アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    衝撃的だった。まったくその人は除外してた、そういう人に限ってなのは分かってたつもり。それでも絶対ないと思っていた人。話の導入から展開も面白い。今回、他の本と並行して読んだから、次読むときはこの本だけに集中して読みたいと思った。

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    2025年06月12日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    今までクリスティの小説には、魅力的な女性が多く描かれていたが、今回の女性登場人物は魅力的な方は少ないように感じた。一方で、めずらしく魅力的で美しい青年が登場したように思う。

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    2025年06月09日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    有名な名探偵ポアロシリーズの一つ。
    以前「そして誰もいなくなった」を読んだことがあり、他にもアガサクリスティの小説を読んでみたいと思い、タイトル買いをした一冊。
    読み進めていくうちに引き込まれていき、誰が犯人で何の目的のために、という思いが抜けなかった。
    最後までとても読みやすく、話の流れもとても理解がしやすかった。
    他のシリーズも読んでみたいと思う。

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    2025年06月08日
  • 牧師館の殺人

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    最初から最後まで次々と場が展開し、退屈することなく読み切りました。
    ドラマや映画化されていたら、ぜひ見たいです。

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    2025年06月07日
  • 五匹の子豚

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    30数年かけて、ちょっとずつ読み進めてきたポワロシリーズ。老眼で旧ハヤカワ文庫版が読みにくくなってきたこともあり、新版で買って読みました。

    推理小説が乱造される昨今、今までにないトリックだのどんでん返しだの色々読みましたが、そのほとんどが奇をてらったトンデモ犯罪でした。
    そんな中、もはや古典の感もあるアガサ・クリスティを読んで「こういうのもあるのかぁ〜」と感心することになるとは。

    さすがミステリーの女王。

    過去の事件を調べ歩き、人の話を聞き、手記を読む、という形式なので、淡々として大人しい感は否めませんが、それだけに最後のポワロの解決編が鮮やかに引き立ちました。
    私たちにもポワロと同じヒ

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    2025年05月30日
  • ねずみとり

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    mousetrapを見に行く前に原作を予習しようと思って読み始めた。
    読み終わってまず初めの感想としては、短いのにめちゃくちゃ満足感がある。主な理由としては1つ、戯曲なだけあってテンポが良くキャラも立っていること。カタカナの名前を覚えるのが苦手なわたしでもすぐに登場人物を自分の世界にインプットできた。さらにもう1つ、話の構成がわかりやすく、いい意味でミステリーのテンプレをいっていること。大体流れは読めるが、不思議と肩透かしをくらった感じはない。
    れっきとした殺人事件が起きているのに、いまいち舞台に緊張感がなく、終始なごやかで間の抜けた雰囲気が漂っているのもこの作品の愛すべき点。ぬるっと殺されて

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    2025年05月29日
  • 牧師館の殺人

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    約100年前の作品とは思えないほど、人間模様が豊かで、目まぐるしい展開にシンプルな文章でとても楽しく読めた。奇抜なトリックはないが、だからこそいつまでも楽しめる作品。
    ミステリーもだが、クレメンス牧師の冒頭と結末時の理性と情熱の振り幅や、思い込みでミスリードしたり勘違いしたり、牧師に情報提供する人々の滑稽ながらも現代も変わらない「人間性」、そしてそれらから事実だけを抜き取って繋げていくミスマープルの知性とちょっとの意地悪とユーモア、そして豊かな感受性がとっても魅力的でした。

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    2025年05月28日
  • オリエント急行の殺人

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    ミステリの傑作。新訳版の方が旧訳よりも読みやすかったです。
    犯人がわかった上で読むのもおもしろいと思います。読めば読むほど犯人の意図や行動が理解できるので、何回でも読めます。
    でも、初めて読んだときのミステリの常識を覆す驚きは、さすがミステリの女王クリスティーだと感じます。
    犯人とはこんなはずだという常識を持っている人の意識を覆してくれるので、読後の爽快感がたまりません。ポアロが示す2つの解決策が犯人に対して心憎い。こんな珍しい終わり方も、このミステリの良さです。
    有栖川有栖の解説も本格ミステリが好きな方にはおススメです。

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    2025年05月21日
  • そして誰もいなくなった〔コミック版〕3

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    大満足のコミック化!

    ラストまでドキドキがとまらない!



    原作に負けず劣らずでした!

    アガサ・クリスティファンはぜひ!


    ぜひ〜

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    2025年05月16日
  • そして誰もいなくなった〔コミック版〕2

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    なにより絵が綺麗です。丁寧に描かれ心理描写もすごく引き込まれます!


    いそいで3巻へ!


    ぜひ〜

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    2025年05月16日
  • 杉の柩

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    1940年の作品。
    エルキュール・ポアロシリーズ長編18巻目。

    あらすじ
    大富豪の老女ローラ・ウェルマンの姪であるエリノア・カーライルは、親戚で幼なじみのロディ・ウェルマンを深く愛しており、2人は婚約していた。ウェルマン夫人の遺産を狙っている娘がいるとほのめかす匿名の手紙が届いたことがきっかけで、エリノアとロディは夫人の館を久しぶりに訪れる。館の門番の娘のメアリィ・ジェラードをウェルマン夫人は可愛がり、教育を受けさせたり面倒を見ていた。ロディは、美しいメアリィを一目見た瞬間、彼女に夢中になってしまい、それを知ったエリノアはロディとの婚約を解消する。その後、ウェルマン夫人が遺言を残さず亡くなり

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    2025年05月11日
  • そして誰もいなくなった〔コミック版〕1

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    小説版は昔読んで改めて、コミックス版気になってたので読んでみました。活字が嫌いな方でも原作を楽しめるし、漫画の方が表情とか臨場感がでるのである意味こちらの方が怖かったかも。絵師さんの絵が上手で最後まで楽しませていただきました!

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    2025年05月10日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    面白かった。
    ポアロ初登場作品。最近はあまりミステリー気分ではなかったので、積読していたが、読みたくなった。
    1日で読み切れた。読みやすかった。
    思っていた犯人とは違ったが、それはそれで面白かった。

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    2025年05月06日
  • ゴルフ場殺人事件

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    事件の真相と真犯人、両方に驚愕しました。
    途中途中で明かされる新事実たちにも毎度驚いていたが、最後の最後、全ての真相が読者に明かされたシーンでは、驚きとそれを上回る快楽とで体内物質がすごい。
    作中のポアロの言動が全て謎めいて、ポアロ自身も事件と共に謎めいた存在に感じたのが印象的でした。

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    2025年04月30日
  • そして誰もいなくなった

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    無駄な記述のない、まさにミステリのお手本のような作品であった。映像作品は見たことがあったが、本の方がガッツリ心が動かされたように思う。

    古典の強さを改めて感じたし、他のクリスティ作品も読んでみたくなった。

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    2025年11月06日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    外国文学を読むのが初めてだったため翻訳文特有の言い回しに苦戦しましたが、なんとか読破しました。意味ありげなセリフを残しつつ核心に触れることは何も話さないポアロに若干苛立たしさを感じましたが、最後の種明かしで全て腑に落ちました。

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    2025年04月19日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    章が切り替わるごとに新たな謎が見つかり、ひとつ解決したと思いきや、それが間違っていたことが後々判明したりと、どんどん事件が深まり、謎が増えていくので読み始めると止まらなくなりました。
    ポアロの真相解明のシーンでは、どんでん返しを2回3回くらったような気持ちでした。

    ヘイスティングスから見たポアロの人物像が、確かな才能があり尊敬する偉大な人物として認めているものの、変わり者で自信過剰な部分には、明らかに嫌悪感を持っている様子というのがはっきりと描かれていて、それがまたポアロと、ひいてはヘイスティングスへの親しみやすさを強めている感じがして、より愛着を感じました。

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    2025年04月17日
  • おしどり探偵

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    ネタバレ

    トミタペシリーズ短編!冒険好きなタペンスとそれに付き合うトミーが、国際探偵事務所を開設し、退屈な日々への鬱憤を晴らす。犯人のトリックはそこまで大掛かりなものはないが、キュートなタペンス、時々頼りになるトミーのコンビが心地よい。時々ワトスン、ポアロのの物真似が出てきたりでクリスティのサービス精神にニヤニヤ。一番印象に残ったのは「目隠しごっこ」という短編。2人が遊びで目を隠し眼鏡をかけて出かけ、なんと、出会った男が、なんと目が見えない(ふりをしていた)トミーを誘拐。トミーは絶体絶命の吐息に威力を発揮する。⑤↑

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    2025年04月15日
  • 終りなき夜に生れつく

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    「信頼できない語り手」のタイプの小説。読みはじめてすぐに、これは自分が好きな小説だと分かった。
    クリスティの小説のおすすめとしてよくタイトルを見かけていたが、期待以上だった。
    まだクリスティの小説を読んだことがないというひとはぜひ読んでみて。

    ところどころで、「ん?」と違和感がでてくるのだけど、すぐにもとの話の調子にもどってしまう。なんか変だぞと怪しみながらも、なにを意味しているのかよく分からないといったバランスになっている。
    読みおわったあと、全ての事実を知った状態で、もういちど最初のページから読みなおしたくなった。

    作中で事件や殺人も起こるので、犯人は誰なのか考えながら読んだ。最後に事

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    2025年04月14日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    ネタバレ

    1937年イギリスで出版
    2003年発行 文庫
    訳者 加島祥造
    最初に 著者の前書きと
    訳者からのおねがい が載っている
    *ゆっくり読んで
    *地図を見て参考に
    *「探偵小説が[逃避行文学]だと
      するなら読者はこの作品で
      〜南国の陽射しとナイルの青い水の国
      に逃れてもいただける訳です」アガサ
    ...ひととき旅するように楽しんで
    ってことか...

    ・リネット.リッジウェイ(ドイル)
      →美貌の若い資産家女性 銃で殺される
    ・サイモンドイル→リネットの結婚相手
    ・ジャクリーン.ド.ベルフォール
     →リネットの親友でサイモンと婚約していた

    リネットとジャクリ

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    2025年04月13日