アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • オリエント急行の殺人

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     オリエント急行内で起こった刺殺事件。そこに乗り合わせた名探偵ポアロが、車内の一人一人に聞き取り調査をし導き出した二つの結末。

    最後の選択に私も賛成でした。

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    2026年01月05日
  • 書斎の死体

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    ネタバレ

    犯人かなーこの人、と思っていた人が犯人じゃなかった笑
    最初に怪しすぎて犯人候補から外したのに、お前が犯人だったのか…!
    と、相変わらずクリスティは魅せてくれますねぇ…。面白かった。爪のくだりも良いですね、着眼点がとても女流作家的。出っ歯なのに爪噛めるの? とは思ったけど。

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    2026年01月04日
  • そして誰もいなくなった

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    2026年、最初の一冊!
    不朽の名作ということで読んでみた。
    内容はよくあるパターンって感じではあるんだけど、この作品は『クローズドサークル』ってジャンルの元祖で、90年近く前に書かれたってところがすごい。
    ミステリーの原点という意味で、手元に残しておきたい一冊。

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    2026年01月02日
  • 春にして君を離れ

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    流石のクオリティ

    3人称で、1人称ぽく書くのか肝だなと。
    女の登場人物の書き分けが良い。
    男の作者だとここまでいかない気がする。

    栗本薫のあとがきが、また秀逸。

    最後の方は主人公がかわいそうになってきて、これだけ一人になって内省できるって、実は繊細なんじゃないのとか、旦那の方もなんだかな
    とか思ったのも全て作者があえて仕組んでるんだなと思うと、やっぱりアガサクリスティー凄まじき

    しっかりエンタメで、かつ深い理想的な小説

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    2025年12月31日
  • 五匹の子豚

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    ネタバレ

    読後の余韻がすごいです。
    この作品は読む人によって感想がかなり変わってくると思います。
    毒殺による犯行だったのですが、この毒殺がまた少し特殊です。
    普通、毒殺は信頼関係にある間柄の人物が行うのですが本作は違います。
    被害者にとってどうでもいい取るに足りない人物が毒殺を行なっています。
    そこも面白かったです。
    また、フーダニットに重きを置いているのも本作の特徴です。
    ただし、真犯人が分かってもあまり特別な驚きはありません。
    久しぶりに良い作品を読めて満足です。

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    2025年12月29日
  • 春にして君を離れ

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    国も違う、時代も違う今読んでも共感できる。そんな不思議な本です。
    結局人間の本質は時代や国をも超えて同じような所に行き着くんだろうなと感じました。

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    2025年12月28日
  • 春にして君を離れ

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    旅行カバンと女性の座っている姿が素敵な表紙です。読んだ後に考えさせられる、素晴らしい内容でした。

    春にして君を離れ
    absent in the spring

    英語の題名も、日本語訳の題名も秀逸です。「君」は誰なのか、「absent」の意味も考えさせられます。

    「君」はジョーン側から見るとロドニー、逆から見るとジョーン。物理的に旅行したから「離れた」って意味合いもあるけど、「心が離れている」意味もある。

    本の流れとして、ジョーンは自分の意見が間違っていない、周りを良い方向に直してあげていると思っているが、周りからは融通のきかない、わがままなお母さんと捉えられている。しかし、別の面から見た

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    2025年12月28日
  • 娘は娘

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    ネタバレ

    なぜかノン・シリーズばかり読み進めてしまう。母娘の積年の愛憎劇だけど結末は自立というのか、共依存が解消されて希望のある最後でよかった。作中貫かれていた使用人のイーディスの愛がありがたかった。

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    2025年12月27日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    家族が集まる楽しいクリスマス
    そこで殺人事件が起き…

    クラシックな雰囲気がこのシーズンにピッタリでした
    そしてストーリー自体も古さを感じさせないおもしろさ
    どの作品もですが結末には驚かされました
    さすがアガサ・クリスティ

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    2025年12月27日
  • ベツレヘムの星

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    ネタバレ

    クリスマス当日に読みました。なんて素敵な短編集。いつもよりほんの少し慈悲深くなれそうな、かつお説教臭くなく読書の楽しみも与えてくれる、クリスマス期間中に読むのにぴったりの作品でした。クリスティ作品は結構読んだけど、これは恥ずかしながら知らなかった。タイトルを『クリスマスの奇跡』的な感じにして、カバーデザインももっと華やかに、かつハードカバーにしたらクリスマスプレゼントとして随分売れるだろうにと思うんですが、どうでしょうね早川さん?

    そんなそろばん勘定はともかく、構成も素晴らしい本作品。はじまりのお話は、イエス様を出産されたばかりの若き母・マリア様。そしてマリア様の最期を描いたお話で締める。本

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    2025年12月26日
  • 春にして君を離れ

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    人間の心理を描いたとてつもない作品。

    毒親、ともよべる、自己中心的な母親ジョーン。
    家族のことを思っているようで、実は自分の思い通りにすること、それが彼らにとってよいことだという一方的な決めつけを押し付けることしかせず、そのことに自覚もない。
    皆にうとましがられていることにも気づかず、自分1人の幻想の中で孤独に生きている。
    その真実に、一番気づきなくないのは、本人自身だ。

    一人きりで時間がたっぷりあるとき、
    ジョーンはようやく、自分自身の真の姿に出会うことになる。
    それは、気持ちいいことではない。
    不安で、不穏で、懺悔がまちうけているような、天変地異のような。
    そのシーンの描写は圧倒的だ。

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    2025年12月23日
  • ポアロのクリスマス

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    クリスティ作品3つ目。
    クリスマスなので読んでみました!
    誰が犯人なのか一生懸命推理してたけど全然分からないので、まるでコナンの映画か何かを観てる感覚。
    クリスティの作品は難しい表現も少なくて、容易に状況がイメージ出来る。
    田舎のお屋敷のクリスマスもイメージして楽しかった!
    最後のエピローグが救いがあって良かったです。

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    2025年12月23日
  • ホロー荘の殺人

    A

    購入済み

    面白かった

    フィクションであり、
    現代日本の価値観とは異なる部分も小さくないが
    それでも、登場人物全員が、
    長所も短所も持ち合わせていて
    こういう人いそうだなと思わせる
    生々しさを感じた。
    真相も、好みに合うかどうかは別として
    たしかにそうだなと、納得の結末です。

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    2025年12月21日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    普通の主婦が旅先で人生を振り返るだけで、殺人も盗難事件も何も起きない。それでも一気に読めてしまう。そして怖い。アガサ・クリスティって凄いって感じる作品。

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    2025年12月21日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    大富豪の主が殺され、はたして犯人は集まった家族のうち誰なのか…っていう王道展開がワクワクする。それぞれに秘密や謎があって、どれが真相に繋がっていくのか予想しながら読むのが楽しい。時代的なものかもしれないけど、身体が弱い妻に5人も子供を産ませるなんて恐ろしいな…。

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    2025年12月20日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    凄くいい。ミス・マープル作品は2作目、後半の作品しか読めていないので活発なお婆さんというイメージは変わらずだが、前半の作品は一風変わっているらしいのでまた読んでみたい。

    筆者より誘導通りに騙されたし、最後のページを読んだときの震え…人物描写の巧さも重なって強いインパクトが残っている。これもまたクリスティの傑作だと思った。

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    2025年12月16日
  • そして誰もいなくなった

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    名探偵が登場しないミステリーであり、クローズドサークルという形式の原点にして、非常に完成度の高い作品だと感じました。
    孤島に集められた人々が次々と命を落としていく展開は、序盤ではパニック小説やホラー作品のような印象を受けました。しかし、物語のエピローグで犯人の独白が語られることにより、それまでの出来事がすべて綿密に計画されたものだったと明らかになり、作品全体の見え方が大きく変わりました。

    本編のみを読んでいると、登場人物たちが疑心暗鬼に陥り、結果として全員が破滅していったようにも感じられます。ですが、真相を知ったうえで振り返ると、すべての出来事が無駄なく配置されており、その構成の巧みさに強く

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    2025年12月15日
  • 黄色いアイリス

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    ネタバレ

    レガッタ・デーの事件
    バグダッドの大櫃の謎
    あなたの庭はどんな庭?
    ポリェンサ海岸の事件
    黄色いアイリス
    ミス・マープルの思い出話
    仄暗い鏡の中に
    船上の怪事件
    二度目のゴング
    以上を収録した短編集、
    パーカー・パイン物は初めて読んだ…。

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    2025年12月15日
  • 死への旅

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    主人公の女性が「死への旅」から生還する冒険譚。

    アガサらしいというか、女性らしいというか、イギリスらしいというか、派手なアクションシーンはないけれど、鋭い視線で描かれた心理描写が面白くて、最後まで目が離せませんでした。

    非力な女性が知恵と勇気で事態を打開していき、しかも主人公が自力で解決していくのではなく、解決のヒントを力のある人たちに伝えることで人々を救うのです。ミス・マープルを生み出した作家ならではの発想でしょう。その独自の発想に舌を巻きました。

    冒険譚より、人間の本性を暴き出すアガサ・クリスティーの鋭い視線が一番スリリングです!

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    2025年12月15日
  • ナイルに死す

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    ド派手な展開があるわけではないが、
    常に不穏な空気が漂い、余韻があるミステリー作品だった。
    これはもう一度読み返して伏線を見つけていきたい

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    2025年12月12日