書店員レビュー一覧:小説・文芸

  • ぼくは愛を証明しようと思う。
    実践的恋愛小説!
    主人公の渡辺は彼女に振られ自暴自棄になっている非モテ。ある日仕事で知り合った永沢さんに恋愛工学の手ほどきを受けて、次々と女性を口説けるようになるが。イエスセット、バックトラックなど、恋愛工学の手法はカタカナ語が多く、大げさ感があって、必殺技みたいでいちいちかっこいい(笑)全ての女...続きを読む
  • いろいろあった人へ 大人の流儀 Best Selection
    ベストセラー『大人の流儀』シリーズより抜粋して編集されています。淡々とした優しい文章で、幼いころから現在まで、様々な場面での出逢いと別れが書かれています。親しい誰かを失うことは、誰もが体験しうることであり、身を切られるような悲しい気持ちになります。著者自身もそのような悲しみを感じながら、その一方で、...続きを読む
  • 竜馬がゆく
    恥ずかしながら初めて読みました。昔から有名な作品ということは知っていましたが「どうせ竜馬は死ぬんだろ…」と手をつけなかったのです。何ともったいない!
    沢山のビジネス書や自己啓発書がありますが、若人たち、まずは『竜馬がゆく』を読みましょう!物語を通して自由闊達な発想・先を読む力・間の取り方・人脈など...続きを読む
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男
    タイトルからは想像もつかないが、ビジネスにもためになる!金言満載の自叙伝です。
    いい女を抱くため、それだけのために金を稼ぎ、使う、究極のミニマリストともいえる著者。最初のビジネスであるコンドームの訪問販売⁉︎は緻密なマーケティングとニッチを攻める嗅覚に脱帽です。さらに、実演販売をするくだりは笑いな...続きを読む
  • 太陽と乙女
    『四畳半神話大系』『有頂天家族』など、人気作品をポンポン世に放出する、森見登美彦先生のエッセイ集! 書くことを生業にするまでの森見先生の人生からご友人やご家族のお話、はたまた小説のネタ探しのコツまで、ファンにはたまらない贅沢な1冊です。先生の作品に心惹かれて、京都に足を運ぶファンが多いと思いますが(...続きを読む
  • コーヒーが冷めないうちに
    有村架純主演で映画化決定!過去に戻れる喫茶店を訪れた女性たちの、愛情と後悔、過去と未来の物語。登場人物は、結婚を考えていた彼氏と別れた女性、記憶が消えていく男と看護師、家出した姉とよく食べる妹、この喫茶店で働く妊婦。彼女たちには、「過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない」というルールがあ...続きを読む
  • ぶらりぶらこの恋
    ピアノ付きの家、優しい恋人と美味しい食事。ピアニストのるり子は婚約者の宗介と幸せな暮らしを送る一方で、地に足のついた未来を恐れてもいた。その不安から、彼女はピアノを習いに来る魚屋勤務の暁生に惹かれるように。どうして一度に二人の人を好きになっちゃいけないんだろう――。やがてるり子は大きなしっぺ返しを食...続きを読む
  • 誰も書かなかった 武豊 決断
    武豊はやはり凄い!
    父の邦彦氏が元名ジョッキーなのは誰もが知っている通り。しかし武の曽祖父とその兄が近代日本競馬の礎に大きく関わっていたとは・・・全く知りませんでした。
    ただサラブレッド同様、血統が良ければ活躍が約束されているわけではなく、努力・経験・強運を以て現在の地位を築くまでが本作に詰まっ...続きを読む
  • 燃えつきるまで
    仕事を主軸にしながら長年付き合っている彼もいて、それを改めて考えることはしていないが、充実した生活を送っていた矢先、突然彼からの別れ話。その現実を受け入れることが出来ないまま、どうにか前の充実した生活を取り戻そうと努力するけれども現実はそうはいかない。そんな状態に追い打ちをかけるように元彼の今を知っ...続きを読む
  • ヴァンパイアハンター・リンカーン
    今でもその生涯が映画化されるほどの人気を誇るアメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーン。「人民の、人民による、人民のための政治」というゲティスバーグ演説は教科書や偉人伝でもおなじみです。
    そんなリンカーンが実は吸血鬼と戦うヴァンパイアハンターだった!というこのタイトルそのままの衝撃作。
    ...続きを読む
  • あぽやん
    「あぽやん」とは、空港に勤める旅行会社スタッフのこと。旅行業界用語で「空港(Airport)」を意味する略語「あぽ(APO)」が元になっています。華やかな空港でお客様を海外に送り出す大切な仕事…のはずなのですが、実は他に行き場がない社員が異動させられる閑職になっていたのです!
    上司の不興を買い空港...続きを読む
  • 不毛地帯
    初めて『不毛地帯』を読んだとき、圧倒的な感動が胸に押し寄せ、しばし呆然としてしまいました。けして、楽しいばかりの話ではありません。戦争の話、抑留の話、友の死、そして―。
    “結局、古き良き昭和の話だよねー”と言う人もいるでしょう。でも、そんな陳腐な言葉は寄せ付けないほどのドラマがここにあると、私は声...続きを読む
  • アルゴ
    1979年11月4日。イラン革命下にて発生したアメリカ大使館占拠事件。大使館から脱出し街に潜伏した6名の職員を救出するため、CIAが取った驚きの脱出作戦。『アルゴ』はこの作戦を発案し実行した元秘密工作員が、当時を振り返って記した真実の物語です。
    イランが革命に至る過程を丁寧に辿った後は、変装や身分...続きを読む
  • ながい坂
    幼いころ、下級武士だった父の卑屈な態度を見て、「出世してやる!」と誓った小三郎は、文武に努力を重ねて階段を上がっていきます。しかし、成長を重ねるにつれ、ライバルや師と出会い、社会への視野を広げることによって伸びる力を養い、才能を認めてくれる見えない力によって「人生の長い坂道」を一歩一歩上がってきたの...続きを読む
  • 天使のナイフ
    江戸川乱歩賞を受賞したこの作品は、薬丸岳さんのデビュー作となります。ミステリー作家の登竜門として有名な賞なのですが、毎回、受賞作のレベルの高さは折り紙つきです。その中でもこの作品は、東野圭吾さん、高野和明さんらの受賞作を凌駕する圧倒的な完成度で興奮と感動を与えてくれます。
    少年犯罪の被害者家族が主...続きを読む
  • シャーロック(BBCドラマ)・ケースブック
    日本でも大反響を呼んだ英国ドラマ「シャーロック」。誰もが知るあの名探偵が現代の人物だったら?という驚愕の設定と、原作小説を見事にアレンジした脚本で社会現象を巻き起こした人気ドラマの解説本が電子書籍で登場!
    本書はシャーロック・ホームズの相棒ジョン・ワトソンによる捜査資料を集めたスクラップブックを完...続きを読む
  • 亡国のイージス
    どうすれば20代でこんな骨太の長編が書けるのでしょうか。そして人の人生を語れるのでしょうか。読み進めながらそのことに感動します。映画化もされましたが、活字で想像を働かせた方がよほどスケールが大きく感じられる作品です。
    登場人物の背景が印象的に描かれる前半から、それが徐々にクロスしていき、それぞれの...続きを読む
  • そして誰もいなくなった
    アガサ・クリスティーの最高傑作ともいわれる作品。刊行されたのは約70年前だが、今もなお評価が高い。映画化もされており、ファンでなくとも、作品名を聞いたことがある方も多いだろう。
    「クローズド・サークル」(外界との接触が断たれた状況で起こる事件)の代表作としても有名で、孤島に招待された男女が一人ずつ...続きを読む
  • 皇国の守護者
    人と龍が共存し、様々な取り決めを持った大協約世界。日露戦争を彷彿とさせる戦場が舞台の架空戦記小説です。世界観や人物像、戦記物には必要不可欠な戦略・戦術が細部まで深く作り込まれ、その説得力には感嘆のため息が出るばかり。
    主人公・新城直衛は、剣牙虎(サーベルタイガー)を戦力として運用する実験部隊「剣虎...続きを読む
  • 陰陽師
    和風ファンタジーの題材としてすっかりおなじみの陰陽師。そのブームの火付け役であり、9月に市川染五郎・市川海老蔵らによる歌舞伎座公演も決定したのがこの「陰陽師」シリーズです。
    平安時代の天才陰陽師、安倍晴明。その親友で音楽の才能豊かな源博雅。この二人が鬼や生霊など様々なものの怪にまつわる怪異を解き明...続きを読む