あらすじ
小野田坂道、最後のインターハイ! IH1日目も残り1km! 加速する集団、逃げる鳴子!! 単独で先行する総北高校の鳴子を、各校エースから成る集団が猛追する! 選抜の杉元もしがみつく中、群馬や京都、箱根学園がしかける!! ゴール直前のテクニカルな折り返し、まさかの状況にそれぞれのエースの反応は!? 純粋な実力勝負のゴールスプリントが始まる!!
...続きを読む
千葉から秋葉原までママチャリで(!)通うオタクな主人公が自転車部に入部し、ロードレーサーとして、また人として成長していく姿を描く本作。
普通なら接することがないようなキャラクター同士がロードバイクを通して出会い、お互いに切磋琢磨し、チームとして成長する姿は見ていて胸が熱くなります。
また、この作品の良さは、ロードレースにおける得意分野がキャラクターごとに異なるところです。チームで一つのレースをこなしていく中で、各々が得意不得意を補い合って、レースをする姿はチームスポーツが好きな方の心にぐっと響きます。スポコンものが好きな方はぜひ読んでみてください。
そしてロードバイクが欲しくなります。ロードバイクで無性に走りたくなること請け合いです。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
経験者!のくだりは熱い!
6チームの11人が一日目のトップをあらそう展開ということで、
1年目、2年目のとき以上に、だれが勝つのか!?というのが
予測できない、熱い展開でした。
私は単行本でのみの購読なので、まだ、誰が一着になったのかをしらないのですが…
ここは今泉に勝ってほしいところです。はたして!?
3年目になって内容も煮詰まってきてそうなところですが、
基礎的っぽいロードレース豆知識やテクニックなどの解説もところどころにあって、
飽きさせません。
90巻から3年目IHがスタートして、おそらくつぎの98巻で1日目がおわるのでは、というかんじ。
一年目と二年目の1日目レースは7巻ずつだったので、それと比べると長いのですが、
「えっ?もう一日目終盤!?」という感覚です。雉の活躍や坂道、山岳の因縁の対決という、
長く見ていたい対戦カードが多かったからでしょうか?笑