ブックライブの書店員おすすめレビュー

すべて のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    屑の信念で屑を裁く、新たなダークヒーロー
    この作品の魅力は、復讐代行屋の2人・カモとトラのキャラにある。
    「法で裁ききれない悪人に制裁を加える」という話は、漫画でもドラマでも多く見る設定だ。しかし、裁く側がサイコパスや快楽殺人者、はたまた人智を超えた存在だった場合、目を覆いたくなる

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    特に目立つわけでもないけれど、なぜかモテる男性っていますよね。ニシノユキヒコはまさにそんな男。モテすぎるがゆえに、交際~浮気~別れをエンドレスで繰り返す。そんなニシノユキヒコの人生を、彼に恋したりされたりした女たちの目線から語り継ぐ物語。しかし、ニシノユキヒコは読み終わってもどこかふわふわした存在の

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    藤原竜也・綾瀬はるか他、豪華キャスト出演の映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」原作小説としてご存知の方も多いのではないでしょうか。作者である米澤穂信といえば、TVアニメ「氷菓」の原作シリーズ「古典部シリーズ」をはじめとした“小市民シリーズ”など、人の死なない日常系ミステリを得意とするイメージが

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    FacebookやTwitterの利用が増えたためか、ここ数年で「伝え方」をテーマにした本がずいぶん増えました。なかでも今年よく目にしたのが、この本。

    著者は数々の受賞歴を持つコピーライターですが、昔は伝えることが大の苦手だったそう。そんな彼が苦労の末、発見した「伝え方の技術」は読むだけでも面

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    2012年の本屋大賞を受賞し、松田龍平さんと宮﨑あおいさん主演の実写映画でも話題となった本作。
    いつもなにげなーく使っている辞書の裏側に、こんなドラマが潜んでいたとは…!
    「辞書」の持つ、愛想のなさやお堅いイメージのせいか、エライ先生たちが事務的にクールに作っていると思っていたのは、どうやら間違

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    上野千鶴子が世に介在する男女観を記号論的に分析し、我々の中で無意識的に培われた性差にまつわる自意識の存在を公にしたとき、日本はバブルムード最高潮で「モテ」が支配する世界にいて、そんな中一部の対極に『オリーブ』が位置していて、彼らはカウンターカルチャー的に「モテ」を内在化していた、そんな80年代。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    【2014年本屋大賞2位受賞作品!!】
    病で夫<一樹>を亡くしたテツコと、一樹の父親<ギフ>の、奇妙だけど切ない、悲しいけどどこかあたたかい、二人暮らしの物語。
    この物語は、この三人の話だけでなく、一樹の幼馴染や従兄弟、テツコと結婚したい<岩井さん>、ギフの亡き妻<夕子>などそれぞれの人物にスポ

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    同じキャリア警察官の主人公「竜崎」と、幼馴染「伊丹」の物語。
    とにかく「竜崎」のキャラ設定が秀逸!万事の『原理原則』に忠実で、しがらみの多い警察機構の中、ただひたすら『正論』『理屈』を武器に超合理的に全てを進めていく姿が痛快になってくると、あなたは立派な「竜崎」ファンです。堅物過ぎてヤな奴なのは否

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    1日経ったらどんな記憶も忘れてしまう特異体質の探偵・今日子さんと、いつもトラブルに巻き込まれるフリーター隠館くんの物語。設定自体はもっとも探偵には不向きと思われるのに、それが逆に物語をスピーディーな展開にしていて…凄いです!

    隠館くんが今日子さんとどんなに仲良くなっても、今日子さんは絶対に忘れ

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    2009年に満34歳でこの世を去った伊藤計劃先生。普段SFを読まないため、縁遠かったのですが、シンプルかつ恐ろしい表紙とタイトルに惹かれ…。
    何をするにも本人認証が必要となり、いつ、どこで、何をしたかが全て記録・管理されるようになった近未来。それにより全世界が平和になるのでは決してなく、「ジェノサ

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「ファンタジスタ不要論」。1990年代にその言葉が聞かれるようになってから、ロベルト・バッジョを始めとする数多のファンタジスタたちはその存在意義を問われた。
    しかし!現代の日本に、とびきりのファンタジスタが現れた。
    その名も関くんである。もちろんサッカーマンガ、ではない。
    関くんが教室で織り成

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    あなたは何のためにマンガを読むだろうか。娯楽?暇つぶし?感動したい?
    それらを求めている人には、このマンガは不向きだ。

    退屈を嫌う主人公・将也が、聴覚障害を持つヒロイン・硝子をいじめるところから物語は始まる。「障害といじめ」という、少年誌にしてはディープなテーマを描いているが、「いじめる側」

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    30歳独身男。香川出身で東京在住。実家はうどん屋で、現職はウェブデザイナー。
    出身や境遇は違えど、主人公の宗太のように、都会に憧れて、上京して早数年なんて人は、星の数ほどいるんじゃないかと思う。実家近くのスーパーで、子連れの同級生に偶然出会ったりして、いろいろと考えさせられるなんてこともよくある話

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    マンガ大好き!マンガのことなら俺に聞け!というアナタ。
    そんなアナタなら、マンガを発行している出版社にも詳しいはず。
    『飯田橋のふたばちゃん』は、そんなアナタにピッタリの出版社擬人化マンガ。
    とにかくスポーツが好きな「講談ちゃん」や、結果が出なければ何でも10回で打ち切る「集英ちゃん」、100

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ジャズ、バンカラ、学ラン、佐世保弁、そばかす。この中でひとつでも気になるワードがあった人には絶対オススメ!個人的には全てのワードがどツボです!!
    舞台は1960年代の長崎。東京から引っ越してきたちょっぴり神経質な主人公・薫が、豪快なバンカラ青年・千太郎と出会い、二人はジャズを通して心を通わせます。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    10代の少年少女たちの内面をこれでもかというほどエグく表し、ネットで話題騒然となったオムニバスマンガ、通称「空灰」。善意でやったことが裏目に出たり、本音と違う言葉をかけて誤解されたりと、色んなことが「うまくいかない」人たちの不器用さが描かれている。
    おすすめは2巻の「こんなにたくさんの話したいこと

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    良作のバイクマンガが出た。であれば書評を書かずにおれようか。なぜならこの身は、バイク乗り(ライダー)であるが故……。
    という訳で面白バイクマンガのご紹介!某軽音部よろしく、女子高生がバイク部でワイワイする話です。我ながらザックリとし過ぎな気もする紹介ですが、しかし侮るなかれ!バイク好きなら思わずニ

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    試合に出ること。
    それを当たり前のことのように描いているスポーツマンガは、やはりフィクションだと感じてしまう。
    『ダイヤのA』は野球エリートを集めた強豪校を舞台にした高校野球マンガである。甲子園に出ることはとても難しいことだが、甲子園を目指すチームで試合に出ることは、同じくらいに難しいことだ。甲

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「おれにトス、持って来い!!!」「とべ ボールは俺が持って行く!」
    主人公のウイングスパイカー・日向と、かつて敵だったセッター・影山がチームメイトになり、古豪が再び飛翔する!
    前作『詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。』の時はどちらかというと「邪道」な作風でしたが、今回はジャンプならではの、仲間と切磋琢

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    関ヶ原の戦の最中、突如として異世界へと送り込まれた島津豊久。エルフやドラゴンなどもいるファンタジックな異世界に、豊久だけでなく「ドリフターズ(漂流者)」と呼ばれる歴史上の偉人たちが集う。そして始まる異世界での国奪り。
    途方に暮れたくなるほど荒唐無稽な設定に「ぬおっ」と思いながら、戦闘描写の迫力やテ

    2022年07月20日