アガサ・クリスティーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ上流階級に憧れる中流階級の人々が、一族の中で唯一お金持ちのおじさんが死んでお金がもらえる、と喜んでいる。
その中で『だってリチャードは殺されたんでしょう?』の一言で、妙な疑心暗鬼状態に。
犯人探しよりも、登場人物のじんぶつびょが丁寧で、この時代のイギリス人の生活描写がわかって面白かった。ポアロの登場が遅いのと、そこまで物語に関与せず、ただ解決するためだけに出てきて、ストーリーの中で影がうすいくせに浮いていて少し違和感だった。
翻訳も、時代が時代だか仕方ないけれど、お寺さん趣味とか、お坊さん、尼さん、お経をあげる、など今なら違和感あるな、というところがちらちらあった。 -
Posted by ブクログ
ちょっと時間が足りなかったので、全部読めたわけではない。
借り物。
そもそもミス・マープルが読みたかったので、タイトルにもなっている「教会で死んだ男」のみを読んだ。
教会で男が死に、その死を見取った女性が、男の死と死後に起こったことに疑問を覚え、名付け親でもあるミス・マープルに相談したことから謎解きが始まる。
舞台はチッピング・グレルホーンで、担当刑事はクラドック。予告殺人と同じ村が舞台。
短編なので、それ程難解な展開はない。
面白かったとかそういう感想以前に、返却期限が迫っていたのでそればかりが気になったところが印象的。
何時ものごとく、主人公であるはずのミス・マープルは完全にサポートに回っており、男の死に行き当たった女性がメインを勤めている。
余談だが、ジョーン・ヒクソン主演のドラマ、ミス・マープルに出演するクラドック警部が、正統派イケメン。
舞台は別の村(セント・メアリ・ミード)だが、鏡は横にひび割れてでクラドック警部が出演し、その際にミス・マープルを叔母さんと言っている。 -
Posted by ブクログ
中盤まで主役を務めるマープルの登場はないが、故に警察官の活躍が際立つ。
ここ最近放送されていた、深夜のミステリチャンネルでのTV版では二時間で解決されるという仕様だったので、所々不明が残ったものだが、こうして文字を追ってみると、犯人が判明した際に、成る程。と思うところが多々あった。
要するに、TV版よりも文字の方が、時系列がはっきりと覚えていられる。
覚え書き。
投資信託会社を経営する男が、自社の社長室で毒殺される。その男の上着のポケットには、ライ麦が一杯に詰められていた。
その後、男の若い後妻、屋敷に勤めていたメイドが連続で殺害され、このメイドの行儀見習い先の主であったミス・マープルが新聞による事件を知り、屋敷を訪れる。
マザーグースの歌になぞらえて起こる殺人。