アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • オリエント急行の殺人

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    1934年の作品。これがこんなに楽しく読めるなんて!当時のイギリス人やアメリカ人の感じや、インドから中東への考え方なんがも垣間見えて、タイムスリップしてのぞいてるような気分で読めた。

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    2026年06月22日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    これは悲しみではなく明らかに哀しみ。読後ずっと今も胸の奥のモヤモヤが止まってくれない。今の年齢だからこそ分かることもあるなこれは。諦めるという言葉を考えるしロドニーを怖いとも思ったが様々な登場人物に思うところが出てきてしまう。

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    2026年06月21日
  • オリエント急行の殺人

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    ネタバレ

    初めて読むタイプのミステリーだった。
    登場人物をアメリカ人とかイギリス人とか呼ぶから誰のことか分からなくて読みづらいなあと思ってたけどそれでも面白かった。

    途中のポアロの友人と医者の頭の中が面白かった。

    オリエント急行を調べたら豪華すぎてビックリした。1泊70万とか300万?くらいするらしい。
    一生体験できないだろうなあと思ってるから本当に小説で体験できるのは楽しい。

    解説で有栖川有栖があまりミステリーを読んでない初心者の時に読んで欲しいと言っててまさにそうだなと思った。

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    2026年06月20日
  • 春にして君を離れ

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    苦しかった。
    私とは違う、とは思いつつ、母親として日々3人の子どもを育てている身としては身につまされる思い。
    子どもを育てていかないと、生活していかないと、将来を考えないと、という思いが痛いほどわかる。
    ジョーンに対して、旦那があまりにも不誠実だ。ジョーンだって独りよがりなところがあるけれど、それに対し子どもたちとコソコソ共通の敵みたいにして陰口を叩くところ、浮気不倫はもってのほか。
    「病めるときも健やかなるときも」と結婚式で誓ったのに。
    とある夫婦愛の物語を読んだばかりで大号泣したばかりで、寒暖差に風邪引きそうです。
    自分を見つめ直すことって本当に難しいし、そのうえ自分を変えることって本当に

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    2026年06月20日
  • 春にして君を離れ

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    原題は「absent in the spring」。
    邦訳の「春にして君を離れ」の文字通り、主人公は砂漠の中で一人物思いにふけて過去の自分を見つめ直すわけだが、「一度枯れ落ちて生まれ変わる(季節である春)チャンスを失う」主人公が赤裸々と描かれて残酷に感じる。
    主人公は、単なる幻想に過ぎない幸せ(春)の中で、ただ独りよがりで孤独であったのだ。
    同じくシェークスピアから引用された「汝がとこしえの夏はうつろわず」にあるように、人の美しさは永遠に続くと唄うシェークスピアへの、人の本性はこれほど内省しても変わらないというアガサ・クリスティの皮肉を感じる。

    夫のロドニーがクソだという人も多いが、僕は同情

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    2026年06月17日
  • 死との約束

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    クリスティの中近東シリーズの一作
    「彼女を殺さなければならないんだよ」
    冒頭のこの台詞は嫌でも頭に残る
    作中に登場するボイントン夫人
    誰が彼女を殺してもおかしくないキャラクター造形である

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    2026年06月18日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    名探偵エルキュール・ポアロの小説は学生の頃結構読んだし、デビット・スーシェのドラマや、いくつかの映画も見ている。
    こちらのスタイルズ荘は、ポアロと、記録者で友人でワトソン役であるアーサー・ヘイスティングズ大尉が初めて一緒に行動する物語。犯人もトリックも覚えている状態での再読となるが、それでも犯人やトリックは難しく、小説としても人間心理としてもよくできているし、なんといってもヘイスティングが色ボケしまくっていて「しっかりしろ!」と思いながら楽しく読みました・笑
    まあこのころのヘイスティングズは「あなたは若いから」って言われる年齢だしなあ・笑

    ===
    大尉のアーサー・ヘイスティングズは療養のため

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    2026年06月14日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    【再読】
    医者のシェパードはある日、名士ロジャー・アクロイドに呼び出された。そこでアクロイドは、村に住む未亡人のフェラーズ夫人に結婚を申し込んでいたことを打ち明けた。だが同時に、アクロイドは夫人から、実は夫人が夫を毒殺したのだということを打ち明けられていた。さらに、そのことを知った何者かに夫人が恐喝されていたことも知る。
    そしてフェラーズ夫人は、そのことを苦に自殺してしまった。シェパードがこの話をアクロイドから聞いていた最中、死ぬ直前に夫人がアクロイドに宛てて出した手紙が届く。そこには恐喝者の名も書かれていたが、アクロイドは頑なにその名を言わず、シェパードは渋々屋敷を去ることに。
    その夜、アク

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    2026年06月14日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    カストが殺人犯であると思いながら読んでいたら、まさかの異なる人物。本書の途中であっさりと犯人がわかってしまい残念、、、と思っていたのだが、最後まで読んでみると面白い結末で途中で挫折せずに読んでおいてよかった。クラーク卿を殺したいというのが真の犯行動機で、それ以外の人物を殺害したのは犯行動機を悟られないようにするため。そして、精神的なハンディキャップを持った無実の男が濡れ衣を着せられるというプロットを構築したクリスティの発想力に脱帽。海外のみならず日本でも人気になる理由がわかった気がする。他の作品も読んでみたい!!

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    2026年06月12日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    十角館のあとに続けて読みました。
    翻訳家さんのおかげもあると思うが、読みやすい文体、量。
    構成に無駄がない。そしてタイトルの秀逸さ。
    これが87年前の作品だなんて。面白い作品は時代を超えますね。今この時代に読めて感謝です。

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    2026年06月09日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ネタバレ

    翻訳家さんのおかげもあると思いますが、すごくイメージしやすく内容がすっと入ってきます。
    殺人もシンプルでホラーでもなく。ホラーが苦手な方でも大丈夫かと。
    終盤まで、これ犯人わからずに終わるのかと思いましたが、しっかり犯人パートもありました。
    大きな動きはありませんが、ずっと一定の魅力感で読み続けることができます。

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    2026年06月09日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    読み始めから主人公ジェーンが嫌いすぎた。傲慢さとか粗っぽさとかイキりを感じて。
    夫のロドニーには全く嫌悪感がなかった。優秀で、真面目に仕事をし、子どもたちのことを想い、自分の人生を捧げていて。
    夫は妻に向き合っていない、逃げている、という指摘に対して、家族を養うという社会的な責任を果たしているのに何を責められることがあるんだと思ってしまった。
    私自身が、自分だけのために働いている人間なので、「ロドニーは妻に対して不誠実だ」という論調に嫌な気持ちになったのかも。

    最後、ジェーンが変われず今まで通りの自分でいるための言葉を吐いた時、自分の慣れた土地に帰ったからだなと思った。あのまま砂漠でロドニー

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    2026年06月08日
  • ゼロ時間へ

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     先日からアガサクリスティにハマっている。ほぼ一気読み。人間関係の複雑さや、大どんでん返しもあり非常に面白い。登場人物が多くて若干混乱しやすいけど、間違わないようにゆっくり読む。再読したらどんな感想を持つか楽しみ。アガサクリスティの作品全て読み倒したい。

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    2026年06月06日
  • ひらいたトランプ

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    ポアロ、バトル警視、レイス大佐
    アガサ・クリスティのキャラクターが共演しているファンサービス的な作品だからか?
    個人的にはちょっと物足りない

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    2026年06月06日
  • ABC殺人事件

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    最早説明するまでもないクリスティ作品の中でも傑作の一つに挙げられる作品
    つまりドラマはじめネタバレをくらう危険性の高い作品である
    ネタバレくらって読んでも充分楽しめる作品である

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    2026年06月05日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    翻訳文で読みづらかったけど、内容が恐ろしく、刺さったので星5。
    せっかく自分の過ちに気づいたのに、結局変わることができなかったジョーン。人が心から変わることの難しさがよく分かった。自分の過ちに気づきかけても、最後には自分に甘えて気のせいだったかもってなってしまう。それが理解できてしまうのは自分も同じ経験があるから。
    解説で気付かされたけど、ジョーンをそのままにしておいた、夫ロドリーにも責任がある。
    周りに対して鈍感、自分の過ちに気づかないことの幸せさ。

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    2026年06月03日
  • 春にして君を離れ

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    アガサ・クリスティ、こんな小説も書くのですね。
    どうか、どうか、ジョージに救いを、と読みながら切に願うのは、自分が「ジョージ」だからなのだろうか…。
    ずっとドキドキしながら読み進んだ。

    こんな小説の書き方あるのか…という驚きと展開の面白さ、謎解きのスリルに、読み始めたら止まらなかった。

    こんな自分への気づきも確かにある。自分が自分の謎を解いていくミステリー。

    そして、謎解きだけで終わらないラスト。
    恐るべしアガサ・クリスティ。
    人間観察の鋭さに脱帽。まともに読んでないクリスティのミステリー群を読み直したいとも思う。

    あー、すごい小説ってまだまだたくさんあるのですね!

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    2026年06月02日
  • 未完の肖像

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    メアリ・ウェストマコット名義で出版された作品。
    メアリ・ウェストマコット名義で書かれた作品はクリスティの内面を反映しているように思う

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    2026年06月02日
  • 愛の旋律

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    クリスティが別名義メアリ・ウェストマコットの名前で発表した最初の長編作品
    ミステリ小説ではないので注意
    邦題の愛の旋律も良いが、原題のGiant’s Bread(巨人の糧)の方が作品を表していれる
    個人的に印象に残った登場人物はネル(エリナー)・ヴェリカーだ
    他の女性陣のジョーやジェーンが新時代の20世紀的な女性だとすると、彼女は19世紀的な女性なんだと思う


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    2026年05月31日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    凄い綺麗な終わり方。
    このトリックをこの年に思いついているのが凄い。
    この本に影響を受けている人はどれだけいるのだろうか。

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    2026年05月30日