アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 忘られぬ死

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    ネタバレ

    ちょい役が黒幕(この悲劇は誰の責任かと言うとこの黒幕の母親=愚鈍なのに割とちゃっかりしていて息子を甘やかし放題で極悪人にした被害者の伯母に負う所大だと思う)で、従犯者の叙述はアクロイド殺しと違ってアンフェアでは…また如才なく世の中をよく知っている女性が、いくら魅力を感じたにしても初めて会った悪人の話にころっと乗るのは現実味がない気がする。
    ただし一人ひとりの登場人物の書き込みが丁寧にされていて読み応えがあり面白かった。ファラデー夫妻の顛末は結局筋と関係なかったけれど結構感動した。でも途中でアレクサンドラが「あの時それを知っていれば、今はもう手遅れ」と言っていたのは、小説の半ばごろでいきなり犯行

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    2021年11月27日
  • 検察側の証人

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    ラストにひっくり返りまくるミステリ。
    傑作です。
    戯曲テイスト、はじめて読んだけど、すっと読めたよかったです。

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    2021年11月11日
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

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    ノンシリーズ
    トミー&タペンスシリーズに良く似た雰囲気。面白くどんどん読み進められたが、話しが結構複雑で読んでいて時間が深くなるにつけ理解するのが大変だった。
    フランキーという名前が男性のイメージだったので、伯爵令嬢フランシスの愛称がフランキーというのが最初ピンと来なかった。

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    2021年11月07日
  • ポアロ登場

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    2021年 49冊目 

    短編なのにどんでん返しとかあって読み応えあり。通勤や仕事昼休みにうってつけの気軽なミステリ。

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    2021年11月06日
  • ゼロ時間へ

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    ネタバレ

    動機が斬新。読み終わってから、ゼロ時間へ遡った物語だということをじっくり考えさせられた。イマイチバトル氏のキャラがつかめず読むのに少し苦労した。というかまた騙された。絶対いいやつって思わせるのが本当に上手。訳もわかりやすかった。

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    2021年11月06日
  • スリーピング・マーダー

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    アガサ・クリスティの中でも、クリスティらしい作品だと思います。
    まず、この設定を思いつくのがすごいと再読にもかかわらず、脱帽。記憶の中の、過去の犯罪。
    クリスティは、他にもいろいろ有名な作品がありますが、この作品は落ち着きもあり、また凝った構成、恐怖感情だったり、この1作品で多くの感情が詰まっており、とても面白く読めました。読み終えたあと、なんとも言えないような胸が締め付けられました。

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    2021年10月27日
  • 火曜クラブ

    A

    購入済み

    面白かった

    怖いねぇ、マープルさん。
    何もかも見透かされてるような気分になる。
    なにしろ証拠もなにも関係ないんだから。
    それでいて、確かにそうだよねと思わずにいられない。

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    2021年10月16日
  • ねじれた家

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    ネタバレ

    誰だ?誰だ?もう候補は上がりきったぞと思ってたらまさかのジョセフィン!
    全く候補に上げてなかった。
    そうだ、毒殺なら子供にもできる…。

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    2021年10月15日
  • 愛の重さ

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    アガサ・クリスティーがメアリ・ウェストマコット名義で書いた小説はどれも面白い。人間の本質を突いている。
    どの小説にも存在するのが、物語の登場人物を冷静に見て、的確なアドバイスする人物。今回はポールドック氏がその立場のようだが、ボールドック氏の発言にアガサ・クリスティーが考えることが凝縮されているように思う。

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    2021年10月10日
  • エッジウェア卿の死

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    ポアロもの。

    エッジウェア卿の妻で舞台女優のジェーン・ウィルキンスンから夫との離婚交渉を強引に頼まれたポアロ。
    渋々、ポアロ&ヘイスティングズがエッジウェア卿を訪ねた日の夜に、エッジウェア卿が殺害されてしまいます。
    事件当夜、邸で姿を目撃されているジェーンは、同時刻に別の場所での晩餐会に出席していたという、鉄壁のアリバイがあって・・。

    いやぁ、読み応えありました。そしてものの見事にミスリードされてしまいました。
    今回はポアロの推理も迷走したせいか、すべてが後手にまわってしまい、第二、第三の犠牲者が出てしまいます。
    犯人の“狡猾さ”に煮え湯を飲まされたような気分になりますが、この犯人に対する

    0
    2021年10月03日
  • 邪悪の家

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    終盤で明かされる謎達とその動機について読んだ時に、改めて序盤に戻って伏線の上手さに感動した。

    もう一度読んでもこの感動は得られないだろうから、記憶を消して読みたい1冊。

    0
    2021年09月25日
  • エッジウェア卿の死

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    ネタバレ

    最初にわかりやすく入れ替わり設定が提示され、ひねりで気持ちよく騙されたのが楽しかった。秘書や晩餐会の主人が真実を述べているのにポワロやヘイスティングスを使って全力否定し、読み手をミスリードする小技にも痺れた。「邪悪の家」「バートラムホテルにて」の犯人には無い可愛げで、鮮やかな手口の切れ者感と愚かで愛嬌ある軽薄さが一体化した犯人像も良かった。ただ配役云々の巻末コメントは、増版があれば全削除していただきたい。クリスティ財団はチェックしてないよね?してたら公認取消レベルでしょう。

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    2021年09月18日
  • ゼロ時間へ

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    ネタバレ

    人間関係のもつれと殺人ミステリーが上手に組み合わさっててすごい
    ミスタートレーヴがあっさり死んでしまったのは驚いたけど、最後まで弓で友達を殺したかもしれない子どもの話が頭に残っていて、いい味出してたなあと思いました

    0
    2021年09月18日
  • 愛の旋律

    A

    購入済み

    面白かった

    ミステリーではないです。
    クリスティの別名義の作品です。
    みんな幸福をつかむチャンスはあったはずなのにね。
    でもそうはしなかった。
    望んで不幸になっているようにも見えるし。
    まあ幸せなんて本人の思い込みなわけで
    他人がとやかく言うものではないけれど。
    ほんとうの幸いってあるのかな。

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    2021年09月16日
  • 復讐の女神

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    ネタバレ

    クリスティ作品の登場人物で格別に印象深いラフィール氏、死後もなお大勢の人を振り回すのが彼らしく、懐かしくさえ感じる。前作の颯爽とした別れの挨拶の場面で既に計画が浮かんでいたのかな。終盤の守護天使は痛快だったが、ミス・テンプルも守ってあげて欲しかった…
    何が謎なのか探ることから始まる冒頭から、庭園ツアー参加者のアイデンティティ偽装も昔の作品よりひねりがあって面白い(怪しく見えて実は皆味方)。
    ただ核心となる事件が不自然で残念。自分勝手な偏執を愛と言ってしまう少女漫画的混同はいただけないし、女性犯人の動機として無理がある(女性ならライバルを襲っても当人に危害を加える事は無いのでは)。「書斎の死体」

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    2021年09月18日
  • スリーピング・マーダー

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    ネタバレ

    記憶もないほど幼い頃に過ごした海辺の快適な家、おぼろげながら幸福な印象にそぐわない惨劇の場面…曖昧な中から浮かび上がる明暗のコントラストが魅力的。オカルト的な要素は珍しいけど、心地よさと怖さを結びつけるところがまさにアガサ。クレプスキュールレーベルのfrom Brussels with loveというアルバムに入っていたHelen’s songというきれいだけど背筋が寒くなるような曲を思い出した。謎解きは定番的なため、リリーが手紙を書く時点で死亡フラグ+相談相手=犯人確定。この犯行のトリックも読めた。テニスネットのエピソードで元の事件も確信。新たな死者が出たのは気の毒だけど、若い命を断たれ汚名

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    2021年09月18日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    読後感の良さで割とお気に入りの一冊。本編よりも最終章の「海辺で」がすごく好き。本編は、推理ができなくても現代文の読み解き的に犯人が割り出せてしまう。ただ冷血な殺人犯がそんなに純情だったりするかなと疑問。ヒロインが心霊現象で犯人に気づくと珍しい場面もあります。また自分の贈り物のせいで娘が殺されたのに自責の念が湧く様子もないケロリとした父親はさすが大物実業家、と妙に納得してしまった。タンプリン、ケタリングなど貴族の苗字が不細工なのが笑えた。逆にキャサリン・グレイは平凡な名前なのにすっきりして好感が持てるのはキャラクターにぴったり。レノックスとジアもよかった。

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    2021年09月26日
  • 七つの時計

    A

    購入済み

    面白かった

    ケイタラム卿がいい味出してる、
    本筋とは関係ないけど。
    やはり見落としてしまった。
    気をつけて読んでいるつもりなのだが。

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    2021年09月07日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    違う人を犯人じゃないかと疑ってたのでビックリした
    飛行機の中の殺人事件でしかも凶器が毒吹き矢とハチですごくおもしろいのだけど、その後の捜査はスピード感もなく淡々としていてウーンってなってた 犯人がわかったあともう一度読んだらかなり印象違いそう

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    2021年09月07日
  • カリブ海の秘密

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    ネタバレ

    早い段階で犯罪パターンが提示され、それに沿った行動をとっている人が犯人というシンプルな話ながら楽しめた。ミス・マープル物にしては出ずっぱり+情報収集のために作り話をしたり匍匐後退までして元気でアクティブ。ラフィール氏のコンビも良かったし、特に最後、空港で見送りの際の会話が、老いや死を笑い飛ばすようなからっとした格好良さで印象的。爽快な読後感。

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    2021年09月13日