アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 娘は娘

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    アガサ・クリスティーがメアリ・ウェストマコットの名で書いた母と娘の物語。

    娘の名付け親であり、母の友人でもあるローラの言葉が良い。淡々と語るその内容は、アガサ・クリスティーの考えそのものなんじゃないかしら。

    人間は結局のところ、自分自身しか道連れはいない、女は中年から開花する、仕事は自分自身から逃避する有効な手立てだということ、一つ一つが身に染みる。

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    2021年09月05日
  • 動く指

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     物語の途中からミス・マープルが登場して「お、あのミス・マープルじゃん‼️」となった。話の終わり方がよかった。意味不明な事件だったが、読み終わった今ではなかなかおもしろいと思った。

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    2021年08月27日
  • 牧師館の殺人

    A

    購入済み

    面白かった

    気をつけて読んでるつもりなのに
    どうしても見落としてしまう。
    事実をありのままに見るというのは
    難しいものですね。
    面白かったです。

    0
    2021年08月23日
  • 動く指

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    ネタバレ

    これは割と早い段階で犯人と動機に気付いたが家庭教師が共犯かな、と思ってしまった。主要な登場人物が陽性で楽しく読めた。特にミーガンの正直すぎて身も蓋もない英文学評と斬新なリア王論(幸薄い境遇にありながら逞しさを感じる)がツボで笑わせておいて、終盤の覚悟の手紙がジーンとくる。

    0
    2021年09月18日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    ネタバレ

    出番は少ないけどモードウィリアムズはこれまで読んだアガサクリスティーの作品の中でも特に好きなキャラクターの1人。。文庫本291ページの「深みのある低音で話すかなり年配の男」は回収なし?

    0
    2021年08月21日
  • 未完の肖像

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    これは私の人生。

    母の死と夫の裏切りに心を閉ざすシーリアは、失踪事件を起こした著者の姿だと言われる。穏やかな婚約者を捨てて選んだダーモット。すれ違うシーリアとダーモット、産まれた娘はダーモットの性質を引き継いだ。孤独なシーリアが語る腕のない男の意味とは。

    ぎくりとする場面も多く、読むのしんどいこともあった。内気、自意識、夢想、色々なところに自分と重なるところを見つけた。シーリアの不安を我が事のように感じた。

    痛快な祖母グラニー。よき理解者の母ミリアム。自分ではなくダーモットの性質を受け継いだからこそ助けになる娘ジュディー。四世代に渡る女性の生き方を描いた作品とも読める。

    シーリアが指摘

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    2021年08月19日
  • ポアロ登場

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    やっぱり面白い。ドラマ版を見過ぎてしまい、原作を忘れていましたが、やはり原作の良さがありました。チョコレートの箱はドラマ版はだいぶロマンチックにかえられていましたが、ドラマも原作も好きです。ヘイスティングとポアロの掛け合いも心が和みます。

    0
    2021年08月15日
  • 蜘蛛の巣

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    殺人事件は、基本的にコメディ。

    クラリサは、死体を見つけた。どうやら夫の前妻の子が手を下した可能性がある。もう少しで夫が外交上の要人を連れてくる。隠すしかない! 叔父や友人に協力を頼んで死体を隠したものの、謎の人物の通報により警察がやってくる。死体を隠した扉を開けられてもう終わりかと思ったら、そこに死体がなかった。さあ、クラリサはうまく警察をごまかせるのか?

    人が1人死んでいるドタバタ劇。出てくるキャラクターのクセが強いのはクリスティーのお約束。手がかりはちゃんとセリフやト書きの中にあり、犯人がわかってから読み返すとなるほどと思う。どこかで上演してくれないかな。

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    2021年08月02日
  • ねずみとり

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    ミステリーの女王アガサクリスティー戯曲
    1952年S27ロンドン初演以来2万回以上世界で最も上演させている作品。若き夫婦が山荘を開業させた日ロンドンでは殺人事件発生し犯人が逃走中山荘は大雪に見舞われ孤立にどこか怪しげな宿泊客がやって来てそして殺人事件が発生する。カーテンコールでは観客に筋書きの結末を漏らさないようにお願いしているらしいです。
    いつか日本でも上演していただきたいです。

    1
    2021年07月27日
  • ポアロのクリスマス

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    クリスマスに慈悲を。

    クリスマスに親類一同が集まった家で、老いた当主が血だらけになって発見された。手を下したのは家族なのか。ポアロはこの血みどろの事件をどう読むのか。

    解説にもあるが、クリスマスを思わせるアイテムをちりばめた話である。密室に誰かが外からやってくるというのはサンタクロースだし、真っ赤といえばサンタクロースの服である——赤い服を着たサンタクロースはアメリカの産物だけど。クリスマスに家族が集合すれば、善意よりも苦痛や憎しみの爆発が起こるだろうとポアロは語る。そうなればクリスマスは殺人事件にもってこいの季節だ。

    いかにも殺人トリックな作品なので、読み終わったときの満足感は十分。指

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    2021年07月25日
  • ねじれた家

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    ネタバレ

    ねじれた家に住む邪悪。

    婚約者ソフィアの祖父が殺された。副総監を父に持つチャールズは、彼女との結婚のために事件解決に挑む。亡くなった老人の若い後妻が犯人か、それとも息子たちか。家族内での疑いの目。何かを知っているそぶりを見せる子ども。明らかになった犯人は——。

    クリスティーらしくキャラクターが立っていて、そのセリフを楽しむだけでもぐいぐいと読ませる。正義感というよりは、ソフィアとの結婚のためというべきかもしれないチャールズの関わり方が、警察でないだけ家族から様々な証言を引き出す。明らかに怪しい若い後妻にチャールズが同情し、ソフィアに憤慨されるのも様式美。

    真相は、ある意味では読者の死角を

    1
    2021年07月22日
  • 検察側の証人

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    ネタバレ

    大金持ちの老婦人が殺された。状況証拠はレナード青年に不利なものばかり。無実を訴える彼に対して、アリバイを証明できるはずの妻ローマインが、それを覆す証言をした。弁護をするメイヒューは困り果て——。

    小説版より、もう一捻りしたのが効いている。これは劇で見たい。裏切りの裏切りに次ぐドラマティックな展開。特にラストのどんでん返しが快感。

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    2021年07月22日
  • ベツレヘムの星

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    ネタバレ

    クリスティーのクリスマス。

    聖書の話を知っていると、あのことか、と気が付く。さすがクリスティーというべきか、やってきた天使(を騙る者)は何者か、このロバはどんなロバか、など正体が最後にわかる作品の楽しさ。聖人たちの会話も楽しく、もしかして町の中にいたりして、と思わせる。

    1
    2021年07月22日
  • おしどり探偵

    A

    購入済み

    面白かった

    短編集で、隙間時間に読み進めるのにちょうどいいと思います。
    鮮やかな推理とは言えないケースもあるけれど
    かえってそれが良いところだと思います。
    慎重な男と言いながら
    結構危ない橋をわたってるぞトミー。

    0
    2021年07月18日
  • 青列車の秘密

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    ポアロのシリーズで列車が舞台のって、オリエント急行だけだと思ってました!
    うーん、やっぱり今回も推理が外れた笑
    でも、自分の推理と違うからこそ面白いと感じます♪

    宝石には色んな逸話があるものなのですね。
    手に入れただけで身を滅ぼすのは、なんというか嫌だなぁ

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    2021年07月16日
  • 葬儀を終えて

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    まだクリスティにハマってる。「だってリチャードは殺されたんでしょ?」すべてはその一言がきっかけだったのか?って!あらすじチラッと読んだだけでもう面白い!結末もビックリだけど、一族全員が集まって形見分けの様なことをする時の会話の面白さ、テンポの良さ、まだまだクリスティブーム続きそう。

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    2021年07月14日
  • ホロー荘の殺人

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    ポアロ
    面白かった。人間関係のドラマを楽しむタイプの作品。「アガサクリスティー完全攻略」p98によれば『後年クリスティーは、「ポアロを出したのは失敗」と述懐していた』そうだが、たしかにポアロがいなくてよいように感じた。事件の真相は心が苦しくなるようなものであったが、幸せになって欲しいなあと思う登場人物が幸せになれそうなところが救い。

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    2021年07月06日
  • チムニーズ館の秘密

    A

    購入済み

    面白かった

    面白かったです。
    途中までは何が起こっているのか
    良くわからないまま話が進んでいきますが
    最後になるほどとなります。
    結末もわかりやすくて
    たしかな満足です。

    0
    2021年07月02日
  • 未完の肖像

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    アガサ・クリスティーのウェストマコット名義の小説。
    主人公の子ども時代からの日々が細やかに描かれていて
    ドラマ「ダウントンアビー」の世界観がありましたが
    娘との確執など、現代の私たちに共通する
    切なさや、やるせなさを感じました。

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    2021年06月27日
  • 茶色の服の男

    A

    購入済み

    面白かった

    なかなか楽しめました。
    謎解きの爽快さはありませんが
    違和感を感じながら読み進めて
    こういうことかなと思ったら
    また、新たな違和感が出てきて
    最後になるほどとなりました。
    なるほどとは思うものの
    なんだこりゃ、とも思います。
    嫌いではないけど。

    #ほのぼの

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    2021年06月24日