アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 白昼の悪魔

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     クリスティー特有の人物同士の繋がりやポアロの捜査は面白かったものの、「ナイルに死す」程は引き込まれなかった。

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    2023年12月21日
  • ナイルに死す

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    ナイル河での船旅の中でおきた殺人事件の話。

    乗っている人たちのくせが強い中、1番目立っていたのが、新婚旅行で来たお金持ちの美女夫婦。

    しかもこの美女、親友の彼氏を奪って夫にしたので、もうそれだけで興味津々。

    ただ、途中で犯人がわかってしまった自分。

    しかし、さすがクリスティで、最後まで目が離せないな内容になっています。

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    2023年12月20日
  • ポアロのクリスマス

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    ネタバレ

    犯人が名指された瞬間張られた伏線が一気に思い起こされて、本当に心理の隙をついたような真相
    クリスマスの時期なのでより楽しめた

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    2023年12月19日
  • 葬儀を終えて

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    これぞ隠れた名作。
    初めて読んだ時「うわ、やられた!」と思った。
    今回数年振りに読んだけれど、ホント上手いんだよなあ。
    当主を亡くしたアバネシー家を動揺させた『だって、リチャードは殺されたんでしょう?』という一言。
    その言葉を放ったコーラは翌日死体となってしまう。
    「ポアロシリーズはメジャーな作品しか読んでいない」という人がいれば、ぜひ読んでくださいと言いたい。
    ここまで見事にしてやられると、かえって気分が良いもんです。

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    2023年12月17日
  • 五匹の子豚

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    ネタバレ

    ポアロシリーズ㉑

    16年前の母の無実を証明して欲しい。と依頼されるポアロ。
    物的証拠は何も無い。16年前の裁判の弁護士、検察官の話を聞き、当時の関係者5人からそれぞれに事件の話を聞く。そして思い出せる限り詳しく手紙に書いてもらう。
    一つの事件を何度もなぞっているだけのようで、関係者それぞれの知っていること、印象、思いが加わり少しづつ事件の見え方に違いがでる。
    そして、一気にポアロの灰色の脳細胞が事件の真相を明らかにする。誰かがフッと耳にしたこと、誰かが何気なく見ていたことが、ポアロにより真実への大事な手がかりと気付かされる。
    犯人は16年間、ずっとこの事件に囚われていた事も印象的だった
    やっ

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    2024年08月15日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    あるお金持ちが殺される。容疑者は家族や周りの人たち。そして第二、第三の殺人が。なんと見立て殺人によるもの。誰が犯人なのか、なぜ童謡に見立てて殺さなければならないのか。そのミステリーの王道的展開ももちろん面白いが、ミス・マープルの犯罪を許さぬ心。そして終わり方。全てが心揺さぶられた。

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    2023年12月12日
  • ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕

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    殺人現場を見たことがあると言った少女が殺された。少女が言ったことが本当かどうかということに犯人への手がかりが…。ハロウィーン・パーティに参加した人たちの言葉からポアロが真実を見つけたときに犯人が浮かび上がる。様々な証言が一つにつながるところがやはりクリスティーだと感じた。

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    2023年12月10日
  • 満潮に乗って

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    事件はなかなか起きないのに飽きずに読める。
    流石です。
    一人の大富豪の死によって狼狽する一族の人間模様や彼らと関わりのある人物の描写が丁寧に書かれている。
    関係性が整理しやすく、物語の構成としても面白い。
    設定自体は地味だけれど、意外性のある展開や真相で楽しませてくれる。

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    2023年12月09日
  • 魔術の殺人

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    魔術の殺人はミス・マープルのドラマ版を先に見ていて、その後本書を読んだ。大まかなトリックは小説もドラマも変わりないが、小説ではより深く登場人物の深層心理に迫っていて、読み応えがあった。

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    2023年12月03日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    再読
    とはいえ、まったく覚えておらず新鮮そのもの。
    クリスティのなかでは珍しい密室殺人。トリックよりも人間関係に重きがおかれているのがクリスティらしいところ。
    寒くなって、家にこもる時にはありがたい一冊だ。

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    2023年12月02日
  • ハロウィーン・パーティ

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    ネタバレ

    ハロウィーン・パーティー
     ティーンエイジャーを集めたハロウィーン・パーティーと凄惨な殺人事件が対比になる作品。子供の無邪気さ、残酷さ愚かさを描き、また事件の真相がどこにあるのかを読者はポアロと一緒に辿る事になる。
     ジョイスというと少女が「殺人事件を見た事がある」と発言し、その後に殺害されてしまう。ポアロが調査を重ねていく中、どうやらジョイスの本質は誰かの気を惹きたい為に嘘を付く事があり、誰かが経験した事をさも自分が体験したかの様に語る事がある。という事実がわかる。
     嘘の本質が解れば今回の事件の概要が推測出来るが、僕自身は残念ながら最後まで気が付かなかった。物語の本筋を少し道をずらして読者

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    2023年12月02日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    やっぱミステリ最高〜ポアロ最高〜となった。
    久しぶりにポアロシリーズ読んだけど、名探偵、そして紳士として信頼できるポアロがとても魅力的に映った。

    事件の調査はポアロの推理を聞くと理路整然と進められていたみたいで、シンプルに考えていけばよかったのかあ〜と思ったけど、考えさせない書き方…犯人を含む乗客たちの一人称視点の文章が各所にあって、思考を乱される書き方が上手!そこも楽しいし!
    これぞミステリ小説を読む面白さだよな!!!と感じた。

    謎解きの部分はやっぱり読んでいてドキドキしたし、うわ〜!とうなってしまった。ドーパミンが溢れ出てきてたまんね〜という感覚…
    以前よりもミステリを読む数が増えてき

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    2023年11月30日
  • 鳩のなかの猫

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    物語は壮大に二つのパートにわかれている。
     一つは革命が起きた中東の地ラマット。国王であるアリは信頼出来る友人のボブと国からの脱出を目論見ながら、王家に伝わる宝石をボブに託す。ボブは人知れず宝石を国外に持ち出す算段をつけて行動する。その後、革命に巻き込まれて彼らは命を落とすが、肝心の宝石は行方知れずのまま。
     一つはロンドン郊外にある名門女子校メドウバンク校。バルストロードは一代でメドウバンク校を立ち上げたやり手の校長。学校は倍率も高く王族等も通う。特徴的な教員が在籍しており、優秀な人達が多い。
     今作はこの二つの側面が合わさって、サスペンスミステリーの様相を持つ。謎解きの中心はメドウバンク校

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    2023年11月29日
  • 杉の柩

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     舞台は法廷。既に被告人として起訴されているエリノア。今回の事件は誰の目から見ても明らかであり、被害者のメアリイを殺害する動機も機会も有していたのはエリノアだけ。彼女が犯人である事を疑わない人達と、彼女が犯人では無いと信じる人達。明らかに不利な状況下、医者であるピーターは彼女を救い出すべくポアロに真相究明を依頼する。
     体の不自由な金持ちの未亡人ローラと彼女の寵愛を受ける門番の娘のメアリイ。クリスティの王道的な設定だが、構成が面白い。プロローグ→ローラ邸→ポアロ始動→法廷→エピローグと流れていきテンポが良い。ただし、ポアロの推理は少し単調に見え(いつもの自暴自棄がない)、終盤の法廷パートはクリ

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    2023年11月26日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    ポアロもの。

    先日、『ハロウィーン・パーティー』を読んだ時に、本文中に「ミセス・マギンティ殺人事件・・云々」という台詞と、『ハロウィーン・・・』に登場した、スペンス警視・オリヴァ夫人が“マギンティ夫人殺人事件”にも関わっていた。と、あったので、“これは『マギンティ夫人は死んだ』を先に読んでおくべきだったかな~”と少しシクッた感があった為、前後しますが慌てて手を出した次第です。

    ポアロは旧知のスペンス警視から、マギンティ夫人殺人事件の再調査を依頼されます。
    容疑者のジェイムズ・ベントリイは既に逮捕されていて、有罪が確定している状況なのですが、ベントリイが犯人とはどうしても思えないというスペン

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    2023年11月26日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    新聞で殺人が予告される。それだけでもドキドキする展開だが、実際にその時になってある見知らぬ人が殺されている。なぜ?だれが?ミステリの醍醐味が詰まった作品。

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    2023年11月21日
  • ひらいたトランプ

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    ひらいたトランプ
    ポアロシリーズ長編。再読だが記憶は曖昧。途中、うっすらとだが犯人を思い出したと思ったのだが。恥ずかしい事に、意外性のある結末に初見読みの様なリアクションをしてしまった。作品構成が良くトリックも上手い。
    しかし、終盤、とある人物が都合よく睡眠薬を飲んでいる事、それを犯人が見越している事は腑に落ちないが。
     初見の際にはまだポアロシリーズの世界観を把握していなかった為、バトル警視やレイス大佐、オリヴァ夫人まで疑ってかかった事を思い出した。後々彼らが登場する作品を沢山読んでいる為、完全に容疑者から除外される訳だが、いかに筆者が「容疑者はこの四人」といっても我々読者は素直に取らないし

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    2023年11月21日
  • 七つの時計

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    七つの時計
     僕は学生時代、古本屋巡りが好きでクリスティ作品は出版社等拘らずに時間をかけて全て揃えた。残念ながら全てを読み尽くす情熱は無かった訳だが、何年も経って再びクリスティへの熱が再燃し、ハヤカワ版を買い直し読み進めるに至る。
     当然、以前に読んでいて記憶しているもの、読んだがうろ覚えで何となく記憶にあるもの、全くの初見があり、今作は今回が初見だった。そして幸いにも見事に裏をかかれ、学生時代にかえった様な気分になった。ものの見事に虚をつかれた、どう分類していいかわからないミステリーを久しぶりに体感した気持ちだ。
    (ミステリーに縛られる事なく楽しめる。トリックの分類は勝手に叙述トリック、もし

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    2023年11月18日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    ネタバレ

    クリスマスの前後に読むとより現実と小説がリンクして楽しめる気がする。
    「アクロイド殺し」と同様、まさか探偵と犯人が最初から一緒に事件捜査をする、ミステリーばかり読む人間にとっては「そんかの反則だ!」とつい立ち上がってしまうか、恐れ入ったと素直にまた最初から読み直すかのどちらかだと思う。警察官が犯人とは、現実を生きる身としてはあってほしくはない展開だ。事実、読み進めていく中で私は一度も警察官は疑わなかった。警察官を疑っていてはミステリーを読む度に大変な労力が必要になってしまう。
    作品中、夫人達がポワロが買ったつけ髭について話す場面があるが、個人的にはそこがとても好きだ。またポワロが人の口髭を見て

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    2023年11月17日
  • ナイルに死す

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    ポワロさん、さすがですね。
    途中まで全く展開が予想できませんでした。
    財産管理人だとばかり…
    愛の強さって並外れた力を持っているんだとつくづく感じさせられました。

    オリエントと同じく緩くも特急でもないストーリー性がしっかり読者を考えて作られている、そんな作品でした。

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    2023年11月13日