アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • パディントン発4時50分

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     走る列車の中から、併走する列車の中で起きている殺人を目撃するという発端がとにかく魅力的で、目撃者が若くはない女性であるというあたりが、クリスティっぽい感じで嬉しくなる。誰からも信じてもらえない中、名探偵ミス・マープルだけが信じてくれる、というあたりも「きたきた」という感じでわくわくした。

     個人的には少し残念だったが、一族を巡る殺人事件にするすると物語は収束していき、逆にいつもの殺人事件の捜査になっていく。マープルの登場も少なくなるし、登場する人たちの「顔と名前」がなかなか上手く一致しなくて少々辛かった。そういう中で、ある種の安楽椅子探偵であるマープルの手足となる「プロ家政婦」の活躍がすて

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    2026年08月02日
  • 七つの時計

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    登場人物それぞれがしっかりと個性を持っており、読みやすい作品だった。

    ただ、読者の予想を裏切ることを意識するあまり、全体的に荒削りな印象は否めなかった。

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    2026年07月30日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    この作品がその後のミステリー小説に
    大きな影響を与えていることがわかった。
    この作品のことを少ししか理解できなかったので、
    成長したらまた読みたいと思った。

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    2026年07月30日
  • ビッグ4

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    駄作とは聞いてる。児童向けポワロ劇場版という印象。
    全体的にぶつ切りな印象がものすごいのだが、それよりもなんかこう、敵との関係性が子どもの頃読んだスパイ物っぽくてこう……こう……!

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    2026年07月29日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    有名な古典作品なので、きっとお話の展開は現代で応用されているんだろうな〜と思いながら読んだ。島に集められた職業・年齢・性別のバラバラの10人が次々に殺されていく。でも実は殺された人の中の犯人がいて、自らも殺されたことを偽装していた。ラストで犯人が自分の欲望を満たすために殺人を計画していたことを告白する。
    一連のお話の流れを読んで、よくあるお話の流れだなと思っただけど、これが多くの似たようなミステリーのお話の構造の原点だと思うと、めちゃくちゃすごいなと思った(⌒▽⌒)

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    2026年07月28日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    ★3.5

    タイトルの通り、ハロウィーン・パーティで起こる事件が舞台。アガサ・クリスティーの描く作品って、意外に現代も舞台になっているんですよね。この作品も、羽切とは書かれていませんが、第二次大戦後の世界が舞台になっているので1960年代くらいでしょうか。そんな世界に、髭をピンとはやして、伊達な姿の探偵は目立つでしょうね。

    “意外”と言ったらなんですが、この作品は、ケネス・ブラナーが演じるポワロ物映画の3作目にリストアップされているそうです。前2作品が『オリエント急行の殺人』『ナイルに死す』なので、ちょっと異色な感じ。前2作が、結構いい感じに映画化されているので、この作品を原作とした映画がど

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    2026年07月26日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    終盤のジョーンの選択、ロドニーに対して懺悔するか否かのところがドキドキした。自分本位の「優しさ」とかを振り翳してないか自戒したい。

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    2026年07月25日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ミスマープル初読み。p308の「過去を覚えている最後の人間がいなくなると、人は一人っきりになるんです。」というマープルの言葉にうるっとした。マープルを好きになった瞬間だった。しかし全体的には登場人物が多くてなかなか苦労したし、事件の証言が長く続くので、中盤はちょっと退屈してしまったなぁ。この本が人気ランキングの上位にくるのはちょっと不思議。

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    2026年07月25日
  • 春にして君を離れ

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    子供が独立したとき、それまでの親子関係や夫婦関係を顧みて、自分の考え方が正しかったのかを確かめたくなるが、真実はわからない、誰も助けてくれない、自分が思ったことがすべて。あらためて、後悔のない人生を、送りたいと思った。

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    2026年07月22日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    死んだ兄の葬儀の後とんでもないことを口走った妹が後日殺される。
    その後もいろいろと起こり…

    アバネシー家の家族関係を覚えるのが大変だけど、皆個性があるから覚えられた。
    ティモシーが好き。頑固ジジイw
    アバネシー家のポアロに対する態度が面白かった。

    殺害動機がまさかのすぎて驚いた。

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    2026年07月22日
  • オリエント急行の殺人

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    ネタバレ

    予想外の展開に驚かされました。
    とてもテンポが良く楽しく読めました。

    なんとなく複数犯なのではというのはアリバイをまとめた時に感じていたのですが、まさかという感じでした。

    ただ、全員がアームストロング家の関係者だと分かったところは若干納得がいきませんでした。何人かはヒントがあったように思えましたが、最後の3人に関してはちょっと無理矢理かなと感じました。どこで確信を持って最後の3人も合わせた共犯だと思ったのか謎でした。

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    2026年07月21日
  • ナイルに死す

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    わかりやすい説明と描写で、情景が目に浮かびます。引き込まれてあっという間に読み終えました。
    ひとつだけ気になるとするなら、予想通りの犯人だったので、あれ?わかりやすかったな、と思いました。みなさんどう感じたんだろう。

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    2026年07月20日
  • 杉の柩

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    ネタバレ

    【再読】
    婚約していたエリノアとロディーの前に現れたのは、門番の美しい娘メアリイ。たちまちロディーはメアリイに心を奪われ、エリノアとの婚約を解消する。その折、伯母のローラが死亡し、エリノアは遺産を相続する。エリノアは、ローラが可愛がっていたメアリイに遺産の一部を譲る。
    その後屋敷を売り払ったエリノアはメアリイを昼食に招くが、彼女がつくった昼食を食べたメアリイが死亡する。機会も動機もあるエリノアは当然逮捕され、裁判にかけられることに。さらに病死と思われたローラの死にも不審な点が見つかった。エリノアは、メアリイを可愛がっていたローラが遺言を書き換える前に殺したのではないかということでローラ殺害の容

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    2026年07月20日
  • ポアロ登場

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    ネタバレ

    長編のポアロシリーズとは少し違う味わいのある一冊。

    この短編集では、トリックや意外な犯人に驚かされるというより、若き日のポアロとヘイスティングズの掛け合いを楽しむ作品という印象。
    後年のポアロはもっと完成された名探偵だけど、
    この頃の2人はなんだかいきいきしていて、
    漫才コンビみたいな軽妙さがある。

    ヘイスティングズは長編よりずっと感情豊かで、
    「くそっ!」「笑いものにしやがって」「当分のあいだ許さないぞ」など、悔しさや呆れがそのまま語りに表れていて思わず笑ってしまう。一方のポアロも、猫の鳴き真似をしたり、「チャー!」と猫のくしゃみのような感嘆詞を漏らしたり、口髭が暑さでへなへなになったこ

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    2026年07月20日
  • ポアロのクリスマス

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    ネタバレ

    【再読】
    偏屈な老富豪シメオンにより、クリスマスに集められた一族の面々。その夜、シメオンが何者かに惨殺される。部屋には鍵がかかっており、凶器も消えていた。事件の直前にはシメオンのダイヤが盗まれていたことも判明。
    シメオンは死の直前に遺言の書き換えを仄めかしており、それが殺人の引き鉄となったと見られる。また屋敷には、シメオンの孫娘ピラール、シメオンの旧友の息子スティーブンも訪れていた。ポアロは、遺言の書き換えによって得をする者・損をする者、惨劇の時間にアリバイのある者・ない者などの観点で推理をすすめていく。
    犯人は警視のサグデンだった。サグデンはシメオンの私生児だったのだ。
    サグデンが部屋で何か

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    2026年07月19日
  • 満潮に乗って

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    満ち潮だと思ったら満潮(まんちょう)だった。
    audibleにて。
    杉の柩に続き恋愛色強めミステリなんだけど今回の男性陣が嫌すぎる二択である。うっかり人を殴り殺すやつと結婚してはいけない。というかもう一人の口からそのうちバレるのでは。ポアロもそこは黙っておくところではない。
    金持ちの親戚におんぶに抱っこの親戚一同という、彼らが何とかなるであろうオチも含めてなんだかなあな話。新婚早々に本当にお気の毒に。

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    2026年07月18日
  • アクロイド殺し

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    ネットでネタバレくらってたのですが、犯人わかってる状態から、いつもとは違う感覚で読めたのは良き◎
    ポアロ偉大

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    2026年07月18日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    チョイ役だと思っていたメイドとゲストキャラの聡明な女性の相手役になると思っていた人が犯人でとても驚いた。
    「スタイルズ荘の怪事件」のはじめに「クリスティーファンは1番犯人ぽくない人を疑う。」とあったが、本当に1番ぽくない人が犯人だったな〜となった。

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    2026年07月17日
  • 春にして君を離れ

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    三宅香帆さんがYouTubeで読まずには人生を終えることができない小説の1つに挙げていた本。Instagramで「いいな」と思うことが減る、と言う感想も気になって読んでみた。三宅さんほどの感受性がないので、自分は相変わらずSNSをみて羨ましく思ってしまうのだろうなと思う。

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    2026年07月15日
  • 春にして君を離れ

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    ジョーンもジョーンだけど、じわじわロドニーに腹が立ってきた。夫婦関係があまりに歪で、彼ら自身も、彼らに関わるひとたちも、ぼんやり皆不幸だな........

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    2026年07月14日