千葉から秋葉原までママチャリで(!)通うオタクな主人公が自転車部に入部し、ロードレーサーとして、また人として成長していく姿を描く本作。
普通なら接することがないようなキャラクター同士がロードバイクを通して出会い、お互いに切磋琢磨し、チームとして成長する姿は見ていて胸が熱くなります。
また、この作品の良さは、ロードレースにおける得意分野がキャラクターごとに異なるところです。チームで一つのレースをこなしていく中で、各々が得意不得意を補い合って、レースをする姿はチームスポーツが好きな方の心にぐっと響きます。スポコンものが好きな方はぜひ読んでみてください。
そしてロードバイクが欲しくなります。ロードバイクで無性に走りたくなること請け合いです。
感情タグBEST3
匿名 2024年02月13日
葦木場と手嶋の闘いはもうレース序盤の冷たい2人の関係から比べるとそれだけで泣けてくる。
手嶋先輩はやっぱりすごい。自分を下に捉えがちなところも含めてかっこいい。
チャンスに対する考え方も素敵。
2人の過去編も良い。
巻島先輩の言う、才能は周りから見つけてもらうってのも好きだ。
Posted by ブクログ 2024年01月01日
手嶋さんを三人が送り出すシーンがとても熱い。
巻島さんが言う、才能は頭の上や背中についていて
自分では見つけられないから
他人から見つけてもらうという表現が好きだ。
逆に言えば見つけてくれる人がいないと
どんなに才能があっても埋もれてしまう。
努力できるのも才能とはよく言うが、手嶋さんの才能は
...続きを読む『地味』だから自分でも気づかなかったのだろうが
本当に才能の塊である。
今までの努力が、発揮される。
才能がないといわれたが、努力が才能であると言うことが証明されたれーすです。
カッコいい、最後のインターハイ。
買っても負けても良いよと褒めてあげたくなる回でした。