予告殺人〔新訳版〕

予告殺人〔新訳版〕

小説・文芸
1,232円 (税込)

6pt

「殺人をお知らせします」……新聞記事の予告通りに起きた殺人事件に名探偵ミス・マープルが挑む! 著者代表作が新訳版で登場!

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

予告殺人〔新訳版〕 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ミス・マープルシリーズ4作目。
    1950年の作品。

    「殺人を予告します」
    イギリスの田舎街、チッピングクレグソーンの地方紙ギャゼットの広告欄に殺人予告が掲載された。
    殺人の場所に指定されたリトル・パドックスの主人、レティシアブラックロックはこの予告を誰かのイタズラと思い、好奇心に満ち溢た客を迎える準備を始める。しかし、それは本当の殺人予告で、予告通り1人の男が殺された。
    この街にたまたま滞在していたミス・マープルは、クラドック警部に協力して事件の真相を突き止めるーー

    ミス・マープルシリーズ一のイケメン警部、クラドック警部の初登場作品です。
    サーヘンリーの名付け子であるクラドック警部は、サーヘンリーからマープルを紹介されます。
    このマープル登場までのサーヘンリーのマープル賞賛の言葉が最高なんですよ。

    「私の秘蔵のとびっきりすごい老嬢、
    老嬢中の老嬢だ」

    老嬢中の老嬢って!!

    老嬢といえば、この作品には老嬢ばかり出てきます。レティシア・ブラックロックにドラ・バンナー
    マーガトロイドにヒンチクリフ
    こんなに60歳オーバーのおばあちゃんばかり登場する物語も珍しい。
    地元紙の広告欄まで隅々目を通す好奇心旺盛で噂好きな愛すべきイギリスの老嬢たち!

    細部までウィットに飛んでいて、切なくもクスッと笑える大好きな作品です!


    0
    2025年01月21日

    Posted by ブクログ

    いやぁこれは!久々に「面白かった!」と声に出てしまいました。
    先に読んだ『火曜クラブ』にそこまでハマれず、ううむ私はミス・マープルよりポワロ派かも、と思いかけていましたが、こうして他の本にも手を出してよかったです。やっぱり長編の方が好きだなぁ。

    「殺人をお知らせします。……」
    開幕数ページで鮮やかに告知される"殺人"。小さな村の人々は、特に関心なんてありませんよという顔をして続々とミス・ブラックロックの屋敷であるリトル・パドックスに集います。

    私は基本的に、ミステリーを読む時に推理をしないタイプ。
    ただ純粋に、ああこれからどうなるんだろう、この人もあの人も怪しいな――と、作者が散りばめたひっかけに次々とハマっていくんです。
    そして最終的に全員が犯人に見えてしまう中で、鮮やかに明かされる真実。見事に、騙されました!
    これはきっと二度目に読むともっと面白いでしょうね。久々に、満足の行く読書体験でございました。

    0
    2023年08月29日

    Posted by ブクログ

    ミス・マープルシリーズ。犯人はかなりわかりやすいが、動機がわからなかった。推理聞くと、なるほどなぁと膝を打つのでよくできている。
    ミス・マープルは初なのだが、この人探偵役じゃなかったら手掛かり見つけた直後に殺されそうな動きしているな。

    0
    2026年07月11日

    Posted by ブクログ

    ジョーン・ヒクソン版のドラマを観ていたので犯人は知っていたが、マープルが登場してから一気に面白くなった。
    やっぱりミス・マープルが大好き

    映像では伝わりにくい人物の内面や細かな描写が補完され、それぞれの登場人物の個性がより鮮明に感じられた。
    犯人の焦りも小説の方がさりげなく描かれていて、フーダニットとしての面白さが際立っている。

    登場人物たちの嘘や秘密が少しずつ明らかになり、そのたびに見えていた景色が変わっていく展開が見事。
    真相に近づいていると思わせながら読者の予想を巧みに外してくる構成に唸らされた。

    ホワイダニットもよく練られていて、クリスティ作品の中で特に高い人気にも納得。

    ドラマにはなかったエピローグまで含めて楽しめた。
    改めて、クリスティは色褪せないと思わせてくれる一作だった。

    0
    2026年06月08日

    Posted by ブクログ

    ミス・マープルシリーズで記憶が正しければ江戸川乱歩も絶賛していた。本書が素晴らしいのはまずはタイトル。引き込まれるよね。これ設定を変えれば現代ならばSNSとかになる訳だしかなり普遍的な事をやっている。
    あまり書くとネタバレになるので控えるがマープルシリーズもポワロに劣らず面白い事が分かった。

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    なるほど。

    時代が、第2次大戦後の世界なので、配給やらなんやら、戦後のイギリスの世相が反映されていて、非常に興味深いです。

    アガサ・クリスティーの作品は、第1次大戦と第2次大戦の戦間のポアロと、第2次大戦後のミス・マープルといろいろあって面白いですね。

    0
    2026年04月18日

    Posted by ブクログ

    マープルがポワロよりも控えめなのと、日常の違和感を積み重ねていくお話なので、今まで読んだクリスティの作品の中では少し地味な印象。
    読み進めるのに苦労しました。

    0
    2026年02月25日

    Posted by ブクログ

    【作中の好きなセリフ】
    ・老嬢というのは、見ざる、言わざる、聞かざる、の格言を無視して、すべてを見て、すべてを聞き、悪口だろうがなんだろうが、べらべら喋るものなんだ。(ヘンリー卿:P145)
    ・世の中に恨みを抱いた人間は危険です。世の中は自分に償いをするべきと考えがちですから。(マープル:P440 )

    【感想】
    ある日突然「殺人ゲーム」のお誘いかのようなの広告を見て住人が一処に集まり・・・というを出だしからして、ワクワクした。
    最初の事件発生が早いことと、1章ごとが短く、話がサクサク進んでいくので読みやすい。アガサの長編としてはやや長めであったが、一気読みした。正統派のフーダニット兼ホワイダニット。解答を読んだら、ちゃんと作中にヒントがあり、完全解答はもちろん無理だが、もう少しは真相に近づけたかも!と悔しかった。アガサは意味のないこと書かないよなあ・・・よい推理小説を読んだ満足感のある読後。
    他の名探偵と比べて、ミス・マープルは、そこそこ周りになめられたり、邪険にされることがあるのが、可愛らしくてよい。そんな中でも、地元警察のクラドッグ警部をはじめ、ミス・マープルに敬意や親愛をもって接するキャラが出てくるので、ストレスなく読めてよい。
    クラドック警部は、他に『パディントン発4字50分』、『鏡は横にひび割れて』、『教会で死んだ男』にも出てくるらしいので読もう。

    このクリスティー文庫(早川書房)は、表紙の折り返しカバー(ソデ)部分に、主要登場人物のまとめを載せてくれているのが、大変ありがたい・・・。海外ミステリにありがちな「これ誰?」の回数が格段に少なくなる。本作も「ジュリア」と「ジュリアン」がいたり、名前呼びと名字呼びが入り交じったりするので、スムーズに読み進める助けになった。

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    ひたすら捜査パートが続く中盤は少しダレてきたけど、残り3分の1くらいのところから怒涛の展開でページをめくる手が止まらなくなった。クリスティ作品はこのパターン多い気がする。
    犯人はなんとなく怪しく感じていた人物だったけどその真相は全く予想しておらず、断片的に示されていた情報がきれいに繋がる構成は、クリスティ作品毎度のことながら本当に見事。
    事件自体の強烈さ、犯人にまつわる真相が解明されるときの爽快さ、その後に残る切なさで言えばミスマープルシリーズで最高傑作とされているのも頷けるが、冗長に感じる部分や無理があるように感じる部分もあり自分の中では最高評価とまではいかないかなあという感じ。

    0
    2025年07月14日

    Posted by ブクログ

    マープルの長篇4作目。クローズド・サークルで起きた事件は、その様子から犯人の見当はすぐ付いても、なんでそうなるのかサッパリわからなかったです。事件は、発生が早めで、かつマープルもわりと早く登場するのに、捜査がなかなか進みません。おかげで犯人は勝手に追い詰められて、出さなくてもいい犠牲者が出たのが可哀想で、読み終わってスッキリしなかったですね。推理は巧みな伏線を見事に回収していて、上手いこと考えるなと驚かされましたが、ちょっと都合良すぎる気もしました。

    ところで、なんだか読みづらく感じた本作ですが、登場人物の多さに加えて、恐らくルーカス夫人が表紙裏の登場人物に掲載されていないのが原因でしょうね。この人が掲載されていたらかなり読みやすくなったと思われます。これは、出版社のミスでしょう。

    そういえば、ちょうど1年前にクリスティーを読んでみようと思い立ち、かれこれ14冊を読んできました。それ以前に読んだものを含めても、まだまだ沢山の未読作品があるので、のんびり読み続けていこうと思います。

    あらすじ:
    「殺人をお知らせします……」と、地方新聞の個人広告欄に掲載された一文に驚いた村の住人たち。彼らは、興味本位で招待主の屋敷であるリトル・パドックスに集います。時計が予告された時間を示したとき、部屋の電気が突然消えて、ドアが開いて強力な懐中電灯の光がすばやく照らされた刹那、「手をあげろ!」と男の声。そして拳銃の発射音が二度したあと、三発目の銃声で人影が床に倒れた。衆人環視のもとで発生した事件に、警察の捜査は遅々として進まない。そこに、偶然その地を訪れていたマープルが事件の解決に助力しますが……。

    0
    2025年05月14日

予告殺人〔新訳版〕 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

クリスティー文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す