イーロン・マスクと言えば、テスラ・スペースX・Twitterなどの世界的な買収や経営、起業に携わっています。
そんな彼がどんな人生を歩んで来たのか、生まれや育ちなどが気になり、読んでみました。今も大変ハンサムですが、子供の頃は本当に可愛い子供で、青年期はすごいイケメンです。幼少の頃の話や、親や祖父母のこと、子供の頃のいじめや挫折や苦悩など詳細に書かれており、この人は天才ではありますが、かなりの努力の人だということがわかります。
いちばん意外だったのは、イーロン・マスク自身が自分の性格をなんとかしたいと思っているところです。
また、スケールの違う苦悩を味わっているところに脱帽です。
とても人間らしさを感じられ、意外な一面を知ることが出来て、彼自身を応援したくなる1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年05月01日
テスラ・スペースX、そして私生活。
それぞれのエピソードに既視感を覚える。
そうだ、アイアンマンと宇宙兄弟だ!
(アイアンマンに関しては実際に本文中に記載がありました)
この世界は高位存在のシミュレーションだという考え方、私も面白い発想だと思います♪
Posted by ブクログ 2024年04月26日
めちゃくちゃ面白かった。
スティーブ・ジョブズを読んだときにも思ったのだが、ウォルター・アイザックソンの書く自伝は気持ちよく読める。
本人や周辺への取材で、できるだけ素のままかつ、多面的に知ることができる。
特に心に残った部分を挙げる。
▼リスクテイカーであるとこ
遺伝子と家庭環境によって、超リ...続きを読むスクテイカーになった。
他の人が取れないリスクを取れることが、スペースXとテスラの成功の一つの要素だろう。
単にリスクを取るだけなら失敗して終わるのだろうが。
マスクの場合、すごい集中力と超ハードワーク、物理法則を原点にすえた判断で乗り切る。
やる側には大変だろうが、見てる分にはすごく魅力的に見える。
▼スティーブ・ジョブズと同じタイプ?
クソなやつですごい成果をあげるのは似ている
『もしかして、あの性格と成果はセットなのか?
これほどの業績に対して世界が払わなければならない対価が、くそ野郎でなければ達成できないなのであれば、それだけの価値はあると言える』
この一節は笑った。
ジョブズは製品のデザインに強迫的な接し方をしていたが。
マスクは、加えて、科学や工学、生産にまで強迫的。
▼崖っぷちぶりのすごさ
スペースxの3回の打ち上げ失敗
テスラの運転資金枯渇、顧客の予約金にまで手を付ける
リーマン・ショックまで重なる
この三重苦を切り抜けて見せるのだからシビレます。
▼アルゴリズム 5戒律が秀逸
①要件はすべて疑え。
②部品や工程はできる限り減らせ。
③シンプルに、最適化しろ。
④サイクルタイムを短くしろ。
⑤自動化しろ。
テスラ、スペースXの経緯を読んでから、5戒律が出てきてとても腑に落ちる。
さらに以下の結論
『気が狂いそうな切迫感をもって仕事しろ。
規則と言えるのは物理法則に規定されるものだけだ。
それ以外はすべて勧告である。』
いやーこんな仕事の仕方が実際にできるんですから、感服です。
Posted by ブクログ 2024年04月19日
読みやすい!
何が読みやすいかといえば、1章が短いことだ。
上巻だけで51章。462ページで。つまり平均すれば1章10ページない。
これだけ毀誉褒貶の激しいイーロン・マスク。
激しく生きた人間を語るには、これくらい切り分けてもらうとちょうどいい。
本の内容は、南アで生まれたイーロン・マスクの生い立...続きを読むちから、
ペイパル、スペースX、テスラと次々に開発し会社を興して行く様を描いている。
アスペルガーらしい行動を織り交ぜながら。
なにかをしでかすには普通じゃダメなんだなあ、と改めて思う。
日本はみな普通になってしまった。偏差値エリート養成。
地頭のいい地方のばか、はいなくなってしまった。
アメリカは、、といってもマスクはアメリカ人じゃない。
GAFAMの創設者で純粋なアメリカ人、っているのかな。
というかそもそもアメリカ人、って何だ、ということか。
ダイバーシティだ。
天才のそばにいる人たちが偉いんだな。
彼の考えを活かして形にするからきちんと物が出来上がった。
そうじゃなきゃただのほら吹きだ。
しかし、、、テスラも完成したというのにまだ半分残っている。
twitterにも踏み込むのかな?
楽しみだ。
Posted by ブクログ 2024年04月05日
元々イメージしていた人物像と違って、お金より成果の方が重要だと考える人だった。同じ作者が書いたジョブズも読んだけど、よく似ている。とんでもないことを成し遂げる人はこういう感じになるのかなと思う。
Posted by ブクログ 2024年03月20日
これほどスゴイ人だったとは!
我儘で傲慢で奇っ怪なのに頭脳明晰、時には
子どものようにやんちゃにもなるし。
人間の一生は時間に限りがあるというのにどうしてマスク氏は縦横無尽に動き廻れるのだろう。
伝記を読むということ、久しぶりだけれど生きることの指針なり展望なりいただけると思ってはいけない、この本に...続きを読む限っては。
Posted by ブクログ 2024年01月28日
マスク氏の、Jobへの心構えと桁違いの生産性に圧倒される。
結局は、モチベーションと心から目標を達成したい栄光への飢餓感が重要なんだと感じた。
Posted by ブクログ 2024年01月07日
稀代のカリスマイノベーター、イーロン・マスクの生い立ちから2019年までの半生。色々な意味で普通の人にはない考えと行動力に舌を巻く。自分の直感を信じながらも気になることを徹底的に調べ上げ成し遂げる。その過程で不幸になった人も多くいるだろうが、彼の取り得る手段の中でバスに乗せることができなかった人なの...続きを読むだろう。
以下、備忘しておきたいセンテンス。
・ミッションありきでスタートし、金銭的に成り立つ形で進めるにはどうしたらいいかと逆に考えたわけです。
・楽観的?悲観的?そんなことは知らん。やる。やり遂げる。地獄なんぞものともせず必ずやり遂げると神に誓うんだ。
・デザインとは見た目だけの問題ではない。本物の工業デザインとは、外観と中身をつなぐものなのだ。
・常識では不可能なら、非常識が必要になるわけです。
Posted by ブクログ 2024年01月04日
彼の壮絶なビジネスライフからイノベーションが生まれているのがよく分かった。金融決済(ペイパル)、電気自動車(テスラ)、宇宙開発(スペースX)、自動運転、人工知能、これらの原点はSF、コンピュータへの興味にあることがよく分かった。まだまだこれからどう展開していくか分からないがウォッチしていきたい。
Posted by ブクログ 2023年11月10日
嵐の人。
本書を読むまでは、テスラの経営者でツイッターを買収した、ぐらいしか知らなかった。
彼は経営者というより天才的な技術者。SFを現実に出来る人。
子供時代に父親による酷い精神的虐待が彼の性格に影を落とす。が、強烈なパワーで未来の開拓者として突き進む。社員はこの状態でよく一緒に仕事が出来るなと驚...続きを読むくが、何かを生み出すとはこういう極限状態で成されるのだろうか。下巻へと続く。
Posted by ブクログ 2024年04月28日
ジャーナリストである伝記作家により書かれたイーロン・マスクの伝記。テスラの創業者であり成功後にスペースXの CEOとして宇宙事業にも取り組んだと思っていたが、テスラよりも先に宇宙事業をしていたことはこの本で知った。アスペルガー症候群であり感情の起伏が激しい中、大きな成功と気分の落ち込みを繰り返しなが...続きを読むらも常に前へ前へとチャレンジを続ける熱意がすごい。大きな成功も多いが、倒産ぎりぎりの苦境もあり、その人生はとても興味深い。まわりとうまくやっていけない性格であるため、人がまわりから次々と去っていくが、それでも新たな支援者が生まれ、人との繋がりが生まれ、複雑な人間関係ができては壊れていく。強烈に印象深い人物であることがわかった。面白い。
「自分が世界を変えられると本気で信じるクレイジーな人こそが、本当に世界を変えるのだ(スティーブ・ジョブズ)」p11
「(イーロンの専門は物理学)エンジニアの真髄は、物理学の基本原則まで問題を深く理解することにあるとマスクは考えていた。並行してビジネスの学位も狙う(ビジネスを勉強しないと、その勉強をした人の下で働くことになりそうだと思ったから)」p81
「CEOになんてなりたいと思ったことはありません。ですが、CEOでなければ、本当の意味で最高技術責任者とか最高品質責任者とかになることもできないと学びました(Zip2での経験)」p99
「マスクは最初から過酷な仕事人だった。ワークライフバランスなどははなも引っ掛けない。Zip2でもその後の会社でも、昼間はもちろん夜もほとんど仕事ばかりしているし休みは取らない。周囲にも同じことを期待する」p100
「チームメンバーに愛してもらうことなど仕事ではない。そんなの百害あって一利なしだ」p100
「YMCAでシャワーを使い、事務所の床で寝る生活からわずか3年で、100万ドルの車を買うことができました」p103
「マスクはまた、会社から追い出された。3年で2回。ビジョナリーだが、周囲とうまく折り合えないからだ」p130
「「CEOのアントレプレナーは、実のところ、リスクを取るタイプではありません」とロエロフ・ボサは言う。「リスクを小さくしようとする人々ですから。リスクで育つタイプではなく、リスクを大きくしようとか絶対にしません。調整可能な変数を見つけ、リスクを最小化しようとするんです」だがマスクは違う。「彼はリスクを大きくしようとします。船に火をかけて、ほかの人々の逃げ道をなくすんです」マクラーレンの事故も、いかにもマスクらしいとボサは言う。どれほど走るのかを知りたくて、アクセルを床まで踏み込んでしまうわけだ」p130
「(カードゲーム)ほかはみんな慣れているし、カードを記憶したりオッズを計算したりが得意なわけですよ。イーロンは毎回必ずオールインして負けていました。で、負けるとチップを買って、倍賭けするんですよ。何回負けたかわからないくらい負けたあと、オールインで勝ことができました。そうしたら「うん、これでよし。ここまでにする」って言うんです。これが彼の生き方なんですね。チップをテーブルに載せ続ける。賭け続ける」p131
「彼が作った2社、スペースXとテスラを見ればわかります。シリコンバレーの常識としては、どちらもクレイジーな賭けです。ですが、うまくいくはずがないとみんなが思った会社がふたつともうまくいったわけで、であれば、「イーロンは、ほかの人にはわからないなにかをリスクについてわかっているのだろう」と思わざるをえません」p131
「(南アフリカでマラリア発症)マスクは10日間も集中治療室にとどまったし、完全回復には5ヶ月もかかってしまう。危うく死にかけた体験からふたつのことが学べたとマスクは言う。休むと死ぬ。もうひとつ、南アフリカはいまだ私を破滅させようとしている」p135
「技術は必ず進歩すると限ったものではない。進歩は止まるかもしれない。後退することさえあり得る。月には行けた。でも、スペースシャトル計画は中止となり、進歩は止まった」p140
「後ろ向きなやつや、そんなこと無理だと思うやつは、次の打ち合わせに来なくていい。なにかをなし遂げる人しかいらない」p164
「(できる限り内製する)バルブ1基に25万ドルと言われたことがある。そんなばか高いものが買えるか、自分たちで作れとマスクは指示。数ヶ月かかったが、コストはごくわずかなものになった。上段エンジンのノズルを制御するアクチュエーター1基に12万ドルと言われた時も、マスクは、そんなに難しいもんじゃない、せいぜいガレージのドアオープナー並みだ、5000ドルで作れと命じた。結局、洗車機で液体の混合に使われているバルブを改良すればロケット燃料にも使えることが判明する。燃料タンクにかぶせるアルミニウム製ドームは、2回目の注文で値段が大きく下がった。結局、ほんの数年で、スペースXは、ロケット用部品の70%を内製するようになる。原因のひとつは、軍やNASAが仕様や要件を山ほど定めていることにある。大手の航空宇宙企業は、この仕様や要件をきっちり守る。マスクは逆で、要件はすべて疑えと指示する。これは「要件」だからしなければならないと口にした技術者は、マスクにとことんやり込められる。その要件は誰が作ったのか、と」p168
「エンジンを試験するとか燃料タンクの認証を取るという話になると、マスクに「なぜやらなければならないんだ」と尋ねられる。「それが要件だと軍の仕様で決まってるんです」って答えると「それは誰が書いたんだ? どういう理屈でそうなってるんだ?」って突っ込まれます。要件はすべて、勧告として扱え。それがマスクのやり方だ。疑う余地のない要件は、物理学の法則に規定されるものだけだ、と」p168
「「気が狂いそうな切迫感をもって仕事をしろ」とマスクはよく言う」p170
「マスクは公私いずれも他人とうまく付き合えるタイプではない。相手と対等な関係を結ぶスキルは持ち合わせていないし、まして誰かに敬服することなどありえない。自分以外に力を持たせるのが嫌いなのだ」p177
「(大衆車を最初に作ることに反対)最初の電気自動車はなにをどうしても高くなる。みすぼらしい車にそこまで払ってくれる人なんていない。自動車会社を立ち上げるなら、まず高級車を作り、そこから大衆車へ広げていくべきだ」p189
「自閉スペクトラム症であることはまちがいなくて、ほかの人々とつながることが本当にできないのだろうと思います」p244
「マスクの資産はもうほとんど残っていない。テスラではキャッシュの流出が続いている。スペースXは3機連続で打ち上げに失敗した。それでもマスクはあきらめない。文字どおり全財産を賭けるのだ。打ち上げ失敗のわずか1、2時間後、マスクは声明を出した。「スペースXはあわてることなく前に進み続けます。スペースXは軌道に到達するという目標を達成します。そこに疑問が入り込む余地はありません。私はあきらめません。絶対に」p260
「2回目の打ち上げ失敗をマスクの脇で見ていたワイアード誌のカール・ホフマン記者は、どうしてそんなに楽観的になれるのか尋ねてみたという。「楽観的? 悲観的? そんなことは知らん。やる。やり遂げる。地獄なんぞものともせず必ずやり遂げると神に誓うんだ」それがマスクの答えだった」p261
「(タルラ)心臓発作でも起こすんじゃないかと心配で心配で。夜驚症と言うんでしょうか、寝ているのに突然叫び出し、私にしがみついてきたりするんです。恐怖ですよ。彼は追いつめられていて、私はびくびくでした」p265
「実費生産契約のぬるま湯に何十年もどっぷり浸かってきた結果、航空宇宙業界は締まりがまるでなくなっていた。たとえばロケット用のバルブは似たような自動車用バルブの30倍もする。だから、部品はなるべく航空宇宙以外の企業から買えとマスクは指示した。NASAが国際宇宙ステーションで使っている留め金は1個1500ドルもする。スペースXは、トイレの個室に使われている留め金を改造し、わずか30ドルでロック機構を作ってしまった。ファルコン9のペイロードに使う空冷システムが300万ドル以上かかると言われたときも、マスクは、住宅用エアコンはいくらかと大声で尋ね、6000ドルぐらいでしょうかと答えさせている。当然、民生用エアコンを購入し、ロケットに積んでも大丈夫なようにポンプを改造することになった」p299
「今回のファルコン9用施設の改修は費用が1/10しかかからなかった。スペースXは宇宙を民営化するとともに、そのコスト構造も根本的に変えてしまった」p299
「リスクを報告し、エンジニアリングデータを見せれば、本人がさっと判断して、責任を我々から自分の肩に移してくれる。イーロンはそういう人なんです」p306
「イーロンにはいろんな側面があって、一瞬あとに何を言い出すか、何をやらかすか全くわかりません。なんですが、それがすっとひとつにまとまることがあるんです」p323
「これを不可能とする第一原理はないんだ。ものすごく難しいのはわかっている。なんとかしろ」p337
「オープンAIもイーロンの投資によって成功した」p350
「(テスラの自動運転)オートパイロットで人がひとり死ぬと、人間のミスで100人が死ぬ以上の騒ぎになるのが現実である」p358
「(マスクは作業員に厳しい)そこの作業員に優しくするのは、自分の仕事をきちんとこなしている何十人もの作業員に対して優しくないことに等しいんですよ。問題箇所を修正しなければ、ちゃんとしている人々を傷つけることになるんです」p394
「(2018年スペースXの業績)56回の打ち上げに成功し、失敗はわずかに1回。着陸も問題がなくなり、ブースターは再利用できる。スペースXが軌道に届けたペイロードの合計は、すでに中国や米国さえも抜いて世界一だ」p415
「(グライムス)晩ご飯を食べに行った先でマスクが突然だまり、じっとなにかを考えはじめたことがあった。1分か2分もそうしていただろうか。そして、ペンはないかと問われた。ハンドバッグからアイライナーを渡したところ、エンジンの熱シールドを改良するアイデアをナプキンに書き留めた。「私といても心がどこかほかに行ってしまうことがあるのだと悟りました。たいがいは仕事上の問題ですね」」p445
Posted by ブクログ 2024年04月24日
イーロン・マスク氏の現在進行形を
過去から振り返って読んでみると
これからどう未来に変わっていくかが
待ちどうしくなる。
グライムスに旧ツイッターでイーロンが
付き合おう と告白していたことを思い出して笑ってしまった。
ステンレスでできたサイバートラックのお披露目会のときに防弾ガラスが割れた時な...続きを読むんかもね。
又 不具合がでていることや、今回は日本でも販売され初めたこと含め 良い時期にこの本読めて良かったよ。
現在生きている人の経過を振り返ることがあの時そうだったのね、と精神や心理面を垣間見ることで
未来を更に応援できる、というか目の離せない世界になる。
Posted by ブクログ 2024年04月26日
まず、イーロンの父、エロールのヤバさが怖かった。他人事として聞くにはオモロ話だが家族だと結構地獄だろうなと思った。
そしてご本人。育った環境や生まれ持った特性も多分にありそうだが、狂気的な意思とエネルギーと知性で絵空事を実現していく様子が印象的だった。絶対映画化決定する。
Posted by ブクログ 2024年04月16日
面白かった。とてつもない結果を出す人は、やっぱり普通じゃない。コンプライアンスがうるさい世の中で閉塞感がある社会で、それを気にせず、極端だけど第一原則に従いながら目標を向かってするということがどういうことかということが体験できた気がした
Posted by ブクログ 2024年04月02日
自分のことをアスペルガーだと公言し、だから共感性が欠如している、だから集中力がずば抜けている、だからスペースXやテスラの成功があったのだと言う。悪魔モードに入ったイーロンは手も付けられず、平気で相手を攻撃する。イーロン自体も幼少期、豹変する父親に怯え現在もその影に悩まされているのに同じことをしてるな...続きを読むんて。癇癪を抑えられないからすぐにクビにするし、仕事では成果以上の成果を当たり前のように求める。天才なのかもしれないけど、Xを買収したあたりから取り返しのつかないことに進んでいっている気がして。下巻へ。
Posted by ブクログ 2024年03月24日
テスラの車に心惹かれ、スペースXのロケット打ち上げ成功にワクワク。イーロン・マスク氏はどんな方なのかと、以前から気になっていました。まだ上巻を読み終えただけですが、かなり圧倒されてます。
Posted by ブクログ 2024年03月15日
アスペルガーで双極性障害もち。思い通りにいかないと癇癪を起こし、そうかと思うとまるで子どものように遊びに夢中になる。
おかしいな…。私も似たような特性の持ち主なのに(奥さん大変!)、手元にEVスポーツカーもなければSNSもスペースシャトルも衛星ネットワークもない。おかしい。
その違いを垣間見たのが...続きを読む、イーロン・マスクはリスクを恐れないということ。いや、恐れていても乗り越えるためには枠組みすら破壊することを躊躇しない。「当たり前」を壊すという傑出した突破力。
たまたまモデルSを一度分解したことがある。バッテリーが切れていたので四苦八苦して給電口を探しあて(テールランプの下とは!)、さて充電できたと思ったらドアノブが飛び出してきた。マジか。室内はデカいディスプレイが1つあるだけ。スイッチ類もない。どこから工具入れるんだよ…。
これらがイーロン本人のこだわり抜いた点だったとは。
こだわりのびっくり箱を作っているテスラ工場のスローガンがまた面白い。
─技術系管理職は必ず実践経験をつまなければならない。そうしなければ馬に乗れない騎兵隊長。剣の使えない将軍になってしまう
─仲間意識は危ない。相手の仕事に疑問を投げかけにくくなる
─間違うのは構わない。ただし、自信を持った状態で間違うのだけはやめよう
─自分がやりたくないことを部下にやらせてはならない
─解決しなければならない課題に直面したら、管理職に伝えて終わりにしないこと。階級を飛ばし管理職の下の人間と直接会うこと
─採用では心構えを重視すべし。スキルは教えられる。性根を正すには脳移植が必要だ
─気が狂いそうな切迫感を持って仕事をしろ
(作者註)規則と言えるのは物理法則に規定されるものだけだ。それ以外は勧告である。
確かに内側にうったえかけてくるような内容。気違いのように相手の仕事に疑問を投げかける、なんてやりたくないし、やられたくないなぁ〜と素で思ってしまう。
それくらいでないと、当たり前という人間の壁は壊せないのか。さて、始祖の巨人になる準備をして下巻Audibleリリースまで待つ。
Posted by ブクログ 2024年03月08日
子供時代に南アフリカで叩きのめされていたからこそ、むちゃなことをやり遂げる。
ルールは、そもそもなぜそのルールなのか疑ってかかる
目標を高く持ち、がむしゃらに突っ走る
Posted by ブクログ 2024年03月02日
失われた10年、失われた20年、そして30年と日本の経済停滞が果てしなく続く中、アメリカでは、こんなにダイナミックに事業と資本を動かしている人が実際にいて、日本にはこの動きがなかったんだなー、となんだか納得、、、、
次世代も安心して地球で生き続けるためには、資本主義とは違うアプローチが必要では、と...続きを読むいう本を何冊かよんで、すっかりその気になってた(?)けど、資本でこういう世界の拓き方があるんだーーと、単純に、圧倒されました。
(でも、仕事では絶対かかわりたくないタイプの人ですね)
Posted by ブクログ 2024年02月23日
この著者の伝記ものは評判通り読み応えがあり興味深い。よく取材してうまく構成していると思う。
マスク氏は本当にすごいというか凄まじい人。思考し工夫し撃ち破り突き進む人。
有名人でお金持ちだけど幸せそうではなくて痛々しい。
Posted by ブクログ 2024年02月20日
・感想
鉄人。そしてビジネス狂。
だからこそここまで良いものが作れるし、仕事に酔える。
人生の幸福度との相関は知らんけど。
・Todo
・技術系管理者は実践経験を積む必要あり。
ソフトウェアの管理職なら仕事時間の20%以上は実際にコーディングするべき。
ソーラールーフなら屋根に登って設置作業。...続きを読む
そうしないと馬に乗れない騎兵隊長、剣の使えない将軍になる。
・仲間意識は危ない。相手の仕事に疑問を投げかけにくくなる。
・間違うのは構わない。が自信を持った状態では間違わないようにすること。
・自分がやりたくないことを部下にはやらせてはならない。
・解決しなければならない課題に直面したら管理職に伝えて終わりにしないこと。階級を飛ばして、管理職下の人間と直接会うこと。
・採用では心構えを重視すること。
スキルは教えられるが性根を叩き直すには脳移植が必要。
・気が狂いそうな切迫感を持って仕事すること。
・規制と言えるのは物理法則に規定されるものだけ。それ以外はみな勧告である。
★要件は全て疑い、それを定めた担当者の名前を確認すること。
おかしなところは少しでも減らす。
★部品や工程はなるべく減らす。
→その後部品やプロセスをシンプルに最適に変更する。
★サイクルタイムを短くする。
★そして最後に自動化を図る
Posted by ブクログ 2024年01月08日
イーロンマスクの幼少期から家族関係、テスラやロケット打ち上げの裏側が詳細に書かれている。ニュースでは知ることの出来ない彼の生い立ちや人間性を知ることができた。考え方のスケールの違いにも驚くし、驚異的なスピードで新しいものを世の中に生み出すその仕事に対する熱意や行動力にも圧倒される。なぜ世界が彼に注目...続きを読むするのかが少しわかった気がする。
Posted by ブクログ 2023年12月23日
父親からの虐待と学校でのいじめ。自閉症であることで幼少期から現在までも苦労することになるが、それこそが行動力の源であると思う。
幾つになっても興味があることを調べ尽くす姿勢に影響を受けた。
世の中を変える人の人生は波瀾万丈で、とても自分には真似できないと思いながら、圧倒されながらあっという間に読み終...続きを読むえた。
Posted by ブクログ 2023年12月06日
日本人から見たら少年時代や青年時代に転々とした人に見えますが、海外、特に移民国ではごく当たり前なのでしょう。
そこが彼らの柔軟な考えや創造性の源だと思います。
恋多く、不安定なマスクさん。なかなか難しい人なのでしょうね。
トランプ氏が大統領になった時、楽観的だったというのが印象的です。
Posted by ブクログ 2024年04月06日
今や世界的に有名なイーロン氏。本書では彼が起こした問題や周囲からの人物評価が書かれており、たしかに素晴らしい評伝なのだが2015年に発行された「イーロンマスク未来を創る男(アシュリー・バンス著)」を読んだ者としては少し寂しい気持ちがした。ウォルター氏の本にはイーロン氏が幼少期に吃音症だったことは書か...続きを読むれていない。またイーロン氏は本気で人類を救おうとしていたはずだったが、その熱意が本書からは感じられない。自動車、地球温暖化の問題を解決して、人類を惑星間で活躍できることを目指して突き進み続けていたはずなのに、それよりも突飛な行動ばかりが目立つような書き方をしているように感じる。同じ人物を対象にしても、書き手によってこうも印象が変わるのかと、また一つ勉強になった。
Posted by ブクログ 2024年03月16日
Twitter買収以降、度々話題になるイーロン・マスクはどんな人なのか知ることができる。Xという名前のこだわりは過去携わった会社名から来てるのだろうか。マスクは仕事熱心で有能な人なのだろうか、破天荒な言動に周りの人達は大変だろうなという印象を受けた。
Posted by ブクログ 2024年03月07日
1970〜2019年のイーロンマスクの物語
ペイパル 金融決済
テスラ 電気自動車
スペースX 宇宙開発
その間、結婚、離婚、結婚、精神障害、頚椎負傷、などなどプラベートも盛り沢山
Posted by ブクログ 2024年03月02日
半生が綴られた前編(2019年まで)
予想はしていたが、内容がぶっ飛びすぎて自身の参考にはならず、ただただ楽しく読ませてもらいました。
ストレスには無縁の人かと思いましたがテスラ、スペースXが崖っぷちの時は夜中に起きて叫んだり、トイレで吐くなどの苦悩があったのは意外で新たな一面が見られたのは共感...続きを読む深いです。
彼の考え方で凄い事は如何なる規則、常識も疑い続ける姿勢。
これ、自己啓発書で良く書いていますけど、普通はできませんよね〜
これが凡人との違いですか。。。