千葉から秋葉原までママチャリで(!)通うオタクな主人公が自転車部に入部し、ロードレーサーとして、また人として成長していく姿を描く本作。
普通なら接することがないようなキャラクター同士がロードバイクを通して出会い、お互いに切磋琢磨し、チームとして成長する姿は見ていて胸が熱くなります。
また、この作品の良さは、ロードレースにおける得意分野がキャラクターごとに異なるところです。チームで一つのレースをこなしていく中で、各々が得意不得意を補い合って、レースをする姿はチームスポーツが好きな方の心にぐっと響きます。スポコンものが好きな方はぜひ読んでみてください。
そしてロードバイクが欲しくなります。ロードバイクで無性に走りたくなること請け合いです。
感情タグBEST3
体調不良でスタートが遅れ、集団の後ろまで下がってしまった田所さんを金城さんに言われた「全員をつれて合流しろ」という言葉を守ろうと下がった小野田くん
一つのことをとことんやろうとする小野田くんかっこいいです!
ヒメなのだの曲で走れてるの面白かったです!
匿名 2022年10月19日
あの田所が小野田と一緒にラブヒメを歌う⁉️
巻島の苦渋の決断にも自分が行くと言う小野田。田所を待ってるところめちゃカッコイイ、からのヒメ!最高に好きなシーン。
坂道の自分の意思で残って田所先輩をひいて、最初の弱そうな坂道が凄く大きくたくましくなりました。自分で考え言葉にし、実行し、ラブヒメパワー炸裂‼️
スタートで遅れた田所を小野田が引っ張り、歌は微妙だと思いましたが、2人で歌って再びチームのところに戻ろうとするのが良かったです。
遅れてしまった田所選手のところまで戻って、仲間とともに、レースを成し遂げようとする坂道くんの気持ちに感動しました!
2日目でいきなり田所がリタイアするびっくり展開でしたが主人公のアニソン走行のお陰でなんとか持ち直していく田所。ここのシーンは読んでいてもとても面白くシリアスシーンがぶっ飛びました。
Posted by ブクログ 2017年08月24日
【素直の塊、坂道君のラブヒメがグリーンゼッケンを救う】
歌を歌うとリズムが生まれる。集中力が生まれる。不思議な力が生まれる。素直な坂道君は、歌でグリーンゼッケンを救う。自分が落ちてもキャプテンからの全員引っ張ってこいというミッションを遂行するために。ピュアだ。坂道君。
Posted by ブクログ 2015年06月21日
インターハイ二日目がスタート。
三日間で最長のコースとなるが、スタート地点から田所が体調不良。
巻島は田所を見捨てる決断をするが……。
Posted by ブクログ 2015年03月18日
坂道くん、すごいな。あんなに強い意志があったとは。田所さんにヒメヒメ言わせてけっこう挽回しているからますますおもしろそう。やっぱり逆境がないとね。御堂筋は相変わらずキモいけど、誰でもいいから蹴散らしてやってほしいです。スカッとしたい。
Posted by ブクログ 2010年11月11日
熱いっ!熱すぎるぜっ!!
これを読むと非常に情熱が燃える一品!!!自転車を猛烈にこぎたくなる!!!
ロードは持っていないけど、健康のため、ダイエットのため、まずは累計1000km目指してペダルを回してみるとしますか!!!!!しかし最近仕事で腰を痛めやすくなり断念…ぐふっ!!
…しかし、主人公にい...続きを読むかに素質があったとはいえチートともいえる成長は…うむむぅ…その急成長が今後いかなる弊害をもたらすか…
田所さんが走れなくなってしまった時の巻ちゃんの気持ちが伝わってきて辛くなりました。一緒に走りたい気持ちはみんな一緒だけどチームの勝利のためにシビアにならないといけない。だからこそ小野田の奇跡に感動しました。
Posted by ブクログ 2019年05月13日
選手たちは勿論、手嶋さんたちも悔しいだろうに、裏に徹していて素晴らしいなと思います。恰好良いです。
巻島さんも辛い判断が続きます。
小野田君の判断はあっているとは言えないかもしれませんが
金城さんに全員をつれてチームに合流しろと言われたから、という
自分のタスクの捉え方が小野田君らしくて良いです...続きを読む。
そして、「ここに仲間がいたら」と田所さんが思っていたところへの登場なのがまた良い。
歌いながら抜くとか実際は体力を余分に使うだけな気はしますが
メンタルも大事なわけですし、フィクションとして普通に
笑いつつも感動できるところではないのでしょうか。
Posted by ブクログ 2014年08月24日
インターハイ2日目が始まる。しかし、体調不良から田所が集団から大きく離れてしまう。後方で佇むグリーンゼッケン。自分を切り捨てろと田所に言われていた巻島は苦渋の決断を下す。田所の孤独な闘いの中、小野田は田所を連れて合流する道を選ぶ。
田所が泣ける。置いていく決断を下した巻島も泣ける。そんな中、希望の光...続きを読むとなった小野田。アニソンで田所をメンバーの元へ連れていく?!(笑)照れながらヒメヒメ歌う田所にウケた。頑張れ、小野田と田所〜!
Posted by ブクログ 2014年05月25日
田所さんがついてきていない!?置いていくかどうかで分裂し始める総北。だけどそこで坂道くんが起こした行動は、田所さんを連れて戻ることだった。それだけでもすごいのに歌いながら走るというやり方!!ラブヒメの歌なのだ!!もうすごく面白い。
Posted by ブクログ 2010年10月14日
小野田くんがかっこよすぎる。不可能を可能にしすぎて、インフレ起こしたバトル漫画みたいになってるぞ。
体調不良で最下位に落ちた田所を迎えに行った小野田は、果たして田所をつれてチームのところまで戻れるのか?そこで鍵となるのがなんとラブ★ヒメだった!
ていうyか、小野田くんオタクだったの忘れてたよ。その設...続きを読む定初めて生きたんじゃないか?
Posted by ブクログ 2010年10月06日
今とにかく作品に勢いがあって、粗を探すような評価はどうかと思うが、とりあえず率直に感じたことを記録。
今巻は第2日めスタート。そこでいきなりの事件が発生。本の後ろにも書いてあることなのでネタバレ扱いせず言ってしまうと、田所が疲労回復せず、スタートきれず棒立ち!!
これ、確かにインパクトあるんで...続きを読むすが、田所の熱い魂を考えたとき、スタート地点まで自転車を乗ってくることができたにもかかわらず、そのまま立ち尽くすなんてことがありえるだろうか。正直演出が過ぎると思った。更にその後田所を救うために無謀どころか絶望的な方法を選択する奴が出てくる。もちろん誰かは言うまでもない。これも絶対にあきらめない気持ちを作品にする少年漫画としては決して間違っているとは言いたくないが、作者自らわかっているように1/100秒を競う戦いにおいて、これは非常に舐めた行為に映ってしまう。更に歯を食いしばって走るべきところを、心の中でリズムを取るならまだしも・・・・。
リアリティにこだわり過ぎて熱くならない作品よりはいいが、過剰演出に感じ始めてきたことに危惧している。まだついていけるし、読み終わった今おもしろかったと感じている。が、シビアな勝負の世界でみんなで仲良く揃って勝ち進もうという選択が作品にとって足かせにならないことを祈る。