アガサ・クリスティーのレビュー一覧
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購入済み
ですよね
謎解きされたときの私の感想は、「ですよね」
ということで、さっぱり気づきませんでした。
それにしてもクリスティの小説の登場人物は、
リアリティがありすぎて恐ろしいような気がする。
人間心理の普遍性が、今でも読み次がれている理由なのでしょう。
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購入済み
面白かった
クリスティこそ人間心理のプロフェッショナルだな、
というのが感想です。
フィクションのはずなのに
登場人物がみな現実に存在する人物のように感じます。
人間は怖い。 -
購入済み
現実にありそう
綿密な計画とか、巧妙なトリックとかではないけれど
ポアロが乗り出さなければ、ばれなかっただろうと思うと
恐ろしいような気がする。
犯人の人物造形や動機も、怖くなるくらい現実的で
現実世界でも、こんな殺人が起きて、ばれていないのかもしれない。
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Posted by ブクログ
久しぶりに古典ミステリーが読みたくなり「アガサ・クリスティ」の短篇集『黄色いアイリス』を読みました。
「クリスティ」作品は一昨年前の6月に読んだ『鏡は横にひび割れて』以来なので約1年半振りですね。
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四年前に死んだ妻の追憶のための晩餐会に出席してほしい―
ある富豪から奇妙な依頼を受けた「ポアロ」が赴いた場所では、昔とまったく同じ状況が繰り返され、テーブルには依頼人の義妹の死体が…
表題作を始め、「ポアロ」もの五篇、「パーカー・パイン」もの二篇、「マープル」もの一篇、幻想小説一篇を収録する珠玉の短篇集。
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本作品には以下の九篇が収録されています。
■レガッタ・デーの事件 (The Regatta Mystery)
■バグダッドの大櫃の謎 (The Mystery of the Bagdad Chest)
■あなたの庭はどんな庭? (How Does Your Garden Grow ?)
■ポリェンサ海岸の事件 (Problem at Pollensa Bay)
■黄色いアイリス (Yellow Iris)
■ミス・マープルの思い出話 (Miss Marple Tells a Story)
■仄暗い鏡の中に (In a Glass Darkly)
■船上の怪事件 (Problem at Sea)
■二度目のゴング (The Second Gong)
「ポアロ」もの、「パーカー・パイン」もの、「マープル」もの、ノンシリーズの幻想ものと、バラエティに富んだ短篇集です。
短篇は当たり/外れが大きいのですが、さすが「クリスティ」作品… どの作品もクオリティが高かったですね。
その中でも、特に愉しめたのは、
本書のタイトルにもなっている作品で、「ポアロ」が、レストランで起きた昔と全く同じ状況が繰り返された毒殺事件を推理する『黄色いアイリス』、
「ミス・マープル」が、家にいながら、その直観力と観察力で事件の謎を解く『ミス・マープルの思い出話』、
「ポアロ」が、船室での密室殺人を推理する『船上の怪事件』、
の三篇かな。
あと、ミステリーとは言えませんが、、、
子離れできない母親が息子のことを心配し過ぎて、息子の恋愛の妨げとなっていたが、その息子からの依頼で「パーカー・パイン」が恋を成就させる『ポリェンサ海岸の事件』が印象に残りましたね。
以下、あらすじを紹介しておきます。
(wikipediaより)
『レガッタ・デーの事件 (The Regatta Mystery)』
「パイン」もの。
手から落ちただけのはずの宝石"明けの明星"が部屋から忽然と消えた。依頼を受けた「パイン」はその謎を解く。
『バグダッドの大櫃の謎 (The Mystery of the Bagdad Chest)』
「ポアロ」もの。
パーティに来なかった客の男が翌日、会場に置かれたバグダッドの大櫃と呼ばれる箱の中から死体で見つかる。
『あなたの庭はどんな庭? (How Does Your Garden Grow ?)』
「ポアロ」もの。
「ポアロ」の事務所に曖昧な依頼の手紙が届く。
「ポアロ」は返信するが、その後音信は無く依頼主は死亡したことを知る。
気になった「ポアロ」は調査を始める。
『ポリェンサ海岸の事件 (Problem at Pollensa Bay)』
「パイン」もの。
「パイン」はあるリゾート地のホテルに宿泊する。
そこで知り合った女性は、息子のことで「パイン」に相談を行う。
『黄色いアイリス (Yellow Iris)』
「ポアロ」もの。
「ポアロ」の元に女性の声で急な危機を訴える電話がかかってくる。
「ポアロ」は急いで指定されたレストランへ向かうが依頼してきた女性はいない。
唯一黄色いアイリスが置かれたテーブルが気になった「ポアロ」は、そのテーブル客たちに話しかける。
『ミス・マープルの思い出話 (Miss Marple Tells a Story)』
「マープル」もの。
知り合いの弁護士「ペサリック」の紹介で、「マープル」はバーンチェスターで起こった殺人事件の真犯人を推理する。
『仄暗い鏡の中に (In a Glass Darkly)』
私は幽霊屋敷のような友人の家に行く。
部屋の鏡の前で身支度を整えていると、鏡に写る私の背後で男が女性を絞殺している。
慌てて振り返るが、そこには誰もいなかった。
『船上の怪事件 (Problem at Sea)』
「ポアロ」もの。
アレクサンドリア港に停泊中の客船、その密室下の客室で女性が刺殺される。
『二度目のゴング (The Second Gong)』
「ポアロ」もの。
「ポアロ」が依頼を受けた家を訪ねると、依頼主が拳銃で自殺していた。
一部の人間に聞こえた2回のゴングの音を手がかりに捜査を始める。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「アガサ・クリスティ」の『エッジウェア卿の死』を読みました。
『親指のうずき』に続き「アガサ・クリスティ」作品です。
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自宅で殺された「エッジウェア卿」の妻は、美貌の舞台女優「ジェーン・ウィルキンスン」だった。
彼女は夫との離婚を望んでおり、事件当夜屋敷で姿を目撃された有力な容疑者だった。
しかし、その時刻に彼女はある晩餐会に出席し、鉄壁のアリバイがあった… 数多の事件の中でももっとも手ごわい敵に立ち向かう名探偵「ポアロ」。
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久しぶりに読む名探偵「ポアロ」モノです。
1933年に発表された作品。
「ポアロ」の冴えた推理(本作では失敗もありますが… )や「ヘイスティングズ」のイライラするような言動は健在で、ある意味、安心感のある作品でしたね。
さてさて、物語の方ですが、、、
夫との離婚を望んでいた女優の「ジェーン・ウィルキンスン」は、離婚に応じない夫「エッジウェア卿」を説得してくれと「ポアロ」に依頼。
「ポアロ」は「ヘイスティングズ」とともに「エッジウェア卿」を訪ねるが、「エッジウェア卿」は離婚を承諾する手紙を6ヵ月前に発送したと言う… その後、「エッジウェア卿」が自宅で殺害されます。
離婚を望んでいた妻「ジェーン・ウィルキンスン」に容疑がかかりますが、彼女は殺害があった時間は晩餐会に出席しておりアリバイがはっきりしていたことから、容疑を免れます。
また、「エッジウェア卿」が離婚を承諾した手紙を発送していたが、「ジェーン・ウィルキンスン」が、その手紙を受け取っていないことが謎を深めて行きます。
その後、第二、第三の殺人が起こり、益々謎は深まるばかり… 怪しい人物ばかりで、読んでいると誰も彼も犯人なような気になってきますが、真犯人は意外かつ動機がはっきりした人物でしたね。
なかなか読み応えのある450ページでした。
作品中、「ポアロ」が「ヘイスティングズ」の稚拙な推理に対し、
「だめ、だめ、それじゃだめですよ。
あなたのやり方は、探偵小説を読むのに、登場する人物を、韻も拍子もなしに、片っ端から疑ってかかる読者の考え方です」
と窘めるシーンがあります。
読んでいると、まさに「ヘイスティングズ」と同じような状況に陥っていたので、耳が(目が?)痛い発言でしたね。
≪ちょっとネタバレ≫
最も疑わしい人物が真犯人だった… ってパターンでしたねぇ。
でも、鉄壁なアリバイや、本人の言動等から、その人は犯人じゃないとミスリードさせられちゃいました。
人物模写を得意とする女優「カーロッタ・アダムズ」が事件の鍵を握るのですが、、、
殺害があった夜、「カーロッタ・アダムズ」が「ジェーン・ウィルキンスン」に変装して「エッジウェア卿」を訪ねたものとばかり思っていましたが、
「エッジウェア卿」を訪ねたのは「ジェーン・ウィルキンスン」本人で、晩餐会に出席した「ジェーン・ウィルキンスン」が「カーロッタ・アダムズ」の変装だったとは… 本当に騙されましたね。
「カーロッタ・アダムズ」が妹に送った最後の手紙(一部が破り捨てられていた)や、「カーロッタ・アダムズ」が持っていた何者かの鼻眼鏡、「カーロッタ・アダムズ」が持っていた金の小箱等、小物が効果的に使われていたことも印象に残りました。