アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • ねじれた家

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    ノンシリーズ物。すごく面白かった!!犯人に驚いたけど、読み返すと至る所に伏線が張られていた事に気がつく!!

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    2022年01月02日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ネタバレ

    最初、夫が怪しい!と思っていたのに、「夫は本当に妻を愛していた」と何度も書かれて「そうなのかぁ」と思わされてしまった。いや、確かにそうなのだけれどそれが動機だとは。元夫の弟が、兄を失ったショックでからだの成長が止まり、アラブ人の子供として働いてるんだ!とまで考えが飛躍したのに。
    日本語訳、文章を書き慣れていない女性の手記のナチュラルさが出ていてとてもよかった。

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    2021年12月26日
  • ベツレヘムの星

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    クリスマスに合わせてぜひ読みたい本。クリスティーといえばミステリーだが、このようなハッとするような短編もあるのだと初めて知った。
    一つ一つがミステリーっぽさもあり、不思議さも持っている。
    ただ、キリスト教についての予備知識がある方が楽しめるのではないかと思う。

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    2021年12月23日
  • 謎のクィン氏

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    タイトル通り、語り手であるサターウェスト氏の近くになぜだかクイン氏が現れ、クイン氏の問いかけを元にサターウェスト氏自身が謎を解いてゆくという、一風変わった短編集。
    語り手とクイン氏の立場が他のミステリーには無い独特形であり、目新しさがあり、面白く読めた。
    残念なのは、短編の最初の方が毎回諸々の設定が出てきて読むのが大変なこと(特に、海外の人の名前と人同士の関係を頭にいれるのが大変)。まぁ短編ミステリーではしょうがないかもしれないが。

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    2021年12月26日
  • エッジウェア卿の死

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    アガサクリスティー。資産家のオトコが殺され、その妻が容疑者となった。その妻には動機があり、犯人はあきらかに思えたが、アリバイがあり捜査は難航するという話。
    犯人の狡智にポアロが翻弄される様が多く、シリーズでも手強い犯人でした。

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    2021年12月13日
  • 死者のあやまち

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    ネタバレ

    犯人はわからなかったけど、ハティが偽物だからド・スーザから逃げたってのは当てた!
    よく読めばいろいろヒントがあって、何度もページを戻りながら読みました。クリスティーはこういうことすごく、ありますね。

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    2021年12月10日
  • ポアロのクリスマス

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    私は得な性質で、こういうミステリーモノはどうも何度読んでも、たいてい犯人を忘れてしまっているようだ。なんか知ってるんだけど、このシチュエーション、みたことがあるんだけど、誰だっけなー、と思いながら読み進めて純粋に楽しめた。
    季節に合わせて読むと、なお面白い作品の一つ。

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    2021年12月02日
  • 親指のうずき

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    ネタバレ

    毎回同じこと言うけど、タペンス、やりすぎ!すでに初老を迎えたトミーとタペンス。今回はトミーのエイダ叔母さんを老人ホームで見舞うが、暫くしてエイダ叔母が亡くなる。エイダ叔母さんがランカスター夫人からもらった1つの絵画が事件の起点となる。ランカスター夫人の失踪で、この絵画の風景の町に行くタペンス。そしてタペンスが何者かから一撃される。怪しい人達が複数。さらにこの町にまつわる子どもの殺害事件などが緻密にリンクする。犯人当ては完敗。確かに伏線はあったがスルーでした。犯人の動機には若干の疑問は残るものの納得です。⑤

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    2021年11月29日
  • ホロー荘の殺人

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    一刻も早く先を読み進めたい、と思わせられた。
    ルーシーの言ってることって意味あるの?ないの?とか、ガーダの無実、早く証明されて!とか、やきもきしっぱなしだった。
    ヘンリエッタ、恩田陸の小説に出てきそうな、あまりクリスティー的でない(と勝手に思ってる)女性で新鮮で面白かった。
    ポアロシリーズとなってはいるけど、ポアロ、おまけみたいなもんだったなあ。

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    2021年11月28日
  • 七つの時計

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    バトル警視モノ。他のバトル警視もの同様に、バトル警視自体の働きはいまいち見えにくい。
    犯人は、アガサ・クリスティのよくあるパターンの1つ。だが、表題の「7つの時計」の部分がなかなかに良くできた話であった。この部分に関しては正直、作者の手中にそのままハマったような感じに騙されてしまった。さすがはアガサ・クリスティ女史、といったところだろう。

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    2021年11月27日
  • 鳩のなかの猫

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    めちゃめちゃ面白かった!
    有閑倶楽部の第一話、ルビーをめぐって起こるてんやわんやを思い出した。
    アダムのイメージは完全にコナンの安室さん。
    いつまでたってもポアロ出てこねぇ…と何回も残りページ数確認してしまった。

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    2021年11月20日
  • もの言えぬ証人

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    ネタバレ

    遺産相続をめぐる一族のいざこざはポアロシリーズの十八番で、慣れてきたと思ってましたが、飽きを感じることなく読めました。
    ヘイスティングスによるボブの可愛い翻訳と、コメディ感がありすぎるトリップ姉妹のおかげだと思います。

    今回は、怪しすぎる犯人がやっぱり犯人だったというわけではなかった所も意外でした。
    タイトルがだんだん捻られてきていて、ストーリーと噛み合っていると感じられるようになり、アガサクリスティのセンスに磨きがかかっていると感じられて嬉しかったです。
    "もの言えぬ証人"は、表紙を見た印象だと、ボブのことを言っているのかな、と予想しました。
    しかし、読み終わってみると

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    2021年11月03日
  • ハロウィーン・パーティ

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    ハロウィンに合わせて。
    仮装ではないパーティのハロウィン、イギリス式の楽しみ方が見えて楽しい。今日本で行われているのはアメリカ式なのだろう。解説に、そのようなアメリカ式のハロウィンパーティが定着していないと書いてあり、いつの出版かと思ったら、2003年だった。20年前にはまだハロウィンは流行っていなかったということもわかり、なお面白い。
    ポワロ(ここでの表記はポアロ)が好きなので、その風貌だけで楽しめる。

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    2021年11月02日
  • 復讐の女神

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    マープル
    「カリブ海の秘密」の続篇。ただし、未読でも充分楽しめると思う。私はラフィール老人のキャラクターは覚えていたけれど、ストーリーはぼんやりしか覚えてないのでこの後再読してみよう。
    だいへん面白かった!自分の場合、クリスティー作品は半分ほどまでは途切れ途切れに読み進めていて、後半になると引き込まれて一気に読むパターンが多いが、今作はすぐにワクワク読み進めるのが楽しかった。
    クリスティー作品では他でもあった若く、可愛い、素敵な女性が、誰からも賛成されない男と熱烈な恋をして結婚しようとする、しかし分別ある大人たちではそれを止めることはできないというエピソード。現在(2021年10月)の日本国民

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    2021年10月04日
  • 検察側の証人

    購入済み

    検察側の証人

    最後まで読めない展開で凄く面白かった。

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    2021年09月28日
  • NかMか

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    ネタバレ

    トミー&タペンスシリーズ。今回の話し、タペンスやりすぎ~。ドイツ・ヒトラーの進行、それに伴う恐怖。イギリスでもその恐怖が蔓延る。内容はイギリスにドイツのスパイ(NとM)がいるのではないか?それをトミーとタペンスが「無憂荘」に潜入捜査する。怪しい住人が複数。トミーとタペンスが住人から話しを聞き、色々トラップを仕掛ける。住人の幼女誘拐、トミーが拉致されるなどドキドキの展開。そこで犯人予想。Mを完全に当てた!久しぶりにクリスティーに勝利。戦時中ならではの暗い内容だが、トミー&タペンスの温かい夫婦に癒された。

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    2021年09月19日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    ネタバレ

    毎月1冊のお楽しみ、ポアロ10冊目。先日妻が犯人を当てたらしい。今回、エアバスの中で起きた殺人。金貸しの女性ゼジルのが首筋に針で刺された跡を残す。客室に11人。書中で多々怪しい持ち物リスト公開される。妻はここで分かったらしい。自分はリストを深く考えず犯人予想。やっぱり外れた!動機は?死因は?犯人はいつゼジルに近づいた?犯人殺害で得する人は?登場しない人物と殺人の関係は?完全にクリスティのミスリードに嵌ってしまった。最後にはポアロの迫力のある謎解き、犯人の抵抗、事件後乗客の結婚ラッシュ、併せて楽しめた。

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    2021年09月19日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    ネタバレ

    心理描写がヒントになる作品
    今回は犯行のトリックは最後まで分からなかったものの、犯人は当たりました!
    読んでて成る程、確かにそうだったと思いました。
    クリスティーの作品は、やっぱり何回も読み直して、ゆっくり吟味しないとダメというか勿体ないですね!

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    2021年08月17日
  • カーテン

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    読んで欲しい。できればポアロシリーズを数冊読んでから。

    【読みやすさ】10
    【衝撃】7
    【推し度】100
    【引き込まれ度】100
    【ポアロ大好き感】10000

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    2021年09月02日
  • もの言えぬ証人

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    愛犬家としてはたまらない作品。
    依頼人の愛犬ボブが可愛らしいこと。ボブの行く末を案じていましたが、とても良い引き取り手が見つかり良かったです。

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    2021年08月16日