アガサ・クリスティーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
名探偵エルキュール・ポアロの小説は学生の頃結構読んだし、デビット・スーシェのドラマや、いくつかの映画も見ている。
こちらのスタイルズ荘は、ポアロと、記録者で友人でワトソン役であるアーサー・ヘイスティングズ大尉が初めて一緒に行動する物語。犯人もトリックも覚えている状態での再読となるが、それでも犯人やトリックは難しく、小説としても人間心理としてもよくできているし、なんといってもヘイスティングが色ボケしまくっていて「しっかりしろ!」と思いながら楽しく読みました・笑
まあこのころのヘイスティングズは「あなたは若いから」って言われる年齢だしなあ・笑
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大尉のアーサー・ヘイスティングズは療養のため -
Posted by ブクログ
ネタバレ【再読】
医者のシェパードはある日、名士ロジャー・アクロイドに呼び出された。そこでアクロイドは、村に住む未亡人のフェラーズ夫人に結婚を申し込んでいたことを打ち明けた。だが同時に、アクロイドは夫人から、実は夫人が夫を毒殺したのだということを打ち明けられていた。さらに、そのことを知った何者かに夫人が恐喝されていたことも知る。
そしてフェラーズ夫人は、そのことを苦に自殺してしまった。シェパードがこの話をアクロイドから聞いていた最中、死ぬ直前に夫人がアクロイドに宛てて出した手紙が届く。そこには恐喝者の名も書かれていたが、アクロイドは頑なにその名を言わず、シェパードは渋々屋敷を去ることに。
その夜、アク -
Posted by ブクログ
ネタバレポアロ最後の事件。
タイトルのカーテンはカーテンコールのカーテンかな。
ポアロはスタイルズ荘で始まり、スタイルズ荘で終わる。
そして、アガサ・クリスティのデビュー作はスタイル荘であり、遺作がカーテンなのは、人生そのものだろう。
しかも、数々の事件を解決してきた名探偵ポアロが最後に死んでしまうのは、遺作に相応しい(というか、狙っているのだろうが)。
ポアロは犯人をほぼ特定はしているが、証拠はなく、連続殺人を止めるには自ら犯人を殺すしかない。
そして、殺人を犯してしまったので自殺。
似たパターンのエラリー・クイーンのレーン最後の事件がなければ文句なしの傑作なのだが。。
といっても、伏線な -
Posted by ブクログ
推理だけでなく、登場人物の人間模様まで克明に描き切る著者の手腕に舌を巻いた。
そして誰もいなくなったからアガサ作品に入り、本作が2作目の初ポワロでした。
推理を楽しむあまり、作者の罠にしっかりとかかってしまいました。
ポアロや人間模様に翻弄されて、作者の掌の上で踊らされておりました。
ミステリーという触れ込みで読み始めたものの、圧倒的な人間関係の濃さに驚いた。
犯人と思しき目星をつけるも、ポアロの一言で何度もひっくり返されてしまった。
一筋縄ではいかないうえ、翻弄されるのを楽しんでいる自分もいた。
事実と思っていたことを、いともたやすくひっくり返して、真実を暴く。
もしかしたらミステリー -
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Posted by ブクログ
恩田陸の『鈍色幻視行』のおかげで読んだ。うわーめちゃくちゃ面白かった。
早川の文庫全集の出始めの頃に半分くらいまで揃えて、金欠でそのままになっていたのだけど、去年一念発起して本人執筆の分は買い集めた。でもまだほとんど読んでなかった。ミス・マープルものが好きなので、全部読むのがもったいないなあとか思ったりもして。
『鈍色幻視行』をAudibleで聞いていたら、登場人物がこの作品のネタばらししていい?いいわよ!とか会話してるので、だめだこれは!と慌てて読み始めた。
第二次世界大戦後のミス・マープル、年取って庭やら何やら思うようにいかなかったり、変わっていく村の様子に複雑な思いを抱いていたり。ミス・