アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • ねずみとり

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    戯曲だけれども、読みやすい。演劇作品としてとても人気があり、ロングラン上演されているそうだ。大雪によって孤立状態にある山荘、経営者の若い夫婦と5人の客と1人の刑事。誰もが怪しく思える、緊迫した状態にゾクゾクする。

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    2009年10月07日
  • さあ、あなたの暮らしぶりを話して

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    とても上質のエッセイです。推理小説家としてではなく、考古学者の夫とともに40年代のシリアで発掘に携わった彼女がシリアでの日々をつづったものですが、アラブ社会とのカルチャーショックをユーモアたっぷりにかたっている。砂漠と太古への彼女の愛情を感じます。

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    2009年10月04日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    途中でこれ主人公が犯人じゃないか?と気づいてしまった。昔は賛否両論だったみたいだが今となってはよくある話だからなぁ。

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    2026年05月10日
  • 愛国殺人

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    ネタバレ

    歯医者行きたくないよ…のポアロが可愛いです。
    いきなり口調が変わるのは、翻訳する上で仕方ないのかもしれませんが、今作は余計に混乱しました。丁寧な話し方から、『あんた、安心していいよ、…』に変わったり、「今ポアロが喋ってるんだよね⁈」と、文章を二度見したり、遡ったりしていたら時間がかかってしまいました。
    権力を持つと保身に走るのは、いつの時代でもどの物語でも同じですね。
    『私のたずさわっているのは自分の命を他人から奪われない、という権利を持っている個々の人間に関することです』というポアロの台詞、他の作品でもきちんと彼の中でぶれない軸として生きているのだろうな…と感動でした。オリエント急行の結末等

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    2026年05月09日
  • オリエント急行の殺人

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    個人的には「そして誰もいなくなった」の方が好きですが、閉ざされた空間での殺人、面白かったです。映画でも見てみたいと思います。

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    2026年05月08日
  • 春にして君を離れ

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    これ、主人公を自分と重ねるか、自分の母親と重ね合わせるかでどう感じるかが全く変わりそうだと思った。
    「毒親」という言葉にアンテナ高めな人は読んだ方がいいかもしれぬ、が、そういう環境で育った方にとってはだいぶしんどいこと請け合います。
    ミステリー小説家としてのクリスティのイメージしかない人はぜひこちらも。

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    2026年05月08日
  • ねじれた家

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    大富豪一族の殺人事件による遺産相続のドタバタ劇です。
    犯人は最後の最後までわからなかったですし、読みやすくてスイスイ読めました。
    ただ、登場人物が結構多いのですが、誰とも共感できなかったです。

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    2026年05月08日
  • 満潮に乗って

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    ポアロシリーズ25冊目。
    クリスティーはやっぱり面白いな……(n回目)。
    ちょうど長距離移動があったというのもありますが、一日で読み切れる作家は、クリスティーを除くとあまり知りません。

    「大富豪ゴードン・クロードが戦時中に死亡し、莫大な財産は若き未亡人が相続した」
    というあらすじ通り、ゴリッゴリの遺産相続ものです。
    ゴードンの姉、兄、弟、甥姪が入り乱れ、しかも戦後の苦境とそれまでの温室生活がたたり、いずれもが未亡人・ロザーリンとその兄に憎悪の感情を向けています。
    このロザーリン兄妹がまたクセモノで、読んでいてもまっっったく同情心が湧いてこない!
    ゴードン・クロードに頼りきりだったクロード一族

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    2026年05月04日
  • 白昼の悪魔

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    翻訳がいまいちな印象。
    コンパクトな作品なので、入門にはぴったり。
    キャラの書き分けもうまいし、真相も着地点もよくできている。

    しかし、それ以上の何かはない。

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    2026年04月30日
  • メソポタミヤの殺人

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    今回は看護師が語るスタイルで。
    ポアロシリーズは、読むたびにだいぶ印象が変わる。翻訳者が違ったりするせいかもしれないけど、今回は読みやすく感じた。
    なるほどーといった感じであまり驚きはなかったかなあ?

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    2026年04月30日
  • エッジウェア卿の死

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    最近は未読のクリスティー作品でとりわけエルキュール・ポアロの登場作品をゆる〜く追っていて、『エッジウェア卿の死』は題名は知りつつも、内容はさっぱりだったので読むのを楽しみにしてました。

    残念だったのは、翻訳が終始一貫して言い回しがかたくて読みづらかったこと。登場人物がみんな武人みたいな口調なので、誰の発言なのか悩みながら、なんとか進むやら戻るやら…難敵でした(u_u)

    その点を除けば、二転三転する謎に見事にはまり、登場人物を順番に疑っていたら(笑)最後にあっと言わされる感覚は実に面白かったです。
    要所、要所でトリックの一端をチラつかせながら、謎が解けたつもりでいると裏切られる…流石のクリス

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    2026年04月29日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ネタバレ

    洋書は殆ど読まないのだが、やはり翻訳されていることで言葉の機微が失われていると感じた。
    事件を童謡になぞらえたり、兵隊人形といった小物を使っての比喩など当時としてはオリジナリティがあったのだろうが、今では新鮮さに欠ける。
    現代作品のオマージュ元、原典を味わう感覚で読むことを推奨する。

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    2026年04月27日
  • アクロイド殺し

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    やっぱりアガサ・クリスティは読みやすくていいな。
    なるほどそういうことね。となって、ああこれはまた読み直さなくては・・の快感。

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    2026年04月26日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    月並みだが面白かった。犯人はあの人しかいないとは思っていたので案の定だった。ただ空白の10分に素朴な疑問が足りてなく、余りにも怪しすぎるだけで分からないことだらけではあった。
    手記の一人称のなんちゃら論争の解説は分からなかったし、シェパードが書くあっちこっち行ったりが多く1日48時間あるかのような区切りがなく疲れることも。
    勿論 犯人を当てることだけがこの本の魅力じゃなく、灰色の脳細胞が盗み聞きしてたのをすぐ告白するのとか、かたや犯人を追い込む闇のような姿、人間という弱い内面から導く真相真理を約100年も読み継がれてた魅力を感じれた。

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    2026年04月25日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    複雑だったー。
    誰が誰やら?笑
    そしてまさかの犯人。

    アガサ・クリスティーの作品て、なんでいつもこんなに面白いんだろう。読み始めると即座にその世界に入り込めるし、疲れないというか、逆に癒されるというか?聖書の次に読まれてるなんて言葉にも納得してしまう。

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    2026年04月19日
  • ゴルフ場殺人事件

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    数年ぶりくらいのアガサ・クリスティー、たっぷり味わわせていただきました。今まで読んできた作品がシンプルな動機や真相だったからか、四転くらいする展開に最後まで気が抜けなかったです。登場人物、時系列、場所すべてがパズルのように組み合わさって真相に近づくので、何度か整理しないとついていけなくなります(笑)

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    2026年04月18日
  • 暗い抱擁

    A

    購入済み

    フィクションのはずなのに
    まるで実在の人物の話のように思えるくらい
    人物描写が圧巻で、恐ろしいような気がします。

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    2026年04月16日
  • 春にして君を離れ

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     三児の母であるジョーンが旅の帰路にて自身の半生を振り返り、自分がどんな人間であるかを見つめ直す話。
     ジョーンは自身を優れた母親だと考えているものの、周囲の人間のちょっとした言動であったり夫及び子供達が自分と接する際の態度に違和感を覚え始め、彼女の経験した過去と共に、無意識のうちにジョーンはその違和感の答えを探っていく。
     自己批判が主題のように感じました。人は他人に対しても自分に対しても、望み通りではない辛い事実と相対することを避け、想像で尤もらしい理由付けをした上で自身が傷つかない勝手な結論を思い込むことで、精神を保護する傾向にあると思います。本作は、その思い込みという修正を軸に、正しい

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    2026年04月16日
  • アクロイド殺し

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    少しずつ登場人物の秘密や嘘を解明していくポアロの姿が非常に格好良かった。後半から加速度的に真実が明らかになっていき最後の結末は圧巻でした。
    たくさんミステリー小説を読んでいる人程騙されちゃうんじゃないかなと思ってしまった。
    内容に賛否があると解説で書かれていたが、十分に楽しませてもらった作品でした。

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    2026年04月13日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    ポアロの旧友スペンス警視は、マギンティ夫人を撲殺した容疑で間借人の男を逮捕した。服についた夫人の血というたしかな証拠で死刑も確定した。だが納得がいっていない警視はポアロに再調査を依頼。未発見の凶器と手掛かりを求め、現場に急行するポアロ。しかし死刑執行は刻々と迫っていた。

    登場人物が多くて序盤は混乱しがちでしたが、最終的にポアロが介入してからも1人亡くなってしまう事件の展開で舞台向けだなあと思いながら読んでいました。クリスティの作品は戯曲に近いというか、人の心の機微以外に効果的な場面が多くて舞台映えしそうな展開にわくわくします。マギンティ夫人が死んでから物語が始まるので、他人から語られる姿しか

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    2026年04月12日