アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 検察側の証人

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    映画「情婦」がストリーミングで見る事が出来ないので、原作(戯曲)を読んでみましたが、流石に古過ぎるのと、色々ツッコミどころがあって、絶賛とはいきませんでした。当時は評価されたのだと思いますが、現時点での目から見ると残念な評価となりますね。

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    2025年12月10日
  • 杉の柩

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    ネタバレ

    金持ちの遺産相続に男女の三角関係、出自の謎。お話はいつものクリスティー。
    珍しく犯人にはかなり確信を持って読めた。遺産に関するとある行動があまりにも怪しすぎたのだ。いつものクリスティーならこれを囮にして私をハメてくるのだが、今回は"表"がそのまま正解だった。
    話の中心に居座るラブストーリーがミステリーの核として機能していないのが惜しい。
    このトリック結構好きだ。ただ、エリノアが紅茶を飲んでいたらどうするつもりだったのだろう。

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    2025年12月09日
  • ビッグ4

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    アガサ、ポアロ、4作目。中村妙子訳

    何が嬉しいって、ポアロのモナミ、ヘイスティングズ、が帰ってきた事!何と言ってもやっぱりこのコンビがベストですね!
    で、何だか本作はスケールが急に大きくなっていた?ポアロの名声上昇は私も嬉しいが、今までは近所の名探偵、の様に身近に感じられるポアロだったが、いつの間にか国際色豊かになっていて、なんと秘密の悪の組織と戦う事になっていたのには驚き!最後に現れた双子の兄アシール・ポアロの存在も私には謎だった。謎。
    あとがきに寄ると本作品は短編をつぎ合わせたものらしい。どうりで焦点がボヤッとする感じと思った。でも名コンビが復活して嬉しい作品でした。ポアロ&ヘイ

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    2025年12月09日
  • そして誰もいなくなった

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    「ミステリ好きなら…!」とよく見かけるタイトルですし、他作品の作中にも登場していたので、海外の翻訳作品を初めて読みました。
    忠実に翻訳されているのか、読みにくさは感じますね。
    心情描写もちょっとわかりにくい気がします。
    アガサ作品は他にも有名作を一緒に購入したので、そちらも読んでみて違和感を感じるようなら翻訳作品は自分には合わないのかもしれません。
    物語的にはかなりテンポ良く進んで次々と死んでいく。
    犯人は予想できませんでした。というより、謎解きの要素はなさそう。
    まさかの展開もないし、個人的評価はまぁ「普通」かなと。

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    2025年12月07日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    オーディブルにて視聴。
    初アガサ・クリスティ作品でした。
    「ここにいる全員が隠しごとをしている」と言ってからのひとりひとり回収していく展開がとても綺麗だと感じました。
    自分があまり翻訳文章に慣れておらず、特に音声で聴いたせいで完全に理解しきれなかった部分もあり悔しいです。
    次に読むときは本で読んでみたいです。

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    2025年12月05日
  • そして誰もいなくなった

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    ほぉー1939年の作品なのか!
    時代を超えた面白さ

    海外作品が初めてだから?
    読みにくさはあった。
    やーでもミステリー素晴らしい
    犯人大満足だろうよ

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    2025年12月02日
  • ABC殺人事件

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    それまでのポアロシリーズと雰囲気が違う作品。
    90年前にこれを読んだ人たちが羨ましい。
    アガサの本はちゃんと読めば犯人当て出来るところが素晴らしいといつも思う。

    久しぶりのヘイスティングズ登場。年月の流れを感じたけど相変わらず美女に弱い人だなぁ。

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    2025年12月01日
  • ベツレヘムの星

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    クリスマスシリーズと勝手に名付けて、クリスマスにちなんだ物語を読んでいます。その一環として手にした本。水上バス、いと高き昇進、神の聖者を面白く読みました。

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    2025年12月01日
  • アクロイド殺し

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    物語を楽しむ、より自分で挑むな話
    姿勢を間違えたのと、やはり古さと翻訳独特の受け入れ難さあり、
    自分にはまだ早い

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    2025年12月01日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    豪華列車ブルートレインの中で起きた殺人事件。
    被害者の別居中の夫が容疑者に 。
    列車に居合わせたエルキュール・ポアロは捜査に協力することになったのですが ―― 。

    そんな単純なわけがないとワクワクしながら読みました。面白かったです。

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    2025年11月27日
  • マン島の黄金

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    【ノンシリーズ短編】
    クリスティの短編はどうも苦手で、これまでほとんど読んでこなかった。
    『厭な物語』に収録されていた『崖っぷち』が面白かったので、この短編集なら楽しめるかもと思ったけど、やっぱり短編のクリスティは物足りない。
    短編ならハイスミスのほうが断然好み。

    『愛犬の死』
    「ああ、あたし、あんたがかわいくてたまらない!」
    自分も犬が大好きなので、クリスティの愛犬へのあふれる愛情に共感しまくりだった。
    犬のテリーもご主人が大好きなあまりに……という切なさも残る。

    この作品でクリスティ70冊目。
    好きな作品から読んでいったせいで、ここから先はどうやら超・苦手ゾーンに突入しそうな予感。

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    2025年11月26日
  • 三幕の殺人

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    ネタバレ

    クリスティの作品で犯人が意外で驚かされたのは久しぶりかな(笑)まったく予想してなかった(笑)個人的にはあまり好きな結末では無かったですがまあ満足かな(笑)しかし最初の殺人は・・・。そんな理由で殺されては・・・。

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    2025年11月24日
  • 白昼の悪魔

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    ネタバレ

    気をつけなさい、そこに悪魔がいる。

    ポアロが滞在するホテルには様々な人が集まっている。平穏な休暇はある女性の死によって終わりを告げた。女性に敵が多かった、男を引きつける元女優の死。首を絞められるという死因から、犯人は女ではなく男と思われたが、夫にはアリバイがある。ポアロが見つけた悪魔とは——。

    怪しい男にはアリバイがあり、女たちでは絞殺できない。洞窟から麻薬が出てきたり、呪いを実行する娘がいたり、偶然再会する幼馴染がいたり、込み入った犯人当てではあったが、最初のシーンのポアロのセリフが犯人を示していたとは。なるほどとしか言えない。

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    2025年11月23日
  • そして誰もいなくなった

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    個人的には非常に読みにくかった。主な登場人物が10人で、それも私の苦手な外国人名前であるため全く入ってこない。その全く入ってこない状況の中で、呼ばれ方が名前だったり苗字だったりと一貫していないのがまた日本人には読みにくいと思った。ミステリーとしてはとても面白いし、どんでん返しの要素が詰まっていた。

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    2025年11月23日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    一作前の「三幕の殺人」と違って最初からポアロがいることもあって(ヘイスティングズがいないのも大きい)テンポよく読めた。犯人や大まかな手口は中盤までに分かってしまうけど、それでも面白かった。
    ジャップ警部好き。

    しかしいるとイライラさせられるけど、いないと寂しいヘイスティングズという存在…。

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    2025年11月22日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    読んでいる間ずっとしんどかった。
    独善的で視野が狭くて、自分が見たいものしか見ようとしない。自分が良いと信じることを、他人も良いと信じると疑わない。なので無邪気に他人に自分の思想を押し付ける。コントロールしようとする。
    今の自分の人生のスタンスとは対極すぎて、自分語りを読むのがしんどすぎた。
    ようやく気づいたのに、気づかないふりをしたジョーン。こういう性質の彼女と暮らし続けるロドリーと彼女を避け当然のように出て行ったエイヴリル、バーバラ、トニー。

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    2025年11月20日
  • バートラム・ホテルにて

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    前半は舞台となるバートラムホテルについての話で、後半になってたたみかけるように話が展開する。
    ぶっちゃけ後味の良い感じのラストではないけれども、出てくる登場人物がそれぞれに魅力的なのと、ところどころで丁寧に描写される食事や当時のロンドンの様子などがとても面白い。
    悪に対する矜持なんかも見え隠れてしていて、長く愛される作品の根っこみたいなものを感じる。あと、ポーチドエッグが食べたくなるねえ……

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    2025年11月18日
  • 海浜の午後

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    ネタバレ

    キュートでスリリングな劇をどうぞ。

    劇が3作品収められている。どれも小品ではあるが最後まで一気に読ませる。

    「海浜の午後」海辺に集まった人々の中に強盗がいる? あっと驚く正体が判明するのが2段階になっているのがひねりどころ。息子を縛り付ける母などクリスティーあるあるキャラクターも見もの。

    「患者」植物状態と思いきや、患者は意思を示せる。実験の結果、口封じに現れた犯人は。イニシャルなんかわからないので推理不可能かと思いきや、ちゃんと劇中に名前が出てました。

    「ねずみたち」復讐の狂気。はたして警察は2人の弁解をどのように聞いただろう。

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    2025年11月17日
  • 予告殺人

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    初マープル作品!
    途中登場人物が多く読みにくい箇所もあったがラストに近づくにつれて手が止まらなくなった。
    本格ミステリというより、ドラマを見てるような感じ。
    マープルはポアロよりも、コミュ力活かして聞き込みで詰めていくタイプの探偵と感じた。
    部屋の図などがあればよりわかりやすかったなあ。

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    2025年11月17日
  • そして誰もいなくなった

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    わたしもフェアリー•ゴット•シスターとでも名前を変えようかなぁ。
    おっとあぶない、メガネ光っちまったぜ、、
    真実はいつも10個!!!!
    これは東の名探偵もびっくりだぜぇ、

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    2025年11月17日