アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 第三の女

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    Third Girlとは、部屋を何人かで借りるときに、
    最初に借りた契約人が、2人で協同で利用していて、
    もう一人、一緒に分担するときに、第三の女と呼ぶ。
    部屋数が多ければ、第四、第五もあるらしい。

    周囲から、精神的に追い詰められた人の、心理的な葛藤を表している。
    自分で、自分が何をしたかをはっきりとは覚えていない。
    そんな人が、犯罪に巻き込まれたときに、犯人であることを押し付けられてしまう。

    ポアロは、冷静に事態を調べる。
    自分だけでなく、警察や調査担当、探偵小説家にまで調査をお願いする。

    今回は、調査だけでなく、精神科医による支援もある。
    結末は、ある意味でハッピーエンド。

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    2011年08月04日
  • ブラック・コーヒー〔小説版〕

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    ネタバレ

    小説版ってどういう意味かわからずに購入してしまいました。
    ブラックコーヒーは、最初は戯曲としてかかれたということを知りました。
    表紙に著者の名前を掲載しないのは、ひどいと思いました。

    本の中には、チャールズオズボーン小説化と書かれているので、
    表紙にも掲示すべきだと思います。

    そんな不満を持って読んでいたので、表現の細かいところに気が回らず、
    読み終わったあとも、内容がピンと来ていません。

    戯曲版を先に読んでから、本書を読み直してみます。

    ps.
    2010年、イオンシネマに持って行って、紛失してしまいました。拾われた方はお届けいただけると幸いです。

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    2011年08月14日
  • 殺人は容易だ

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    主人公は、元警官だという。
    全体を読んでみると、元警官らしいところにあまり気がつかなかった。
    元警官らしさが少しないのは、アガサクリスティが警官の経験がないためだろうか。
    あるいは、親しい人で警官がいないのだろうか。

    少し読み進むうちに、犯人がある女性ではないかと心配になっていった。
    あまりにも、犯人は男性だと決めつけていることからだ。

    また、アガサクリスティの小説では、思わぬ人が犯人のことがあるので、
    この人ではないかと思い、めぼしをつけながら読み進んだ。

    殺人は容易だという題目だが、物語が始まってから起こった2件の殺人は、
    主人公の知らない間に起こっている。
    現場検証にも行っていない。

    主人公の目前で起こった殺人は1件だけ。
    最後の殺人は食い止めれた。

    殺人は容易ではないことが分った。

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    2011年08月04日
  • 魔術の殺人

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    ミス マープルものだと知らずにテレビで見て、それから数年たってから小説を読んだ作品です。

    本を読むときには、結果を知っていたので、映画と文学の違いを楽しみながら読みました。
    結論がわかっていても、そこまでの筋を文学としてはどのように記述するのかということを楽しみました。
    細かいところはもう忘れていたので、あ、そうだったんだと思いながら、読みました。
    事前に見ていても、登場人物が覚えきれずに、何度も表紙の裏の登場人物一覧をみながら読み進みました。

    ps.
    ミス マープルものの種明かしは、最後の最後が多いので、もう少し最後は書き込んでほしいものもあります。
    英語の表題の鏡を生かして「鏡の魔術」という方がいいように思いますが、いかがでしょうか?

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    2011年08月04日
  • メソポタミヤの殺人

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    ポアロもの。看護婦さんが語り手。

    考古学のことはさっぱりわかりません。中近東には1度行きました。博物館は行かなかったのを悔やみます。出てきた話題は、博物館を訪問して注意してみようと思いました。

    なぜどのようには、最後までわかりませんでした。推理小説として楽しめました。考古学、メソポタミアのことが分かっていれば、より楽しめると思われます。

    本書を読んでから、アガサクリスティ百科事典、アガサクリスティ99の謎 を読みました。体験に基づいて書いているので描写が正確なのだという理由が分かりました。

    ーーー旧版への書評
    アガサクリスティものを全巻読もうと思って、新品を買っていたら、お金が持たないことに気が付いて、古本を買うようになりました。

    本書は、新装版もでていますが、近所ではこちらの版が古本屋さんにありました。

    ポアロものですが、看護婦さんが語り手としてかかれています。

    さすがに、数十冊読んできたので、犯人の可能性がはじめのうちから数十%の確率でこの人ではないかと思って読み進んできました。

    なぜ、どのようには、最後までわかりませんでしたので、推理小説としては楽しめました。

    考古学のことはさっぱりわかりませんが、出てきた話題は、あちこちの博物館を訪問した際に、注意してみてみようと思いました。

    中近東には1度しか行ったことがなく、博物館は行っていなかったのが悔やまれます。

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    2013年05月04日
  • 七つの時計

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    なぜ時計が7つなのか。
    いろいろな謎がわいてきて、その解がわかりませんでした。

    アガサクリスティの経験による作品と想像(創造)による作品に分類すると、想像による作品に区分できるかもしれません。

    事件のあったのはアガサクリスティの知っている地方なので、経験による作品に分類できるかもしれません。

    そうすると、人物、地方と、経験と想像の2軸で4つに分類できます。
    人物も地方も経験のない作品は、ほとんどないような気がしますがどうでしゅうか。
    まもなく全作品を読み終わりますが、最初のころに読んだものは全く覚えていないので、断言できません。
    表計算ソフトに入れて分類をはじめたので、2度目を読みながら分類していこうと思っています。

    ほかに、なにか分類に使う概念はあるでしょうか。

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    2011年08月04日
  • 親指のうずき

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    ネタバレ

    イギリスの風景の映像が思い浮かぶ作品です。
    クラッシック音楽を背景に、風景や鉄道の映像を流すテレビ番組が多いので、
    情景がなんとなく思い浮かぶことができました。

    タペンスが、司祭の娘だということも、大事な展開に役立っています。
    いろいろな犯罪がどう処理されたかの整理が多少わかりにくかったようです。

    作品としては、よいできだと思いました。
    映像作品を見ていませんが、ぜひ作りたいと思いました。

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    2011年08月04日
  • 招かれざる客

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    ネタバレ

    主が死んでいるところから話が始まる。

    次々と現れる犯人の可能性のある人。
    このひとか、あのひとか。

    次々と現れる犯人を庇おうとする人。
    この人は、あの人を庇い、あの人はその人を庇う。

    庇いあいの中に、生まれる齟齬。
    齟齬が破綻したときに、人間関係が破綻する。

    人間として、誰を信じるかは選択の問題だと分かった。

    ぜひ、機会があれば、一度演じたい題目だ。

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    2011年07月03日
  • 海浜の午後

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    ネタバレ

    海浜の午後、患者、ねずみたち の三部作になっている。

    海浜の午後では、以外なところで警察官が登場する。
    煮え切らない若者は、最後には自立する方向で歩み始める。

    時期がくれば、すべてが動き出すことを表現したかったのだろうか。
    上演するとすれば、時間の流れを感じさせる音楽を背景に選びたい。

    ps.
    2010年の名古屋グランパスの開幕戦を観戦しに、豊田スタジアムに行ったときに、本を落としてしまいました。行き帰りの電車で読む為です。どなたか拾われた方はお送りいただけると幸いです。スタジアムには遺失物の連絡はしました。

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    2011年08月14日
  • 愛の旋律

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    ちょいと前に読み終わっていたけれど、その衝撃はいまだ冷めやらず。
    天才とは恐ろしいものだ。
    才能はその人自身だけでなく、周りも食い尽くさずにはいられない。
    なにもかも全てが才能の奴隷や生贄になってしまう。
    しかし、そんな物語を戦慄する思いで読みつつ、どうしようもなく惹きつけられた結果、ボリュームがあるのにもかかわらず一晩で読んでしまった。
    自分がこういうストーリーにこんなにも魅了されるとは思わなかった。

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    2011年04月18日
  • ポケットにライ麦を

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    ネタバレ

    この翻訳者さんはとても読みやすかったです。
    古典作品なのにすらすら読めるのは、本当に翻訳者さんの工夫の賜だと思います。

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    2011年04月05日
  • アクナーテン

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    小説ではなく戯曲です。
    アメンヘテプ三世との共同統治から
    軍人ホルエムヘブとの出会い、ネフェルティティとの愛、
    新しい都の建築、宗教改革、国の衰退、
    神官たちの悪巧みと画策と王の死、そして
    ツタンカーメンが王位につくだろうというところまでを
    ドラマチックに描いている。
    アクエンアテンの死については諸説あるけれど
    クリスティー説を信じたくなるくらい面白かったです。

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    2010年10月12日
  • 予告殺人

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    何度目かの再読。何度読んでも色褪せない面白さがあります。
    現代の推理小説にはこの人物描写の豊かさはなかなかみられないなと思いながら読みました。

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    2010年09月20日
  • おしどり探偵

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    トミーとタペンスが初々しい。
    いろんな探偵もののパロディを面白おかしく短編にまとめる。
    クリスティーどんだけ芸風広いんですか。
    は~楽しかった、と思える一冊。
    (トミーとタペンスはドラマ化もされてたんですね。
    ドタバタ風味で面白そうでした。こちらブルームーン探偵社っぽかった)

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    2010年07月11日
  • 死が最後にやってくる

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    古代エジプトを舞台にしたミステリ。墓守を生業とする一家の主が、若く美しい後妻を連れ帰ったその日から、平穏で穏やかな日常がもろくもくずれさり、隠されていた恐怖や憎しみが一家を覆い始めます。

    性格の全く異なる3人の兄弟とそれぞれの妻、夫を亡くして実家へ戻った末娘、皮肉で辛辣な祖母と小心で傲岸な父、一家に仕える誠実な使用人、一家の間につねに不和の種をまこうとうかがう女召使、そして父の連れ帰った若い後妻・・・。かれらの繰り広げる心理劇が見どころです。

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    2010年06月21日
  • オリエント急行殺人事件

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    オリエント急行上で偶然殺人現場に居合わせたポアロが、乗客の中から犯人探しをする。
    大胆なトリックが爽快。
    茅野さんの翻訳は、大人になった今でも面白く読みやすい。

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    2010年05月14日
  • パーカー・パイン登場

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    【library222所蔵】
    日本語ではたったこれ一作のマイナーなパーカーパインシリーズ。
    「推理」が主ではなく、人の心の機微を描いた「ミステリ」と言えるかもしれない。
    依頼人の希望をかなえるためにたくさんの仕掛けをするパーカーパインはまるであしながおじさんのよう。
    一片一片が洒脱なショートショートのような仕上がり。

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    2010年05月01日
  • 招かれざる客

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    すごいおもしろい話です。
    世界的に有名なお話です。
    ミステリー好きにはおススメです。
    ぜひ、読んでみてください。

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    2010年02月05日
  • 七つの時計

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    バンドルとしか呼ばれない元気なアイリーン。
    大金持ちのおてんば娘のロマンスと冒険としても読めます。

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    2010年01月18日
  • アガサ・クリスティー自伝(上)

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    いい家庭で育った大人しい少女が音楽を志すが、芸術家にまではなれず、全く違うタイプの男性と恋に落ち…
    おだやかに語られる人生。
    祖母がミス・マープルのモデルなのが楽しい。

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    2010年01月18日