アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

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    人物描写や散りばめられたエッセンスを回収していく鮮やかさなどはクリスティ作品の醍醐味であり、とても楽しかった。犯人の意外性という意味では、もう少しで読み解けたかも…感はあったが、やはり裏切られてしまった。
    ゾクっとする感じよりも、緻密に組み立てられている小説だったと思う

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    2026年02月28日
  • 杉の柩

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    ネタバレ

    クリスティ玄人から人気の作品ということは知っていた。
    が、個人的にはそこまでだった。
    昨年からクリスティを読み始めたずぶの素人にはまだ早いということか。

    エリノアの描写は鬼気迫るものがありすごかったし、「直前まで犯罪する気満々でたまたま思いとどまっただけの人と、本当にそのまま犯罪を犯した人ってそこまで違うのか」的な部分はこの作品の核というか、おーそこに切り込むかというような重要なテーマのように感じたけど、劇中で割とあっさり処理されてしまうのが拍子抜けだった。
    あと、あまりにエリノアの描写に集中し過ぎてその他の人物が浅く感じてしまったかな。

    結局一番かわいそうなのは複雑な出自を持ち、それでも

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    2026年02月22日
  • ビッグ4

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    巨悪なるビッグ4とポワロの戦いを描いた長編。本格ミステリというよりは通俗長編のようなモノを感じる。今までの作品がシャーロック・ホームズの系譜だとすると本作はアルセーヌ・ルパンの系譜というか。
    敵の正体といい展開といい、胡散臭さがあるが案外娯楽映画にしたら1番映える作品かもしれない。帰国してきたヘイスティングがやはりいい味出している。

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    2026年02月21日
  • アクロイド殺し

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    読むのにかなり時間がかかってしまいましたが、とても面白かったです。
    私はこの本の結末を知った状態で読みました。
    しかし面白さが半減することはなく、むしろ「古畑任三郎」のようでとても楽しめました。

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    2026年02月17日
  • 死者のあやまち

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    探偵作家アリアドニ・オリヴァ夫人はポアロを呼び寄せる
    ありきたりな宝探しのシナリオを任されただけのはずなのに
    「誰かが死ぬ予感がする」という

    何者かの悪意が裏ですべてを操っている
    派手な事は起きない序盤は
    ちと我慢が必要でした

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    2026年02月15日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    ミステリーとしてはそこまで変わったものではない感じ。王道な感じがする。
    名探偵コナンも好きなので、少し似た感じがする。

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    2026年02月15日
  • 邪悪の家

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    ネタバレ

    またまた合間にクリスティーをサクッと1冊挟もうとポアロ登場の『邪悪の家』へ。

    ポアロとヘイスティングズは保養先のホテルで1人の女性と出会うのだが、彼女が何者かに命を狙われていることを察知したポアロが真相究明に立ち向かうところから話が始まる。
    あれ、でも何かこの冒頭のあらすじに既視感が…
    何だろう、何だろうと思っていたら、思い出しました。

    ※以下、盛大にネタバレを含むので未読の方にはオススメしません。それぐらい知ってしまうと驚きが半減してしまうと思われます。
    興味があれば知らずに読むのが吉!









    実はこのお話は昔NHKのアニメで放映してたんですね〜我ながらよくあらすじを覚えてた

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    2026年02月11日
  • 死との約束

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    事件がなかなか起きないので前半少し飽き始めていた。事件そのものはトリックを使ったものではなく、容疑者の証言の聞き取りを中心に解明していくのだが、辻褄の合わないところがあることから、誰かが嘘をついているか思い違いをしているか。一見無関係に思えるような証言もポアロは決して軽視することはない。終盤で、『この人が犯人だとすると』『この人が嘘をついているとすると』など、いろんな仮説をたて、真実をつきとめる彼は人の心理から謎を解くスペシャリストだ。

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    2026年02月07日
  • 秘密機関

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    クリスティ作品では異色の若者たちの冒険譚。
    とても面白いけど、なんとなく拙さを感じるな?と思っていたら、長編作品としては2作目と知り納得。いやこれで2作目ならめっちゃすごいやん、さすがクリスティ。
    フィクションならではのとんでも展開連発と、戦後の混乱期を逞しく生き抜こうとする若者たちのリアリティが絶妙な塩梅で表現されていて、とても楽しい冒険活劇だった。
    そしてなにより、主人公たちが平民ってのがいい。クリスティ作品に限らず、ドラマチックさを求めるミステリの舞台はどうしても上流階級の世界に偏りがちだけど、トミーとタペンスは完全な一般市民。なんなら貧乏。圧倒的に親しみの持てるキャラクターで、根強いフ

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    2026年02月07日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    ミスリードが多くてずっと振り回された。語り手が犯人だとは思わなかったし、手記だと分かったときはかなり驚いた。キャロラインも怖いし、ラストも静かにゾワっとして面白かった。

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    2026年02月07日
  • 秘密機関

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    クリスティ作品の中で気になっていた
    冒険ミステリー小説、トミーとタペンスのシリーズ一作目(なんかおもしろいジャンル)

    和田誠さんの表紙イラストが「タイタニック」みたい。

    幼馴染の2人が久しぶりに会って
    いい仕事ないかなー、お金儲けしたいな、
    じゃ冒険家なんてどう?
    と、突拍子もない流れで
    えらいシリアスな事件に巻き込まれてしまうという、不思議なお話。

    あまり細かいことは気にせず
    彼らの冒険に実を委ねて楽しむのが良い。
    タペンスがとってもチャーミング。

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    2026年02月04日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    読みやすくてびっくり!
    ポアロシリーズは何作かずいぶんと前に読んだ記憶があるけど、あらためて1作目のこちらから読んでみることにした。
    ヘイスティングスのキャラが気のいい青年といった感じで良かった。

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    2026年02月01日
  • オリエント急行の殺人

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    オリエント急行の殺人は映画でのみ観ていました。

    やっぱり、もう使い古されているトリックだし、本作がその元祖と言う意味では当然の事なのだけど、証言パートなどちょっとシンドい部分も有りました。

    でも、細かい事件との関連性を紐解く推理のキレは流石だなと思いました。

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    2026年01月29日
  • 雲をつかむ死

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    ★★★ 読めてよかった

    最後まで、ピースが揃わないもどかしい思いをした。アリバイを成立させるトリックは圧巻だったが、他がおそまつのように感じた。

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    2026年01月29日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    ジンワリこの人が犯人かな?と思いながら読んだけど、決定打は見つけ出せずポアロが「知っている」ことを話すまで気づけなかった。
    ポアロの揺さぶりでみんなが隠していたことを話していく様子が面白かった、そしてポアロと一緒に動いているから対象から外されがちだったシェパード
    シェパードはひとつしかない逃げ道を選んだんだね…

    これ100年も前に書かれた物語なんだ。アガサクリスティってすごいんだな、、、

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    2026年01月27日
  • 書斎の死体

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    ネタバレ

    作品の書かれた時代を考慮する必要があります。

    あまりそれを深く考えていなかったので、

    真相を知ってガッカリしてしまった。

    ミス・マープルシリーズは初めて読んだ。

    読みやすいけど、

    マープルがどんな人物なのか、今一つ掴めない。

    映像化されたものを見てみたい。










    -------ここからネタバレ---------















    それにしても、

    警察が介入して検視しているのに、死体が別人とは…

    でもDNA鑑定とか無い時代は、証言がすべて。

    仕方なし。

    確かに、車が全焼しても死体が誰なのか分かるって、

    科学が発達してないと分からないよね…

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    2026年01月25日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    ハヤカワ文庫の80冊フェアで購入。新キャラ「めくるふ」がかわいい。

    Aの頭文字がつく土地でAで始まる名前の持ち主が殺され、B、Cと続いていく。ポアロにとって初めての無差別殺人事件。ポアロを嘲笑うかのように届く予告状。殺人を止めることができるのか?

    あれ?犯人すぐ分かっちゃうよね?簡単すぎるやん。と思ったけど、もちろんそんな訳ありませんでした。真犯人の犯行の動機、徹底した計画性と冷静さ、他人を犯人に仕立て上げる狡猾さが怖い。動機にこだわったポアロの推理はお見事。作中で出てきた『森を見て木を見ない』という言葉が印象に残りました。

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    2026年01月17日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    アガサ・クリスティ4作目。
    少し人種差別的な表現が嫌だったけど、当時の時代背景を考慮すればしょうがないのか。
    合計で3人も亡くなると思わなくてびっくりしました。最後は全部繋がっていて無駄な話が無かったのも良かった、流石クリスティ!
    次は何を読もうかな!

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    2026年01月15日
  • ABC殺人事件

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    犯人に見当つかなくて、展開にびっくりしました。
    私の頭の中で、ポワロが「君は何も考えていないね」って笑顔で言ってきます。展開も早くて飽きずに読み切れました。

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    2026年01月14日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    ポアロの秘書レモンの姉ハバード夫人が寮母をするヒッコリー・ロードで、リュクサックやスカーフがズタズタになったり、インクがぶちまけられたりという事件が発生。その中のいくつかをやったと自供したシーリアは次の日コリンと婚約すると発表。発表後すぐに寮で服毒される。
    シーリアが殺害されるまでに細かい事件がたくさん起きて深い意味があるのかと思えばそんなでもなかった。誤魔化し的な意味で木を隠すなら森みたいなもんで。
    家宅調査から密輸疑惑が出て、麻薬、偽装パスポート、知りすぎた人達が殺されてくる展開でそんなにひねりがあるわけではなく、人格不適合者がそのまま捕まる。

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    2026年01月12日