アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 複数の時計

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    ネタバレ

    殺された男と時計の謎。

    タイプの仕事を依頼された家を訪ねたら男が死んでいた。住人は外出中で、近所の家に聞き込みをしても特に何も見ていないと言う。増えていた時計は何を意味するのか。そして死んでいた男は何者なのか。

    時計の謎それだけ? タイトルにまでしているのにミスリードのためだけに増やしていたとは。よくある「実はAは実母だった」「実はBとCは姉妹だった」パターンだが、片方はわかりやすかった。教師のキャラが1人しかいないから。

    この作品のハイライトはむしろポアロによる探偵小説講義にあるのかも。ドイルを褒めるところにクリスティーの人格が出ている。

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    2025年10月26日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    毎回のごとく、犯人は当たらない!
    盛大に外した!(笑)

    今回はマープルよりも、クラドック刑事が活躍。
    先にパディントン発〜を先に読んでいたので、クラドック刑事が割とあつい人物だったのが意外だった(パディントン〜はもっとクールな印象を受けた)

    読み進めて面白いとは思ったけれど途中から人物がなりすましたりしていて、ごちゃごちゃし始めてしまったのが残念(私の理解力が足りないだけかもしれないが)

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    2025年10月26日
  • カリブ海の秘密

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     この話の後日譚を先に読んでしまったので、これはもう読まないと……そう考えて手に取った。本来は三部作の第一作で、第二作が私が先に読んでしまった『復讐の女神』第三作は作者であるアガサ・クリスティが亡くなったことで、世に出ることはなかったという……とても残念。
     導入部を読んで既視感があり、『ああ、多分十代の頃に一度読んでるなあ』などと思った。案の定大部分が忘却の彼方なので、犯人は当てられなかったし真相もお察しという。新鮮な気持ちで読めたという利点はあれど、そうとう私の記憶力はポンコツだなあなどと感じて切なくなった。とはいえ、まだ『あ、読んだことある』と気づいただけマシだと考えてもいる。
     導入部

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    2025年10月24日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    ネタバレ

    『死との約束』を書いている途中に、この被害者設定をそのまま借用して、直球の本格を書こうと思いついたのだろうか。またもや財力で一家を支配し、家族をゲームの駒のように動かして楽しむ富豪が登場する。おそらく『メソポタミヤの殺人』のような広義のものを除き、ポアロ初の密室らしい密室。実際は、終盤にとある証言が出てようやく、不可能状況(犯人消失もの)だったということが判明する。
    【ややネタバレ】

    記憶に残る伏線を大量に敷き、それでもなお欺いてくる真犯人の隠し方の上手さはいつも通りだが、今回はクリスティーでは滅多にお目にかかれない物理トリックで新鮮だった。
    さすクリ要素は死体発見時の引用セリフ「あの年寄り

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    2025年10月21日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    割と早い段階で犯人出てくるんだな、と思ったらちゃんとどんでん返しがあってしっかり最後まで楽しかった。
    人の名前を覚えるのに苦労したけど、もっとスムーズに読めたらもっとおもしろかっただろうと思う。
    殺人の状況から犯人の性格や人となりを推理していくのが、これこそミステリという感じでおもしろかった。

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    2025年10月20日
  • 死との約束

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    ネタバレ

    一家を財力で支配するサディスティックな未亡人。ボイントン一家の人間が自由を手にするためには、専制君主気取りの女王を死に追いやらなければならない。「いいかい、彼女を殺してしまわなきゃいけないんだよ」という一文から始まるのが魅力的。ただ、一家の人間は被害者以外は薄味というか、あまり記憶に残らないキャラクター造形でレノックスとレイモンドがややこしくて何度冒頭を振り返ったか。部外者サラが一家の人間を救い出そうと奮闘するも、君主にすべて気取られて釘を刺される展開は一種のディストピアもののような趣向で面白い。実はこの出来事が事件の謎を解く鍵となっている…
    誰からも憎まれる被害者の設定が、登場人物たちの行動

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    2025年10月20日
  • 死への旅

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    ネタバレ

    死にたかった彼女に与えられたのは決死のスパイ任務。

    相次ぐ科学者失踪の謎を探るために、白羽の矢が立ったのは飛行機事故で命を落とした女性と同じ赤毛のヒラリー。彼女は失踪した科学者ベタートンの妻になりすまして中東に滞在する。旅の目的地がどこにあるのかわからないまま。

    クリスティーあるあるの国際的陰謀に素人が挑む冒険小説ちょっぴりロマンス付き。いきなり素人がスパイ任務は無理だろうと思うけどヒロインに自分を重ねてみれば、これ以上楽しい設定もない。旅の途中で出会うさまざまな人物の裏を考えつつ、ロマンスだと思えば意気投合した若い男性がお相手なのは明白。夫の科学者が犯した殺人までは読めなかった。共産主義

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    2025年10月19日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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      ハロウィーン・パーティで人殺し?!
    子どもが、頭をバケツに沈められて殺された!

    少女ジョイス(13歳)が、パーティーの準備中に「人が殺されるのを見た」と得意そうに言った。そのジョイスが殺された。犯人は誰?

    パーティーに参加していたミステリー作家のオリヴァー夫人が、私立探偵ポアロに事件解決の依頼をします。ポアロは様々な人物と接触し、過去の殺人事件を追いかけるなどして、推理します。

    “子どもが殺されるのは珍しくない”“ジョイスの学校の先生が殺された未解決事件”など、なんだかこの地域は物騒極まりない。そうこうするうちにまたまた、事件発生!

    会話の多さに飲み込まれる感じで、いったい誰が犯人

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    2025年10月17日
  • 死者のあやまち

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    ポアロを久しぶり読みました。
    なかなか、理解するのが難しい。
    これは、犯人の動機を予想するのは難しいと思いました。

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    2025年10月15日
  • 死との約束

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    ボイントン夫人が、(見た目が)荒れ地の魔女のイメージで読みやすかった。

    今回のポワロは、多数のおしゃべり好きな人達から話を聞くから、辛抱強くしている場面が面白い。

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    2025年10月14日
  • アクロイド殺し

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    レビューでは、名作なのか評価が色々ある作品だけど読んでみました。
    犯人の動機もすっきりせず、もうひとつかなと感じました。

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    2025年10月13日
  • アクナーテン

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    ネタバレ

    古代エジプトに愛と平和と美を追求した王がいた。

    アクナーテンはそれまでのエジプトの神アメン信仰を廃止して、太陽神アテンを唯一神とする。争いを否定し、美を尊んだ。エジプトは、世界は、愛と平和に満ちるはずだった——。

    ちょうど大河ドラマ『べらぼう』を見ているせいか、人は正しく生きたいとは思わないのだと。それまで心を寄せていた様々な神たちを取り上げられることを民衆は喜ばない。力で治めていた場所にいきなり真理を説いても従うわけがない。窮地に援軍を送らずに愛を説く王なんて、軍からしたら見捨てられたと思うだけだ。

    毒を用意した人、実際に飲ませた人、決別を伝えた人。アクナーテンの周囲が皆それぞれに複雑

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    2025年10月13日
  • ABC殺人事件

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    アガサ・クリスティの作品は『アクロイド』と『そして誰も〜』だけは既読。普段ほぼ読まない海外ミステリーだが、さすがに古典の名作はいろいろ押さえておくべきかと思い立ち、手に取った。
    今読むとオーソドックスな内容なのだが、先駆けとなったことに大きな価値があるのだろう。
    しかし、今も販売されている書籍なのであれば、翻訳を現代調に刷新してもよいのではないかと感じた。権利の関係?なんでポアロと助手はお互い敬語なのだろうか…

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    2025年10月11日
  • アクロイド殺し

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    題名は知っていたけど内容を全く知らなかったので、ハヤカワフェアついでに読んでみました。

    登場人物はそれぞれキャラクターに個性があるので覚えやすかったけど、和訳にすると不自然な点も多く、読みながら脳内変換をして読むのに少し疲れました。

    トリックは現在では使えないものや、時代の違いを感じる点も多々あったけれど、小説と思っていたものが犯人の手記だったというのが当時は斬新だったのかな?

    探偵の相棒が犯人パターンは、現在だとよくある話だとは思う。

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    2025年10月11日
  • アクロイド殺し

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    古さを感じさせない斬新な仕掛けがなかなか面白い。 正直序盤で勘づいてしまったものの、事件の整理の仕方や会話劇は楽しくてスラスラ読める。

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    2025年10月09日
  • 五匹の子豚

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    構成も内容もミステリファンをそそるたまらない作品。五匹、五人、五つの手記、五つの解決。よし、手記を読んでポアロと同じように、考察してみようと思ったけど、かなわなかった。ミスリードにやはりやられてしまった。
    手記から読み取れる、裏の想いが明かされていくのは面白かった!

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    2025年10月09日
  • 白昼の悪魔

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    ネタバレ

    物語の最初からポアロが出ている嬉しさとワクワク感!
    如何にも怪しい人物を犯人だと思い、終盤にその裏付け証拠も出てきた時は「これで終わるのかな?」と少し残念(勝手に)だったけれど最後に全部ひっくり返されてとても気持ちよかった!
    クリスティーの小説でこの「やられた〜」感覚をまだまだ味わいたい。
    登場人物の関係性も分かりやすく、物語の舞台も相まってサクサクと読めた。

    ただ後書き解説の温度が合わない。モヤモヤして本を閉じてしまったことが残念。

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    2025年10月07日
  • ゴルフ場殺人事件

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    読んだ本 ゴルフ場殺人事件 アガサ・クリスティ 20251005

     ポアロシリーズが長編で34冊。時間をかけて読んでみようと思ってます。
     アガサ・クリスティの小説は、いろんなミステリー作家がいても未だに超える人はいないって思わせるほど、よくできたお話ばかりで、「ABC殺人事件」なんてプロファイリング小説の元祖みたいなもんで、読み返してみても、うーんって唸らせてしまう。どこかにヒントが隠れてて、それを見過ごしてラストまでいってしまうとホントに悔しくなってしまう。
    「ゴルフ場殺人事件」は、まだ初期の作品のせいか、正直まだ成熟してないような気がしますが、それでも色んな気になる手掛かりが、残りのペ

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    2025年10月05日
  • 復讐の女神

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    以前カリブ海の旅行先で知り合った大富豪からの依頼で、イギリスの邸宅や庭園を巡るバス旅行に参加することになったマープルさん。
    謎めいた依頼で、主人公も読者も五里霧中の中、旅行が進んでいきます。
    なんせ登場人物が多いし、少し記述に冗長な箇所が多いかなあという気もしましたが、最後まで犯人もわからなかったし、ミステリーとして楽しめました。

    ビクトリア朝のお作法では~、とか出てくるのに、実は70年代学生運動サイケデリックの時代の話でイギリスの文化的、歴史的な変遷なども背景に感じられたのも面白かったです。

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    2025年10月02日
  • パディントン発4時50分

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    クリスティの本はこれで2冊目です。ポアロ以外に名探偵マープルという方もいるんですね。お上品なおばあ様が繰り広げる推理が心地よかったです。マープルシリーズも色々と読みたくなりました。クリスティの本は色んなところに伏線があり、登場人物のキャラクターも様々なので、また読み直しても面白いと思いました。

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    2025年10月02日