黄色いアイリス

黄色いアイリス

小説・文芸
1,320円 (税込)

6pt

四年前に死んだ妻の追憶のための晩餐会に出席してほしい――ある富豪から依頼されポアロが赴いた場所では、昔と同じ状況が繰り返され、テーブルには依頼人の義妹の死体が……表題作をはじめ、ポアロもの五篇、マープルもの一篇、パーカー・パインもの二篇、幻想小説一篇を収録する珠玉の短篇集。

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黄色いアイリス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一押しは「仄暗い鏡の中に」。マープルも好き。
    当たり前なのかもしれないけど、ポアロでも「ホームズみたいな」という喩えされるんだね。

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに古典ミステリーが読みたくなり「アガサ・クリスティ」の短篇集『黄色いアイリス』を読みました。

    「クリスティ」作品は一昨年前の6月に読んだ『鏡は横にひび割れて』以来なので約1年半振りですね。

    -----story-------------
    四年前に死んだ妻の追憶のための晩餐会に出席してほしい―
    ある富豪から奇妙な依頼を受けた「ポアロ」が赴いた場所では、昔とまったく同じ状況が繰り返され、テーブルには依頼人の義妹の死体が…
    表題作を始め、「ポアロ」もの五篇、「パーカー・パイン」もの二篇、「マープル」もの一篇、幻想小説一篇を収録する珠玉の短篇集。
    -----------------------

    本作品には以下の九篇が収録されています。

     ■レガッタ・デーの事件 (The Regatta Mystery)
     ■バグダッドの大櫃の謎 (The Mystery of the Bagdad Chest)
     ■あなたの庭はどんな庭? (How Does Your Garden Grow ?)
     ■ポリェンサ海岸の事件 (Problem at Pollensa Bay)
     ■黄色いアイリス (Yellow Iris)
     ■ミス・マープルの思い出話 (Miss Marple Tells a Story)
     ■仄暗い鏡の中に (In a Glass Darkly)
     ■船上の怪事件 (Problem at Sea)
     ■二度目のゴング (The Second Gong)

    「ポアロ」もの、「パーカー・パイン」もの、「マープル」もの、ノンシリーズの幻想ものと、バラエティに富んだ短篇集です。

    短篇は当たり/外れが大きいのですが、さすが「クリスティ」作品… どの作品もクオリティが高かったですね。

    その中でも、特に愉しめたのは、

    本書のタイトルにもなっている作品で、「ポアロ」が、レストランで起きた昔と全く同じ状況が繰り返された毒殺事件を推理する『黄色いアイリス』、

    「ミス・マープル」が、家にいながら、その直観力と観察力で事件の謎を解く『ミス・マープルの思い出話』、

    「ポアロ」が、船室での密室殺人を推理する『船上の怪事件』、

    の三篇かな。

    あと、ミステリーとは言えませんが、、、

    子離れできない母親が息子のことを心配し過ぎて、息子の恋愛の妨げとなっていたが、その息子からの依頼で「パーカー・パイン」が恋を成就させる『ポリェンサ海岸の事件』が印象に残りましたね。



    以下、あらすじを紹介しておきます。
    (wikipediaより)

    『レガッタ・デーの事件 (The Regatta Mystery)』
    「パイン」もの。
    手から落ちただけのはずの宝石"明けの明星"が部屋から忽然と消えた。依頼を受けた「パイン」はその謎を解く。

    『バグダッドの大櫃の謎 (The Mystery of the Bagdad Chest)』
    「ポアロ」もの。
    パーティに来なかった客の男が翌日、会場に置かれたバグダッドの大櫃と呼ばれる箱の中から死体で見つかる。

    『あなたの庭はどんな庭? (How Does Your Garden Grow ?)』
    「ポアロ」もの。
    「ポアロ」の事務所に曖昧な依頼の手紙が届く。
    「ポアロ」は返信するが、その後音信は無く依頼主は死亡したことを知る。
    気になった「ポアロ」は調査を始める。

    『ポリェンサ海岸の事件 (Problem at Pollensa Bay)』
    「パイン」もの。
    「パイン」はあるリゾート地のホテルに宿泊する。
    そこで知り合った女性は、息子のことで「パイン」に相談を行う。

    『黄色いアイリス (Yellow Iris)』
    「ポアロ」もの。
    「ポアロ」の元に女性の声で急な危機を訴える電話がかかってくる。
    「ポアロ」は急いで指定されたレストランへ向かうが依頼してきた女性はいない。
    唯一黄色いアイリスが置かれたテーブルが気になった「ポアロ」は、そのテーブル客たちに話しかける。

    『ミス・マープルの思い出話 (Miss Marple Tells a Story)』
    「マープル」もの。
    知り合いの弁護士「ペサリック」の紹介で、「マープル」はバーンチェスターで起こった殺人事件の真犯人を推理する。

    『仄暗い鏡の中に (In a Glass Darkly)』
    私は幽霊屋敷のような友人の家に行く。
    部屋の鏡の前で身支度を整えていると、鏡に写る私の背後で男が女性を絞殺している。
    慌てて振り返るが、そこには誰もいなかった。

    『船上の怪事件 (Problem at Sea)』
    「ポアロ」もの。
    アレクサンドリア港に停泊中の客船、その密室下の客室で女性が刺殺される。

    『二度目のゴング (The Second Gong)』
    「ポアロ」もの。
    「ポアロ」が依頼を受けた家を訪ねると、依頼主が拳銃で自殺していた。
    一部の人間に聞こえた2回のゴングの音を手がかりに捜査を始める。

    0
    2022年05月06日

    Posted by ブクログ

    パイン・ポアロ・マープル他粒揃いの短編
    仄暗い鏡の中:女性絞殺の幻影。鏡に映る絞殺犯。狂気・嫉妬の愚かさ気付く。
    黄色アイリス:p忘れられぬ死原作/毒殺
    二度目ゴング:p死人の鏡原作

    0
    2025年02月03日

    Posted by ブクログ

    ポアロもの5作、パーカー・パインもの2作、マープルもの1作、
    その他1作品が収録された短編集。

    どれも面白くて、読み始めるとラストまで一気に読んでしまう感じだった。
    (これが短編集の良いところ)

    「バグダッドの大櫃の謎」は一度読んだ事があるような話だと
    思っていたら、「クリスマス・プディングの冒険」に
    収録されている「スペイン櫃の秘密」に大変よく似ていた。
    どちらかの作品がもう片方の作品の焼き直しなのだろうか。

    マープル作品も嫌いではないけれど、
    回りくどいおしゃべりが時に・・・。
    「早く本題へ行って下さい!」
    「・・・で、あなたの性格はわかりましたが、
    結局あなたの言いたかったことはなんですか。
    今している話の中心はどこですか!」と
    思わず突っ込みそうになる私は、マープルおばさんが語る
    武勇伝の聞き手失格なのか。

    やっぱり並外れた自信家でもポアロさんがいいなぁ。
    表題作の「黄色いアイリス」は読後感も良くて好き。
    「あなたの庭はどんな庭?」では、ポアロの私立探偵の、
    というよりは人間としての「良心」を感じさせられる。

    0
    2011年08月15日

    Posted by ブクログ

    ポアロあり、パーカーパイン氏あり、マープルありのお得な短編集。
    最後の話は鏡は横にひび割れて、に似てたので、これを膨らませたものかな?

    ミスレモンの有能さが好きです
    カキって噛まずに飲み込むものだったんですね・・・

    ほか、マープルさんの自慢話など。
    パイン氏の話は、ダイヤ泥棒の手立てが鮮やかでした。

    0
    2010年03月27日

    Posted by ブクログ

    ポアロあり、マープルあり、パーカー・パイン氏あり。
    ミステリあり、怪奇ものあり。お得な感じの一冊。
    クリスティは怪奇がうまいと思います。次第に緊張してくる感じが。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    四年前に死んだ妻の追憶のための晩餐会に出席してほしい―ある富豪から奇妙な依頼を受けたポアロが赴いた場所では、昔とまったく同じ状況が繰り返され、テーブルには依頼人の義妹の死体が…表題作を始め、ポアロもの五篇、パーカー・パインもの二篇、マープルもの一篇、幻想小説一篇を収録する珠玉の短篇集。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    アガサ・クリスティにしては珍しい短編集。いっぱいの登場人物を覚えなくていいし、読みやすかったです。ミス・マープルが大阪のおばちゃん風に思えました。

    0
    2011年09月09日

    Posted by ブクログ

    短編集は読みやすくて良い。
    この中だとタイトルにある黄色いアイリスが結構好きだった。
    時点で船上の怪事件。二度目のゴングはシチュエーションが死人の鏡と同じだったのでちょっと混乱した。

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    スーシェ版ポワロさんの次の回が「黄色いアイリス」なので先に原作を読んでみました。ドラマもどんどん見たいのになかなか進みません(⁠^⁠^⁠;
    9話収録のうち、先にドラマで観ていたのは3編。いずれも、脚本家の脚色のうまさが光る作品になっていましたね。
    そして本書を手に取るきっかけとなった「黄色いアイリス」も、映像映えしそうな内容。どんな演出になっているのか、楽しみです。

    短編はさくっと読めていいのですが、いかんせん長編よりも人物を覚えるのに苦労します。覚えた頃にはお話が終わってしまう……。
    中でも気になったのはパーカー・パイン。調べたところ、このお話に登場したマギー・セイヤーズは悪女を演じることが多いんだとか。ドラマで大好きなミス・レモンも同名で出演しているそうで、次はパーカー・パインの短編集を読んでみようと思います。
    それにしても、「二度目のゴング」はあの格闘技に出てくるゴングでいいんだろうか……??

    0
    2024年02月10日

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