アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    1937年イギリスで出版
    2003年発行 文庫
    訳者 加島祥造
    最初に 著者の前書きと
    訳者からのおねがい が載っている
    *ゆっくり読んで
    *地図を見て参考に
    *「探偵小説が[逃避行文学]だと
      するなら読者はこの作品で
      〜南国の陽射しとナイルの青い水の国
      に逃れてもいただける訳です」アガサ
    ...ひととき旅するように楽しんで
    ってことか...

    ・リネット.リッジウェイ(ドイル)
      →美貌の若い資産家女性 銃で殺される
    ・サイモンドイル→リネットの結婚相手
    ・ジャクリーン.ド.ベルフォール
     →リネットの親友でサイモンと婚約していた

    リネットとジャクリ

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    2025年04月13日
  • 忘られぬ死

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    第一篇はローズマリーに対する登場人物それぞれの回想、第二篇は第二の事件発生まで、第三篇は事件の解決までという構成で最後まで飽きることなく読めて面白かった。
    すでに第一の事件が起きている所から始まるため第一篇から全員が怪しく見えるし緊張感があった。

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    2025年04月10日
  • 招かれざる客〔小説版〕

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    招かれざる客
    クリスティの戯曲を小説化した作品。クリスティ作品ふ戯曲も面白いのだが、戯曲だと読み難い為、全作品小説化して欲しいと願う。
    クリスティの作品から派生していく作品(ソフィ・ハナのポアロシリーズ等)は、クリスティの余韻を感じる事が出来るし、キャラクターの世界観を壊さなければとても楽しむ事が出来るが、戯曲を小説にするこによって、まるでクリスティが蘇った気持ちになるし、女史の未読作品が殆ど無くなってしまった今となっては単純に個人的に楽しんでいる。

    現代だと突飛押しもないスタートから始まる今作だが、余りにも変わった導入は唯一だしクリスティらしいスタート。スタークウェッダーという若者が霧の中

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    2025年04月08日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    1937年の作品。
    ポアロ・シリーズ長編15作目。

    あらすじ
    美貌の資産家の娘、リネット・リッジウェイは世の中で手に入らないものはないと思われるほど恵まれた境遇だった。美貌、金、聡明さ…全てを兼ね備えていた彼女だったが、貧しい親友のジャクリーンの恋人、サイモン・ドイルのことが好きになり、彼女から奪い結婚してしまう。ジャクリーンは自分を裏切った2人を恨み、新婚旅行のエジプトまで追いかけてくる。
    たまたま休暇中だったエルキュールポアロは、このエジプトのツアーでリネット夫妻とジャクリーンと一緒になる。一行はナイル川沿いを巡るカルナック号のツアーに参加するが、そのツアーの最中にリネットが何者かに撃た

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    2025年04月07日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    現代の日本の作家のミステリーももちろん面白いが、やはりクイーンやポワロの活躍する探偵小説はいつでも面白い。比較的長い作品にも関わらず、事件の真相が明らかになるとその長さの中に無駄がなく伏線が詰まっていたのだと分かって衝撃だった。

    (あらすじ)
    2人の男女が愛し合っていたが、男は裕福な女性リネットと結婚してしまった。2人はそのままエジプトへとハネムーンに出かけるが、そこに男のかつての婚約者が現れた。女の出現に怯えるリネットだったが、撒くために乗り込んだ船にも女が現れ、リネットはその後死体となって発見される。果たしてこれは復讐のための殺人か!?エルキュール・ポワロが明かす意外な事件の真相とは!

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    2025年04月05日
  • 死の猟犬

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    改めて自分はクリスティが好きなんだと思う一冊。
    最近ドイルの短編も読んだが、やはりクリスティの方が自分には合っている。話がいい具合に湿っている。
    オチが見える作品もあったが、興醒めするどころかニヤニヤしながらクリスティはどうやって締めくくるの?と期待して読み進める。それも含めて大好き。
    「検察側の証人」一つしか映像化してないようだが、自分が監督なら「「ラジオ」「青い壺の謎」「赤信号」「ジプシー」もぜひ手掛けたい!!
    「ランプ」は怖すぎてムリー

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    2025年04月04日
  • ゼロ時間へ

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    見事な構成で読みやすく面白かった。前半の人間関係の緊張感みたいなのも面白く読めた。
    すでに殺人事件が起きているのにどこがゼロ時間?と思っていたら最後にそういうことか、となった。
    何気にネヴィルみたいな人が一番怖い。
    バトル警視がポアロに言及していて、ちょっと嬉しくなった。

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    2025年04月01日
  • ゼロ時間へ

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    冒頭で、殺人事件を考えることについて、つまりこの小説の書き方について語られる。

    「殺人事件のニュースや小説を読む時、殺人事件の調査をする時、人々は殺人が起きたところから考え始める。しかし殺人は結果なのだ。因果関係はその以前から始まっている。あの目撃者がそこにいたのはなぜ?あの証人が嘘をついたのはどんな感情で?殺人事件に至るまでには、計画があり、多くの偶然により思いもかけない形が作られ、関係者となった人たち性質が影響して、殺人という”ゼロ時間”に集束するのだ。」

    物語の前半は、ある年の月に海辺の町ガルズポイントに集まることになった人々の事情、それまでにした経験が語られる。

     スコットランド

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    2025年03月27日
  • 書斎の死体

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    クリスティのミスマープルシリーズ、第二弾。

    前作の「牧師館の殺人」は手堅く、意外な犯人で魅せる良作ではあったが、いかんせん地味な印象が拭えず。
    今作は打って変わり、全然知らない女性の死体がいきなり書斎で見つかり、どうしてそうなった?というもの。その謎だけでグイグイとラストまで読ませる展開。

    ある事実が分かった途端、全ての謎が一気に解ける。そのカタルシスが非常に良い。
    ミスマープルも前作とは段違いで目立つ活躍となっており、ようやくシリーズ作品に踏み込めた感じ。3作目以降も楽しみにしたい。

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    2025年03月26日
  • ゼロ時間へ

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    クリスティ自身が自作ベストテンに入れたことが肯ける作品。

    普通の推理小説は“事件”から始まるが、この小説は“事件”に向かって話が進んでいく。

    それを思いつくクリスティの発想の豊かさもさることながら、伏線の回収の仕方など、その見事さに唸るばかりで、読み終わったときは「お見事!」と思わず快哉を叫びそうになりました。

    ・・・ところで、メインキャラクターであるオードリー・ストレンジについて、目が離れていることが描かれているのだけど、これは何か意味があるのかしら?当時(1944年以前)の人相学などの影響か、単におっとりした印象を与える顔だと書きたかったのか? そこだけ不思議に思いました。

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    2025年03月23日
  • ゼロ時間へ

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    1944年の作品。
    バトル警視が活躍するサイコスリラーサスペンス。

    あらすじ
    有名なテニスプレーヤーのネビル・ストレンジは、再婚したばかりの美しい妻、ケイ・ストレンジと夏の休暇を養母のトレシリアン夫人の屋敷、ガルズポイントで過ごすことにした。だが、ネビルは別れた妻のオードリーストレンジも同じ時期に招待し、元妻と現妻に仲良くなってほしいと提案する。
    さらにケイ・ストレンジに想いを寄せるテッド・ラティマー、オードリーストレンジの幼なじみで、オードリーに結婚の申し込みをしようと決意しているトマス・ロイドも屋敷にはやってきて、ガルズポイントには居心地の悪い不穏な空気が流れていた。
    そんな中、トレシリ

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    2025年03月23日
  • 蜘蛛の巣〔小説版〕

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    蜘蛛の巣[小説版]
    クリスティの戯曲、蜘蛛の巣の小説版。クライム・コメディ。小説になっているが構成は演劇風。
    クリスティの戯曲は面白いものが多く、小説化される事は嬉しい限り。戯曲は読み物としては読みにくいので、全てシリーズを小説化して欲しい。

     いつも冗談ばかり言って周りの人達を振り回すクラリッサ。かなりの嘘を重ねているが、夫や知人からは呆れられながらも愛されている。
     夫の連れ子のビッパも継母であるクラリッサに懐いており、とても幸せな家庭状態に見える。
     ある日、知人達と別れた後、夫の元妻、ミランダの現在の夫であるコステロがクラリッサの屋敷を訪れ、その後帰ったはずの彼がクラリッサの屋敷で死

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    2025年03月20日
  • 鏡は横にひび割れて

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    真相を知った瞬間、戦慄してしまった。

    本当に悲しい展開です。

    ミス・マープルの推理力と観察眼が素晴らしいです。



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    2025年03月14日
  • ホロー荘の殺人

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    こ、これはまたすごいものを読んでしまった……!クリスティーの引き出し、どこまであるんだ。。

    ポワロシリーズも残り10冊ちょっととなり、何を読もうかと迷って手に取った本書。なんと解説があのはやみねかおる先生!すっかり懐かしくなって、「夢水清志郎シリーズ」ぽちってしまいました〜(⁠^⁠^⁠♪

    さて。
    いつもレビューを読んでくださる皆様はおわかりの通り、私は普段ミステリーしか読みません。ヒューマンストーリーや恋愛ものは、なんだか冷めてしまって飽きてしまうのです。
    そんな私ですが、500ページ近くを費やして描かれる濃密な人間関係に、すっかり引き込まれてしまいました……!
    被害者であるジョンはモラハ

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    2025年03月16日
  • もの言えぬ証人

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    1937年の作品。
    長編ポアロシリーズ14巻目。


    ある日エルキュールポアロは、裕福な独身の老婦人、エミリーアランデルから調査の依頼の手紙を受け取る。しかしその手紙は2ヶ月前に書かれたものであり、手紙を出した彼女はすでに故人となっていた。彼女の死は病死で、少しも疑わしいところはなかった。が、彼女が死ぬ前に遺言状を書きかえたこと、階段から落ちて怪我をする事故があったことなどからポアロは彼女の死が殺人によるものではないかと疑い始める。
    容疑者は、エミリーアランデルの甥のチャールズアランデル、姪のテリーザアランデル、同じく姪のベラ・タニオスとその夫でギリシャ人のドクタータニオス。彼女の死によって莫

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    2025年03月02日
  • 邪悪の家

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    全員話が噛み合わなくて疑わしいのは、命を狙われているはずのニックが嘘ばかりついていたから。
    全員怪しんだのに、予想外の犯人でめちゃくちゃ面白かった。
    ニックとマギーの本名が両方マグダラなのが、日本語話者からするとわかりにくいが、英語圏だとしっくりくるのだろうか。

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    2025年02月19日
  • 予告殺人

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    『予告された殺人』なんてミステリーの醍醐味ですね。
    奇妙で不気味で奇抜な出来事から始まる先の見えない展開には、もう、ほんと「オラ、ワクワクすっぞ!」でした。

    そして衝撃の第一の殺人から始まる第二第三と続く連続殺人までスピーディに話は進みます。アガサ・クリスティーの作品を何冊か読んでいると、この人が犯人だなって分かるんですが、犯人を当てるよりまさかの真相に驚かされます。

    つくづくアガサ・クリスティーは人間の先入観を上手く突いて読者をミスリードする天才だなと思います。
    それに引っかかってしまっても、なぜか悔しいという気持ちよりも「まじかー、参った」と言いつつ心地良さを感じてしまいます。だから、

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    2025年02月19日
  • カーテン

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    うおおおおおおおーー!!めっちゃ面白い!!
    アガサクリスティに感謝が湧く。
    それでもポアロが大好き。

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    2025年02月16日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    マープルシリーズ長編6作目。今回の捜査担当は優秀なニール警部で、マープルはいつも通り協力者として途中から参加する。ただ今回は誰かに頼まれて参加するのではなく、被害者と知り合いだったことから義憤に駆られて自主的に事件現場にやってくる。これまでと気合が違う。この作品はなんといってもラストがいい。

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    2025年02月10日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    クリスティーの本で一番ページ数が多く、その厚さに二の足を踏んでいましたが、読んで良かったです。名作ですね。

    構成は、第一部「登場人物の紹介」と第二部「エジプト」の二部構成。第一部の丁寧な人物造形による前振りが、第二部での愛憎入り乱れたロマンスあり旅情ありの紀行ミステリとして、次第に人物像が明らかになっていくにつれて引き込まれました。

    取り立てて巧妙なトリックがある訳でもなく、犯人の見当も付きやすいですが、「あの件とあの件は、どうしたのかな?」と疑問に思っていたことが、最後にポアロの言葉での解説と犯人の語る動機を読んで、うなってしまいました。

    また、丁寧に描写された人間関係も相まって、エン

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    2025年02月09日