アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 五匹の子豚

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    ネタバレ

    母の無実を証明したいというカーラの依頼を受け、16年前の事件をポアロが調べていきます。
    愛しているからこそ憎たらしい、人間の感情が特に色濃い作品でした。
    当時の記憶を元に、事件に関わっている人々がそれぞれ手記を書いてくれます。ですが、後半になると文章とは真逆の感情が明らかになり、驚きました。
    キャロラインをどう思っていたか、フィリップとメレディスが特にそれが顕著でした。
    フィリップがキャロラインをいつから好きだったの⁈嫌いだって書いてなかった⁈とギョッとしましたが、確かに読み返せば、嫌いな女性に対して、帽子を着けている姿を『なかなか魅力的』とは書かないでしょうし、文章の所々に彼女への想いが見て

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    2026年05月14日
  • ブラック・コーヒー〔小説版〕

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    舞台をきっかけで知った作品。小説版から読んだけれど、戯曲が先なのね。読みながら舞台のシーンを思い出し、と思ったら舞台では出てこなかった場面や情報も含まれていて、さらに奥行きが広がった印象。
    果たして戯曲はどうなのか、これから読みます。

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    2026年05月11日
  • 白昼の悪魔

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    ネタバレ

    人気リゾート地スマグラーズ島の海岸で、元女優アリーナが殺害された。傍若無人な彼女は滞在客の羨望と反感を一身に集めていた。しかし、容疑者全員に完璧なアリバイが。

    映画版の『地中海殺人事件』ともドラマ版の『白昼の悪魔』とも少し違った感じが良かった(笑)犯人もトリックもみんな当然同じですがいろんな所が少し違っていて面白いです(笑)ポアロ・シリーズの中でも好きな作品です(笑)

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    2026年05月11日
  • ゴルフ場殺人事件

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    タイトルが若干、微妙ですね。邦題アルアルかもw

    でも中身は、めっちゃ読ませますね。パリ警視庁のジロー刑事は典型的な噛ませ犬。あそこまで酷く描かなくてもとは思わないでもないですw

    でもね、最後の結末が凄い。大どんでん返しですね。超大ミステリー作品です。

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    2026年05月03日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    ABCと名乗る人物からポアロの元へ届けられた挑戦状。アンドーヴァーでアリス・アッシャー夫人が殺害され、ベクスヒルではベティー・バーナードが殺害される。いずれの場合も惨劇の現場となった地名のページが開いたABC鉄道案内が置かれていた。

    子供のころに初めて読んだアガサ・クリスティ。ミッシング・リンク物の傑作って言われるくらいだからさすがに面白かった(笑)ポアロに届く手紙の謎とかは感心してしまった(笑)解説の中にあったエラリー・クイーンの『九尾の猫』『十日間の不思議』との関係が面白かった(笑)『九尾の猫』も好きですが『ABC』の勝ちですかね(笑)

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    2026年05月01日
  • 書斎の死体

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    ミス・マープル長編2冊目。1作目の『牧師館の殺人』に続いて読んでみる。
    牧師館の事件から半年後くらいかな。『火曜クラブ』でも登場したミス・マープルのお友達、アーサーとドリーのバントリー夫妻初登場の話だった。
    ある朝ドリー・バントリーは泣きながら駆け込んできたメイドに起こされる「あの、あの、奥さま、書斎に死体があるのです!」
    なんですって?しょさいにしたい?とりあえず夫のアーサーを起こしましょう。「ねえ、書斎に死体があるんですって」「なにをいっているんだ、むにゃむにゃ」
    …という始まり方。まあ無理もないよなあというバントリー夫妻のやり取りと、「いいからさっさと見に行ってくれー」という先を知りたい

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    2026年04月29日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    ネタバレ

    実を言うと、誰が誰だか?ってなった。
    大体において海外作品は人名を覚えきれずに登場人物リスト頼りになるのだが、今回ばかりはリストに出ない人物が意外とポイントだったりして。119pを何度開いたか。
    犯人は予想外、しかし話に聞くと納得できる感じ。
    キャラクターの多さに読んでいて混乱したがそれでも全てのピースが収まる感じは爽快だ。

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    2026年04月24日
  • オリエント急行の殺人

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    ちょっと待って、え、え?、え!?、そんなことある!!??ってなること間違いなし、掟破りの衝撃の作品。

    稲妻に打たれるようなこの読書経験を1人でも多くの人に体験してもらうために、
    「とりあえず何も調べずに読んでみて」
    と、130歳くらいになってもしゃがれた声で言い続けてると思う。

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    2026年04月20日
  • オリエント急行の殺人

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    いやいや、まさかこんな結末だったとは。

    名作と言われる理由がわかりました。終盤の真相開明には驚きでした。

    しかし二つの解決法…か。

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    2026年04月19日
  • ABC殺人事件

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    どんどん疑問が増えてどうやって解決するのかワクワクしながら読み進めてた。え…こいつが犯人なの?推理要素ないやん!って思ってからのラストの推理は痺れる。何故ポアロに手紙を送ったのか何故ABC順に殺したのか…1個1個の何故が最後に全て解消される気持ち良さはたまらない

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    2026年04月19日
  • 動く指

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    ジェリー・バートンは飛行機事故により田舎町への療養を勧められ、妹のジョアナと共にリムストックにやってきた。よい空気と静かな生活、何もしないこと。この町はそんな生活にうってつけだろう。
    だがジェリーとジョアナはすぐに騒動に巻き込まれてしまった。家を決めてから数日後に匿名の手紙が届き「二人は兄妹ではなくて愛人関係」とほのめかされていたのだ。(もちろんこれは事実無痕、二人は健全な兄妹です!)
    どうやらリムストックでは、しばらく前から町の人々にこのような手紙が届いているという。誰と誰が不義の関係にある、◯夫人の子供の父親は夫ではない…、でっち上げでえげつのない内容ばかり。
    リムストックの人々はひどいい

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    2026年04月18日
  • もの言えぬ証人

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    クリスティ10冊め
    「もの言えぬ証人」のテリアのボブは可愛らしいし、降霊会とか出てくるのも当時の流行を感じて面白い。ヒルマ•アフ•クリントとか同時代なのかな。

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    2026年04月13日
  • オリエント急行の殺人

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    誰が嘘ついているかの論理パズルだと思ってめっちゃメモ取ったり時系列に情報整理しながら読んでたけど、これは推理不可能だわ…
    最近連続殺人ばっかだったからシンプルな殺人事件が久しぶりで面白かった

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    2026年04月11日
  • ねじれた家

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    久々にゾクっときたし、すごく読み応えのある一作だった。本当に最後まで分からなかったなぁ…完全に別の人を疑い続けていた。
    探偵としてのポンコツ感は最後に裏切られる…と思っていたが、最後まで裏切られず。どこかハッピーエンドでありながらほんのり悲しい。

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    2026年04月10日
  • 満潮に乗って

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    ネタバレ

    いやー面白かった。クリスティ作品の中ではなかなか目立たない作品だが、いやはやどうして面白いではないか。「チムニーズ館」と同じくロマンス色が少し強いかな。
    それにしても、リン、それでいいのか…? とは思った。「若い女は危険な男に惹かれる」という信条がクリスティにはあるのだろうか。リンの男に惚れる理由には戸惑いしかない、が、まぁロマンス詐欺もどき兼殺人者か傷害致死の犯人なら後者の方がマシなのだろうか……すまんわからん。こう並べてみるとリンの男運と見る目がなさすぎる。とはいえ昔の、とりわけ戦後のことだから選択肢はなかったんだろうが。

    さてはて、肝心な3つの殺人事件について。
    見事にどれもこれもが予

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    2026年04月03日
  • オリエント急行の殺人

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    面白かった。犯人全然分かりませんでしたが人物描写が面白いので楽しく読めました。犯人にも驚き。そしてラストもとても良い!読んでよかった!

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    2026年04月01日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    ネタバレ

    あーーー犯人そこーーーーー。
    となった。まさかコーラが別人だとは思わなかったし、本命が〈そっち〉だとは思わなかったよなあ。
    最初は弁護士のエントウィッスル氏を疑っていたよ。だってあまりにも語り口が胡散臭くてさ。信用できない語り手かと思っていたら、いつの間にか気配が薄くなって消えていた…。
    途中では、そこまで頭良くない設定なのに分かっている風なことを言うロザムンドも疑った。
    その全てがミスリードだったとは…。
    確かにミステリーの定石は「一番怪しくない人が犯人」だけれども、「怪しくない人が複数いる」のはクリスティの十八番ですね。してやられた感。
    やはりクリスティは好きです。

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    2026年03月28日
  • もの言えぬ証人

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    ネタバレ

    翻訳が珍しい感じだった。内容としては、まぁ面白いかな。犯人の顛末が少し拍子抜けしたけど、ある意味で依頼人の願いを完遂したということだろう。
    しかし、昔から思っていたけど、ヘイスティングズが面倒臭さい男だの。
    それにしても、子供たちはどこに行ったんだろう…「信頼している男の使い」が連れて行ったってことは、ポワロが確保したってことかな?

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    2026年03月17日
  • おしどり探偵

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    相変わらずトミーとタペンスの軽快なやりとりとテンポ良く進むストーリーが読んでいて気持ちがいい
    間違ってもこの二人に「アクロイド殺し」のような本格推理小説を期待してはいけない
    それにしても作中で名前が出た作家と探偵が多いこと

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    2026年03月10日
  • 動く指

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    ミス・マープルが全然登場しないのに、終始面白いのは、登場するキャラクター達が楽しいから。(古い作品ながら、こういう人物いるよな…何て思わされる。)
    彼女の名作の中でも、かなり好きな作品だった。

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    2026年03月08日