アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • ホロー荘の殺人

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    ネタバレ

    こ、これはまたすごいものを読んでしまった……!クリスティーの引き出し、どこまであるんだ。。

    ポワロシリーズも残り10冊ちょっととなり、何を読もうかと迷って手に取った本書。なんと解説があのはやみねかおる先生!すっかり懐かしくなって、「夢水清志郎シリーズ」ぽちってしまいました〜(⁠^⁠^⁠♪

    さて。
    いつもレビューを読んでくださる皆様はおわかりの通り、私は普段ミステリーしか読みません。ヒューマンストーリーや恋愛ものは、なんだか冷めてしまって飽きてしまうのです。
    そんな私ですが、500ページ近くを費やして描かれる濃密な人間関係に、すっかり引き込まれてしまいました……!
    被害者であるジョンはモラハ

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    2025年03月16日
  • もの言えぬ証人

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    1937年の作品。
    長編ポアロシリーズ14巻目。


    ある日エルキュールポアロは、裕福な独身の老婦人、エミリーアランデルから調査の依頼の手紙を受け取る。しかしその手紙は2ヶ月前に書かれたものであり、手紙を出した彼女はすでに故人となっていた。彼女の死は病死で、少しも疑わしいところはなかった。が、彼女が死ぬ前に遺言状を書きかえたこと、階段から落ちて怪我をする事故があったことなどからポアロは彼女の死が殺人によるものではないかと疑い始める。
    容疑者は、エミリーアランデルの甥のチャールズアランデル、姪のテリーザアランデル、同じく姪のベラ・タニオスとその夫でギリシャ人のドクタータニオス。彼女の死によって莫

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    2025年03月02日
  • 邪悪の家

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    ネタバレ

    全員話が噛み合わなくて疑わしいのは、命を狙われているはずのニックが嘘ばかりついていたから。
    全員怪しんだのに、予想外の犯人でめちゃくちゃ面白かった。
    ニックとマギーの本名が両方マグダラなのが、日本語話者からするとわかりにくいが、英語圏だとしっくりくるのだろうか。

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    2025年02月19日
  • 予告殺人

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    『予告された殺人』なんてミステリーの醍醐味ですね。
    奇妙で不気味で奇抜な出来事から始まる先の見えない展開には、もう、ほんと「オラ、ワクワクすっぞ!」でした。

    そして衝撃の第一の殺人から始まる第二第三と続く連続殺人までスピーディに話は進みます。アガサ・クリスティーの作品を何冊か読んでいると、この人が犯人だなって分かるんですが、犯人を当てるよりまさかの真相に驚かされます。

    つくづくアガサ・クリスティーは人間の先入観を上手く突いて読者をミスリードする天才だなと思います。
    それに引っかかってしまっても、なぜか悔しいという気持ちよりも「まじかー、参った」と言いつつ心地良さを感じてしまいます。だから、

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    2025年02月19日
  • カーテン

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    ネタバレ

    うおおおおおおおーー!!めっちゃ面白い!!
    アガサクリスティに感謝が湧く。
    それでもポアロが大好き。

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    2025年02月16日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    マープルシリーズ長編6作目。今回の捜査担当は優秀なニール警部で、マープルはいつも通り協力者として途中から参加する。ただ今回は誰かに頼まれて参加するのではなく、被害者と知り合いだったことから義憤に駆られて自主的に事件現場にやってくる。これまでと気合が違う。この作品はなんといってもラストがいい。

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    2025年02月10日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    クリスティーの本で一番ページ数が多く、その厚さに二の足を踏んでいましたが、読んで良かったです。名作ですね。

    構成は、第一部「登場人物の紹介」と第二部「エジプト」の二部構成。第一部の丁寧な人物造形による前振りが、第二部での愛憎入り乱れたロマンスあり旅情ありの紀行ミステリとして、次第に人物像が明らかになっていくにつれて引き込まれました。

    取り立てて巧妙なトリックがある訳でもなく、犯人の見当も付きやすいですが、「あの件とあの件は、どうしたのかな?」と疑問に思っていたことが、最後にポアロの言葉での解説と犯人の語る動機を読んで、うなってしまいました。

    また、丁寧に描写された人間関係も相まって、エン

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    2025年02月09日
  • そして誰もいなくなった

    購入済み

    事前に色々と調べないことです

    私の場合、事前に登場人物を把握するためウィキペディアを見てしまったのですが、
    そこには犯人名も書かれていました。
    見てはいけないものを見てしまい激しく動揺しましたが、気を取り直して読み始めることに。
    でも犯人が分かった状態で読み進めても面白かったですよ。
    最後まで犯人が使ったトリックには気付かなかったです。

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    2025年02月08日
  • 火曜クラブ

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    1932年の作品。
    ミスマープル初登場作品、表題の「火曜クラブ」を含む短編集。

    ヘンリー卿が初めてミスマープルと出会い、この田舎の老嬢の慧眼に敬服するところが読みどころ。
    まさに安楽椅子探偵の真骨頂!
    楽しい珠玉の短編集です。
    訳者のあとがきも、クリスティ作品に深い考察を加えていて、他の作品と合わせて読むのが楽しくなる。
    この短編集がのちの長編につながる元になっているものもたくさんあって、あとから知るのも面白い。
    女優のジュリアや、お手伝いのグラディスなど。
    何度も何度も読み返したい、まさに
    ポケットに「火曜クラブ」を。

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    2025年02月07日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    長編の小説でしたが、後半になると展開が早いのはアガサクリスティーの素晴らしさであると感じました。
    まさかポアロが睡眠薬を飲まされていたとは思わなかったです。犯人は最後自死を選びましたが、愛が2人を狂わせたと思いました。

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    2025年01月31日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    ミス・マープルシリーズ6作目。
    1953年の作品。


    ロンドンの実業家、レックスフォーテスキュー氏が何者かに毒殺された。ロンドン警視庁のニール警部は、フォーテスキュー氏と生活を共にしている家族の犯行と睨み、フォーテスキュー氏の住むイチイロッジの捜査を始める。このイチイロッジの周りを囲むイチイの木から取れるタキシンが毒の原因だったからだ。フォーテスキューの若く美しい妻アデルが容疑者と目されたが彼女もまた毒殺され、さらにメイドのグラディスも殺されてしまう。昔雇っていたメイドのグラディスの死を知ったミス・マープルは、彼女の仇を討つためニール警部の捜査に協力する。


    見立て殺人は本当にゾクっとして

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    2025年01月28日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ミス・マープルシリーズ4作目。
    1950年の作品。

    「殺人を予告します」
    イギリスの田舎街、チッピングクレグソーンの地方紙ギャゼットの広告欄に殺人予告が掲載された。
    殺人の場所に指定されたリトル・パドックスの主人、レティシアブラックロックはこの予告を誰かのイタズラと思い、好奇心に満ち溢た客を迎える準備を始める。しかし、それは本当の殺人予告で、予告通り1人の男が殺された。
    この街にたまたま滞在していたミス・マープルは、クラドック警部に協力して事件の真相を突き止めるーー

    ミス・マープルシリーズ一のイケメン警部、クラドック警部の初登場作品です。
    サーヘンリーの名付け子であるクラドック警部は、サー

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    2025年01月21日
  • もの言えぬ証人

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    デビット・スーシェのドラマを見ました。
    白テリアのボブが可愛くて可愛くて。ボブに懐かれたポアロが、田舎には不釣り合いな完璧な紳士装束でボブのお散歩をする姿も可愛くて可愛くて。
    そこで原作も読みたくなりました。ボブは原作では出番は少なかったのですが、やっぱり、かわいい!
    ドラマでは、ポアロにボブを譲る話があったので「ポアロさん、ロンドンにつれて帰ろう!お散歩なら私がするから>▽<」と思ったですが、残念ながらポアロはボブを別のお宅に置いてきてしまった(´・ω・`)
    しかし原作ではボブをロンドンに連れて帰ることに!!わーい(^o^)

    ===
    ポアロの事務所にエミリイ・アランデルという老婦人から手紙

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    2025年01月19日
  • パディントン発4時50分

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    ミス・マープルシリーズ長編7作目。
    1957年の作品。
    ミス・マープルの友人、ミス・マギリカディは、4時50分パディントン発の列車の車窓から、並走する列車の中で起きた殺人事件を偶然目撃してしまう。
    マギリカディから相談を受けたミス・マープルは、遺体が発見されないことから殺人犯は遺体を車窓から投げ落としたと推理する。その地点に敷地があるクラッケンソープ氏の屋敷ラザフォード・フォールに手がかりがあるのではないかと考え、有能な家政婦であるルーシー・アイルズバロウに屋敷の家政婦となって調査するように依頼する。ミスマープルの読み通り、屋敷の納屋から女性の遺体が見つかった。
    殺された女性の正体は誰なのか?

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    2025年01月13日
  • エッジウェア卿の死

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    オープンニングで、ネタばらしをするのかと、思いながら読み進んでいくうちに、次第に、主たる登場人物が皆怪しくなり、裏があるのではと、勘ぐりを入れ次第に引き込まれて行くのが、楽しいミステリーです。
    主人公のポアロの疑問が解けるまで、慎重に行動し、何度も面会する手法や相棒の一言から、解決にたどり着く推理も見所です。

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    2025年01月11日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    最後の方まで犯人がわからなかった。クリスマスに読んで欲しい一冊。アガサクリスティのほぼ台詞だけで展開されていくのに世界観がしっかり描写されていく文章には本当に脱帽です。

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    2025年01月09日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    ネタバレ

    あっという間に読み終わりました。スタイルズ荘で起こった殺人事件、最初から怪しい容疑者が犯人でしたが、共犯者は全く分かりませんでした。普段から仲が悪いと思い込まされてしまいました。

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    2025年01月09日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    名作ミステリーというのがどういうものか考えるとそれは何度読んでも安心できる読後感があるものというのが私の中ではある。その名作とよぶにふさわしい作品の一つがこの「ポケットにライ麦を」である。
    まず題名がとても好き、とてもおしゃれで心を掴む。どんな話になるのだろう、どういう意味があるのだろうとワクワクする。
    マザーグースを用いた見立ての連続殺人、容疑者になる個性強めの一族、絡み合う謎を読み解いていくと一人一人の人間描写の素晴らしさを肌で感じる。「ポケットにライ麦を」の意味がわかるとき、マザーグースの意味がわかるとき、ゾワゾワとする。
    真犯人の犯行の手口や動機、それをマープルがどのように導き、そして

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    2025年01月06日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    ネタバレ

    ポアロものの推理小説。一族の主人が亡くなり、遺産相続の舞台から始まる作品。まず、登場人物の多さ、しかもほとんどが親族なので登場人物の一覧とともに、家系図まで小説にあります。ただ、そこは素晴らしき小説家アガサクリスティー、最初のうちは誰だかどういう繋がりかがわからない登場人物が次第に混同せず読み解けるのはそれぞれの登場人物の人物描写、キャラクター性が素晴らしくわかりやすいところがあると思う。

    以下ネタバレ含む





    展開としては連続殺人だと思われていたのが、実は連続殺人ではなかった。動機も一族の財産分与ではなく、個人の問題であった。繋がりを示唆され繋がりを見つけようと読み進める中で、実は連

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    2024年12月27日
  • パディントン発4時50分

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    久々に夢中で最後まで読み切った。
    隣の電車で殺人が起こっているのを違う列車から偶然、見ていた。という設定が斬新だったし、マープルはほぼ動かないけどクラドック警部やアイルズバロウが彼女の目や足となって動き回るという流れも、面白かった。

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    2024年12月15日