アガサ・クリスティーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2025.5.30完読
頑張って書いたのに、投稿押したのに、感想がないという悲劇。なんで?
書き直しです。
真山仁さんの『疑う力』に出てきた本。
多分読まなくても問題なかったんだろうけど、なんとなく読まずには、読み進められない気がして、購入。
単行本で税抜1000円超えの本で、買うとき「ヒッ」って声出た。本高くなったね。。。
去年から読んでてやっと読み終わった。
半年以上かけて読んだ本なので、結局『疑う力』も最初から読まなきゃもう覚えてない。笑
読み終わった印象、Theミステリー小説。
最近、イギリスの海外ドラマ『刑事モース』にハマったけど、ミステリーだけど情緒があるミステリーで、イギリスの海外ドラマは『シェイクスピア&ハサウェイ』もあるけど、コメディ要素があるミステリー。
〇〇があるミステリーではなく、全振り幅が謎解きって感じ。東野圭吾の初期の頃の作品に似てるなぁと思った。
小学生の頃、アガサ・クリスティにハマって、めっちゃ読んだけど、私は何にハマったんだろうな。年を取ると、何か別の要素が欲しくなるのだろうか?
以下、ネタバレあり。
ずっと、ヘレンだと思ってたのよ。
綺麗で優しい未亡人。
綺麗で優しい人だからこそ、裏があれ!っていう私の願望の表れでもあるのかもだけど。
映画『東京物語』の次男の嫁思い出す。あの人も、絶対裏あるって思ってたけど、最後までいい人やった。デジャブ。。。
犯人は、『名もなき毒』の江口のりこを思い出した。目的とか違うけど。江口のりこは完全に愉快犯に近かったけど、捕まったあとの、自分の話を嬉々としてる感じが、なんか似てんなーって。ある意味どっちも心病んでんだろうなって思った。
んで、これポアロシリーズなんやね。
いきなり、ポアロ出てきてびっくりした。
ポアロが解くんやっていう。
ま、誰かが解かないと、謎解きにはならんのやけど、ポアロなんやっていう。
別に何を期待したわけでもないけど、ふーんってなった。
ポアロファンやと「きたぁ!」ってなるんやろか。
身内かと思ったし、あってまぁギリ執事かなって。
顔がわからんなるほど身内って疎遠になるん!?っていう、なんかそっちのが怖かったなぁ。「オレオレ詐欺」みたいな要素含んでるよね。明らかにこっちのが先やけど。
不思議といろんな作品とかを思い出したりした本で、やっぱりカタカナの登場人物苦手やなぁと再確認した本だった。
でも、読み終えたときは、すごい達成感あった。
ヘレンは確かに隠し事あったけど、それは誰かを思うがための思いだったし、なんだか自分の意地汚さというか、疑うところが的外れなんだなぁと。。。『疑う力』を読み始めますか!! -
Posted by ブクログ
ネタバレこの話には探偵は出てこない
そして誰もいなくなったを読んだらこれも読むのをおすすめとあって読んだのだけれど、この本は一回読んだだけではその面白さはわからないと思う
最低でも2回以上読むことをおすすめしたい
ここからはネタバレとなります
まずこの物語の核となるのがアーサーキャルガリという地理学者である
二年も前の事件をほじくりかしてせっかく落ち着いていたアジール家に老婦人が殺されて逮捕されたジャッコの冤罪を告げにいく・・・というその来訪はとてつもなく迷惑なことだった
そりゃそうだ!そんな話迷惑に決まっている
元々評判の良くない老婦人の養子であるジャッコが逮捕されて(しかも獄中に肺炎で死亡)落ち着いてた家庭に2年も経ってから彼は犯人ではないと告げにくる
家の中はめちゃくちゃだ
そこからでは誰が犯人なのか?という犯人探しが始まる
今の時代であればこうゆう発想も出てくるだろうけれどこの話を書いたのは遥か昔のことで、さすがアガサクリスティーと思う
毎度登場人物が多いのでメモ用紙に関係性と簡単なプロフを書きながら読んでいくのだけれど、その中でも今回はラストが衝撃だった・・・
???という衝撃なぜこうなったのだろう・・・という衝撃
ちなみに先に言ってしまうと犯人はその老婦人宅に雇われていた家政婦である
それも金欲しさに・・・正確に言えば愛するジャッコと共になるために
婦人の財産を狙っての犯行 主犯はジャッコであるが・・・
ちなみに家政婦はかなりの年配者でありジャッコはまだ若者である
うん・・・騙されたね!
しかもジャッコにはもう妻がいて・・・まぁ発端はその妻がアジール家に
遺産の申し立てに行ったのが発端になったのだけれど
愛は盲目だ・・・どうして相手にされると思ったのだろうか
そしてこの無実はさいなむでは3組のカップルが成立する
それは読んでみてのお楽しみ
だけれど私は最後は衝撃を受けた・・・あっそこくっつくんだという
同じように思った人コメントください -
Posted by ブクログ
ネタバレ注:内容に触れています
読んだのは、『鈍色幻視行』の舞台がクルーズ船だったので。
クルーズ船が舞台と言ったらコレだろー!、みたいな感じで読み始めた(^^ゞ
クリスティーはそこそこ読んでいると思うけど、『ナイルに死す』を読むのは初めて。
というのも、自分はポアロものよりは、マープルもの。マープルものよりは、ノンシリーズが好きだからだ。
というか、いわゆる「名探偵」ってヤツが、なぁ〜んか好きじゃない(爆)
『ナイルに死す』は世間ではクリスティーの傑作ということになっているけど、今回読んでみて思ったのは、「そうかぁ〜?」みたいな感じ(^^ゞ
いや、面白いのは面白いし。
華麗なる美女であるリネットから始まって、めくるめくように登場人物が次から次へと出てきて。
ちょっとまどろっこしくも感じるw、冒頭の人物紹介が進むにしたがって、ジワリジワリと物語が進み出す感じもいい。
ただ、殺人が起こって以降が、ミョーに地味に感じちゃうのは自分だけ?(^^ゞ
殺人以降はエジプトテイスト、ほとんどゼロだしw
なにより、初めの方で出てきた会話がそのまま犯人で。
もちろん、「それ、違うからね」と読者を惑わす展開は出てくるんだけどさ。
でも、結局、犯人が犯人w
それ、最初の方に書いてあったよねー、みたいな(爆)
犯人たちが事件を起こすこととなる動機のメロドラマの部分とミステリーの要素が、クリスティーにしては珍しくビミョーに噛み合ってない。
その二つの混ざり合うことで面白さが何倍にもなるはずが、たんなる足し算に終わっちゃった感じ。
個人的には、リネットはヒロインとして、最後まで生かしておいて。
その上で、リネットの周りで別の事件が起きる展開の方がよかったんじゃないかな?って思った。
★3つは、「名作!」と聞かされていたわりに「ミステリー」の展開がイマイチだったから(^^ゞ
ミステリー小説の良し悪しは、「ミステリー」の要素と「メロドラマ」の要素のバランス加減だと思う。
これは、「ミステリー」がちょっと弱めかな? -
Posted by ブクログ
ネタバレなぜ私が、このアガサ・クリスティーをこよなく愛する私が、☆3評価にしたか。それは簡単な話である。
マープルさんがほとんど出てこないんだもの!!
マープルシリーズでなければ良いんですよ、気にならないし寧ろ面白いと思う。でもマープルさん出てきてるじゃん! マープルさんの活躍見たかったんだけど!!
というファン心理である。
とはいえ話自体はそれなりに面白かった。
犯人を考えながら読み進め、バートラム・ホテルの意外な素顔に「なるほど?」となり、まぁ途中で女流冒険家ベス・セジウィックとエルヴァイラが母娘であることはすぐにわかったのだけれども。
元軍人のドアマン、マイケル・ゴーマンとエルヴァイラの関係も結構最初の方で勘付いてたかな。ゴーマンはエルヴァイラのことを知ってたから最後、彼女を守ったんだと思ったんだけど、まさかの犯人そっち? ってなったのである。
これは予想外。
斜め読みしちゃったので私の理解が間違っている可能性もあるのだが、エルヴァイラ、耳を怪我したんじゃなかった? 怪我してたなら自分で撃つの無理ではないの、むしろレーサーのラジスロース・マリノスキーの方が、エルヴァイラをベスと見誤って撃った、つまりエルヴァイラとの結婚の障壁となりそうな人を消す(遺産金目当ての)ための犯行ってなもんで納得しやすいんだが、などと思ったんだが、最後の方を確認したら、弾はエルヴァイラが「掠った」と言っているだけで怪我の描写はなかった。さすがに警察も掠ったかどうか、分かると思うんだがな…。
ストーリーとしては面白い方ではあるが、クリスティ作品にしてはちょっとツッコミどころ、というか何となく釈然としない気持ちが残った作品ではあった。 -
ネタバレ 購入済み
映画
映画が面白かったので原作も読んでみたくなって買った。全然違った。別物として楽しめたけど、犯人との直接やりとりとか逮捕劇も無く、最後の答え合わせ的なのがあっさりしてて少しがっかり。少女がピンチになるところはハラハラして良かった。再度、映画がみたくなった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公が一人称ですべてを語るとき、
読者は感情移入がしやすく、
自然と主人公側に立って物語を俯瞰し、
一緒に物語の旅をすることになる。
でも、それがクリスティーの手にかかると、
この一人称も読者を欺く手段となる。
普通に考えれば、あり得ない。
転職を重ね、これと言った取り柄もない貧乏人の青年マイクと、
アメリカの大富豪の娘エリー。
このあまりにも育ちが違う二人が一緒になり、
ロマンスとして描かれる。
まるで「ローマの休日」のように。
途中、暴力や殺人、それにつながる憎しみ等の描写は描かれないが、
ラストになって押し寄せる欲望、殺人はこれまでのロマンスとして
描かれたものを一気に破壊し、マイクの人格も破壊していく。
終わりなき夜に生まれついた人間の悲劇。 -
Posted by ブクログ
死への旅
クリスティの長編スパイスリラー。若い女性がアクティブに行動するスパイスリラーはクリスティのなかでもたくさんあるが、今回の様に死を望んでいたヒラリーが特殊な事から亡くなった科学者の妻を演じ、失踪した科学者を探す冒険をする作品。
クリスティのスパイスリラーを幾つか読んであるが、ヒラリーの冒険は面白いが、彼女が悪の親玉を暴く、大立ち回りをする様な作品ではなく、彼女自身の活躍はあるが、どちらかと言えば諜報部員たちの傀儡の様に行動している場面が多い。
終盤に立って、彼女の強さや賢さ、魅力が表現されるのだが、その場面が少なく少し物足りない。
反面、夫と別れ、子供とは死別してしまったヒラリーの再生の物語としてもおもしろい。クリスティは最初に試練をあたえ、それを乗り越え成長する女性を描くのが上手いが、今回でいえばヒラリーにもっと危機的な状態があってもよかったし、もっと彼女に目立って欲しかった。
彼女の冒険の途中、いく人かの特徴ある人物達が登場しているが再登場は少ない。もっとキャラクターが素敵だったらもっともっと面白い作品になっていただろう。
起承転結、いずれも既視感があり、今までに読み終えた作品を確認する予定だが、内容はとても面白かった。昔ながらのトリックも古典としての味がある
クリスティ作品の中では比較的有名ではない作品だが、決して侮れない作品だ。最後にミステリーとロマンスで締めるあたりがクリスティらしい。