【感想・ネタバレ】ポアロ登場のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年10月08日

初めて、このシリーズの短編集を読んだが率直に面白かった。

特に「謎の遺言書」が好きな話でした。
依頼人の女性の唯一の親族である男性が本当に書いた遺言書を探す話で、遺言書をポアロに依頼した事について賛否が別れそうですが、個人的にはアリなのかと思いました。

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Posted by ブクログ 2022年01月11日

ポアロとヘースティングスのやりとりが微笑ましい。よくまあポアロに付き合っているものだとへースティングスの寛大さにも感心してしまう。
なかなか痛烈に皮肉を言われてもそう簡単には凹まないヘースティングスの存在がこの「ポアロ」を生かしているのではないかとも思える。
短編14作。

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Posted by ブクログ 2024年03月14日

ポアロの短編集。「スタイルズ荘の怪事件」の後くらいらしく、全話でヘイスティングスが登場する。ジャップ警部もときどき登場してくれる。
ヘイスティングスが相手だと、ポアロがいつもより少しお茶目なのかな? ホームズ&ワトスンみたいな良いコンビで微笑ましい。何冊かポアロの長編を読んだことがあるけど、ヘイステ...続きを読むィングスは登場しなかったので、こういうポアロはちょっと新鮮な感じがした。

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Posted by ブクログ 2022年06月05日

2冊読んで思うことは、なかなかのポワロのナルシストぶり笑。
結構自分に酔ってるんですね。

にしても、ミステリー小説の短編集にはお初にお目にかかりました!短い中での起承転結、途中展開が早すぎて何度か置いてけぼりをくったけど、なんとか付いていけました。

個人的には最終話、“The Chocolate...続きを読む Box”が1番好き。誰にでもmistakeはあって、(この場合、ヘイスティングスの言うように“失敗談”といえるような内容ではないのかもしれないけれど)それをかのポアロが自分で語るっていうのがおもしろい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年11月22日

ポアロの短編集。イギリス人の名前に不慣れである(例えば、名前と愛称の対応関係が頭に残らない)ことが大きいのだけれども、人物関係を把握するのに毎話毎話少々時間がかかって大変だった。しかし、それを差し引いても、全般的に短くトリックをうまく仕掛けていると思う。ポアロがヘイスティング大尉をひたすら馬鹿にする...続きを読むのが読みたければ。

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Posted by ブクログ 2021年11月06日

2021年 49冊目 

短編なのにどんでん返しとかあって読み応えあり。通勤や仕事昼休みにうってつけの気軽なミステリ。

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Posted by ブクログ 2021年08月15日

やっぱり面白い。ドラマ版を見過ぎてしまい、原作を忘れていましたが、やはり原作の良さがありました。チョコレートの箱はドラマ版はだいぶロマンチックにかえられていましたが、ドラマも原作も好きです。ヘイスティングとポアロの掛け合いも心が和みます。

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Posted by ブクログ 2021年05月29日

テレビでは観ていた話が短編集で読めるというのも楽しかった。
多少の脚色はあるものの違いを味わって読みました。

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購入済み

短編集です

A
2021年05月16日

面白かった。
短編集なので油断してると、
すぐに謎解きになってしまいますが
ちょっと時間が空いたときに
一つ読むのにちょうどよいです。
そして、チョコレートの箱は良かった。

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Posted by ブクログ 2020年12月29日

ポアロシリーズの短編集。
14作品が収録されていて、一つ30ページ程のすごく短いストーリーだった。
短いから今までの長編のような複雑さとかはないけれど、さくさく進むので通勤やお風呂に浸かりながらなどに読むのに良さそう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年04月08日

ヘイスティングが良いキャラクター!「この人がいない物語はさみしい」というのはわかる気がする。凡人の感覚があるからポアロの灰色の脳細胞が際立つし、イラっとする自慢話にも「まぁまぁ、そうカリカリしないで」と慰められる。12編の短編が収録されているなんて、とってもお得な一冊だった。

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Posted by ブクログ 2017年08月03日

名探偵ポアロシリーズに嵌るきっかけとなった一冊です。
これを読むまでに長編は何冊か読んでいましたが、そこまで夢中になるというほどではありませんでした。
でも、この短編ではポアロのキャラクターがとって魅力的に見えて!
そこからポアロシリーズに一気に引き込まれました。
長編は謎解きのじっくり楽しめる面白...続きを読むさがありますが、短編は短編で色々な事件を次々と楽しめるし、ちょこちょこっと気軽に読みたい気分の時には重宝するので良いなと思います。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

短編集。
時間のないときでも、ちょこちょこ読めるかと思いきや、一つの作品を読み終えたら、
「で? 次はどんなお話?」
と、わくわくとページを捲ってしまうので、結局は読みふけってしまいました。
身だしなみに気を遣うムッシュ・ポアロが『らしくて』、思わずにんまりしてしまいます…。

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Posted by ブクログ 2024年04月07日

標準的な文庫本の厚さにも関わらず、14篇も作数があって、読み応えあり。
外国人の名前が覚えられないので何度も戻りながら読み進めた。

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Posted by ブクログ 2023年06月10日


記念すべきポアロの第一短編集。個人的にはクリスティの本領は、やはり短編より長編にあるかなと改めて感じた。と言いながらそんなにたくさんは読んでないが。笑

短編であるが故に、ポアロとヘイスティングの名(迷)コンビぶりがよけいに際立ち、ポアロのある意味鼻持ちならない自信過剰ぶりが際立っている。この一冊...続きを読むだげだとポアロの魅力の一端しか伝わってこない気もする。

謎解きそのものは、単純でオチを知ってしまえば「そんなもんなのね」というものが多い。驚きが少ないという意味では、ミステリの出来としてはごく普通という気がする。

謀略小説風の「首相誘拐事件」と、伝奇小説風の「エジプト墳墓の謎」が個人的にはお気に入り。

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Posted by ブクログ 2023年06月01日

自惚れが強く珍奇な見た目、およそ人好きされるとは思えないキャラクターでありながら、ミステリ界で知らぬ者は居ない名探偵ポワロ最初の短編集
それもあってか、彼の人柄を如実に表すようなエピソードが多いね
特にポアロの特徴的な人柄を説明する際に一役買っているのが相棒ヘイスティングズの存在かな
ホームズに対応...続きを読むするワトソン程にはポアロが担当した事件に関わっているわけではないけれど、この短編集では基本的にポアロと共に事件解決に当たっている。それもあって、推理の過程においてポアロがどれだけ奇矯な振る舞いに出ているか、傲慢な発言が多いかを彼の視点を以って知ることが出来る

ヘイスティングスの視点で描かれるポアロはどうしたって小馬鹿にしたくなる人柄。けれど、そんな彼が最後には他の誰も解けなかった事件の枢要を詳らかにしてしまうのだから堪らない。終いにはポアロという名探偵の虜になってしまうわけだ


この短編集に収録されている事件は全て何かしらの取っ掛かりに気付ければすぐに真相を理解できるようなものばかり
だからといってどれも容易な事件だったかと言えばそうではなく、落とし穴目線の事実に気付けるかどうかに掛かっているという点はミステリの短編として完成されているね

収録されている作品の中で特に楽しめたのは『首相誘拐事件』かな
フランスでイギリスの首相が誘拐された。間近には彼が出席しなければならない国際会議が迫っている。国際平和の為には首相が必ず出席する必要がある
それを焦った誰も彼もがフランスへ目を向け、ポアロでもさえ一度は渡仏した。だというのに、フランスでは一切の捜索をせず椅子に座って事件の真相を推理する
その姿は安楽椅子探偵の何たるかを如実に示したものだったよ

他に面白い尺度で描かれていた事件といえば『チョコレートの箱』
ポアロが探偵ではなく刑事だった頃の事件。だからか、他の事件で見られるような尊大さは控えめ。呼応するように事件への対応もどこか覚束ない
最終的に彼は大失敗を喫するわけだけど、読者向けには事件の真相を容易に気付けるポイントが用意されている
事件を楽しめつつも、未熟な名探偵も楽しめるというオトクな短編だね

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Posted by ブクログ 2023年02月16日

最近チョコレートの出てくる話にはまっているので、「チョコレートの箱」という短編目当てでこの短編集を読むことにした(以前NHKの「グレーテルのかまど」でこの話が紹介されていた)。ポアロがベルギー人だということも思い出し、催事でベルギーのチョコを買ってしまった。
短編が14話入っていて、色々な話が楽しめ...続きを読むる。
『ポアロ登場』というタイトルだが、初登場シーンがあるわけではなく、「ポアロ参上」というところか。どの順番で読んでも問題ない。ポアロ&ヘイスティングズはホームズ&ワトソンを彷彿とさせる。
しかし、展開が早いため、私が登場人物を把握する前にポアロが事件を解決してしまい、犯人の名前を聞いても、「だ、誰!?」となってしまった。長編では、いつも冒頭の人物紹介をチラチラ見ながら読み進めて徐々に人物名を覚えていくのだが、短編なので人物紹介がないというのは私にとっては逆に落とし穴だった。
とは言えスピーディで鮮やかな解決に驚いたり、自信過剰だが憎めないポアロや、ホットチョコレートを飲んで御満悦のポアロが堪能でき、楽しい読書だった。
「チョコレートの箱」「謎の遺言書」「ヴェールをかけた女」が好みだった。

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Posted by ブクログ 2022年01月01日

ポワロものの短編集でかなりホームズを意識した作品集。ポワロの雰囲気が若い。そしてクリスティが若い時期の作品だからか、短編だからか、全ての作品がそうではないとしても、最後の推理やトリックがなぜか面白くない。推理に至るまでの過程に無理矢理感があって、例えば銃で殺された人を検死した医者が、内出血の病死と診...続きを読む断していたり、少しすれ違った人をポワロが急にヘイスティングスに、尾行しようと言い出したり。もー突っ込みどころ満載。とはいえ、面白い作品もなくはないのですが。クリスティはやはり長編ものと痛感させられました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年10月03日

ポアロとヘイスティングスの掛け合い大好き。ポアロが謎を解いたあとの犯人とのやりとりがあんまりないのが特徴?

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Posted by ブクログ 2021年06月20日

ポアロ
短篇集
それぞれが短い作品なので気楽に読める。自分はストーリーよりもポアロとヘイスティングズの関係性を楽しむ感じだった。
「チョコレートの箱」という言葉、今までに読んだ長編に出てきた気がするが、どの作品か思い出せず。

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Posted by ブクログ 2021年05月17日

いわずと知れた名探偵ポアロの短編集。
全14話、1話あたり30頁ぐらいしかないのでサクサク読める。
自惚れ屋で癖のあるポアロと、彼に振り回されがちな相棒ヘイスティングズ。
2人の掛け合いも見所。
特に「チョコレートの箱」で見せたヘイスティングズの密かな逆襲が微笑ましい。

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Posted by ブクログ 2021年03月30日

ポアロの短編集。
読むのに何だか集中出来ず凄い時間がかかってしまった。
登場人物が誰が誰でと混乱してしまったり、せっかくポアロが謎解きを披露してくれてるのに理解出来ないところがあったりして、自分の灰色の脳細胞は死んでるなと思った。

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Posted by ブクログ 2021年03月14日

14の短編集。

30ページ前後のお話ばかりなので
サクっと読めます。
読んでる中に、テレビで見たことがあるものも
出てきて、それもまた面白かったです。

ポアロの喋り口調がいつもと違うかったのが
ちょっと違和感感じたくらい。
テレビのポアロに慣れすぎてしまった。

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Posted by ブクログ 2021年02月20日

ポアロ&ヘイスティングズの活躍を描く短編集。ヘイスティングズ目線で語られる、14話が収録されています。
各話、設定が興味深くて、話の冒頭部分はワクワクするのですが、如何せん話が短いせいか謎解き部分が雑で“よくわからんが、ポアロがちゃっちゃと解決”的な展開になっている感じがします。
なので本書に関して...続きを読むは、他の方のレビューにもあるように、ポアロとヘイスティングズのやりとりを楽しむのが良いかなと。
特に、ヘイスティングズをディスる時のポアロはすごく楽しそうです(まぁ、確かにヘイスティングズ君は軽率な発言しがちですが)。
個人的には、ポアロのベルギー警察時代の“失敗談”、「チョコレートの箱」が好きでした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年04月15日

ポアロ&ヘイスティングズの活躍がたっぷり!

短編集なので、謎があっけないというか、それで解決しているのか、やや唐突に感じるものもある。しかし、ポアロとヘイスティングズのコンビの会話が楽しい。かなりの割合で美人の依頼人が来るのもお約束。国家に関わる重要な話もあり、バラエティパックのように楽しめる。
...続きを読む
「〈西洋の星〉盗難事件」ダイヤモンドが予告上通りに盗まれた。言われてみれば納得の事件。美しい女性に優しく、ややミーハーなヘイスティングズというキャラクターがよく出ている。14編の中でも印象に残ったのをいくつか。

「百万ドル債券盗難事件」債券が船で運ばれる間に盗まれ売りさばかれた。ポアロの推理に、そんな情報出てなかった、と思うけど、発表当時は常識だったのかもしれない。

「エジプト墳墓の謎」クリスティー大好きエジプトの話。呪いのようなオカルトをポアロが信じるのかと思いきや。犯人はなんとなくわかる、たぶんポアロがいつもと違う場所で活躍するのを楽しむ旅ミステリ。

「首相誘拐事件」イギリス首相が行方不明、このままではヨーロッパの危機。こういう設定がイギリスっぽい。それはともかく、ポアロの灰色の脳細胞は、現場に行かなくてもちゃんと事件を解決するという話。行ってしまったけど。

「ミスタ・ダヴンハイムの失踪」ジャップ警部から聞いた事件を推理するポアロ。このジャップ警部も、ホームズものに出てくるレストレード警部のポジションで、ホームズが好きだというクリスティーを感じる。3人の仲良しな感じがいい。

「チョコレートの箱」ポアロが過去の失敗を語る。この終わりの、調子に乗ったら「○○」と言ってくれ、というパターン、ホームズにもなかったかな。バークリーの「毒入りチョコレート事件」をも彷彿とさせる。結局、推理というのは、一番もっともらしい推測だということ。この話が一番好き。

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Posted by ブクログ 2017年12月05日

ポアロ短編集。短編なので、事件がすぐに解決して飽きることなく読めます。名前とキャラクターが覚えられない私にはピッタリかも(笑)。『安アパート事件』が面白かったです。

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Posted by ブクログ 2017年09月22日

初めて読んだアガサ・クリスティ。名探偵ポアロシリーズの短編集。何話か意味がわからないのもあったけど、好きだったのは執事が主人を殺して料理を全部たいらげるけどライス・スフレだけ入らなかったから殺人がバレるやつ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年06月28日

短編集ということで、空いた時間にちょこちょこ読めます。
まだ、ポアロが活躍し始めた頃のお話って感じでしょうか。
訳の問題なのかもしれないですが、ヘイスティングズとの会話も若々しい気がします。言葉遣いとか。
地の文をヘイスティングズが書いているという体なのですが、
その彼の、ポアロ描写が……、愛情(と...続きを読む、苛立ち(笑))にあふれていて楽しかったです。

解説で、古今の名探偵を並べてポアロについて言及してあったのでふと思ったのですが、私はホームズよりも、ポアロの方が人間くさくてチャーミングで好きだなぁと。
(いや、ホームズが嫌いという訳ではなくて。もちろんホームズも好きですです。
(そして、ポアロよりもマープルの方がす……ゲフゲフ。もうやめときます。

14編もの作品が収録されている本書ですが、個人的なお気に入りは「チョコレートの箱」。
ポアロ唯一の失敗談。あの自尊心のかたまりのような彼が、失敗だなんて……。
特に、ラストシーンのヘイスティングズとのやり取りは、こっちまでニンマリしてしまいました。
また、「ヴェールをかけた女」は、ホームズのお話にも似たような設定の事件があった気がするんですけども。
こちらの方は、さすが女流作家が書いただけあるというかなんというか、女の狡猾さが際立っていた気がします。

結構、一つ一つの物語は短いのですが、その短い中に、ミステリと人間模様と様々の要素を詰め込んでくるのが、さすがだーと思いました。

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Posted by ブクログ 2016年05月21日

20ページ程度の短編が多いため、明らかにミスリードをねらっているものが分かったりその逆で話が飛躍してしまっているものもある。ポワロが失敗した「チョコレートの箱」は自分自身も騙されて面白かった。

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Posted by ブクログ 2016年04月05日

長編になれてしまっているせいか、短編は物足りなさを感じてしまう。
ポアロのシリーズ読み終わるにはあとどれくらいかかるかなぁ。

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Posted by ブクログ 2018年09月09日

短編集で合間合間に読むのにちょうど良い^ ^
短いけどどの話も犯人が最後までわからなかった。
長編よりもポワロの自惚れ度合いが高い点もほっこりする。

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