アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 鳩のなかの猫

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    アガサ・クリスティの小説の中でも異質な女学校が舞台となった作品です。さらに謀略のにおいが冒頭からしています。職員も含めて女しかいない学校、しかもそこで次々と起こる殺人事件の背後には、どうやら某中東国の財宝がからんでいるのではないか、ということで、この設定だけで十分読むのにそそられました。本書は登場人物もなかなか個性的でいいです。先生陣、生徒たち、そして母親と基本的に女性しか登場しませんが(ポワロもかなり後半での登場)、それぞれが全然違う個性を持っているので、頭の中で整理しやすかったです。あいかわらず難しい犯人探しやその動機など、アガサ・クリスティの切れ味鋭い筋書き作りは健在です。連続殺人事件が

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    2023年04月24日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    これは子供の頃に読んだことがなかった作品。
    最後まで犯人が分からず楽しめた。
    列車内での殺人事件という、小説の中でしか起きないような出来事の推理と、割と身近な恋愛の話が同時に進行していくので、ただ傍観しているだけではなく、気付いたら物語に入り込んでいる。
    様々なタイプの女性が出てきて、国や時代背景は異なるけれど、あぁこういう人いるよねと人物描写や会話も楽しめた。

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    2023年04月24日
  • カリブ海の秘密

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    十代のころ読んだ気がするがほとんど覚えていなかった。40歳を超えた今読む方が楽しく読めたように思う。
    ラフィール氏、なんて爺さんだっ!と思ったけど中々魅力的なご老人で、ミスマープルとのコンビは最高。
    この本は難しいトリックはないけどマープル女史の魅力たっぷり。永井淳氏の翻訳も面白い。この人の翻訳でクリスティ作品もっと沢山読みたくなりました。

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    2023年04月23日
  • パーカー・パイン登場

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    前半の配列の妙が音楽の構成のようで気に入った。似たような話の繰り返し、と思ったところに3話目で転調し、締めは(いかにも作り話めいているけれど)赤く盛大に輝く夕焼けのような力強い清々しさ。最終話も小説というメディアならではのトリックが楽しめた。

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    2023年04月23日
  • 牧師館の殺人

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    ミス・マープル最初の長編。面白かった! 翻訳も読みやすくて一気読みした。
    趣味は人間性の観察というミス・マープル。ただのゴシップ好きお婆さんではなく、人間性を観察して類型に分けて分析するという本格派。プロファイリングか、とツッコミたくなる。意外とユーモアもあっていいキャラだ。ラストが良かった。

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    2023年04月18日
  • 謎のクィン氏

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    ポアロとはまた一風変わった作風。

    突然現れるクィン氏。
    彼自身が謎を解く訳ではないけれど、出会った人に大きな変化を与えるクィン氏。
    幻想のような不思議なミステリーです。

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    2023年04月14日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    面白かった!登場人物が多すぎて全然頭に入らなくて毎回登場人物一覧見ながら読み進めてたので結構時間がかかってしまったのだけど、後半ミス・マープルが動き始めてからガンガン面白くなっていって止まらなくなってしまった。そういえばミス・マープルシリーズ読むのは初めてかも?

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    2023年04月13日
  • NかMか

    A

    購入済み

    面白かった

    クライマックスはなかなかハラハラする展開で面白かった。
    深く考えずに、ストーリーをおっていく方が
    楽しめると思います。

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    2023年04月02日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ポアロ作品は面白いのは当然。そしてクリスティは魅力的な女性キャラクターを描くのが上手いと本書を読んで改めて感じた。

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    2023年03月22日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    冒頭で起きる空という密室での不可能殺人。そこで物語にグッと引き込まれる。そして、緻密に織り交ぜられたヒント。読者をミスリードさせる技法。そして鮮やかなポアロの推理。クリスティーの進化は止まらない。

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    2023年03月13日
  • 牧師館の殺人

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    セント・メアリ・ミード村の牧師館で、嫌われ者のプロザロー大佐が銃殺される。すぐに画家のレディングが自首するが、プロザローの妻アンも自分が殺したと言いだす。二人は不倫関係にあり、相手を犯人と思い込んでお互いをかばおうとしたのだった。二人が容疑から外れると、捜査はふりだしに戻ってしまう。だが牧師館の裏手に住むミス・マープルは、どんな些細な違和感も見逃さない。マープル長編第一作。


    面白い!会話の上手さ、キャラクター描写の上手さ、一人称視点での情報開示の上手さが組み合わさり、そりゃこのシリーズ人気でるよなぁと納得する隙のなさ。『火曜クラブ』ではマープルがナメられてる話も多かったけど、本作の語り手・

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    2023年02月28日
  • エッジウェア卿の死

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    途中人物が誰が誰だか分からなくなってこんがらがった(海外ミステリーにありがち?)。ポアロの謎解きはやはり圧巻であった。これを味わうためにそれまでの長文を読んでいると言っていい。アガサ・クリスティーには有名な作品がいくつもあるが、ポアロ作品は読破したい。

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    2023年02月21日
  • ナイルに死す

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    長編だったけど、構えていたよりもとても読みやすかった。登場人物のエピローグ的な序盤は特に煩わしさは無く、それが事件への動機候補に混在して面白かった。王道ミステリーのアガサクリスティ、本当にすごいな。
    映画を観てないので、映画も観たい。

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    2023年02月05日
  • ねじれた家

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    ネタバレ

    スリーゲイブルズ
    マザーグース
    遺言書
    ラブレター
    エゼリン
    ジギタリン
    ブービートラップ
    とりかえっ子

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    2023年01月31日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ネタバレ

    イラクで遺跡を発掘している調査団長のエリック・レイドナーの妻ルイーズが精神的に不調を抱えているため、看護婦のエイミー・レザランがルイーズのサポートをするためテル・ヤリミアの現場に赴くが、ルイーズが何者かに殺されてしまう。
    外部から人が入りづらいので、遺跡調査団のメンバーの中に犯人がいるらしい。。。
    そして、調査団は昨年までは和気あいあいとしていたが、この年からはメンバーが入れ替わったせいなのか、ギクシャクとしてよそよそしい雰囲気が漂っている。
    うーん。この感じが何とも言えないサスペンスを感じさせてくれる。
    もちろん、ポワロが登場して事件を解決してさすがポワロとなるのだけど、殺されたルイーズの性

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    2023年01月29日
  • ゼロ時間へ

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    だいぶ好きでした。人間関係の伏線回収と、オチが良かった!ゼロ時間、なるほどね、と思いながらスラスラと読み切りました。久しぶりのアガサクリスティ!さすがです。

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    2023年01月27日
  • マギンティ夫人は死んだ

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     「マギンティ夫人は死んだーー
              なぜ死んだー」

    クリスティお馴染みのマザーグースに始まる
    この事件(それだけでちょっと嬉しい!笑)

    家事手伝いの老女が窃盗目的で殺された?
    一見すると如何にも犯人な被疑者、閉鎖的な町、
    それぞれに事情を抱えていそうな登場人物たち。

    犯人を推理しつつ読み進めても、
    誰も彼もを疑いたくなってしまう手腕が、
    いつもながらに巧みな作品となっている。

    オンボロペンションと嵐の様な女将さんに苛まれるポアロ氏の姿もユーモラス!笑
    全て落着後に微笑ましい救いがあるのも、
    私がクリスティ推しな一因かしらと再確認出来ました。

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    2024年06月20日
  • ナイルに死す

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    いわくつきな登場人物たちが織りなすドラマ、誰しもが怪しく見える書き方。クリスティの雰囲気が存分に楽しめる長編。加えてエジプトの異国情緒さやクルーズ船という閉ざされた空間での殺人事件とくれば自ずとテンションもあがる。ダイナミックさも本書の特徴で殺人事件が発生するまでは旅行気分で読んでいたのだが後半以降のスピード感は先へ先へとページを進める。クリスティの凄さとしては登場人物の無駄のなさを感じた。これだけの人物にドラマとバックボーンを付け惜しみなく回収していく。事件そのものも楽しめるがそこも魅力かと。

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    2023年01月20日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    小さな村で起こったマギンティ夫人殺害事件を再調査することになったポアロ。村唯一のゲストハウスで、乱雑な部屋と不味い食事に耐えながら、ポアロは住人たちの話を聞いて真相へと近づいていくが。
    ポアロが終始出ずっぱりの作品。→

    登場人物がとにかく多くてこんがらがるんだけど、オリヴァ夫人(「ひらいたトランプ」の登場人物)が登場したので一気に読めた!ポアロ×オリヴァ夫人、楽しい。冒頭でポアロがヘイスティングズに触れているのもファンとしては嬉しいところ。
    事件としてはなかなか複雑。二重構造。→

    だからこそ、ラストのパタパタと閉じる感じは気持ちいい。クリスティならではのラストにニンマリ。
    ポアロはいつでも

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    2023年01月17日
  • クリスマスの殺人 クリスティー傑作選 2022年版

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    去年のクリスマスプレゼントとして購入。装丁が素敵なのは勿論だけど、ポワロのドラマで好きなチョコレートの箱とクリスマスの冒険(ドラマのタイトルは盗まれたロイヤル・ルビー)が収録されてるので大切な一冊になりました。
    去年購入してちょっとずつ読み進めて、とうとう読み終えてしまった…

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    2023年01月11日