アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • もの言えぬ証人

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    ポアロ
    ヘイスティングズがでてきてよかった。
    登場人物の女性がp241「ハサミ虫みたいな感じの女さ。母親としては献身的だけど。ハサミ虫だってそうだろうな、きっと」と表現される部分がある。ハサミ虫みたいな女の意味がさっぱりわからなくてハサミ虫を調べたところ、英語で「耳の虫」の意で、「眠っている人間の耳に潜り込み中に食い入る」という伝承による、そうだ。わかったような、わからないような。

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    2021年06月11日
  • 青列車の秘密

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    ポアロ
    途中まではそうでもないのかなーなんて思ってちびちび読んでいたけど、やっぱり途中から面白くなって後半は一気に読んでしまった。
    セント・メアリ・ミード村が出てくるので、もしやマープルもチラッとご登場?と思ったけどそれはなかった。ミス グレーに幸せになって欲しい。幸せの定義は人それぞれだとは思うけれど。

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    2021年06月08日
  • ベツレヘムの星

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     クリスティーはミステリ作家以前に、作家としての筆力が尋常ではない。
     本書はノン・ミステリ。表題作はミステリ寄り。
     クリスマスブックとあるが、ディケンズ「クリスマス・キャロル」辺りから始まった伝統だろうか。

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    2021年06月08日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    短篇集
    ポアロ5、マープル1
    イギリスの料理やお菓子の名前がいろいろと出てくる。先日購入した『イギリスのお菓子とごちそう』を眺めながら楽しんだ。
    印象に残ったのは「スペイン櫃の秘密」でポアロが有能な秘書ミス・レモンと話すたびにここにヘイスティングズがいたらな、と思うシーン。読んでる私も同感!
    「夢」p.357「行きとどいた執事はノックなどしないもの」に驚き。そうなのか。知らなかった。ダウントンアビーでもそうだったかな。見直してみたい。
    全体的に楽しめたけれど、登場人物の名前を覚えられないので、短篇集の場合に人物一覧がないのがつらかった。

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    2021年06月06日
  • 三幕の殺人

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    ポアロ
    ヘイスティングズがいなくて寂しい。それどころかポアロも登場機会が少なくてビックリ。ロマンス関係のシーンが多いけれど、主要人物の母であるレディ メアリーの述懐が印象に残った。
    メモp.200「わたくしはほんとに愚かな娘でしたの 略
    親は警告しますけれど、それも無駄ですわー若い娘は信じませんから。まったくこう申し上げるのもなんですが、あの人は悪い人だなどといわれると、より魅力を感じてしまうものなのですよ。自分の愛をもってすれば男性を改心させられるなんて思ってしまいましてね」
    1935年でも2022年でも人間の心理は変わらないものだなあ。

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    2021年06月01日
  • ヘラクレスの冒険

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    やっぱりアガサ・クリスティは間違いないし、ポアロは楽しませてくれるなぁ。
    ドラマの脚本がとても良くできていることにも改めて気付きました。

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    2021年05月31日
  • ポアロ登場

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    テレビでは観ていた話が短編集で読めるというのも楽しかった。
    多少の脚色はあるものの違いを味わって読みました。

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    2021年05月29日
  • 邪悪の家

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    ポアロ
    前は気になっていたポアロの自己評価の高さが気にならなくなってきた。まあ、今作では自責の念にかられるシーンが多かったのもあるかな。
    殺人事件が起こるまではちびちび読んでいたのだが、事件が起きてからはやっぱり気になって一気に読んでしまった。最終的にものすごく大勢に裏があってビックリ。

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    2021年05月27日
  • ポアロ登場

    A

    購入済み

    短編集です

    面白かった。
    短編集なので油断してると、
    すぐに謎解きになってしまいますが
    ちょっと時間が空いたときに
    一つ読むのにちょうどよいです。
    そして、チョコレートの箱は良かった。

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    2021年05月16日
  • 動く指

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    主人公というか語り手とその妹に好感がもてるので楽しく読めた。途中でロマンスが驚きの急展開。そんなことする?っていうようなことをある女性にしてビックリした。

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    2021年05月16日
  • 死が最後にやってくる

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    深堀骨氏による後書きが腹におちた。
    いわくミステリとは人間関係の綾を描くものなのだと。
    そう、そうなのよ、だから私は皆がくさそうとも、キャラの造形と配置が見事な『検視官』シリーズをいまだ愛読してるし(新刊出るんかいな…)、ディーヴァーといえど人が魅力に乏しい『エンドゲーム』はピンと来なかったのよ(いえ、ライムのシリーズなどは心から愛してます)!
    古代エジプトの裕福な一家で起きる連続殺人事件を追う本作は、しょーじき、こう、サンドラ・ブラウンとか、ハーレクイン的なロマンチックミステリー仕立てなんだけど、妙に心を打つのは、さらりとした筆致ながら人々の欲望と愛情の描写がお見事だから。少女漫画にもありそ

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    2021年05月14日
  • ナイルに死す

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    ネタバレ

    推理は大方当たっていた。豪勢な登場人物たちに、エジプトの雰囲気、素敵でした。色々な角度から登場人物を描写して、本質を隠すのが本当に上手。脱線の散らばらせ方も見事。

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    2021年05月13日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    ポアロシリーズ。端的な事件シーンに退屈な審問。これどうやって転がしてくんだろう。と思ったがポアロの捜査が面白くするすると読めてしまった。
    トリックはうーん、当時の航空機の事情がわからんからなんとも。。荷物多くない?って感じてしまったかな。そういえばポアロの拠点がイギリスにあるのかフランスにあるのかも知らないな。結構雰囲気で読んでるわ。
    解説によるとかなりの技巧が盛り込まれているみたいで。そういうところは楽しかったな。説明されて気づいたところもあるけれど。あとポアロの女性に甘いキャラクターも好きだ。
    また読みたくなったらシリーズのどれかを読もう。でも感覚的にはミスマープルのシリーズの方が好きだか

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    2021年05月11日
  • 邪悪の家

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    ネタバレ

    その家には何か邪悪な空気があった。

    ポアロが保養地で出会った美女ニックが命を狙われる。彼女を助けようとするポアロだが、惨劇は起きてしまう。代わりに殺されたマギー、命を狙われ続けるニック。犯人の目的は遺産なのか、嘘をついているのは誰なのか。

    「それ以外の人物」が犯人になるのはミステリとして反則である。正確に言えば、「今まで登場していない人物、もしくはその場にほとんど関係のない端役の登場人物」が犯人になるのが反則である。謎解きの最初で今回の犯人は反則では、と思った。しかし、反則ではなかった。真犯人は、ずっと登場し続けていた、端役なんかではない、とても重要な登場人物だった。

    読者がミステリの反

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    2021年05月04日
  • 無実はさいなむ

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    ストーリーは5人もの養子をしたお金持ちの老婦人が殺された事件、養子の一人が逮捕有罪となり(獄死している)2年が過ぎたころ、その犯人養子のアリバイを証明する人が遺族たちの住む館に訪れて、終わったことなのにいまさらどうなのと、事件蒸し返しのさざなみが立つ。

    ミステリー的には遺産相続をめぐってではない肩透かしはいいけれど、結局犯人も平凡のよう、しかしそこじゃなかった。相変わらずの人間観察力秀逸なクリスティーなのだった。

    経済力の豊かな女性に、様々の劣悪な環境から救われて清潔で立派な住居、栄養の行き届いた食事、潤沢な教育環境など、何不自由なく育てられ、いまや大人になった養子たちの心理状況はどうあっ

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    2021年04月25日
  • 邪悪の家

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    命を狙われているというのに、ポアロの忠告に耳を貸さず笑い飛ばすニック・バックリー。全編に漂う気だるく享楽的な雰囲気にすっかり飲み込まれてしまう。誰が?動機は?次から次へと浮かぶ謎!最後に一気に解き明かされていくさまは圧巻!
    『邪悪の家』という邦題からはいつも内容が思い出せないが、読み始めたらすぐにストーリーも犯人も動機もみるみる甦った!原題はPeril at End House、エンドハウスの災難というくらいの意味かな?

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    2021年04月19日
  • 検察側の証人

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    元は短編だったのを戯曲へと書き直した作品。短い話だが密度は濃い。やはりクリスティーのサプライズの仕掛け方は見事。なかなか楽しめた。

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    2021年04月11日
  • 茶色の服の男

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    主人公のアンが若くちょっと生意気で、感情移入ができなかった。途中からペドラー氏の手記が織り込まれて物語が進められるが、そちらの方がよっぽど好感持てた。

    アフリカ大陸の知識がないため、地名が出てきてもピンと来なかったが、一度訪れればもっと楽しめたかもしれない。

    物語は悪くはなかったけれど、やっぱりアンの年上への態度が苦手…

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    2021年04月09日
  • パーカー・パイン登場

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    ネタバレ

    星新一のショート・ショートのような読み口
    ギリシャでは偽名を使う、で最後の話のフラグ建てとヒントになってるのすごすぎる
    最初の方はロマンスがありさえすればめでたしめでたしでいいでしょみたいなのを感じたけど、大金持ちの未亡人が農民になる話と死との約束のような嫌われ者夫人が毒をもられる話が好き
    貴族と農業の組み合わせ、今読んでる破滅フラグのカタリナ様じゃんってなった 計らずともメンタルと体の調子を整えるのに役に立ってるのね
    パイン氏のお話もっと続けてほしかったな〜

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    2021年04月06日
  • 愛国殺人

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    ネタバレ

    導入部が面白いポアロシリーズ19作目。世界一の名探偵でも歯医者怖いんだね(笑)

    以下ネタバレ

    ポアロ行きつけの歯医者の先生がポアロが受信した日に自殺。そして翌日に同じ日に受診した患者が死亡、別の患者は行方をくらます……歯科医院内で何かあったのかと思いきや、スパイやら国家機密やらなんだか物騒な流れに。
    タイトルからして革命家の方々のアレかと思いきや、めちゃくちゃ個人的な殺人でびっくり。スパイはミスリードだったのね。
    登場人物が多くて混乱気味やったけど、サクサク読めた。

    最後まで読んでからタイトルを見返すと思わず納得。
    そして私は最後のオチが好きでした。ポアロぽかーんやん(笑)

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    2021年03月22日