ブックライブの書店員おすすめレビュー

すべて のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    か、かわいい……!!!とにかく「かわいい!!!」の一言に尽きるファンタジーマンガ!
    魔王城に囚われた人間のお姫様ことスヤリス姫。 しかし魔王城での生活は退屈で、「寝る以外、する事ない」とより良い安眠を求めて悪魔と魔王城内を徘徊!良質な毛でフワフワなくまの悪魔から綿をとって枕をつくったり、悪魔教会の備品である棺桶を無断で寝床にしたりと、囚われの身にも関わらず我が城のように好き勝手し放題!そんなスヤリス姫に魔王城の悪魔たちも手を焼きますが、彼らの姫対策もすべて徒労に終わり、毎回姫が安眠を獲得して終わるというのがお約束です。スヤリス姫を捕らえた張本人である魔王でさえ、彼女のかわいさと傍若無人ぶりに手も足も出ません。もはや姫だけでなく振り回される悪魔たちさえもかわいい。みんなかわいい!
    いつも無表情のスヤリス姫が安眠する時にだけ浮かべる至福の表情に、読んでるこっちもほっこり。ぜひ睡眠前に読むのがオススメの作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    吉川英治文学新人賞受賞作。このシリーズは日本SF大賞を受賞し、「このミス」でも上位入選常連なのに、もっと世の中の認知が上がって良いはずだということを強く言いたい!決してライトな作品ではないため、この価格帯、文量に躊躇してしまう文芸初心者の方もいるかもしれません。でも是非、シリーズ1作目『機龍警察〔完全版〕』から挑戦してみてください。1作目、2作目と来てこの3作目を読むと、「読書の喜び」が感じられるはずです。
    著者によると映像化はしないそうですが、それもそのはず活字を読むだけで情景が目に浮かんでくるのです。必要ありません。特に、エヴァンゲリオン、攻殻機動隊などSFアニメにハマった人には絶対刺さるということを保証します。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    オークの村に囚われた女騎士は、身長150センチ・体重65キロの残念体型!?自分を捕まえたオーク相手に「貴様らは捕らえた女騎士たちにエ、エッチな拷問をするんだろ!」と泣きわめくも、「その体型でそりゃねーわ」と逆に呆れられ、あまつさえ村の若頭(イケメン・マッチョ)に“立派な女騎士”になるべく育成されることに……!女騎士は丸くてぷよぷよしていて、運動が大の苦手で、食べることが大好きで、口が悪くて品もないという、かなり残念な女性ですが、裏表のない性格でだんだん村のオークたちから可愛がられていくのです。
    このオークの若頭がとにかくイケメンで、「しっかり食べてしっかり運動してしっかり休んでキレイに痩せるのがダイエットの鉄則ッ!!」と言っては筋トレから食事から、女騎士の面倒を見てあげる優しさがたまりません……!私と同じく、イケメンにダメな自分を鍛えられたい、怒られたい、呆れられたい、面倒を見られたいという願望を持っている女性にたいへんオススメ。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    学年一小柄で子供体型の陽菜に、番犬のような(猛犬のような?)彼氏ができました--!!
    彼は犬と猫で言ったら完全に犬(しかも大型)。彼女である陽菜に近づこうとする人は男だろうと女だろうと、睨みつけて噛みつきそうな感じ!
    そんな番犬くんも、実は陽菜が初めての彼女。陽菜のことが好きすぎて、周りの人にすぐ怖い顔するし、掴み上げたりして乱暴なことするし、飼いならすのが結構大変!でも二人きりになると、甘えん坊になって陽菜に「なでなで」してもらって喜ぶ姿がカワイイのです!「大好き」と伝えると素直に喜んでくれるのも、犬系彼氏ならではの癒やしポイント。
    エッチな要素は少なめですが、アンバランスでピュアな2人の恋の進展が楽しみな作品です♪

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    あなたも女子3人グループに所属していたことがありますか?2人だと一蓮托生、4人だと分裂。だけど女3人というのは不思議とバランスが良い。このお話も、初対面の女3人が、共同生活を始めるところからスタート。シングルマザー、激モテ女、おひとり様上等OL。少しずつ似て、少しずつ違うからこその快適さです。
    女性が集まってあーだこーだ言う、というシーンは現実でもマンガでもよく見かけます。結論は出なくても、共感や発見を得られることが、女たちにとってどんなに心強いか。「男」「結婚」「趣味」「普通」って何?あるあるエピソードから始まる普遍的な悩みも、三者三様の角度から見ると、目からウロコ!シェアハウスが舞台なので、女子会というより宅飲みモードが漂い、タラレバと引きずらず。最後には、明日に活かせる(!?)教訓に落ち着いて、「よし…もういっちょ頑張ろう!」と励まされます。短編構成でサクサク読めるのも魅力!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    寝取られ好きさんにオススメ☆ラブラブな恋人同士だけでなく、元セフレやストーカーまで登場し、気まぐれやあてつけであちこちでHな展開が勃発!しかも、激しい男達のバトルの行く末は、衝撃の2カップル同時○○…!?愛だけじゃ足りない、ほだされ男達の爛れた交友関係をお楽しみあれ!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    よくわからないけど名前は聞いたことがある。
    そんな方も多いであろう90年代を代表するギャグファンタジー作品。
    根はお人よしだけど金に汚くて性格の破綻した主人公リナ。
    旅の連れは美形の凄腕剣士ガウリイ(ただし脳みそはふやけたパスタ)。
    そんなハチャメチャな二人のドタバタ珍道中です。
    とはいえ、ただのギャグ作品には留まらず。
    古き良き名作?何をおっしゃいます!今だって笑い、興奮し、涙を流すことウケあいです!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「贈りもの」をコンセプトに、人気スタイリストが選ぶ56の逸品。あのブランドの文房具、あのショップの珍しい商品、こんなグッズあるんだ!と驚かされるものも。大切な人に、愛する人に、「私」という人に。
    相手が大切であればあるほど、贈り物には悩むものです。そんなときに、ヒントをくれる一冊。贈るのも嬉しい、贈られるのも嬉しい。物を選ぶ気持ちそのものが、贈り物なのだとも思うのです。あなたは大切な人に何を贈りますか?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「嘘を聞き分ける」ことができる、不思議な能力を持つ少女・鹿乃子と、そんな彼女を助手とする貧乏探偵・左右馬(多分イケメン)の探偵劇!
    さまざまな怪奇現象を解いていきますが、シリアス過ぎずコミカルで、読みやすい♪
    さらに、絵が細かくて綺麗なので、キャラクターの個性が引き立っています♪
    恋愛要素は少なめながら(今後増えるとイイナ)、鹿乃子と周りの人たちとの信頼関係、そして鹿乃子の真っ直ぐで誠実なところに心温まります('v'*)!
    そしてなにより、左右馬の適当に見えて適当じゃない考えぬかれた行動は、さすがです!「能ある鷹は爪隠す」とはこういうことを言うのかな?!
    直木賞作家・辻村深月先生もご推薦の当作品をぜひチェックしてみてくださいね☆

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    結果にコミットするエロマンガの登場です!
    筋骨隆々の欣ニ九雄(きんにくお)には一つだけ悩みがある…
    そう。おちん●んが貧弱であることだ!!第1巻でニ九雄は、お隣の河合ひなと出会い、初めてAVを鑑賞、おちん●んがパンプアップするという人生初体験をする!!
    というちょっとおバカな漫画ではありますが、主役のニ九雄が最高に良いやつで、そこが個人的には最高の見所。ひながストーカーに付きまとわれて不安な時に、ニ九雄は突然アパートの部屋の壁をぶち壊して不安を解消しようとする、とんでもないサイコ行動を取ります。ですが彼の口から「壁は壊れたら直せば済む。だがひなはそうじゃないだろう」という、ぶっ飛んだイケメン台詞が飛び出して一発KOです!
    彼とひなの間で行われるちんトレの成果が今後楽しみであり、チン身共に逞しくなるニ九雄の成長を優しく見守っていきたいと思える作品です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    聞き方について、「あいづちの打ち方」「相手に対してのしぐさ」「問いかけ」の3つに分けて掲載。解説した上で、会話が実例として示されているので、とてもわかりやすく読みやすいです。関心したのはまずは相手をほめてから会話をするということ。ほめられて嫌な人はいないのでこの部分だけを心がけていくだけでだいぶ違います。ただ、聞き上手になることで嫌いな人にも好かれてしまうので、うまく逃げる方法についての記載も詳しく知りたいと思いました。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    攻撃的な人間は人をどう攻撃するかだけを常に考えています。とても怖いです。どういう行動をとり思考回路をしているか書かれており、大変勉強になります。 攻撃欲の強い人間は人間的に崩壊しており非常に恐ろしい存在なのだと思い知らされました。実際こんな怖い人間からターゲットにされた際も、事態の改善として愛想良く振りまくのが良いと客観的にみて思っていましたが、それはまったくもって完全に逆効果だとわかっただけでかなり良い本です。とにかく関わらないことです。人前で怒鳴る、いじめ・パワハラなど攻撃的な人間は手段を選びません。基本どんな形であれ自分の意見をきちんと言うことが大事だと思い知らされました。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    日生佑稀先生が描く、不器用な大人4人の四角関係ラブ♪

    優しくてお人よしな主人公の藍は、上司の添島に密かにあこがれていた。
    ところがある日、藍の気持ちを知っていて応援してくれていたはずの親友・萌恵から「添島さんと付き合うことになった」と打ち明けられ、大ショック!
    失恋して落ち込む藍だったが、たまたま知り合った年下ワンコ系男子・コウくんにはなぜか懐かれちゃって、
    会社の同僚の前で公開告白されてしまった!
    気持ちは嬉しいけど、添島への気持ちはすぐには割り切れなくて…

    親友に好きな人を奪われちゃうなんて、普通だったらドロドロしてしまう展開…のはずが、そこはさすがの日生ワールド!
    登場人物たちの交差する複雑な気持ちを丁寧に描きつつも、お互いを想いあう気持ちがひしひしと伝わってくるので、物語の雰囲気は始終ほんわか♪
    こんなに可愛くてほのぼのする略奪愛モノは、ほかではちょっと見られません!
    また日生作品定番のワイルド系男子(ウルフっていうよりワンコ)・コウくんや、イケメンだけどちょっとナルシストが入った年上上司・添島、クール系美人でしっかり者だけど、本当はすごく不器用な親友・萌恵ちゃんなど、思わず「私の周りにもいてほしい!」と思ってしまう愛すべきキャラクターたちの存在も、ほんわかムードの秘密かも。
    もちろん、藍×コウくん、添島×萌恵ちゃん、それぞれの愛されエッチシーンにも注目☆
    定番のドS男子ものはちょっと休憩、というときは、日生作品で癒されちゃいましょう♪

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    今後、長期で資産形成を考えている人におすすめです。やはり今では投信は身近な長期資産なのだと思う。この本は第1章から第6章までページ毎にイラストがあり、理解を深めながら読み進められる内容になっていて、知識がない初心者でもとても分かりやすいです!読み進めるうちに一番重要である実際の投資信託選びについて、どのファンドが自分に合っているか本書を通じて絞り込むことができる貴重な1冊!ただし当たり前のことだが「購入後」の定期点検はとても大切です。ご注意を!所有資産とのトータルリターンの比較にも使えるので、冷静に対処することもできます。投資信託をはじめたいけれど中々勇気が出ずはじめられない人や時間のない人におすすめ!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    医者と写真家。日々に不満はなくても、少しだけ弱い大人たち。偶然に出会った2人の会話と暮らしがまったりと流れていきます。ラブ展開は薄いのですが、関係性の機微をとても丁寧に描いた作品。互いの性格を理解して、受け入れて思いやることの大切さに気づかされます。作中で触れられているタイトルの意味も素敵で、本棚にそっと忍ばせておきたい美しい一冊です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    19世紀、英国ロンドン近郊のリーフスタウンヒルには小さな仕立屋「薔薇色(ローズ・カラーズ)」。売り子である友人パメラとともにこの店を営む少女クリスが仕立てるドレスは恋をかなえてくれるという噂がある。噂を耳にした公爵家の長男シャーロックが妹のためにドレスを頼みに来て…というお話から始まる、短編集を挟みながら長く続く少女向けライトノベルです。これを「ラノベだから」と見逃すのはもったいない! 上流階級のシャーロックと労働者階級のクリスの恋を通底に、1冊ごとにドレスを仕立てたい令嬢たちを主役としたお話が完結しますが、「恋のドレス」とそれに対立する「闇のドレス」も登場し、ミステリの要素も。ヴィクトリア朝における身分違いの恋を描きながら、恋愛関係やご都合主義だけに終わらず、母娘や夫婦などの人間関係を含めて、登場人物たちの葛藤や成長が丁寧に表現されている非常に優れた少女小説です。シリーズの主人公2人の行く末が気になって、どんどん続きを読みたくなってしまうので、大人買いがオススメ。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    歌舞伎が大好きな主人公が、入学した高校で歌舞伎の部活動を始めようと奮闘するところから物語は始まります。もちろんその過程は山あり谷あり。部ってどうやって作るの? 部員は? 顧問の先生は? 誰が教えてくれるの?っていうかそもそも歌舞伎って、高校生になってから誰でも突然始められるようなものだっけ?でも、まったくあきらめない主人公は元気な子犬のようでとにかくカワイイ!そして、主人公を取り巻く人々も、のっぽで無口なデジタルオタクの親友、音痴のビジュアル系バンドボーカル、学内にファンクラブまである演劇部のプリンス(?)、格闘家にしか見えない元日本舞踊の名取、そしてホンモノの梨園の御曹司…と、ひとくせもふたくせもある個性的な面々ばかり。歌舞伎の知識があればより楽しめますが、古典芸能としての歌舞伎を全然知らなくても、ストーリーの中で自然に解説してもらえて、どんどん歌舞伎の世界に引き込まれていきます。高校生の部活とその周辺を描きながら、ときどきホロっともさせてくれる、そんな青春小説です。2017年4月にはアニメ化も。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    天才と、天才のまわりの人たちの話。作品とは何の関係もないですが、大ファンだった芸術家の方と一緒に仕事をした際、その性格の破天荒さに、「この破天荒さだからこの芸術を生み出せるのか」と、ファンとして一定の距離を置くことの大切さを実感したことがあったな、というのを思い出す作品でした。周りに影響されない自分の世界を持ち続けていられることが、人とは圧倒的に違う芸術を生み出せる理由なのでしょうね。
    というわけで、主人公は集団生活的にはかなり問題のある高校1年生の女の子・響。彼女が出版社に新人賞応募原稿を送るところから始まる、学園生活と出版業界のお話です。ぶっ飛んだ天才少女が世間とつながっていられるのは、いつも傍にいてくれる幼馴染の男の子の存在がとても大きくて、彼が響を理解してフォローを欠かさないでいてくれるから、この全体の関係性が成り立っているんだな~というところにも注目して読むと、私はなんだか世界っていろんなバランスでできていて、面白いなと思うのでした。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    囲碁は、チェスや将棋など他のボードゲームに比べると、ルールが単純なのに盤面が広いことから、コンピューターがプロに勝つには相当の時間がかかるだろうと言われてきました。しかし、2016年3月に人工知能がプロ棋士に圧勝したというニュースで、改めて興味を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなオトナにおすすめしたいのが、東京大学教養学部で過去に行われた授業をまとめたこの本です。本書のまえがきによれば、もともと当初の授業自体が「全くの初心者を対象とした、成人のための囲碁入門指導法の開発と実践」を目的としていたそうですから、オトナの初心者向け入門書にうってつけでないはずがありません。ちなみに東大の本講座は、現在も本書をテキストとして毎学期開講されているとのこと。みなさんも思い切って、4000年の歴史を持つ最高の知的ゲームに足を踏み入れてみませんか。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    生まれながらに持った才能を自分では全くそれと気づかない人間がいるらしい。才能のある状態がその人にとっての「普通」だからだ。特に何の才能もない書店員にはうらやましい話である。本作の主人公のモブこと影山茂夫・中学2年生もそんな類の人間で、生まれついての超能力者だが、本人はそれを「人を傷つけかねない力」と認識し、特別ステキな才能だとは思っていない。それどころか超能力を持たない秀才の弟と自分とを比べて「僕も何者かになりたい」と渇望してさえいる。
    超能力でも手に入れられないものがあることを彼はよく知っている。例えばモブの幼なじみのツボミちゃんは、手を使わずに物を宙に浮かすことができるモブよりも、脚の早い男の子に夢中になった。既に自身に備わっているものに満足できないのは、大人になってからも変わらないし、それが10代ならなおさらのこと。アイデンティティーの獲得にもがき苦しむ彼らの状況を「それが若さだ」と一言でまとめることは簡単だけども、そんな単純なものではないはずだ。当の本人たちの心中など、とうに大人になった私たちの記憶からは薄れてしまっている。苦しみながら自己を獲得していくキャラクターたちの誰かは、かつての自分だったかもしれないのに。
    『ワンパンマン』原作者・ONEが描く本作。迫力ある超能力バトルも必見。

    2022年07月20日