アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 黄色いアイリス

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    ポアロあり、パーカーパイン氏あり、マープルありのお得な短編集。
    最後の話は鏡は横にひび割れて、に似てたので、これを膨らませたものかな?

    ミスレモンの有能さが好きです
    カキって噛まずに飲み込むものだったんですね・・・

    ほか、マープルさんの自慢話など。
    パイン氏の話は、ダイヤ泥棒の手立てが鮮やかでした。

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    2010年03月27日
  • NかMか

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    トミー&タペンスの夫婦探偵が活躍する、冒険ミステリー小説。
    わたしはクリスティの冒険小説が大好きで、この作品もしかり。
    終盤が唐突なのがクリスティの常ですが、そんなところもわたしは好きです。
    わたしはどうやらスローな世界の人間らしく、昨今の息もつかせぬミステリーより、ツッコミどころがあってものんびり解決にむかう一昔前のミステリーが好ましいのです。
    列車の旅や船の旅、紅茶を飲みながらのおしゃべりや噂話・・・
    そんなイギリスの雰囲気も大好物です。

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    2010年02月27日
  • おしどり探偵

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    冒険心があふれる元気一杯な女性と、普段は紳士だけどやるときゃやる男性という組み合わせは、安定感があって、読んでいて楽しい。パートナーシップによって結ばれているトミーとタペンスだけど、この作品では随所でラブラブな感じが伝わってきます。

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    2010年02月22日
  • リスタデール卿の謎

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    今回は、有名人が1人もでてこない短編集です。
    でも、これ、おもしろかったです。

    ものすごく、軽い感じのミステリーというか、サスペンスな短編集でした。

    キャラクターが、わかりやすく立っているというのが特徴かな。短編だと、こういうすっきりしたお話が、読みやすくて好きです。

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    2010年02月21日
  • 死人の鏡

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    表題作ふくめ、クリスティーらしい話が集められている。
    「永遠の三角形」と「謎の盗難事件」がとくに。

    翻訳が読みなれている方と違ったので、なんとなく違和感でした。

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    2010年02月16日
  • 死者のあやまち

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    アリアドニ・オリヴァものと考えれば探偵はヒロインかな。
    田舎の屋敷で催された犯人捜しゲーム。
    作家のオリヴァがシナリオを書いたのだが、筋書に沿った事件が起きてしまい…?
    ポワロが乗り出します。

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    2010年01月18日
  • 愛の重さ

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    アガサ・クリスティのミステリ以外の作品。
    つまり普通の小説ですが、これは読み応えがある方。女性には面白いのでは。
    モンゴメリのエミリーブックスを思い出しました。
    ただいま再読中なので、またあとで加筆するつもり。

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    2014年11月15日
  • 鳩のなかの猫

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    アガサ・クリスティー

    この表紙から、女子高の少女が首吊り自殺をしたのかと思いましたが、
    そういうお話ではなく。

    中東のラマット王国末裔の残した宝石と、イギリスの名門女子高での事件。
    教師達、様々な思惑。
    ドキドキ感はないもののなかなかおもしろいのです。

    ポワロの登場が少ない分、
    読者も犯人探しを出来るように様々な複線が潜んでいます。
    例えば、第一人称が実は犯人だったりするような
    そういう手法を使っているクリスティの他作品とは
    また違う楽しみ方が出来ます。

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    2010年01月08日
  • ベツレヘムの星

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    タイトルに惹かれて手に取りました。ミステリーで有名な方ですが、きちんとアガサを読んだのは、この作品が初めて。イエス・キリストと聖書について、かなり深い洞察の上に書かれていると思いました。日常的に聖書を読んでいるクリスチャンの私には、とても楽しめたし、信仰理解がより深まった気がします。クリスマスプレゼントにもよい本だと思います。

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    2013年09月05日
  • スリーピング・マーダー

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    ネタバレ

    ニュージーランドからイングランドにやって来た新妻グエンダ。イングランドで家を見つけ改装を始めるがイングランドに来たことがないはずが家に関する記憶が蘇り始める。記憶にあらわれる遺体。ヘレンと言う名前。夫ジャイルズと調査を始める。実はイングランドで住んでいた事があったグエンダ。南アフリカからイングランドへの帰国中にヘレン・ケネディと再婚していた父親ケルヴィン・ハリデイ。グエンダの購入した家に住んでいた夫妻。ヘレンの兄ジェイムズ・ケネディが語るヘレンの駆け落ち。ヘレンは駆け落ちしたが自分がヘレンを殺したと主張し精神病院に入れられた末に自殺したハリデイ。男関係が派手だったヘレン。ヘレンから来た手紙。ミ

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    2015年05月28日
  • ねずみとり

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    きょう開店の、雪の中のペンションが舞台。
    舞台の脚本用らしく、動きと連動しての演技の指示も入っている

    閉鎖された空間・知らないもの同士・・と そしてだれもいなくなったを少し思い出します
    事件も解決も「らしい」かんじで迎えます。

    短めでさらっと読めるので、ちょっとミステリーがよみたい、という時にいいかもしれない

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    2009年12月12日
  • パーカー・パイン登場

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    あなたは今幸せですか?
    こういう新聞広告が本当にあったら絶対飛びついてしまいそう!笑
    この広告を出し、依頼人を幸福にしているのが主人公のパーカー・パイン氏。
    その活躍はどれも面白くてはまります!
    ただ、最後のほうの話はただの探偵に成り下がっていたのが残念だったかな。

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    2009年12月09日
  • 複数の時計

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    訳がちょっと不自然だったりしてひっかかるが、しくみとしては面白い筋書き。
    ポアロがけむたい老人扱いされてるのがおもしろい。
    ヒロインはいつも通りでクリスティーって感じの扱いです。

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    2009年12月05日
  • 死者のあやまち

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    作家のオリヴァは犯人当てゲームのシナリオを書いた。しかし何か不吉な予感がして、ポアロを呼び寄せる。
    はたして、本当に死体役の少女が殺されてしまった・・・


    とてもクリスティーらしい話。
    アリアドニ・オリヴァ夫人もいつも通りエキセントリック、嬉しいです

    あまりポアロが活躍していない(というのは語弊があるが)が残念。


    ポアロは夫婦のいざこざをまとめるのが上手い気がしますね

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    2009年11月26日
  • 愛の重さ

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    両親からの愛情に飢え、盲目的に妹シャーリーを愛するようになるローラ。辛く息苦しい前半から、後半唐突に訪れるラスト。
    作品としての出来は唐突なラストによって落ちているとは思いますが、わたしはとても救われました。

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    2009年11月04日
  • パーカー・パイン登場

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    パーカー・パイン登場読んだ。クロードとマドレーヌたちのスパイ的活躍が魅力的で仕方がないのですが、ほんと中盤からパインが単なるポアロ化したのが惜しまれる。もっとクロードとマドレーヌが見たいよー

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    2009年10月04日
  • 忘られぬ死

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    忘られぬ死読んだ。「すばらしいショーだったよ」。いやー殺人が起きるまでが長すぎて、ミステリ読んでるよりは単なる愛憎小説読んでる気分でしたが、それでもおもしろかった。マール姉妹の関係をうがってみるだけでご飯三杯はいける。美しいことはいいことです

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    2009年10月04日
  • おしどり探偵

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    クリスティによるミステリ界のパロディ小説。
    若き日のトミーとタペンスがいろんな探偵と助手になりきって冒険する話。
    クイーンみたいに、クリスティはアンソロジー編集とかやらなかったのかなぁ。

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    2009年10月07日
  • リスタデール卿の謎

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    創元推理文庫の「白鳥の歌」と順番が違うだけの短編集。
    間違って2冊買ってしまった。
    良くも悪くもクリスティ。好きだ。
    リステダールさんとはお近づきになりたい。

    メモ:創元推理の「白鳥の歌」には1篇多く入っている。

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    2009年10月07日
  • 葬儀を終えて

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    何年かぶりに読んだけど、全く覚えておらず。
    なので犯人も最後まで分からず、楽しめました。

    ポアロシリーズは大好きです。

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    2009年10月04日