アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 第三の女

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    翻訳はほぼ満点! 不自然なところが殆どなく、クリスティのユーモアがとても活きています。それだけでまず星五つの価値があります。
    お話も充分に面白いし、トリックも私には充分意外だったし、楽しめました。

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    2012年11月13日
  • 娘は娘

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    ローラが!ローラが!かっこいいっ!!
    んー、なんとも言えないこの家族関係。
    ぼくも、自分の親子関係と照らし合わせて読んでいました。
    この親子がしていることを普段何気なくしている人っていますよね、ぼくはわざとすることがありますが。

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    2012年11月30日
  • 魔術の殺人

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    初めて呼んだクリスティーさんの作品がこれでした。
    ミス・マープルの可愛らしさからの推理が大好きでした。

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    2012年09月21日
  • おしどり探偵

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    自信家で慎重だがやるときはやる漢トミーと、好奇心の塊でアグレッシブすぎる行動派タペンス夫妻が、ミステリー小説で培ったノウハウを活かして様々な事件を解決するシリーズ第2弾。

    さすが夫婦揃ってミステリーマニアだけあって、要所要所にリスペクトキャラが登場します。
    誰もが知ってるベイカー街のコカイン探偵から、日本では翻訳されていない元ネタ誰かわからないですよ探偵まで。さらに自身が生み出したベルギーの自惚れ屋まで登場します。

    全編軽いノリですが謎解きはしっかりしてますし読み応えは充分あります。何より読後の余韻は心地よくちょっと幸せな気分になります。

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    2012年08月19日
  • 死人の鏡

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    ネタバレ

    『厩舎街の殺人』
    エルキュール・ポアロ・シリーズ

    ガイ・フォークス・デイの夜、花火の音にまぎれて発射された銃弾。密室の中で自殺と見える状態で発見されたアレン夫人。不自然な遺体。銃弾の跡と逆の手に握られた銃。再婚をまじかにしていたアレン夫人の過去。アレン夫人の親友であるプレンダリースの行動。死の直前にアレン夫人に会っていた強請り屋のユースタス少佐。

    『謎の盗難事件』
    エルキュール・ポアロ・シリーズ

    兵器省長官メイフィールド卿の屋敷で行われたパーティ。新型の爆撃機の設計図についての相談をしていたメイフィールド卿とキャリントン卿。部屋の中から盗まれた設計図。ドイツのスパイとの噂のあるヴァンダリン夫人の存在。かつてドイツとの関係を指摘されスキャンダルとなったメイフィールド卿の過去。

    『死人の鏡』
    エルキュール・ポアロ・シリーズ

    突然シヴァニックス・ゴアと名乗る人物から呼び出されるポアロ。ポアロの到着前に殺害されたシヴァニックス。食事の前に銅鑼を鳴らすしきたりのあるゴアの一家。ポアロが見つけた銃弾。自伝を書く為に雇った秘書ミス・リンガード。シヴァニックの養女リースの結婚と遺言状。娘の結婚を支配しようとするシヴァニック。

    『砂に書かれた三角形』
    エルキュール・ポアロ・シリーズ

    ロードス島に休暇でやってきたポアロ。チャリントン夫妻、ゴールド夫妻の関係。奔放なチャリントン夫人と浮気をしていると疑われているゴールド。殺害されたチャリントン夫人。

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    2012年08月14日
  • ポケットにライ麦を

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    ネタバレ

    ミス・マープル・シリーズ

    自分の会社でコーヒーを飲んでいたレックス・フォテスキュー。突然倒れ死亡したレックス。死因は毒殺。事件当日屋敷を離れていた彼の後妻アディール。息子であるパーシヴァル。パーシヴァルに内緒で感動していた息子ランスを呼び戻そうとしていたレックス。警察が容疑者としてマークしたアディール。青酸性の毒物で殺害されたアディール。事件当夜から姿を消したメイド・グラディス。事件の翌日帰還したランス。何者かに絞殺され鼻に洗濯バサミをつけられたグラディス。事件を知り現場に駆け付けたミス・マープル。グラディスに行儀作法を教え込んだミス・マープルの義憤。グラディスの恋人の正体。かつてレックスと共に鉱脈の株を買い現地で病死したマッケンジー。マッケンジー家の復讐か?行方不明のマッケンジーの娘。

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    2012年08月10日
  • 蒼ざめた馬

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    ネタバレ

    上質のミステリー。
    犯人は誰か、ということよりも早くこの先が知りたい!
    という欲求でグイグイ進んでしまいました。
    もっと、登場人物の一人ひとりを分析しながら
    葛藤を繰り返し、反芻しながら読むべきミステリーなんでしょうが。

    単純に驚かされています。

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    2012年05月21日
  • 象は忘れない

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    ネタバレ

    過去の事件を掘り返すことで、今現在起こりつつある犯罪を・・・という、ポアロもの。
    アガサクリスティー晩年の作らしい。

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    2012年03月05日
  • 死の猟犬

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    アガサクリスティには珍しく、超常現象などを主に納めた、短編集です。

    他の小説では、現実味に溢れる、理に適った推理を展開するので、幽霊や超能力などとは無縁の人かと思っていたのですが、これを読むと、その考え方が変わってきます。

    アガサクリスティという人物が不思議に見えてくる一冊です。

    中には、ぞくっと来る短編も有りますので、ただの推理物に飽きた方は、是非お試しください♪

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    2012年02月20日
  • 未完の肖像

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    ネタバレ

    メアリ・ウェストマコット名で書かれた小説は、どれも面白い。
    アガサクリスティの本を数十冊読んだ後で、同じ作者だということを知っていて読んでいるからかもしれない。
    特に、アガサクリスティの自叙伝を読み、アガサクリスティの一生を知ってから、メアリウェストマコット作の作品を読むと、どれもアガサクリスティが登場しているように読める。

    マープルものの「ミスマープル」、ポアロものの「アリアドニ・オリヴァ」、トミー&タペンスの「タペンス」など、アガサクリスティの分身は多い。
    アガサクリスティの分身を見つけることが、アガサクリスティの作品の楽しみ方の一つになっているかもしれない。

    アメリカ出身の親、イギリスでの生活、
    結婚、出産、失踪、離婚、再婚、中東への発掘調査への随行など、
    アガサクリスティの作品には、自分の経験が十分に反映されているように思う。

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    2011年08月14日
  • 愛の探偵たち

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    ネタバレ

    アガサクリスティ本を読み始めて、50冊を超えたので、
    だいたい話の展開方法がわかってきた。

    短編集なので、いろいろなパターンがつまっている。
    マープルものもたくさんはいっている。

    「三匹の盲目ねずみ」が一番最初で、一番ながそうなのに、なぜ本の題にならなかったのだろう。

    「三匹の盲目ねずみ」は、最後までどのパターンかが思いつかなかった。

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    2011年08月14日
  • アガサ・クリスティー自伝(下)

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    ネタバレ

    アガサクリスティの経験、推測で生まれてくる登場人物たちの原点が、
    自伝の中にたくさんあることが分かった。

    物語の中の主人公、登場人物と、アガサクリスティの性格の似た点の背景が分かった。
    感情移入しすぎずに、たんたんと書かれた自伝は、資料としては貴重だ。
    アガサクリスティ解説を書く人には必須の材料だ。

    上を読み飛ばしながら進んだので、
    アガサクリスティの本を全部読み終えたら、
    もう一度、上から読みなおそうと思う。

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    2011年08月14日
  • 葬儀を終えて

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    ネタバレ

    最後の最後まで、最初の事件が解決したのか、解決しなかったのかがわからなかった変わった作品です。

    本筋の事件が何かがわからないまま終わってしまった。

    最後の仕掛けの展開の速さについていけなかったのかもしれません。
    分厚い本なので、結論知ろうと、あわてて読んだのがいけなかったのかもしれません。

    東京、大阪の新幹線くらいの3時間近い時間があるときに読むべきだと反省しています。

    ポアロもののなかでは、読み応えがありました。

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    2011年08月14日
  • 予告殺人

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    ネタバレ

    予告に基づいた殺人が本当に行われる。
    はじめは冗談だと思って読んでいた。
    本当に殺人が行われ、びっくりした。

    全部題材を伏線として提示しているのか、
    これから題材を提示するのか。

    どきどきしながら読み進みました。

    ps.
    イギリスの田舎町は、こんなに地元の人は集まってパーティをやるものだろうか。
    ミス マープルものは、イギリスの文化、風土とを知るのによいかもしれません。

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    2011年08月14日
  • 教会で死んだ男

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    ネタバレ

    ポアロものを中心にした短編集。
    なぜ、ポアロもの以外を入れたのかの趣旨の説明がない。

    短編ものでは、似た作品があったり、重複して収録していたり、
    単行本、文庫にするのであれば、収集の方針を示して欲しい。

    「クラブのキング」は、終わり方が解せない面もあった。
    警察ではないとはいえ、犯罪に対する対応方法は、どうなっているのだろう。

    ポアロの性格からすると、長編の方が合うような気がする。

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    2011年08月14日
  • ベツレヘムの星

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    ネタバレ

    新約聖書を読んだ事がある人なら、
    クリスマスの物語として楽しめるかもしれない。

    新約聖書を読んだ事がないと、
    書かれている意味が分からないかもしれない。

    大人よりも、子どもが読んだ方がいいかもしれない。
    意味を分かることより、展開を楽しめるから。

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    2011年08月14日
  • ポケットにライ麦を

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    ネタバレ

    映像作品を先に見たので、ポケットにライ麦をが、マザーグースだということが想像できました。
    映像作品では、マープルがわりとはやめに登場していました。
    文庫を読み進んで、どこで登場するかが楽しみでした。

    ミス マープルものは、イギリス文化を知るために読んでいるので、マザーグースねたは、とてもうれしいです。

    これまでは、マザーグースの歌だけを聞いても、いま一歩ピンとこないことが多かった。
    サスペンスで利用してもらえると、すごく親しみがもてるようになります。

    映像作品で、曲がついているので楽しく聴いてから、文字で読むと音楽がよみがえってきます。

    とはいうものの、最初に見たときは、なんとなく不思議な世界だっでした。1週間の間に3回DVDを見て、ようやく意味が分かりました。

    それから小説を読んだので、とても楽しく読めました。
    小説で映像作品と異なるところがあるのも楽しみの1つです。

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    2011年08月14日
  • 象は忘れない

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    ネタバレ

    ポアロものでも、オリヴァがでてくるのは安心して読めます。
    オリヴァが、ある意味、アガサクリスティの分身でもあり、
    作家生活について表現したいことが、ところどころで本音として現れています。

    物語は、悲しいお話ですし、一卵性双生児についてと、精神病に関する記述では、
    妥当性について考えさせられるところもありました。

    アガサクリスティが人間性を大事にしているということが分かっていて読めば問題がないですが、
    誰の作品か分からずに、この本だけを読むと、よい印象を持たない読者もあるかもわかりません。

    ファンの目と、通りすがりの読者の視点の違いが気がかりです。

    ただし、「象は忘れないが、人間は忘れる」というのが大事な伝言だと思いました。
    つまらないことを忘れる能力が、人間が大事なことに集中できる力なのだと。

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    2011年08月14日
  • ブラック・コーヒー

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    ネタバレ

    小説版を先に読んでしまったので、少し、話の展開がまどろっこしい感じがしました。
    最初にこちらを読んでいれば、話が飛んでいて、わかりにくかったかもしれません。

    アガサクリスティの戯曲を読むのははじめてなので、まだ、どのあたりに味があるのかが分っていません。
    面白いのは「と書き」です。
    戯曲を書くときの参考になりました。

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    2011年08月14日
  • 愛の旋律

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    ネタバレ

    アガサクリスティではなく、メアリウェストマコット名の作品。

    英語の題名はGiant's Bread「巨人の糧」。

    幼馴染と男女の友情、従姉妹兄弟と叔母・叔父。
    母親と父親。戦争と平和。
    イギリスとドイツ。ユダヤ人とロシア。
    音楽と美術。ピアノとオペラ。
    相対する様々な関係が織り成す物語。

    主人公も、男からその妻。戦士したはずの夫と遷ろう。

    未完の肖像、春にして君を離れ、マン島の黄金
    など、ミステリでない作品の方が、好感が持てた。

    ただし、アガサクリスティの作品だと知らなかったら、読まなかったかもしれない。

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    2011年08月14日