アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 牧師館の殺人

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    約100年前の作品とは思えないほど、人間模様が豊かで、目まぐるしい展開にシンプルな文章でとても楽しく読めた。奇抜なトリックはないが、だからこそいつまでも楽しめる作品。
    ミステリーもだが、クレメンス牧師の冒頭と結末時の理性と情熱の振り幅や、思い込みでミスリードしたり勘違いしたり、牧師に情報提供する人々の滑稽ながらも現代も変わらない「人間性」、そしてそれらから事実だけを抜き取って繋げていくミスマープルの知性とちょっとの意地悪とユーモア、そして豊かな感受性がとっても魅力的でした。

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    2025年05月28日
  • そして誰もいなくなった〔コミック版〕3

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    大満足のコミック化!

    ラストまでドキドキがとまらない!



    原作に負けず劣らずでした!

    アガサ・クリスティファンはぜひ!


    ぜひ〜

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    2025年05月16日
  • そして誰もいなくなった〔コミック版〕2

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    なにより絵が綺麗です。丁寧に描かれ心理描写もすごく引き込まれます!


    いそいで3巻へ!


    ぜひ〜

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    2025年05月16日
  • 杉の柩

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    1940年の作品。
    エルキュール・ポアロシリーズ長編18巻目。

    あらすじ
    大富豪の老女ローラ・ウェルマンの姪であるエリノア・カーライルは、親戚で幼なじみのロディ・ウェルマンを深く愛しており、2人は婚約していた。ウェルマン夫人の遺産を狙っている娘がいるとほのめかす匿名の手紙が届いたことがきっかけで、エリノアとロディは夫人の館を久しぶりに訪れる。館の門番の娘のメアリィ・ジェラードをウェルマン夫人は可愛がり、教育を受けさせたり面倒を見ていた。ロディは、美しいメアリィを一目見た瞬間、彼女に夢中になってしまい、それを知ったエリノアはロディとの婚約を解消する。その後、ウェルマン夫人が遺言を残さず亡くなり

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    2025年05月11日
  • そして誰もいなくなった〔コミック版〕1

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    小説版は昔読んで改めて、コミックス版気になってたので読んでみました。活字が嫌いな方でも原作を楽しめるし、漫画の方が表情とか臨場感がでるのである意味こちらの方が怖かったかも。絵師さんの絵が上手で最後まで楽しませていただきました!

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    2025年05月10日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    面白かった。
    ポアロ初登場作品。最近はあまりミステリー気分ではなかったので、積読していたが、読みたくなった。
    1日で読み切れた。読みやすかった。
    思っていた犯人とは違ったが、それはそれで面白かった。

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    2025年05月06日
  • ゴルフ場殺人事件

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    事件の真相と真犯人、両方に驚愕しました。
    途中途中で明かされる新事実たちにも毎度驚いていたが、最後の最後、全ての真相が読者に明かされたシーンでは、驚きとそれを上回る快楽とで体内物質がすごい。
    作中のポアロの言動が全て謎めいて、ポアロ自身も事件と共に謎めいた存在に感じたのが印象的でした。

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    2025年04月30日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    外国文学を読むのが初めてだったため翻訳文特有の言い回しに苦戦しましたが、なんとか読破しました。意味ありげなセリフを残しつつ核心に触れることは何も話さないポアロに若干苛立たしさを感じましたが、最後の種明かしで全て腑に落ちました。

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    2025年04月19日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    章が切り替わるごとに新たな謎が見つかり、ひとつ解決したと思いきや、それが間違っていたことが後々判明したりと、どんどん事件が深まり、謎が増えていくので読み始めると止まらなくなりました。
    ポアロの真相解明のシーンでは、どんでん返しを2回3回くらったような気持ちでした。

    ヘイスティングスから見たポアロの人物像が、確かな才能があり尊敬する偉大な人物として認めているものの、変わり者で自信過剰な部分には、明らかに嫌悪感を持っている様子というのがはっきりと描かれていて、それがまたポアロと、ひいてはヘイスティングスへの親しみやすさを強めている感じがして、より愛着を感じました。

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    2025年04月17日
  • おしどり探偵

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    ネタバレ

    トミタペシリーズ短編!冒険好きなタペンスとそれに付き合うトミーが、国際探偵事務所を開設し、退屈な日々への鬱憤を晴らす。犯人のトリックはそこまで大掛かりなものはないが、キュートなタペンス、時々頼りになるトミーのコンビが心地よい。時々ワトスン、ポアロのの物真似が出てきたりでクリスティのサービス精神にニヤニヤ。一番印象に残ったのは「目隠しごっこ」という短編。2人が遊びで目を隠し眼鏡をかけて出かけ、なんと、出会った男が、なんと目が見えない(ふりをしていた)トミーを誘拐。トミーは絶体絶命の吐息に威力を発揮する。⑤↑

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    2025年04月15日
  • 終りなき夜に生れつく

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    「信頼できない語り手」のタイプの小説。読みはじめてすぐに、これは自分が好きな小説だと分かった。
    クリスティの小説のおすすめとしてよくタイトルを見かけていたが、期待以上だった。
    まだクリスティの小説を読んだことがないというひとはぜひ読んでみて。

    ところどころで、「ん?」と違和感がでてくるのだけど、すぐにもとの話の調子にもどってしまう。なんか変だぞと怪しみながらも、なにを意味しているのかよく分からないといったバランスになっている。
    読みおわったあと、全ての事実を知った状態で、もういちど最初のページから読みなおしたくなった。

    作中で事件や殺人も起こるので、犯人は誰なのか考えながら読んだ。最後に事

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    2025年04月14日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    ネタバレ

    1937年イギリスで出版
    2003年発行 文庫
    訳者 加島祥造
    最初に 著者の前書きと
    訳者からのおねがい が載っている
    *ゆっくり読んで
    *地図を見て参考に
    *「探偵小説が[逃避行文学]だと
      するなら読者はこの作品で
      〜南国の陽射しとナイルの青い水の国
      に逃れてもいただける訳です」アガサ
    ...ひととき旅するように楽しんで
    ってことか...

    ・リネット.リッジウェイ(ドイル)
      →美貌の若い資産家女性 銃で殺される
    ・サイモンドイル→リネットの結婚相手
    ・ジャクリーン.ド.ベルフォール
     →リネットの親友でサイモンと婚約していた

    リネットとジャクリ

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    2025年04月13日
  • 忘られぬ死

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    第一篇はローズマリーに対する登場人物それぞれの回想、第二篇は第二の事件発生まで、第三篇は事件の解決までという構成で最後まで飽きることなく読めて面白かった。
    すでに第一の事件が起きている所から始まるため第一篇から全員が怪しく見えるし緊張感があった。

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    2025年04月10日
  • 招かれざる客〔小説版〕

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    ネタバレ

    招かれざる客
    クリスティの戯曲を小説化した作品。クリスティ作品ふ戯曲も面白いのだが、戯曲だと読み難い為、全作品小説化して欲しいと願う。
    クリスティの作品から派生していく作品(ソフィ・ハナのポアロシリーズ等)は、クリスティの余韻を感じる事が出来るし、キャラクターの世界観を壊さなければとても楽しむ事が出来るが、戯曲を小説にするこによって、まるでクリスティが蘇った気持ちになるし、女史の未読作品が殆ど無くなってしまった今となっては単純に個人的に楽しんでいる。

    現代だと突飛押しもないスタートから始まる今作だが、余りにも変わった導入は唯一だしクリスティらしいスタート。スタークウェッダーという若者が霧の中

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    2025年04月08日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    1937年の作品。
    ポアロ・シリーズ長編15作目。

    あらすじ
    美貌の資産家の娘、リネット・リッジウェイは世の中で手に入らないものはないと思われるほど恵まれた境遇だった。美貌、金、聡明さ…全てを兼ね備えていた彼女だったが、貧しい親友のジャクリーンの恋人、サイモン・ドイルのことが好きになり、彼女から奪い結婚してしまう。ジャクリーンは自分を裏切った2人を恨み、新婚旅行のエジプトまで追いかけてくる。
    たまたま休暇中だったエルキュールポアロは、このエジプトのツアーでリネット夫妻とジャクリーンと一緒になる。一行はナイル川沿いを巡るカルナック号のツアーに参加するが、そのツアーの最中にリネットが何者かに撃た

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    2025年04月07日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    現代の日本の作家のミステリーももちろん面白いが、やはりクイーンやポワロの活躍する探偵小説はいつでも面白い。比較的長い作品にも関わらず、事件の真相が明らかになるとその長さの中に無駄がなく伏線が詰まっていたのだと分かって衝撃だった。

    (あらすじ)
    2人の男女が愛し合っていたが、男は裕福な女性リネットと結婚してしまった。2人はそのままエジプトへとハネムーンに出かけるが、そこに男のかつての婚約者が現れた。女の出現に怯えるリネットだったが、撒くために乗り込んだ船にも女が現れ、リネットはその後死体となって発見される。果たしてこれは復讐のための殺人か!?エルキュール・ポワロが明かす意外な事件の真相とは!

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    2025年04月05日
  • 死の猟犬

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    改めて自分はクリスティが好きなんだと思う一冊。
    最近ドイルの短編も読んだが、やはりクリスティの方が自分には合っている。話がいい具合に湿っている。
    オチが見える作品もあったが、興醒めするどころかニヤニヤしながらクリスティはどうやって締めくくるの?と期待して読み進める。それも含めて大好き。
    「検察側の証人」一つしか映像化してないようだが、自分が監督なら「「ラジオ」「青い壺の謎」「赤信号」「ジプシー」もぜひ手掛けたい!!
    「ランプ」は怖すぎてムリー

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    2025年04月04日
  • ゼロ時間へ

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    ネタバレ

    見事な構成で読みやすく面白かった。前半の人間関係の緊張感みたいなのも面白く読めた。
    すでに殺人事件が起きているのにどこがゼロ時間?と思っていたら最後にそういうことか、となった。
    何気にネヴィルみたいな人が一番怖い。
    バトル警視がポアロに言及していて、ちょっと嬉しくなった。

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    2025年04月01日
  • ゼロ時間へ

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    冒頭で、殺人事件を考えることについて、つまりこの小説の書き方について語られる。

    「殺人事件のニュースや小説を読む時、殺人事件の調査をする時、人々は殺人が起きたところから考え始める。しかし殺人は結果なのだ。因果関係はその以前から始まっている。あの目撃者がそこにいたのはなぜ?あの証人が嘘をついたのはどんな感情で?殺人事件に至るまでには、計画があり、多くの偶然により思いもかけない形が作られ、関係者となった人たち性質が影響して、殺人という”ゼロ時間”に集束するのだ。」

    物語の前半は、ある年の月に海辺の町ガルズポイントに集まることになった人々の事情、それまでにした経験が語られる。

     スコットランド

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    2025年03月27日
  • 書斎の死体

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    ネタバレ

    クリスティのミスマープルシリーズ、第二弾。

    前作の「牧師館の殺人」は手堅く、意外な犯人で魅せる良作ではあったが、いかんせん地味な印象が拭えず。
    今作は打って変わり、全然知らない女性の死体がいきなり書斎で見つかり、どうしてそうなった?というもの。その謎だけでグイグイとラストまで読ませる展開。

    ある事実が分かった途端、全ての謎が一気に解ける。そのカタルシスが非常に良い。
    ミスマープルも前作とは段違いで目立つ活躍となっており、ようやくシリーズ作品に踏み込めた感じ。3作目以降も楽しみにしたい。

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    2025年03月26日