「好きになった人が、おおかみおとこだった。」大学生の花(はな)は、彼と出会ってすぐに恋に落ちた。いつも襟の伸びた同じTシャツを着ていた彼は無口だけどとても優しい人だった。彼がおおかみおとこだと知ったときも、驚きも自然に受け入れることが出来たのが自分でも不思議だった。彼はおおかみと人との間に生まれ、その血を受け継ぐ最後の存在だった。やがて、花は妊娠する。そして彼との悲しい別れ――。一人になった花はおおかみの血を継ぐ二人の子供、雪と雨を独りで育てることに……。
  • 焼肉ドラゴン
    4.0
    1巻572円 (税込)
    万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。 関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花、梨花、美花の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。 失くした故郷、戦争で奪われた左腕。つらい過去は決して消えないけれど、“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる”それが龍吉のいつもの口癖だった。 そして店の中は、静花の幼馴染・哲男など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで、泣いたり笑ったり--。 そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった--。伝説の舞台を演出家自ら映画化&小説化!
  • 今夜、2つのテレフォンの前。
    4.0
    幼馴染みの想史に片思いの女子高生・志奈子。別の高校に通うようになってから、想史は口をきいてくれなくなってしまい、不安を募らせている。そして志奈子は、毎晩想史とは違う大人の男――顔も知らない高校教師――と電話をしていた。一方、志奈子と電話をしている高校教師の直江は、初恋の女性の結婚が決まったと聞き、焦っていて? 時空を超えた「片想い」物語!
  • 我が心の底の光
    3.7
    母は死に、父は人殺し、そんな峰岸晄は暗い少年時代を送っていた。孤独の闇の中で、晄が向かう先は――。八〇年代のこの国に生を享けながら、豊かさとは無縁に飢えて育ち、感情を殺して生きる晄の、心の底に差す光は何なのか? 全編を覆う「無温の世界」。身を震わせるラストの衝撃! 胸を撃ち抜く傑作長編!
  • 父と子の旅路
    4.1
    青年弁護士・祐介のもとに難題がまわってきた。その難題とは、自分の両親を惨殺した死刑囚の再審を担当して欲しいという酷い依頼だった。悩み苦しんだ末、祐介はひとつの結論をだした・・・。法廷ミステリーの第一人者が新境地を拓いた意欲作の文庫化!! ※TVドラマ『家族の旅路 家族を殺された男と殺した男』(フジテレビ系全国ネット「オトナの土ドラ」枠/東海テレビ開局60周年記念作品/2018年2月~/全8話予定)の原作本です。本作を原作としたドラマは、滝沢秀明・遠藤憲一・谷村美月など豪華キャストの熱演が話題の心揺さぶられる作品。原作と共に必見です!
  • 解毒 エホバの証人の洗脳から脱出したある女性の手記 (角川ebook nf)
    4.7
    幼少時から家族でエホバの証人に入信した女性の苦悩に満ちた半生と洗脳が解けるまでを描くノンフィクション。DV、2度の離婚、自殺未遂、家族との断絶などを経て、どん底から彼女はアイデンティティを確立していく。洗脳の恐ろしさと「毒抜き」の過程が克明に描写された貴重な手記。 ※本書は、2016年1月23日に配信を開始した単行本「解毒 エホバの証人の洗脳から脱出したある女性の手記」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • 二千七百の夏と冬 : 上
    3.7
    1~2巻572円 (税込)
    ダム建設工事の作業中に、縄文人男性と弥生人女性の人骨が発見された。二体はしっかりと手を重ね、互いに顔を向け合った姿であった。三千年近く前、この男女にいったいどんなドラマがあったのか? 新聞記者の佐藤香椰は次第にこの謎にのめりこんでいく――。時代のうねりに翻弄された悠久の愛の物語。
  • セックスボランティア(新潮文庫)
    3.7
    「性」とは生きる根本――。それはたとえ障害者であっても同じことだ。脳性麻痺の男性を風俗店に連れていく介助者がいる。障害者専門のデリヘルで働く女の子がいる。知的障害者にセックスを教える講師がいる。時に無視され、時に大げさに美化されてきた性の介助について、その最前線で取材を重ねるうちに、見えてきたものとは――。タブーに大胆に切り込んだ、衝撃のルポルタージュ。
  • 透明な迷宮
    3.8
    深夜のブタペストで監禁された初対面の男女。見世物として「愛し合う」ことを強いられた彼らは、その後、悲劇の記憶を「真の愛」で上書きしようと懸命に互いを求め合う。その意外な顛末は……。表題作「透明な迷宮」のほか、事故で恋人を失い、九死に一生を得た劇作家の奇妙な時間体験を描いた「Re:依田氏からの依頼」など、孤独な現代人の悲喜劇を官能的な筆致で結晶化した傑作短編集。
  • さびしい女神―僕僕先生―
    4.3
    苗人の国を襲った大旱魃。その原因は王弁が出会った少女にあった。さびしがり屋で、話し下手で、でも人と触れ合いたい女神「魃」。王弁は枯れゆく国と魃を救うため、神々を探す旅に出る。宇宙に飛び出し、時空をも越え、神仙たちの古代戦争を目撃した王弁を待っていたのは、あまりに残酷な魃と僕僕の過去だった──。救うべきは女の子か、それとも世界か。怒濤のシリーズ第四弾。
  • 月光とアムネジア
    3.6
    60年間、誰にも姿を見られることなく殺しを続けてきた伝説の殺人者、町田月光夜が“レーテ”に入った。“レーテ”とは、入りこんだ者の記憶を三時間ごとにリセットし、重篤な認知障害を引き起こす特殊空間が、直径数キロ以上にわたって出現する現象なのだ。月光夜を追って“レーテ”に進入した捜査部隊は、謎の少女をはじめ次々と奇怪な現象に遭遇する! 余人の追随を許さぬ、牧野修の、複雑怪奇ミステリアス幻想長篇。
  • 幽落町おばけ駄菓子屋 星月夜の彼岸花
    4.2
    大学生になって二回目の夏休みを持て余していた御城彼方(みじょうかなた)は、水脈(みお)や真夜(まや)と一緒に湘南の海に出かける。しかし、水脈の目的は忍に会う事であった。江の島で忍や共にいた朱詩と合流した水脈たちは、江の島の岩屋に祀られる五頭龍を訪ねる船の中で「海坊主」の噂を耳にする。実際、岩屋に祀られた五頭龍も連続する水難事故を憂いており、一行は何とかしてほしいと頼まれる。彼方の将来に対する不安や希望、忍と意外な友情で結ばれている都築とその生い立ち等、主要キャラクターたちの変化がみられる、大人気シリーズ第8巻! 巻末には、キャラクターや水無月堂の設定資料を特別収録!
  • 私の暮らしかた
    3.8
    大貫妙子――凜とした楽曲と透きとおった声で多くのファンをもつ、シンガー&ソング・ライター。その飾らない生き方にも共感が寄せられている。葉山での猫との暮らし。年下のパリの友だち。コスタリカで出会ったナマケモノ。歌い手としてさまざまな土地を訪れ、歌わない某日は田植えに出かける。母なる自然と自らの内なる声に耳を澄ます。愛おしい日々をまっすぐ綴る、エッセイ集。
  • 愛の年代記
    4.1
    かくも激しく美しく恋に身をこがし、生きて愛して死んだ女たち――歴史資料の片隅に、わずかに残されたその華麗な生の証しをもとに、欲望・権謀の渦巻くイタリアの中世末期からルネサンスにかけて、《恋の歓び、哀しみ、憤り》など、さまざまな愛のかたちを抽出する。『大公妃ビアンカ・カペッロの回想録』『ドン・ジュリオの悲劇』など、胸ときめく恋の物語9編を収録。
  • 回廊封鎖
    3.7
    連続する殺人事件には共通点があった。見せしめのような殺害方法、被害者は破綻した大手消費者金融「紅鶴」の元社員。それに気付いた刑事・久保田は事件を追い始める。紅鶴に人生を破壊された男たちの復讐劇の最後にして最大のターゲットは社長一族の元専務・紅林伸夫。決着の場所は、六本木の巨大ビルで行われる映画祭。その壮絶な結末とは――!? 現代社会の闇に向き合った渾身の犯罪小説。
  • 幸福な日々があります
    3.9
    「夫としてはたぶんもう好きじゃないんだよね」。三十六歳で結婚をしてから十年を迎える年の正月、お雑煮を食べながら森子は祐一に告げた。別に嫌いになったわけじゃない。親友としてなら、好き。けれどももう一緒にはいたくない。戸惑う夫を尻目に森子は一人暮らしの準備をし、離婚の手続きを進めようとする――。恋とは結婚とは、一体何なのか。女性の心に潜む本音が共感を呼ぶ長編小説。
  • 山内くんの呪禁の夏。
    5.0
    1~2巻572~660円 (税込)
    小学六年生の山内くんは、大小さまざまな災難に巻きこまれて育った。昔、そんな山内くんにお守りをくれた「男の子」――紺と再会した山内くんは、紺によって「この世ならぬもの」が見える目にされてしまい……?
  • ユタとふしぎな仲間たち
    3.8
    東京育ちの少年・勇太は、父を事故で亡くし、母に連れられ東北の山あいにある湯ノ花村に移ってきた。村の子供たちになかなか馴染めず退屈な毎日を送っていたが、ひょんなことから不思議な座敷わらしたちと出会った。彼らとの交友のなかで、いつか勇太はたくましい少年へと成長していく――みちのくの風土と歴史への深い思いがユーモアに包まれ、詩的名文に結晶したメルヘン。
  • 黒冷水
    3.8
    兄の部屋を偏執的にアサる弟と、執拗に監視・報復する兄。出口を失い暴走する憎悪の「黒冷水」。兄弟間の果てしない確執に終わりはあるのか?当時史上最年少十七歳・第四十回文藝賞受賞作!
  • 赤と白
    3.8
    【第25回小説すばる新人賞受賞作】冬はどこまでも白い雪が降り積もり、重い灰白色の雲に覆われる町に暮らす高校生の小柚子と弥子。同級生たちの前では明るく振舞う陰で、二人はそれぞれが周囲には打ち明けられない家庭の事情を抱えていた。そんな折、小学生の頃に転校していった友人の京香が現れ、日常がより一層の閉塞感を帯びていく……。絶望的な日々を過ごす少女たちの心の闇を抉り出す。
  • 数学者の休憩時間
    4.3
    コンピュータにはなく、人間の思考にだけあるもの、それは「死」の感覚と「他人の不幸を思いやる気持ち」。数学者だからこそ見極められた明晰な論理の底には、深い情緒が流れている。妻の初産にうろたえる夫の心、思考の限界に挑む学者の気概、父・新田次郎の足跡をいつくしむ旅の日記。そしてちょっとトボけた身辺雑記。数学者にして名うてのエッセイストが贈る、選りすぐりの随筆集。
  • 背徳者
    3.6
    ジッドがアフリカに旅して病気になり、回復後に生命の喜びを見出した当時の魂のありさまを、告白的に小説として描いたもの。一考古学者がアフリカに新婚旅行に出かける途中大病にたおれて、一時は死に瀕するが、ようやく回復期に至ったとき、生きる喜びを知り、彼の心に一大革命が起る。既成のモラルや組織に安住できぬ魂の苦悩を綴った、ジッド最初の物語作品。一九〇二年作。
  • ロミオとジュリエット
    3.7
    モンタギュー家の一人息子ロミオは、キャプレット家の舞踏会に仮面をつけて忍びこんだが、この家の一人娘ジュリエットと一目で激しい恋に落ちてしまった。仇敵同士の両家に生れた二人が宿命的な出会いをし、月光の下で永遠の愛を誓い合ったのもつかのま、かなしい破局をむかえる話はあまりにも有名であり、現代でもなお広く翻訳翻案が行われている。文庫化されなかった福田恆存訳による、世界恋愛悲劇の代表的傑作の登場。
  • あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(上)
    4.0
    1~2巻572円 (税込)
    高校生の今はばらばらの幼なじみたちは、とつぜん帰ってきた少女“めんま”の願いを叶えるために再び集まることに……。大反響アニメを、脚本の岡田麿里みずから小説化。小説オリジナル・エピソードも含む上巻。
  • 貞子VS伽椰子
    4.3
    ホラー史上最恐のヒロイン対決、ついに実現。 ホラー映画の主演を依頼された劇団員の恵子。しかし、監督が不審死、恵子は居合わせたフリーライター・小堺と共に、現場にあった「呪いのビデオ」を観てしまう。二人は貞子に呪い殺される前に、入れば伽椰子に捕まり二度と戻れなくなるという「呑む家」への侵入を決意。呪いの相殺を狙い、その顛末をドキュメンタリーとして映像に記録することに。撮影当日、クルーが次々と姿を消していく中、ついに貞子と伽椰子が姿を現わし……。
  • 冷え症・貧血・低血圧
    値引きあり
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 肩こりがひどい、季節の変わり目になるとひどい頭痛がする、めまいでふらつく、寝つきが悪い……。 その症状の原因は「冷え」かもしれません。 最近では、冷えが高じてほてりを感じる「冷えのぼせ」の人も多く、そんな冷えはなかなかとるのが難しいもの。 しかしほおっておくとだんだん悪くなり、別の病気を引き起こしかねません。東洋医学では「冷え」は明らかな症候とされ、治療の対象です。西洋医学ではとらえどころのない病気も、東洋医学からみると対処法が見つかることがあります。女性に多く、治療の対象になりにくい低血圧症、貧血とあわせて、自分でできる生活療法、食事の工夫、入浴の仕方などを紹介します。
  • 美幸
    3.7
    学校で執拗ないじめにあい、悲惨な学生時代を過ごしてきた美幸。社会に出て出合った男に自分と同じ境遇を感じて無償の愛を捧げることを誓う。やがてその愛はエスカレートし、彼を悲しませる要因を排除していくが…。
  • 春の嵐
    4.2
    少年時代の淡い恋が、そりの事故を機に過ぎ去り、身体障害者となったクーンは音楽を志した。魂の叫びを綴った彼の歌曲は、オペラの名歌手ムオトの眼にとまり、二人の間に不思議な友情が生れる。やがて彼らの前に出現した永遠の女性ゲルトルートをムオトに奪われるが、彼は静かに諦観する境地に達する……。精神的な世界を志向する詩人が、幸福の意義を求めて描いた孤独者の悲歌。
  • 一年四組の窓から
    3.7
    中学1年の夏に引っ越すことになった井嶋杏里。転校でなじめない中学の校舎で、使われなくなった教室『1-4』に入った杏里は、市居一真と出会う。杏里に出会った一真は、杏里に絵のモデルになって欲しいと頼む。そこから物語は始まった――。杏里、一真、そして、かけがえのない友だちと家族。悩みながらも成長する14歳を描いた、あさのあつこの青春傑作小説。
  • からたち童話専門店 ~えんどう豆と子ノ刻すぎの珍客たち~
    4.0
    答えは、おとぎばなしに隠れている――倉敷を舞台におくる、ほっこりあやかし譚。父が海外勤務となり、高校生の零次は倉敷へやって来た。亡き母が営んでいたカフェを長兄・神が引き継ぎ、これからは兄弟――医大生の次兄・悠貴、双子の弟妹・尊と彩佳、そして自分の五人で暮らすのだ。お向かいの『枳殻(からたち)童話専門店』の店主・九十九は優しげな美青年だが、神と確執があるらしい。ある雨の夜、『枳殻童話専門店』へ入っていく謎の客を目撃した零次だが…?
  • ベビ待ちゴコロの支え方
    値引きあり
    4.2
    2012年6月に女の子を出産した矢沢心さん。 実は約6年にわたる不妊治療や流産を乗り越えての妊娠でした。 ときには悩んだり落ち込みながらも、「それでも一度もあきらめたことはなかった」という矢沢さんが、自身の体験を振り返りながら、自分と同じ悩みを持つ人に向けての「心の持ち方のコツ」をやさしく語ります。妊活ビギナーさんにも役立つ「知っておきたい基礎知識」など医学的なコラムも充実。夫・魔裟斗さんのスペシャルメッセージや、矢沢さんが陣痛中に描いた「子宝を呼ぶ富士山の絵」も収録。 これから妊活を始めたいカップル、妊活真っ最中のカップルのココロを支えてくれる1冊です。
  • まぶた
    4.0
    15歳のわたしは、高級レストランの裏手で出会った中年男と、不釣合いな逢瀬を重ねている。男の部屋でいつも感じる奇妙な視線の持ち主は?──「まぶた」。母のお気に入りの弟は背泳ぎの強化選手だったが、ある日突然左腕が耳に沿って伸ばした格好で固まってしまった──「バックストローク」など、現実と悪夢の間を揺れ動く不思議なリアリティで、読者の心をつかんで離さない8編を収録。
  • ひとりでも生きられる
    3.7
    愛がなくては生きていけない、そして滅びることのない愛もまた存在しない。純粋さゆえに、より多く愛しより多く傷ついた著者の半生を振り返り、生きること、愛することの意味をすべての女性に向けて優しく説く永遠の名著。妻とは夫とは、人を愛することとはなど、男と女の本質に迫る数々の名言や、ジャンルを問わない交友関係のエピソードも満載。恋や人生に悩む今どきの女子たちとの赤裸々人生相談を新たに収録。
  • シャッター通りに陽が昇る
    3.6
    瀬戸内の城下町“さぬき亀山市”。かつては大勢の客で賑わった亀山商店街だったが、今ではわずかに数店舗が開いているだけの寂しいシャッター通り。東京からドロップアウトして戻ってきた果物屋の一人娘、英里子はその光景を目にして商店街の復興を決意するが――。芸術家の道風、左遷中の銀行マンの田嶋ら、個性豊かな面々と力を合わせて地元のために奮闘する、アラフォー女性の町おこし小説。

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