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雪に覆われ下界と遮断されたシタフォード村の山荘。そこに集まった隣人たちが退屈しのぎに降霊会を試みる。現われた霊魂は、はるかふもとの村に住む老大佐の殺害を予言した! 駆けつけると、大佐は撲殺されており、しかも殺害時刻は、まさに降霊会の最中だった……絶妙のトリックが冴える会心作。
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Posted by ブクログ
『シタフォードの秘密』は、降霊会や雪に閉ざされた村という不気味な設定ながら、意外にも軽快な読み口のミステリーだった。トリックや犯人は比較的小粒だが、伏線が丁寧に張られており、真相には十分な納得感がある。何より魅力的なのはエミリー、エンダビー、ジェイムズの三人の関係性で、特にエミリーの快活ながらも愛情深い言動が印象的だった。ウィリット夫人の描写が少なかったのは少し残念だが、作品全体としては人物描写の巧みさが光る良作。最後にエミリーがジェイムズを選ぶ結末も好ましく、読後感の良いクリスティ作品だった。④
江戸川乱歩がアガサ・クリスティ作品の中から推した8作に入っていたので読んでみた。 読んだあとになってみればそんなトリックもあるよなと思うが、物語途中では怪しい人が複数いて自分は犯人にたどり着かなかった。
犯人もトリックもいつもながらのアガサ・クリスティの作品という印象。 本作でいうと、犯人はある意味予想通り(他の作品と設定が似通っている部分があるので)だったのだが、なぜやったのか、が全然わからかった。しかし最後まで読むと、あー、なるほど、ヒントに全然気づいていなかっただけなんだな、とある意味納得。 ミステリーとしてどうか、と考えると、誰がやったのか、となぜやったのか、がきれいな形で融合している部分が良いのだと思う。アガサ・クリスティファンなら読もう。
エミリー・トレファシスがいろんな手を使って「お願い」をするのがズルくて、でも可愛いから許されちゃう(笑) トリックとしては今でも通用するとは言えないけれど、それでも読めちゃうから、やっぱりアガサ・クリスティだなあ、と。
思ったよりもよかった。 安心して読めるし、楽しい。 エミリーがもうちょっと狡猾だったら面白いんだけど、それは時代かな…
NHKでやってたドラマと、全然ハナシが違うじゃないの! マープルじゃないのも(持ち帰るまで気付かなかった)驚いたけれど、ここまでハナシを変える必要があったのだろうか? それはそれとして、ミステリ小説の王道というカンジで面白かった。クリスティにハズレなし。(2008-08-15L)
降霊会をしたら、山荘のオーナーの死が予言され、予言されたのと同じ時間に山荘のオーナーが殺害された。途中、登場人物が一気に出てきて理解が追いつけない場面もあったけど、色んな謎が散りばめられていて面白かったです。 余談ですがアガサクリスティーの話の中に、時々降霊会の描写が現れる。コックリさん流行ったなーと昔を懐かしんだけど、クリスティーの話の中では主に大人が楽しんでいる事が多い気がする。当時流行っていたのかしら。
ミステリーを結構読んできたと自負しているが、さすがミステリーの女王。トリックも犯人も意外で驚かされた。
ダートムアを舞台に、登場人物がアーサー・コナン・ドイルに言及するなど、バスカヴィル家の犬を始めとするシャーロック・ホームズ作品へのオマージュ(脱獄騒動、赤の他人の男女が血縁のふりをする、消えたブーツ、ヴァイオレットという名の女性他)が散りばめられた楽しさのある作品。クリスティ作品の中でも特に登場人物が多いほうと思われる。重婚問題などは無理に入れたかったのか回収しきれていない印象で若干散らかっているがトリックはシンプルでストンと落ちた感じ。
まあまあかな
犯人は明らかですが 登場人物が皆怪しげで、 なにか裏があるのかと 惑わされてしまいます。 最後に、それらの怪しさは一通り解明されて なるほどとは思うものの 話を複雑にするためだけに作られたエピソードという感じが否めなかった。
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シタフォードの秘密
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アガサ・クリスティー
田村隆一
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