アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

    A

    購入済み

    面白かった

    あざやかな謎解きでした。
    そして、読み終わったあとに第一章を読み返すとゾワッとします。
    本筋とは関係ないが
    「人生は戦場なんです」
    というセリフにハッとした。
    本当にそのとおりだと思う。

    0
    2022年03月24日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ネタバレ

    登場人物が多くてわけがわからなかったけどドラ・バンナーが好きになったのでどんどん読めた
    途中でもしかして犯人この人だと一番やりやすいんじゃないか?と思いついて、やっぱりそうだった

    知らんうちに自分ちでパーティーやります!って広告出されてたら普通ノリノリで準備しないよな

    0
    2022年07月20日
  • 謎のクィン氏

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    漫画的といえばそうなのだけど、最初の4篇を読んだ時点で、仄暗く温かみのある雰囲気がかなり気に入った。続く2作品(クルピエの真情、海から来た男)は作り話すぎてあまり好きになれなかった。原題のMysterious Mr. Quinが韻を踏んでいてすごく良いので、邦題にもうまく生かして欲しかったけれど難しいかな。逆にクィン氏の名前はもうちょっとひねりが欲しかった。

    0
    2022年03月13日
  • 第三の女

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    ネタバレ

    いろいろな登場人物がちょっとずつ出てきて疑わしさを漂わせているが、焦点が「ノーマは狂ってるのか?」に行きがちで、入れ替わりなどに思考が回らなかった。お陰で最後は「おおっ、そうだったのか!」と霧が晴れたような読後感。
    スティリングフリートがなかなかいいキャラなので、また出ないかなーと思っていたら最後の最後で裏切られ。ポアロは最初から二人がお似合いだと思ってことが一番の驚き。

    0
    2022年03月06日
  • 死との約束

    購入済み

    久しぶりにクリスティーが読みたくなって購入しました。今の時代のエログロやバイオレンスの無い、上品な、しかし人の思惑や怨念のドロドロと渦巻くクリスティーワールドで大満足です。
    犯人はそうくるか!でしたし、最後はみんなが上手くいく大団円で読んでいてスッキリしました。

    0
    2022年02月28日
  • ハロウィーン・パーティ

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    ネタバレ

    リンゴ食い競争や他のハロウィンゲームがどんな遊びなのかわからず、いちいち調べながら読んだ。クリスマスもそうだけど、イギリスは行事を全力で楽しむんだなあ。あまりそういうイメージがないので、行事ものを読むとまた趣深い。
    オオカミ少年のごとく本当のことを言ってたのに信じてもらえなかったのかなと思わせておいて、ほんとにウソでした。は予想外。

    1
    2022年02月23日
  • 愛国殺人

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    ネタバレ

    バカだから歯医者の建物の構造がいまいちつかみきれなくて残念。なんとなくの想像で終わった。
    顔を潰されている死体は替え玉。もはや、鉄板の流れ。金田一しかり…
    とわかっていても、犯人は最後までわからなかった。タイトル、原題のストレート和訳にしてたら、全然意味わかんなかっただろうな。語呂も悪いし。

    0
    2022年02月23日
  • パーカー・パイン登場

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    ネタバレ

    短編ながらストーリーも魅力があり、ラストはクリスティーお得意のどんでん返し満載。どの話も面白いけど、一番好きなのは退屈な軍人の話。ほんとに結婚するの?!大丈夫??と思ったところに相手も相談者だったと読者に知らされるオチは、シンプルだけれど、だからこそはっとさせられて爽快。シリーズものにならなかったのは残念すぎる。もっと読みたかった。

    0
    2022年02月23日
  • 復讐の女神

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    ネタバレ

    今まで読んだマープルシリーズは、どちらかというとマープル以外の登場人物によって調査が進められていたものが多かったので、今回のようにマープルの場面がほとんどの作品は私には珍しく、いつもと違った雰囲気を味わうことができた。
    前作『カリブ海の秘密』でも印象的だったピンクのフワフワ、あの作品の中でこの場面だけが、話の要点は忘れても記憶に刻まれていた。今作でラフィール氏があのフワフワに言及した瞬間に前作と繋がり、しかも「ネメシス」という暗い響きとギャップが大きいこともあり、強烈な印象を残した。
    事件の真相を、人や家から漂う「暗さ」から嗅ぎとる独自の捜査方法が面白かった。

    0
    2022年02月23日
  • ナイルに死す

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    ネタバレ

    ポアロシリーズで最長編、疲れた~。今回は序盤200頁まで何も起こらず。300頁で犯人予想。350頁で予想を変更したのが失敗。最初の予想が当たってた!悔し~い。超絶美人で金持ちのリネット。友人ジャクリーンと付き合うサイモン。リネットはジャクリーンからサイモンを略奪し結婚する。ナイル河のエジプトの船旅で拳銃殺人など3人が死亡する激しい展開。たまたま居合わせたポアロ、レイス大佐(再会が嬉しい)が犯人を追い詰める。今回は財産横取り、窃盗犯罪などのミスリードもありページ数に比例して犯人捜査を楽しめた。惜しかった!⑤

    0
    2022年02月19日
  • 検察側の証人

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    ネタバレ

    姉に結末が大どんでん返しで本当に面白かったと言われて読んだので、最後覆されるのはわかってても、最後に驚きの展開でええ?!と声が出てしまった。とても面白かった。アガサクリスティのミステリーは数年前に読んで理解できずにいたので、読むのを迷ったが、読んでよかった!他の本も挑戦したいと思う。

    0
    2022年02月14日
  • 死が最後にやってくる

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    ネタバレ

    死ななかった時点で犯人はわかったので、あとは、ほんとにカメニと結婚するの?ホリがいいよホリが!とレニセンブの結婚が気になってしょうがなかった。
    ホリでよかったけど、カメニかわいそう。でもすぐ誰か見つかるかな。

    0
    2022年02月05日
  • カーテン

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    子ども時代から20代にかけてさんざんクリスティーを読んだものだがこうして久々に再読してみると改めてクオリティの高さに感服した。また読み返してみようかな…

    0
    2022年01月31日
  • ひらいたトランプ

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    ネタバレ

    最後の最後までひっくり返される楽しさ!
    今までなんとなく読み流してたブリッジのルールを今こそ知るときと思って、ルール調べてとりあえず少しやってみた。やってみてから読んでよかった~。パートナーが向かい合って座ってるなんてちゃんとルール知らないとわからなかったし。
    途中バトル警視のロバーツに関するメモの「妻 なし(気の毒)」ってとこで大爆笑してしまった。
    ( )の中いる?(((^^;)

    0
    2022年01月30日
  • 死の猟犬

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    「検察側の証人」は名作。「死の猟犬」大戦中にベルギーで怪奇現象を起こした修道女の話。「カーマイケル卿の事件」灰色猫の謎で読んだ。魂の入替。面白い。

    0
    2022年01月23日
  • ポアロ登場

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    ポアロとヘースティングスのやりとりが微笑ましい。よくまあポアロに付き合っているものだとへースティングスの寛大さにも感心してしまう。
    なかなか痛烈に皮肉を言われてもそう簡単には凹まないヘースティングスの存在がこの「ポアロ」を生かしているのではないかとも思える。
    短編14作。

    0
    2022年01月11日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

    A

    購入済み

    面白かった

    見事にしてやられました。
    犯人はなんとなくわかる。
    トリックも難しくはないはず、
    なのだけどなかなか気付けない。
    読み返すとヒントがたくさんあることに
    してやられたという気分にさせられる。
    面白かったです。

    0
    2022年01月08日
  • カーテン

    nk

    購入済み

    アガサ・クリスティー作品といえば、読んだことはないけどトリックだけは知ってるといういわゆるネタバレ率が高いことで有名で、恐らくは世界中で一番ネタバレされている作者と言っても過言ではないでしょう。本作もポワロ最後の事件ということで、色々なところでネタバレされていますが、ただ単純な犯人当てでもないので、犯人の名前だけ分かっても読後の衝撃度はそれほど損なわれないという内容ですので、そういった理由で読むのを躊躇されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ読んでもらいたい作品です。この作品は発表こそクリスティーの晩年である1975年ですが、実際に執筆されたのは1943年ということで、出版をそこまで待ったのは

    #ドキドキハラハラ #ダーク

    0
    2022年01月08日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    この『雲をつかむ死』、ドラマで観たことがなく、題名も聞いたことがなかったので、面白いのかな?と半ば疑問に思いつつ「新訳版」が出るくらいだから面白いのだろう、と信じて読みました。
    面白かったです。
    クリスティー作品でよく悩まされる、血縁関係者が多くて相関関係を覚えるのに苦労することもなかったし、ヒロインのジェーンが好ましく描かれていて良かった。
    犯人も最後までわからなかったし。
    ちょっと偶然が重なりすぎてる感は否めないけれども、読みやすく面白かったので★5つです。

    0
    2022年01月04日
  • ひらいたトランプ

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    ブリッジのルールを知っていた方が楽しめると思うけれど、知らなくても十分楽しめると感じた(自分は知らない)。
    探偵側と容疑者側が人数の面で当分されていて、探偵側がグループで謎を解いていくという筋が面白い。

    0
    2022年01月03日