蜘蛛の巣〔小説版〕

蜘蛛の巣〔小説版〕

クリスティーの傑作戯曲をチャールズ・オズボーンが小説化!
自宅の客間に突然現れた死体を前に、クラリッサは事件を隠し通すことを決意した。
数時間後には外務省勤めの夫が要人を連れて帰ってくる。大事にするわけにはいかないのだ!
だが、通報してもいないのに警察が現れ捜査が始まってしまった。
しかも隠した死体は消えてしまい……。

傑作クライム・コメディ戯曲の小説版がついに登場
解説:霜月 蒼

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蜘蛛の巣〔小説版〕 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一番の演技派はミス・ピークだった
    家の所有者であることを隠して、借りた人の元で働くなんて
    ジェレミーもすごい
    レモン汁で隠し文字するの、やってみたい〜

    0
    2026年01月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    蜘蛛の巣[小説版]
    クリスティの戯曲、蜘蛛の巣の小説版。クライム・コメディ。小説になっているが構成は演劇風。
    クリスティの戯曲は面白いものが多く、小説化される事は嬉しい限り。戯曲は読み物としては読みにくいので、全てシリーズを小説化して欲しい。

     いつも冗談ばかり言って周りの人達を振り回すクラリッサ。かなりの嘘を重ねているが、夫や知人からは呆れられながらも愛されている。
     夫の連れ子のビッパも継母であるクラリッサに懐いており、とても幸せな家庭状態に見える。
     ある日、知人達と別れた後、夫の元妻、ミランダの現在の夫であるコステロがクラリッサの屋敷を訪れ、その後帰ったはずの彼がクラリッサの屋敷で死体として転がっている事に気づく。彼女は知人たちを呼び戻し、死体の処理を相談する。

     面白いところは、クラリッサは娘のビッパがコステロを殺してしまったと思い死体を隠そうとする。
    三人の男性達もとても地位がある人達だが、それぞれの理由から死体を隠す事に協力する。
     しかし、何故か警察に通報があり、死体を隠し切る前に警察官が屋敷にやってきてしまう。
     そして結局死体が見つかってしまうが、数分後、警察達がいるにも関わらず死体が消滅してしまう。
    と二転三転と物語が進んでいく所であり、取り調べではクラリッサが都度、嘘の供述をしながら、警官は当然それを疑いながら、やりとりが発展していく。

    最後どの様に終幕になるかと期待したが、クリスティ作品らしく犯人は驚きの展開で明かされ、きちんと序盤の伏線も回収して見事に着地する。

    エピローグで何も知らない夫とクラリッサのやりとりが思わずくすりと笑ってしまう。全ての登場人物に役割があり、演劇的ではあるが物語としてもとても面白かった。当時の生活や世界感も素敵で、現代ではまず冗談にならない部分も面白い。

    0
    2025年03月20日

蜘蛛の巣〔小説版〕 の詳細情報

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