アガサ・クリスティーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったー。でも人が多い! 皆んなが「リー」なので毎度名前が出てくるたびに登場人物リストを見ていた。
スティーヴン・ファーの正体は薄々分かった、けどシメオンじゃなくてハリーの子供かと思っていた笑
ピラールは予想外、でも確かに最初からずっと言っていたなと思い直す。
真犯人は、いやはやそっちかー。
トリックは後書き通り奇想天外かもしれないけど、見事に全ての情報が提示された状態での結末だったので、さすがクリスティだなと唸った。
「そして誰もいなくなった」レベルに予想を裏切られた作品。結構好きかも。登場人物は多すぎるけどな!
結末として、みんなそれなりに幸せになったみたいで良かったとも思える。
そ -
Posted by ブクログ
読み終わった後の感慨がすごくて戸惑っている。
何箇所か読み直したりしている。
原題は GIANT’S BREAD (巨人の糧)、邦題は 愛の旋律。読んだ感想としては、巨人の糧のほうがしっくりくる。愛の旋律が想像させる、優しい愛の物語ではない。
主人公ヴァーノンにまつわる2人の女性が出てくるが、私はジェーンというキャクターが本当に好きになってしまっている!しっかり自分の人生を生きてきた、1人でも生きていける強い女性。依存的ではないし、愛を与えて、尽きない。
もう一方のネルは、美人さんな上にネルなりに頑張っていて素敵。でもジェーンとは質が違う。ヴァーノンが救うのは最後にはネルで。でもそのために -
Posted by ブクログ
友人ミス・マープルに会うためにパディントン駅発4時50分の列車に乗ったマギリカディ夫人は、並走する後発列車の個室で男が女を絞め殺す場面を目撃する。
ミス・マープルとマギリカディ夫人は警察に経緯を話すが、女性の死体はどこにも見つからなかったと言われる。
ミス・マープルはマギリカディ夫人の話を信じて自ら調べることにした。おそらく死体は列車から投げ落としてあとから片付けたのだろう。そしてその条件に合う地点をクラッケンソープ家が所有するラザフォード・ホールと推測する。
まずは死体を発見しなければ。だが年寄りのミス・マープルには自ら捜査することはできない。そこで旧知の敏腕家政婦のルーシー・アイルズバロウ -
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Posted by ブクログ
列車の窓から外を眺めていた老婦人が、すれ違った列車の中で殺人が起きるのを目撃。しかしだれにも信じてもらえない中、友人のミス・マープルだけが信じてくれて…。
どうやったらこんな面白い設定思いつくん???裏表紙のあらすじ読んだだけで鳥肌立ったわ。
もちろんストーリーも期待を裏切らない面白さだけど、この設定を思いついた時点でもう傑作になるのは決まったようなもんです。
そしてなによりルーシー・アイルズバロウよ。この作品はこの人が主役と言っても過言ではないぐらいカッコいいキャラ。賢くて勇気のある女性を書かせたらクリスティーの右に出る者はいませんね。
余談だけど、ルーシーの運命の相手を仄めかす表現が上手す -
Posted by ブクログ
BBC制作の同名ドラマを随分前に録画しており、それを観たかったので、先に原作本を読んだ。
結果、ドラマ化失敗じゃね???という残念な感想に。原作が面白いのだからそのまま素直に映像化すればよいものを、脚本家よ、なぜあんなにいじくり回した…。謎。
全3回のドラマは途中からイギリスの美しい田舎町の風景と、ルーシー・ボイントンのファッションを楽しむためだけに観ました。
お転婆貴族のご令嬢と幼馴染の庶民の好青年という最強テンプレ王道カップリングのドタバタ冒険劇をクリスティーが書いたら面白いに決まってる上に、タイトルの意味がわかったときの快感が最高の一冊。 -