アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • カリブ海の秘密

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    マープルシリーズ長編9作目。甥の計らいで西インド諸島に療養にやってきたマープル。これまでは基本的に警察の協力者というポジションだったマープルだけど、今回は同じホテルの宿泊客の死に不審な点を感じて、自ら捜査に乗り出すという展開で新鮮だった。

    ポアロは名探偵という肩書と自分で動き回れる体力があるけど、マープルは高齢かつ一般人なので肩書も権威も体力もない。そこをカバーするために警察に協力する形をとったり、他に協力者を得たりするスタイルで、そういうところもマープルの面白さだと思う。

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    2026年01月23日
  • 秘密機関

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    だーまーさーれーたー!
    最後の最後まで作者のミスリードに引っかかってブラウンだと思い込まされていた
    スタイルズ荘の次が今作とは恐れ入る
    流石ミステリの女王

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    2026年01月22日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    ネタバレ

    面白かったー。でも人が多い! 皆んなが「リー」なので毎度名前が出てくるたびに登場人物リストを見ていた。
    スティーヴン・ファーの正体は薄々分かった、けどシメオンじゃなくてハリーの子供かと思っていた笑
    ピラールは予想外、でも確かに最初からずっと言っていたなと思い直す。
    真犯人は、いやはやそっちかー。
    トリックは後書き通り奇想天外かもしれないけど、見事に全ての情報が提示された状態での結末だったので、さすがクリスティだなと唸った。
    「そして誰もいなくなった」レベルに予想を裏切られた作品。結構好きかも。登場人物は多すぎるけどな!
    結末として、みんなそれなりに幸せになったみたいで良かったとも思える。

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    2026年01月18日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    古典ミステリーだと思い侮っていましたが、めちゃくちゃ面白かったです!
    語り部が犯人という設定自体は今でこそありがちかもしれませんが、100年も前だとかなりセンセーショナルだったのではないでしょうか。

    最後、ポアロが自殺教唆的な発言をしていたのには驚きました。まだポアロシリーズは2作目ですがポアロってそんなキャラ、、?

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    2026年01月17日
  • 愛の旋律

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    読み終わった後の感慨がすごくて戸惑っている。
    何箇所か読み直したりしている。

    原題は GIANT’S BREAD (巨人の糧)、邦題は 愛の旋律。読んだ感想としては、巨人の糧のほうがしっくりくる。愛の旋律が想像させる、優しい愛の物語ではない。

    主人公ヴァーノンにまつわる2人の女性が出てくるが、私はジェーンというキャクターが本当に好きになってしまっている!しっかり自分の人生を生きてきた、1人でも生きていける強い女性。依存的ではないし、愛を与えて、尽きない。
    もう一方のネルは、美人さんな上にネルなりに頑張っていて素敵。でもジェーンとは質が違う。ヴァーノンが救うのは最後にはネルで。でもそのために

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    2026年01月15日
  • パディントン発4時50分

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    友人ミス・マープルに会うためにパディントン駅発4時50分の列車に乗ったマギリカディ夫人は、並走する後発列車の個室で男が女を絞め殺す場面を目撃する。
    ミス・マープルとマギリカディ夫人は警察に経緯を話すが、女性の死体はどこにも見つからなかったと言われる。
    ミス・マープルはマギリカディ夫人の話を信じて自ら調べることにした。おそらく死体は列車から投げ落としてあとから片付けたのだろう。そしてその条件に合う地点をクラッケンソープ家が所有するラザフォード・ホールと推測する。
    まずは死体を発見しなければ。だが年寄りのミス・マープルには自ら捜査することはできない。そこで旧知の敏腕家政婦のルーシー・アイルズバロウ

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    2026年01月14日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    オリエント急行殺人事件の前日譚的なエピソードとして読める。

    本エピソードは看護師の手記という形式で書かれているからか、非常に読みやすかった。

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    2026年01月13日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    流石はミステリの女王
    今作は冒頭にある通りアガサ・クリスティが義兄から
    「もっと血が大量に流れる元気で凶暴な殺人」が読みたいと言われて書いた作品です
    リクエストに答えて血がドバドバ流れる殺人事件が起こります
    それもクリスマスに
    しかも密室
    トリック、犯人、登場人物どれをとっても唸ります

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    2026年01月11日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    『ナイル殺人事件』でなく、『ナイルに死す』というタイトルがまずカッコイイ。ナイス訳。

    時代が変わっても古びない、人間の心模様とはそうそう変わるものではない。あの2人怪しそうだけど、とは思ったけれど、ポアロのようにはいきません。
    ポアロの紳士な態度も好感度⤴️

    『オリエント急行殺人事件』くらいしか多分読んでいないから、ポアロ、これから機会があったらまた出会ってみたい。

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    2026年01月10日
  • オリエント急行の殺人

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    ネタバレ

    映画を観てたので犯人はわかっていたのですが原作を読んでよかったです!
    すごく面白かった。

    ドラゴミロフ侯爵夫人がかっこよくて好き。

    まさかの全員犯人。
    この人は犯人じゃないだろって感じの人がまさかの女優だったりして面白い。

    アポロもその友人も殺人を見逃すのに賛成してはい終わり!でささっとした幕引き。

    映画観てなかったら誰が犯人なのか悩んでたのかなぁ。

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    2026年01月09日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    さすがアガサクリスティー。やっぱり大好き。
    長編だし登場人物は多いけど、その分丁寧に書かれてる。登場人物にすごく人間味がある。
    面白かった。他にも買ったから読む。

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    2026年01月08日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    とても有名な作品ですね。今更ながら読んでみました。なるほど、このトリックはどの時代でも通用しそうだなと思いました。読んでいく中でなんとなく犯人は分かりますが、ポアロが犯人をどのタイミングで指名するのか楽しみで読み進め、最後のポアロの提案で一番驚きました。

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    2026年01月07日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    思わず唸るポアロの推理!
    さすがとしか言いようがありません。
    クリスマス前に読み始めたのに、年越してしまいました笑

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    2026年01月06日
  • 春にして君を離れ

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    ジョーンの自己中心性、奢り、焦り、認めたくない気持ち、赦しをこう気持ち、変えられない自分など、文章からとてもリアルに伝わってくるようだった。外から見ると、何と人は哀しい生き物かと思うが、誰もがもつ心理だし、大なり小なり人生の間で出しているのだろう。聖人君子のようなロドニーにもまた人間くささが見えて、エピローグもよかった。

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    2026年01月06日
  • パディントン発4時50分

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    列車の窓から外を眺めていた老婦人が、すれ違った列車の中で殺人が起きるのを目撃。しかしだれにも信じてもらえない中、友人のミス・マープルだけが信じてくれて…。
    どうやったらこんな面白い設定思いつくん???裏表紙のあらすじ読んだだけで鳥肌立ったわ。
    もちろんストーリーも期待を裏切らない面白さだけど、この設定を思いついた時点でもう傑作になるのは決まったようなもんです。
    そしてなによりルーシー・アイルズバロウよ。この作品はこの人が主役と言っても過言ではないぐらいカッコいいキャラ。賢くて勇気のある女性を書かせたらクリスティーの右に出る者はいませんね。
    余談だけど、ルーシーの運命の相手を仄めかす表現が上手す

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    2026年01月05日
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

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    BBC制作の同名ドラマを随分前に録画しており、それを観たかったので、先に原作本を読んだ。
    結果、ドラマ化失敗じゃね???という残念な感想に。原作が面白いのだからそのまま素直に映像化すればよいものを、脚本家よ、なぜあんなにいじくり回した…。謎。
    全3回のドラマは途中からイギリスの美しい田舎町の風景と、ルーシー・ボイントンのファッションを楽しむためだけに観ました。
    お転婆貴族のご令嬢と幼馴染の庶民の好青年という最強テンプレ王道カップリングのドタバタ冒険劇をクリスティーが書いたら面白いに決まってる上に、タイトルの意味がわかったときの快感が最高の一冊。

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    2026年01月05日
  • オリエント急行の殺人

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     オリエント急行内で起こった刺殺事件。そこに乗り合わせた名探偵ポアロが、車内の一人一人に聞き取り調査をし導き出した二つの結末。

    最後の選択に私も賛成でした。

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    2026年01月05日
  • 書斎の死体

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    ネタバレ

    犯人かなーこの人、と思っていた人が犯人じゃなかった笑
    最初に怪しすぎて犯人候補から外したのに、お前が犯人だったのか…!
    と、相変わらずクリスティは魅せてくれますねぇ…。面白かった。爪のくだりも良いですね、着眼点がとても女流作家的。出っ歯なのに爪噛めるの? とは思ったけど。

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    2026年01月04日
  • 春にして君を離れ

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    流石のクオリティ

    3人称で、1人称ぽく書くのか肝だなと。
    女の登場人物の書き分けが良い。
    男の作者だとここまでいかない気がする。

    栗本薫のあとがきが、また秀逸。

    最後の方は主人公がかわいそうになってきて、これだけ一人になって内省できるって、実は繊細なんじゃないのとか、旦那の方もなんだかな
    とか思ったのも全て作者があえて仕組んでるんだなと思うと、やっぱりアガサクリスティー凄まじき

    しっかりエンタメで、かつ深い理想的な小説

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    2025年12月31日
  • 五匹の子豚

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    ネタバレ

    読後の余韻がすごいです。
    この作品は読む人によって感想がかなり変わってくると思います。
    毒殺による犯行だったのですが、この毒殺がまた少し特殊です。
    普通、毒殺は信頼関係にある間柄の人物が行うのですが本作は違います。
    被害者にとってどうでもいい取るに足りない人物が毒殺を行なっています。
    そこも面白かったです。
    また、フーダニットに重きを置いているのも本作の特徴です。
    ただし、真犯人が分かってもあまり特別な驚きはありません。
    久しぶりに良い作品を読めて満足です。

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    2025年12月29日