アガサ・クリスティーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレミスマープルが活躍する有名なアガサ・クリスティの小説。クリスティーはやはり普遍的だと思わせてくれる。
マザーグースの見立て連続殺人も相変わらずそそるし、登場人物ひとりひとりの性格やら立ち位置やらも。
ただ、今、21世紀の読み物としてはどう?
上流階級の方たちがメイドに指図して、料理人、執事は文句も言わず(陰口はさんざん言う)家政婦の存在価値もイマイチピンとこないし。例えば遺産で学校を造りたいというその大きさもわからない。株の暴落、高騰など腑に落ちる点もあるけれどお金持ちたちの生活全体も分からない。
殺人の動機も感覚がズレているとしか思えない。その頃の60代70代がけっこうなお年取り扱いされてい -
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Posted by ブクログ
ネタバレミスマープルシリーズの代表作と聞いて購入。
ミスマープルが好きなので、全体の1/3までマープルが出てこなくてやきもきした笑
クラドックがあれやこれや調べてくれるけど、なかなか進展しない…と悩んでいると、マープルがサラッと気付きを言ったり、大胆な行動で捜査がガンガン進展していくのが気持ちいい。
また、鏡は横にひび割れてでマープルに弱音を吐くぐらい懐いていたクラドックが、初対面ということもありかなり警戒していたのが可愛らしかった。後にめちゃくちゃ頼るのに…笑
試し行為をして、この人は聡明な人だ!となるシーンもニヤニヤした。
犯人に関しては、一つ前に読んだのが鏡は横にひび割れてだったので、詳細 -
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Posted by ブクログ
セント・メアリ・ミード村の牧師館で、嫌われ者のプロザロー大佐が銃殺される。すぐに画家のレディングが自首するが、プロザローの妻アンも自分が殺したと言いだす。二人は不倫関係にあり、相手を犯人と思い込んでお互いをかばおうとしたのだった。二人が容疑から外れると、捜査はふりだしに戻ってしまう。だが牧師館の裏手に住むミス・マープルは、どんな些細な違和感も見逃さない。マープル長編第一作。
面白い!会話の上手さ、キャラクター描写の上手さ、一人称視点での情報開示の上手さが組み合わさり、そりゃこのシリーズ人気でるよなぁと納得する隙のなさ。『火曜クラブ』ではマープルがナメられてる話も多かったけど、本作の語り手・ -
Posted by ブクログ
ついに、あの老婦人探偵“ミス・マープル”に会えました。
457頁となかなかのボリューム。
新聞広告に載ったある場所・ある時間の殺人予告。
「殺人ゲーム」だと思って集まり、何が起こるか好奇心で少しワクワクしている人々。
そして現実に起きてしまった殺人の真相は?
いや~、見事に騙されました!!
これ映像でも観てみたい。
マープルの情報収集能力もすごいし、観察眼・分析力・推理はさすが!証言1つをとっても、発言の記憶の正確さにそこまでの意味を見いだしていたとは驚きでした。
怪しいと思うことはあっても、深読みせず推理とは程遠い読み方をする私とはワケが違う。
まさかの展開でした。
他のマープルシリーズも -
Posted by ブクログ
ネタバレイラクで遺跡を発掘している調査団長のエリック・レイドナーの妻ルイーズが精神的に不調を抱えているため、看護婦のエイミー・レザランがルイーズのサポートをするためテル・ヤリミアの現場に赴くが、ルイーズが何者かに殺されてしまう。
外部から人が入りづらいので、遺跡調査団のメンバーの中に犯人がいるらしい。。。
そして、調査団は昨年までは和気あいあいとしていたが、この年からはメンバーが入れ替わったせいなのか、ギクシャクとしてよそよそしい雰囲気が漂っている。
うーん。この感じが何とも言えないサスペンスを感じさせてくれる。
もちろん、ポワロが登場して事件を解決してさすがポワロとなるのだけど、殺されたルイーズの性 -