アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 春にして君を離れ

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    流石過ぎる……。はっきりとした黒と白じゃなくて辛いけれども続いていく感じ、本人もうっすら自覚しているその空気感がリアルで引き込まれた。ミステリーではないけどとんでもない

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    2026年06月27日
  • オリエント急行の殺人

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    こんなことを言って良いのかわかりませんが
    「良い殺人事件」だと感じました。

    犯人は犯罪で得た大金を保釈金に。警察は犯人を釈放。
    お金さえあれば、凶悪犯は法の裁きから逃げることができる…
    おかしなシステムです。

    この殺人事件は、深く考えさせられるものがありました。

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    2026年06月27日
  • 殺人は容易だ

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    アガサ・クリスティのノンシリーズ作品
    クリスティのノンシリーズ作品は大抵は女性が主人公だが、
    珍しく男性主人公である
    最後にバトル警視が登場するが、完全にオマケである

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    2026年06月26日
  • 春にして君を離れ

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    どこに着地するんだろうと思いながら読み進めました。結末がわからないハラハラドキドキ感を味わわせ、ページを捲る手が止められなくなるよう仕向ける構成は、まさにミステリーの女王の為せる技という感じでした。
    そこに着地するのか...!という結末も含めて満足度が高いです。
    現実と折り合いがつかず、心の持って行き場がないときに読んだので、ストレス発散にもなりました。
    他山の石とするところもありますし、「自分を省みればより良い人間になれる!」みたいなシンプルなメッセージじゃないところが心地よく、読んでよかったなと思いました。
    他の方の感想で、子育て終わった後に読んだら一段と面白かったというお言葉があったので

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    2026年06月25日
  • ABC殺人事件

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    アルファベット順の連続殺人事件にポワロとヘイスティングが挑む傑作長編ミステリー。三人称の記載も効果的に挟み込まれている。
    切り裂きジャックの様なシリアルキラーがテーマの作品はクリスティでは初なのでは(違うかもしれんけど)。ここに書きたい事はかなり多いけど、その事によって未読の方の興を削ぐことは避けたい。個人的には内容的に古臭くなく、逆にこの時代に書かれたからこその名作ともいえる。

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    2026年06月24日
  • 秘密機関

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    ネタバレ

    トミーとタペンスの最初の話! 実は初めて読んだかも。
    二人とも若い。そしてクリスティらしいロマンスもそこかしこにあり。
    スパイものって感じでドキドキして楽しかった。
    とはいえ途中で怪しいなって分かったけどね。どう考えてもエジャートン卿よ…タイミング的にもどう考えてもそうとしか思えなかったよ。
    ジュリアスは、当時のイギリス人が想像する「アメリカ人!」と言う感じで良かった。タペンスを口説いてトミーが悋気を起こす下りは良い。その点、ジュリアスは良い仕事をした。ジュリアスが居ないとトミーとタペンスの物語は始まらなかったね…。

    全体的に満足!
    個人的には「チムニーズ館の秘密」と同系統のカテゴライズ。

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    2026年06月24日
  • オリエント急行の殺人

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    1934年の作品。これがこんなに楽しく読めるなんて!当時のイギリス人やアメリカ人の感じや、インドから中東への考え方なんがも垣間見えて、タイムスリップしてのぞいてるような気分で読めた。

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    2026年06月22日
  • オリエント急行の殺人

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    ネタバレ

    初めて読むタイプのミステリーだった。
    登場人物をアメリカ人とかイギリス人とか呼ぶから誰のことか分からなくて読みづらいなあと思ってたけどそれでも面白かった。

    途中のポアロの友人と医者の頭の中が面白かった。

    オリエント急行を調べたら豪華すぎてビックリした。1泊70万とか300万?くらいするらしい。
    一生体験できないだろうなあと思ってるから本当に小説で体験できるのは楽しい。

    解説で有栖川有栖があまりミステリーを読んでない初心者の時に読んで欲しいと言っててまさにそうだなと思った。

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    2026年06月20日
  • 春にして君を離れ

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    苦しかった。
    私とは違う、とは思いつつ、母親として日々3人の子どもを育てている身としては身につまされる思い。
    子どもを育てていかないと、生活していかないと、将来を考えないと、という思いが痛いほどわかる。
    ジョーンに対して、旦那があまりにも不誠実だ。ジョーンだって独りよがりなところがあるけれど、それに対し子どもたちとコソコソ共通の敵みたいにして陰口を叩くところ、浮気不倫はもってのほか。
    「病めるときも健やかなるときも」と結婚式で誓ったのに。
    とある夫婦愛の物語を読んだばかりで大号泣したばかりで、寒暖差に風邪引きそうです。
    自分を見つめ直すことって本当に難しいし、そのうえ自分を変えることって本当に

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    2026年06月20日
  • アクロイド殺し

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    タイトルのアクロイドは毒薬の名前かと思っていた。そして表紙の写真?も薬だと勘違い。

    何個かミステリー読んでるから犯人は分かりやすくて当てられた。(私にしては珍しい)
    犯人が誰かの驚きより他の驚きがあって読み直したい。

    思ったのはメイド何人雇ってるんだって笑

    最後の終わり方が凄い好き。この提案は冷酷なのか優しさなのか…

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    2026年06月17日
  • 春にして君を離れ

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    原題は「absent in the spring」。
    邦訳の「春にして君を離れ」の文字通り、主人公は砂漠の中で一人物思いにふけて過去の自分を見つめ直すわけだが、「一度枯れ落ちて生まれ変わる(季節である春)チャンスを失う」主人公が赤裸々と描かれて残酷に感じる。
    主人公は、単なる幻想に過ぎない幸せ(春)の中で、ただ独りよがりで孤独であったのだ。
    同じくシェークスピアから引用された「汝がとこしえの夏はうつろわず」にあるように、人の美しさは永遠に続くと唄うシェークスピアへの、人の本性はこれほど内省しても変わらないというアガサ・クリスティの皮肉を感じる。

    夫のロドニーがクソだという人も多いが、僕は同情

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    2026年06月17日
  • 死との約束

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    クリスティの中近東シリーズの一作
    「彼女を殺さなければならないんだよ」
    冒頭のこの台詞は嫌でも頭に残る
    作中に登場するボイントン夫人
    誰が彼女を殺してもおかしくないキャラクター造形である

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    2026年06月18日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    名探偵エルキュール・ポアロの小説は学生の頃結構読んだし、デビット・スーシェのドラマや、いくつかの映画も見ている。
    こちらのスタイルズ荘は、ポアロと、記録者で友人でワトソン役であるアーサー・ヘイスティングズ大尉が初めて一緒に行動する物語。犯人もトリックも覚えている状態での再読となるが、それでも犯人やトリックは難しく、小説としても人間心理としてもよくできているし、なんといってもヘイスティングが色ボケしまくっていて「しっかりしろ!」と思いながら楽しく読みました・笑
    まあこのころのヘイスティングズは「あなたは若いから」って言われる年齢だしなあ・笑

    ===
    大尉のアーサー・ヘイスティングズは療養のため

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    2026年06月14日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    【再読】
    医者のシェパードはある日、名士ロジャー・アクロイドに呼び出された。そこでアクロイドは、村に住む未亡人のフェラーズ夫人に結婚を申し込んでいたことを打ち明けた。だが同時に、アクロイドは夫人から、実は夫人が夫を毒殺したのだということを打ち明けられていた。さらに、そのことを知った何者かに夫人が恐喝されていたことも知る。
    そしてフェラーズ夫人は、そのことを苦に自殺してしまった。シェパードがこの話をアクロイドから聞いていた最中、死ぬ直前に夫人がアクロイドに宛てて出した手紙が届く。そこには恐喝者の名も書かれていたが、アクロイドは頑なにその名を言わず、シェパードは渋々屋敷を去ることに。
    その夜、アク

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    2026年06月14日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    カストが殺人犯であると思いながら読んでいたら、まさかの異なる人物。本書の途中であっさりと犯人がわかってしまい残念、、、と思っていたのだが、最後まで読んでみると面白い結末で途中で挫折せずに読んでおいてよかった。クラーク卿を殺したいというのが真の犯行動機で、それ以外の人物を殺害したのは犯行動機を悟られないようにするため。そして、精神的なハンディキャップを持った無実の男が濡れ衣を着せられるというプロットを構築したクリスティの発想力に脱帽。海外のみならず日本でも人気になる理由がわかった気がする。他の作品も読んでみたい!!

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    2026年06月12日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    十角館のあとに続けて読みました。
    翻訳家さんのおかげもあると思うが、読みやすい文体、量。
    構成に無駄がない。そしてタイトルの秀逸さ。
    これが87年前の作品だなんて。面白い作品は時代を超えますね。今この時代に読めて感謝です。

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    2026年06月09日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ネタバレ

    翻訳家さんのおかげもあると思いますが、すごくイメージしやすく内容がすっと入ってきます。
    殺人もシンプルでホラーでもなく。ホラーが苦手な方でも大丈夫かと。
    終盤まで、これ犯人わからずに終わるのかと思いましたが、しっかり犯人パートもありました。
    大きな動きはありませんが、ずっと一定の魅力感で読み続けることができます。

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    2026年06月09日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    読み始めから主人公ジェーンが嫌いすぎた。傲慢さとか粗っぽさとかイキりを感じて。
    夫のロドニーには全く嫌悪感がなかった。優秀で、真面目に仕事をし、子どもたちのことを想い、自分の人生を捧げていて。
    夫は妻に向き合っていない、逃げている、という指摘に対して、家族を養うという社会的な責任を果たしているのに何を責められることがあるんだと思ってしまった。
    私自身が、自分だけのために働いている人間なので、「ロドニーは妻に対して不誠実だ」という論調に嫌な気持ちになったのかも。

    最後、ジェーンが変われず今まで通りの自分でいるための言葉を吐いた時、自分の慣れた土地に帰ったからだなと思った。あのまま砂漠でロドニー

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    2026年06月08日
  • ゼロ時間へ

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     先日からアガサクリスティにハマっている。ほぼ一気読み。人間関係の複雑さや、大どんでん返しもあり非常に面白い。登場人物が多くて若干混乱しやすいけど、間違わないようにゆっくり読む。再読したらどんな感想を持つか楽しみ。アガサクリスティの作品全て読み倒したい。

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    2026年06月06日
  • ひらいたトランプ

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    ポアロ、バトル警視、レイス大佐
    アガサ・クリスティのキャラクターが共演しているファンサービス的な作品だからか?
    個人的にはちょっと物足りない

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    2026年06月06日