千葉から秋葉原までママチャリで(!)通うオタクな主人公が自転車部に入部し、ロードレーサーとして、また人として成長していく姿を描く本作。
普通なら接することがないようなキャラクター同士がロードバイクを通して出会い、お互いに切磋琢磨し、チームとして成長する姿は見ていて胸が熱くなります。
また、この作品の良さは、ロードレースにおける得意分野がキャラクターごとに異なるところです。チームで一つのレースをこなしていく中で、各々が得意不得意を補い合って、レースをする姿はチームスポーツが好きな方の心にぐっと響きます。スポコンものが好きな方はぜひ読んでみてください。
そしてロードバイクが欲しくなります。ロードバイクで無性に走りたくなること請け合いです。
感情タグBEST3
匿名 2024年02月13日
泣ける…巻島さんと東堂さんが2人を見に来るなんて。声をかけるなんて。巻島さんが熱くなるのは小野田に対しての時に多い気がする。小野田こりゃ力湧いて仕方ないッショ!!
匿名 2023年03月31日
総北は「支え合うチーム」。それは先輩たちが引退しても変わらない。その言葉通りどんな場面でも仲間のために尽くす人たちばかり。そんなチームだからこそ勝ってほしい。
今まで、人のために走ってきた坂道が、自分の目標である巻島を追い越すことが、自分の目標でると気づき進化した。
インターハイのラスト、真波と二人がそれぞれの意思がぶつかり合い楽しみ。
Posted by ブクログ 2021年03月18日
真波山岳
「インターハイの負けは―――――
インターハイでしか払拭できないんだ」
仕事も同じだ。
これに気付かずに無理をする人はたくさんいる。
Posted by ブクログ 2019年07月10日
電子書籍で購入。
インターハイはまだ終わらない(次の63巻で決着する?)
回想回想また回想で過去のエピソードざっくざく。
個々のエピソードが悪いわけではない。必要なエピソードなんだとも思う。
私は小野田くんが気に入ってるのでエピソードそのものは好き(読むのがつらいほど落ち込んだ様子も描かれていた...続きを読むけど立ち直って楽しそうに走るようになったので)。
回想だろうが何だろうが小野田くんの嬉しそうな顔や楽しそうな顔や誰かを褒めちぎる様は好きだしたくさん見られるとうれしい。
真波くんといいんちょ宮原ちゃんのエピソードも、小野田くんのカーチャンも好き。
でもそれが引き延ばしに見えてしまうのですごく悲しい。エピソード見られて嬉しい気分よりまだ決着つかないのかよという気分の方が強いのはつらい。そう思わされるほどエピソード配分のバランスは悪い。
小野田くんをを見るためにこの作品を読み続けてる私ですらつらいんだから他のキャラが推しなひとには本当につらいんじゃないかと思う。
小野田くんは「自分が」レースで一番になりたい子じゃないってのが今までにも増して強調された。
こういう小野田くんに負けたら一番になりたい子たちはきっついでしょうね。作品内においてはインタビューなどで小野田くんの口から出てきた言葉は謙遜って解釈されること(そして小野田くんが勝負そのものはどうでもいい子だというのがバレないの)が救い。金城さんこれ荒北さんに語っちゃってだいじょうぶか?
イマジナリー○○さん、オタクならやるよな。○○さんは(小野田くんにとって)現実の人だけど、オタクは架空のキャラでイマジナリー推しキャラやるから。創作系のオタクなら自キャラでやる。小野田くんはオタクのままでいてください。
あと、田所さんイケメンになってきたな?! 田所さんのスペアバイクまだですか。何回か雑誌に掲載されてますよね(追記:スペアバイク6巻に収録されました)。