千葉から秋葉原までママチャリで(!)通うオタクな主人公が自転車部に入部し、ロードレーサーとして、また人として成長していく姿を描く本作。
普通なら接することがないようなキャラクター同士がロードバイクを通して出会い、お互いに切磋琢磨し、チームとして成長する姿は見ていて胸が熱くなります。
また、この作品の良さは、ロードレースにおける得意分野がキャラクターごとに異なるところです。チームで一つのレースをこなしていく中で、各々が得意不得意を補い合って、レースをする姿はチームスポーツが好きな方の心にぐっと響きます。スポコンものが好きな方はぜひ読んでみてください。
そしてロードバイクが欲しくなります。ロードバイクで無性に走りたくなること請け合いです。
感情タグBEST3
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箱学のエーススプリンター新開と京伏の御堂筋のスプリントバトルもついに決着!
まさかの御堂筋の勝利…
あの最速の男を抑えるとは…
そして田所を救出に向かった小野田も総北に無事合流できた!
1人を何十㎞も引っ張って合流した小野田くんすごくかっこいい!
小野田くんの2人で登ると楽しいって言葉に目頭が熱くなった。チームっていいなぁ。クライマーかっこいい。ヒーメヒメヒメ!!
スプリンターの想いも泣ける。
今回の巻は熱い展開が多くとても面白かったです。主人公チームはついに6人が集まって田所の涙にグッときました。そして、スプリントに負けた箱学がバラバラになりラストに全員集合シーンは主人公と思わせる感じでとても良かったです。
Posted by ブクログ 2015年06月21日
山岳コースに入り、バラバラになる箱学。京伏は箱学に追い込みをかけるために、スプリンターを見捨ててスピードを上げる。
京伏が御堂筋の入学によって激変したエピソードなど。
Posted by ブクログ 2012年11月03日
心が折れた瞬間の描写、タンデム走行の迫力、巻を追うごとに読む側も震える筆致。そして、福富主将がすべてもってった。真の強者が牙をむく。
オマケ漫画の女子版「弱虫ペダル」がとても読みたい。
スプリンター対決の決着によって王者の箱根学園がバラバラになったと思いましたが、再び合流するところが良かったです。
Posted by ブクログ 2019年05月13日
楽しいと思うことは実はとても大事で、
それができるから小野田くんはとても強く、且つチームのムードメーカーにもなり得る、奇跡を連れてくることができるヒーローなのです。
そんな切り口の少年が主人公なところがこの漫画の面白いところ。
流石に実際ここまで信じられないのではと思いますが
それでも読ませる力にあ...続きを読むふれています。
合流できたときはさぞかし嬉しいだろうと、自転車競技をやったこともないのに
感情移入してしまうほど。
始めは単に敵チームとしてしか認識していなかった箱学も
丁寧な描写でこの頃にはすっかり肩入れしてしまっています。
京都伏見の石垣くんもとても気になるキャラです。
Posted by ブクログ 2015年03月19日
福富もかっこいい男だな。お荷物なんて一人もいない。チームはこうじゃなくちゃね。京伏は強いけど、4人。箱学、総北は6人。この差は、大きな意味があるはずだ。2日目のゴールは誰が取るのか全然読めない。