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名探偵ポアロは保養地のホテルで、若き美女ニックと出会った。近くに建つエンド・ハウスの所有者である彼女は、最近三回も命の危険にさらされたとポアロに語る。まさにその会話の最中、一発の銃弾が……ニックを守るべく屋敷に赴いたポアロだが、五里霧中のまま、ついにある夜惨劇は起きてしまった!
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Posted by ブクログ
この本も、ドラマ(スーシェ版)も観ました。面白かった。 ポワロが騙されるのなら、読者はどうしようもないね。あんな美人ならしょうがないな。
わー!面白かった(*´∀`*) ちょっと甘めですが久々の星5つです。これは好きだなぁ。 クリスティー文庫の6冊目とだいぶ初期の作品なのですが、ドラマ版を先に観たので後回しにしていました。結末知ってるから読まなくても……と思っていたけれど、いやぁ読んでよかった。 ヘイスティングズと訪れた保...続きを読む養地のホテルで、”最近3回も命を狙われた美女”ニックと出会ったポアロさん。 彼女の話を聞き身辺に気をつけるよう警告するのですが、ついに悲劇が……といったストーリー。 ニックがなぜ命を狙われるのか?動機は金か、痴情のもつれか? 丁寧に捜査を進めるものの、あちらを立てればこちらが立たずで行き詰まる推理。ポアロさんもやはりお年なのか……と諦めかけたところへ怒涛の幕引きです。 ドラマ版がかなり印象的だったので珍しく犯人を覚えていたのですが、それでも引き込まれました……! ミス・レモンの降霊会が始まった時は大いに困惑したのですが、原作もこの展開だったのですね。笑 怪しげな容疑者たち、意外な犯人とその動機という謎解きの面白さもさることながら、ヘイスティングズ&ジャップ警部が出てくるとやっぱり嬉しくなっちゃいます(^^) もう何度目かの引退後のポアロさんが事件を前に生き生きしてくる姿も良いし、 「……普通の人間に無理なことを可能にしなければ、エルキュール・ポアロである意味がないじゃないか」(p252) などなどポアロ節炸裂なところも最高! ”狂信的な犯人”まで出てきて、もう好きな要素詰まりまくりな1冊でした〜!
邪悪の家は僕が初めて読んだクリスティ作品で思い出のある小説だ(読んだのはエンドハウスの怪事件、他社の翻訳だが)。物語の構成が単純でわかりやすく、フーダニットの面白さ、どんでん返しの魅力が詰まった作品であり、僕は最初にこの作品を読んだからこそクリスティの虜になり心酔していった経緯になる。また、エルキ...続きを読むュール・ポアロを知るには最適な作品だと思うし、この作品はそれ程に彼の人間性が詰まった物語だと思う。 ポアロは探偵業を引退し、保養地のホテルにヘイスティングスと滞在している。彼の元には引退後も各国の主要な人物から探偵の依頼が届くがどこ吹く風、全く取り合わない。そんな中、ニックという若い女性と知り合い、彼女が三度も命の危険があった事をポアロに話す。そしてその話の最中にも、彼女は命を狙われる。ニックは気づかないが、ポアロは彼女の危険に気づき、彼女の住むエンドハウスを訪れる。 上記したようにポアロらしさがあふれた作品で、各国主要人物の依頼は受けないが一人の女性の危機には労を惜しまない(今回はそれが裏目に出る訳だが)。ヘイスティングスは相変わらずでストーリーを通じて読者の目線を誘導する役割を与えられている。 ポアロが推理の際にAからJまでで可能性を整理し、我々も犯人が誰であるかの推理をこの中から考えられる様に進むが、中々道筋が掴めない。一つの殺人をきっかけにどうしても噛み合わない問題点や、物語が進むと有名な冒険家の死や毒入りチョコレート、消えた遺言書、凶器のピストル、謎の人物、隠し部屋等様々な疑問が噴出していく。(クリスティの上手なところでこれだけの要素がありながら物語はシンプルに整理されている) 最後は堂々の大団円になり全ての要素が集約される。僕は初見の際は犯人の意外性に驚き、ミステリーとはこうだと基準になった作品であり、今回再読に至っては犯人を知っているからこそ、この物語の根幹の面白さを味わえたし、ポアロの道化役も楽しめる事ができた。 ポアロは終盤に「なんて事だ!!」と騒ぎたてて事件を解決する訳だが、ある意味でポアロの気づきが大きい作品程、後半から終盤にかけてのどんでん返しが起きやすくなったいる。従って彼が騒ぎ出す作品は何かしらの裏切りがあると期待してしまう。今作も例に漏れず驚きがあるが、正しくクリスティがポアロさえ騙そうとしているかの様な作品だった。読みやすくわかりやすい作品だが余りにも悪い奴が多いので(笑)もう少し要素が少ない方がミステリとしてはスッキリする様に思うが、違和感がある訳ではない。 非常に懐かしく楽しい時間だった。そろそろポアロシリーズを読み終えてしまいそうなので味わいながら楽しんでいこう。
真相、犯人の動悸、そしてタイトルの意味まで含めて全て最悪で、だから面白かった! 『邪悪』の意味を痛感し、それが逆に清々しいほどだった。ポアロは騙されなかったけれど私は綺麗に騙されたので、敬意も込めて気に入りの一冊に入れようと思う。
まさかまさかのどんでん返し! 今回のが一番推理を外してしまった! かすりさえしなかったです笑 ポアロも何度も行き詰まっていて、かなりハラハラした。 もう一度読み返して、あれもこれも嘘なのかと思うとゾッとします!
面白かった
読んで損はないと思います。 途中までは今一パッとしないなと思いながら読んでいましたが 最後の最後で、なるほどなと。 私の目は節穴です。
とても面白かった!! 登場人物がどんどん怪しい動きをしていくから最後の最後までわけわかんなかったけど、ラストの華麗な謎解きでいっきにすっきり。
殺人事件が起こる大分前から物語がスタートし、事件の発生を防ごうと奔走するポアロ。 若い女性に翻弄されている感のあるポアロが微笑ましい。
結局今回も最後やられた…! 証拠となる部分はこじつけを感じるかもしれない。その国の常識や知識があればすんなり納得する部分もあるかもしれない。 でもなあ…気づけるようなヒントは散りばめられていたから文句言えないんだよなあー あと、表紙はこんなイラストver.でない(旧版?写真チックな方が好きなの...続きを読むで不服)。 あと、解説つまらなかったけど元ネタあったら楽しめる系?
あっと驚くようなトリックはないが、それだけに読者も自分で犯人を推理しながら読む楽しさのある、推理小説の教科書のような作品。
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