アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    「その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった」

    なかなか時間がなくて久しぶりの読書。
    クローズドサークルミステリーの金字塔と呼ばれる本作。作中で明かされる色々なトリックや表現の方法は現代のミステリー小説に影響を与えたのだろうなという印象です。
    私は先に「十角館の殺人」を読んでしまったので、逆の方が良かったのかも。
    「十角館の殺人」のように要所要所で推理のパートなどがあるわけではなく、最後まで真相はわからないため、ページを捲る手が止まらないということはなかったかと思います。
    海外ミステリーということで、日本語訳が少し気になるところもありますが、内容

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    2026年05月23日
  • スリーピング・マーダー

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    初めて住む屋敷なのに、なぜか脳裏に蘇る過去の殺人記憶。そこから謎が徐々に紐解かれていく展開はクラシカルな面白さがある。ただ、犯人の焦りや隠蔽の動きはあるものの、現代のスティーヴン・キングや貴志祐介のような、強烈なサスペンスや恐怖感、ハラハラ感は控えめで、刺激的なホラー・サスペンスに慣れていると少し物足りない。

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    2026年05月20日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    アガサクリスティーの中でもミステリーではないのですが、人として少し怖く、個人的には哀しくなるようなストーリーでした。
    主人公であるジョーンの目線から語られるときは自意識の高いジョーンは完ぺきで家族のことも大切にしてこどもたちに対しても愛情深く育てあげたという自負がある。
    夫にも愛されて何不自由ない生活をしている。
    ただ、家族からの目線や、友人、出会ってきた人からの評価とは少しズレがある。
    一人旅行の旅先で列車が止まり、何もすることがなくなってしまったジョーンは自分と向き合い始める中で、他者との考えのズレがあることや、実は自分は周りに好かれていないのでは。。?と気づき始めるが、列車が動き、無事

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    2026年05月20日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    現在ではよく使われる叙述トリックだから読んでる途中で犯人の予想は大体ついてたけど、これを100年前にすでに思いついてたってのがすごい。

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    2026年05月17日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ネタバレ

    3.5 オーディブルにて

    はじめて読んだ。
    なんの予備知識もなく読書開始。クローズドサークルもの。
    登場人物の名前が多過ぎてオーディブルではなかなか難しかった

    ラストの回想にてトリックが全てあらわになっていくのは面白かった

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    2026年05月17日
  • 春にして君を離れ

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    回想のシーンがとても多かったことが印象的だ。

    序盤は毅然とした自信家で魅力的な女性だと思っていたジョーンだがジョーンに対する見え方は物語が進むに連れて変わっていった。

    自信家であるが故に自分の考えていることが正しいと信じて疑わず夫や子供たちから選択権を奪ってしまうことが多々あった。
    その結果子供たちから冷遇されるとヒステリックを起こすといったなんとも厄介な母親へと見え方が変わっていった。

    子供目線でヒステリックな母親を見る作品は何度か読んだことがあったが、ヒステリックな母親目線の作品は初めてだった。
    主人公に感情移入することが多いが今回はなかなか感情移入することが出来なかった。

    砂漠で

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    2026年05月16日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ネタバレ

    自分の中で推理をまとめて本に挑戦するのが好きなのだが、海外ものを読み慣れてないからか、いきなり犯人の自白が出始めて推理しながら読めなかった。
    へー、この人が犯人なんや。あーなるほどー?とそのまま突っ走ってしまい。なんか読後感はすっきりしなかった。
    なんか終わりそうだなって思ったら、立ち止まって考えるべきだったと反省。

    面白いっちゃ面白い。ただホワイダニットが浅いかも。あと犯人の都合良く行き過ぎじゃない?

    でも古典的な作品だからこれを昔の時代に思いつくのはすごいし、読んでよかった。

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    2026年05月14日
  • 魔術の殺人

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    非行少年を集めて育てている邸宅での殺人。人間関係が多いというか入り組んでいる印象。読み込めばもっと違う魅力が見つかるかもしれないので再読候補としたい。

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    2026年05月13日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ネタバレ

    現代まで使われている設定が多く名作と言われる所以が分かった
    王道の作品
    登場人物が覚えやすい
    叙述トリックが分かりずらかったが、予想が当たった

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    2026年05月13日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    途中でこれ主人公が犯人じゃないか?と気づいてしまった。昔は賛否両論だったみたいだが今となってはよくある話だからなぁ。

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    2026年05月10日
  • 愛国殺人

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    ネタバレ

    歯医者行きたくないよ…のポアロが可愛いです。
    いきなり口調が変わるのは、翻訳する上で仕方ないのかもしれませんが、今作は余計に混乱しました。丁寧な話し方から、『あんた、安心していいよ、…』に変わったり、「今ポアロが喋ってるんだよね⁈」と、文章を二度見したり、遡ったりしていたら時間がかかってしまいました。
    権力を持つと保身に走るのは、いつの時代でもどの物語でも同じですね。
    『私のたずさわっているのは自分の命を他人から奪われない、という権利を持っている個々の人間に関することです』というポアロの台詞、他の作品でもきちんと彼の中でぶれない軸として生きているのだろうな…と感動でした。オリエント急行の結末等

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    2026年05月09日
  • オリエント急行の殺人

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    個人的には「そして誰もいなくなった」の方が好きですが、閉ざされた空間での殺人、面白かったです。映画でも見てみたいと思います。

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    2026年05月08日
  • 春にして君を離れ

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    これ、主人公を自分と重ねるか、自分の母親と重ね合わせるかでどう感じるかが全く変わりそうだと思った。
    「毒親」という言葉にアンテナ高めな人は読んだ方がいいかもしれぬ、が、そういう環境で育った方にとってはだいぶしんどいこと請け合います。
    ミステリー小説家としてのクリスティのイメージしかない人はぜひこちらも。

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    2026年05月08日
  • ねじれた家

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    大富豪一族の殺人事件による遺産相続のドタバタ劇です。
    犯人は最後の最後までわからなかったですし、読みやすくてスイスイ読めました。
    ただ、登場人物が結構多いのですが、誰とも共感できなかったです。

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    2026年05月08日
  • 満潮に乗って

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    ポアロシリーズ25冊目。
    クリスティーはやっぱり面白いな……(n回目)。
    ちょうど長距離移動があったというのもありますが、一日で読み切れる作家は、クリスティーを除くとあまり知りません。

    「大富豪ゴードン・クロードが戦時中に死亡し、莫大な財産は若き未亡人が相続した」
    というあらすじ通り、ゴリッゴリの遺産相続ものです。
    ゴードンの姉、兄、弟、甥姪が入り乱れ、しかも戦後の苦境とそれまでの温室生活がたたり、いずれもが未亡人・ロザーリンとその兄に憎悪の感情を向けています。
    このロザーリン兄妹がまたクセモノで、読んでいてもまっっったく同情心が湧いてこない!
    ゴードン・クロードに頼りきりだったクロード一族

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    2026年05月04日
  • 白昼の悪魔

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    翻訳がいまいちな印象。
    コンパクトな作品なので、入門にはぴったり。
    キャラの書き分けもうまいし、真相も着地点もよくできている。

    しかし、それ以上の何かはない。

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    2026年04月30日
  • メソポタミヤの殺人

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    今回は看護師が語るスタイルで。
    ポアロシリーズは、読むたびにだいぶ印象が変わる。翻訳者が違ったりするせいかもしれないけど、今回は読みやすく感じた。
    なるほどーといった感じであまり驚きはなかったかなあ?

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    2026年04月30日
  • エッジウェア卿の死

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    最近は未読のクリスティー作品でとりわけエルキュール・ポアロの登場作品をゆる〜く追っていて、『エッジウェア卿の死』は題名は知りつつも、内容はさっぱりだったので読むのを楽しみにしてました。

    残念だったのは、翻訳が終始一貫して言い回しがかたくて読みづらかったこと。登場人物がみんな武人みたいな口調なので、誰の発言なのか悩みながら、なんとか進むやら戻るやら…難敵でした(u_u)

    その点を除けば、二転三転する謎に見事にはまり、登場人物を順番に疑っていたら(笑)最後にあっと言わされる感覚は実に面白かったです。
    要所、要所でトリックの一端をチラつかせながら、謎が解けたつもりでいると裏切られる…流石のクリス

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    2026年04月29日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ネタバレ

    洋書は殆ど読まないのだが、やはり翻訳されていることで言葉の機微が失われていると感じた。
    事件を童謡になぞらえたり、兵隊人形といった小物を使っての比喩など当時としてはオリジナリティがあったのだろうが、今では新鮮さに欠ける。
    現代作品のオマージュ元、原典を味わう感覚で読むことを推奨する。

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    2026年04月27日
  • アクロイド殺し

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    やっぱりアガサ・クリスティは読みやすくていいな。
    なるほどそういうことね。となって、ああこれはまた読み直さなくては・・の快感。

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    2026年04月26日