アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • ひらいたトランプ

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    イギリスの作家「アガサ・クリスティ」のミステリ長篇『ひらいたトランプ(原題:Cards on the Table)』を読みました。

    4月からNHK-BSプレミアムで「デビッド・スーシェ」主演による英国ITV(グラナダ)版「名探偵ポワロ」シリーズの再放送が始まったので、久しぶりに「エルキュール・ポアロ」シリーズを読みたくなったんですよね、、、

    「アガサ・クリスティ」作品は『パーカー・パイン登場』以来なので、約3年振りですね。

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    名探偵「ポアロ」は偶然から、夜ごとゲームに興じ悪い噂の絶えぬ「シャイタナ氏」のパーティによばれた。
    が、「ポアロ」を含

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    2023年04月28日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

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    学生寮で頻発する失せ物という重大事と感じるのも難しいトラブル
    一見すると何か法則性が存在するかも想像できない失せ物リスト。それを丁寧に紐解いていく事で見えてくる犯人やそれ以外の者達の思惑
    探偵エルキュール・ポアロが関わった事から事態が意外な展開を見せる流れはアガサ・クリスティーの巧みさを感じるね

    また、本作の特徴を上げるとすれば、事件に関わる者達が殆ど学生という点。それによりクリスティー作品に多い遺産や金品を巡る争いではなく、もっと単純で若々しい若者の感性が前面に出た人間関係が事件を複雑にしているね
    ただ、まあ、事件の要素を紐解いていけば最終的に別の顔を見せるのだけどね
    いや、本当に学生寮の

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    2023年04月27日
  • もの言えぬ証人

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    エルキュール・ポアロシリーズのひとつで、他の作品同様にヘイスティングスとの軽妙なやりとりは全編通じて健在でした。本作品の最大の特徴は初期設定でしょう。裏表紙にも書いてありますのでここでも述べますが、ある老婦人が死亡してから2ヶ月近く経って、ポアロに手紙が届きます。しかもその手紙は自分の身の危険を明確に述べているわけでもなく、状況的には自然死であろうということで、怪しいところがないなかでポアロは捜査を始めます。そして死亡した老婦人の関係者(親戚や使用人)と話を進めるなかでポアロは推理を進めるわけですが、私の個人的な感想としては、他の作品以上に登場人物の心理分析が中心になっていて、なかなかそのあた

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    2023年04月27日
  • 鳩のなかの猫

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    アガサ・クリスティの小説の中でも異質な女学校が舞台となった作品です。さらに謀略のにおいが冒頭からしています。職員も含めて女しかいない学校、しかもそこで次々と起こる殺人事件の背後には、どうやら某中東国の財宝がからんでいるのではないか、ということで、この設定だけで十分読むのにそそられました。本書は登場人物もなかなか個性的でいいです。先生陣、生徒たち、そして母親と基本的に女性しか登場しませんが(ポワロもかなり後半での登場)、それぞれが全然違う個性を持っているので、頭の中で整理しやすかったです。あいかわらず難しい犯人探しやその動機など、アガサ・クリスティの切れ味鋭い筋書き作りは健在です。連続殺人事件が

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    2023年04月24日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    これは子供の頃に読んだことがなかった作品。
    最後まで犯人が分からず楽しめた。
    列車内での殺人事件という、小説の中でしか起きないような出来事の推理と、割と身近な恋愛の話が同時に進行していくので、ただ傍観しているだけではなく、気付いたら物語に入り込んでいる。
    様々なタイプの女性が出てきて、国や時代背景は異なるけれど、あぁこういう人いるよねと人物描写や会話も楽しめた。

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    2023年04月24日
  • カリブ海の秘密

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    十代のころ読んだ気がするがほとんど覚えていなかった。40歳を超えた今読む方が楽しく読めたように思う。
    ラフィール氏、なんて爺さんだっ!と思ったけど中々魅力的なご老人で、ミスマープルとのコンビは最高。
    この本は難しいトリックはないけどマープル女史の魅力たっぷり。永井淳氏の翻訳も面白い。この人の翻訳でクリスティ作品もっと沢山読みたくなりました。

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    2023年04月23日
  • パーカー・パイン登場

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    前半の配列の妙が音楽の構成のようで気に入った。似たような話の繰り返し、と思ったところに3話目で転調し、締めは(いかにも作り話めいているけれど)赤く盛大に輝く夕焼けのような力強い清々しさ。最終話も小説というメディアならではのトリックが楽しめた。

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    2023年04月23日
  • 牧師館の殺人

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    ミス・マープル最初の長編。面白かった! 翻訳も読みやすくて一気読みした。
    趣味は人間性の観察というミス・マープル。ただのゴシップ好きお婆さんではなく、人間性を観察して類型に分けて分析するという本格派。プロファイリングか、とツッコミたくなる。意外とユーモアもあっていいキャラだ。ラストが良かった。

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    2023年04月18日
  • 謎のクィン氏

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    ポアロとはまた一風変わった作風。

    突然現れるクィン氏。
    彼自身が謎を解く訳ではないけれど、出会った人に大きな変化を与えるクィン氏。
    幻想のような不思議なミステリーです。

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    2023年04月14日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    面白かった!登場人物が多すぎて全然頭に入らなくて毎回登場人物一覧見ながら読み進めてたので結構時間がかかってしまったのだけど、後半ミス・マープルが動き始めてからガンガン面白くなっていって止まらなくなってしまった。そういえばミス・マープルシリーズ読むのは初めてかも?

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    2023年04月13日
  • 五匹の子豚

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    16年前の事件の真相を当事者たちの曖昧な記憶の中から紡ぎ出すポアロ探偵、流石です
    最後の最後で騙されました

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    2023年04月05日
  • NかMか

    A

    購入済み

    面白かった

    クライマックスはなかなかハラハラする展開で面白かった。
    深く考えずに、ストーリーをおっていく方が
    楽しめると思います。

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    2023年04月02日
  • ゴルフ場殺人事件

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    小中学生の時に好きだったクリスティー作品を久しぶりに読み返したいと思い、手に取った1冊目。

    ポアロシリーズ2作目。

    ヘイスティングスって少し頼りないワトソン君と思っていたけど、ここまで容姿に優れた女性に弱くて、情けない人だったっけ?という印象を受けた。

    ミステリー要素は少なくても、いけ好かない(主観)ジロー警部との推理対決や後半の展開のテンポの良さなど、最後まで楽しく読めた。

    ヘイスティングスに対してのポアロの愛情深さが感じられるところも好きな作品。

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    2023年03月24日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    ネタバレ

    ミスマープルが活躍する有名なアガサ・クリスティの小説。クリスティーはやはり普遍的だと思わせてくれる。
    マザーグースの見立て連続殺人も相変わらずそそるし、登場人物ひとりひとりの性格やら立ち位置やらも。
    ただ、今、21世紀の読み物としてはどう?
    上流階級の方たちがメイドに指図して、料理人、執事は文句も言わず(陰口はさんざん言う)家政婦の存在価値もイマイチピンとこないし。例えば遺産で学校を造りたいというその大きさもわからない。株の暴落、高騰など腑に落ちる点もあるけれどお金持ちたちの生活全体も分からない。
    殺人の動機も感覚がズレているとしか思えない。その頃の60代70代がけっこうなお年取り扱いされてい

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    2023年03月24日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ポアロ作品は面白いのは当然。そしてクリスティは魅力的な女性キャラクターを描くのが上手いと本書を読んで改めて感じた。

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    2023年03月22日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ネタバレ

    ミスマープルシリーズの代表作と聞いて購入。
    ミスマープルが好きなので、全体の1/3までマープルが出てこなくてやきもきした笑
    クラドックがあれやこれや調べてくれるけど、なかなか進展しない…と悩んでいると、マープルがサラッと気付きを言ったり、大胆な行動で捜査がガンガン進展していくのが気持ちいい。

    また、鏡は横にひび割れてでマープルに弱音を吐くぐらい懐いていたクラドックが、初対面ということもありかなり警戒していたのが可愛らしかった。後にめちゃくちゃ頼るのに…笑
    試し行為をして、この人は聡明な人だ!となるシーンもニヤニヤした。


    犯人に関しては、一つ前に読んだのが鏡は横にひび割れてだったので、詳細

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    2023年03月21日
  • 五匹の子豚

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    前評判通りの作品、面白かった!
    何年も前の事件を、当時の証言を元に丁寧に緻密に辿っていく。ポワロの脳細胞冴え渡りまくり!

    犯人の最後の言葉がけっこう響く。一気に人間味を感じられたというか。そういう意味でも良作かと。

    ほんとは表紙のスタイルが他のと違うから、揃ったバージョンで欲しかったのだけど…まあいいか。

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    2023年03月19日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    冒頭で起きる空という密室での不可能殺人。そこで物語にグッと引き込まれる。そして、緻密に織り交ぜられたヒント。読者をミスリードさせる技法。そして鮮やかなポアロの推理。クリスティーの進化は止まらない。

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    2023年03月13日
  • 牧師館の殺人

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    セント・メアリ・ミード村の牧師館で、嫌われ者のプロザロー大佐が銃殺される。すぐに画家のレディングが自首するが、プロザローの妻アンも自分が殺したと言いだす。二人は不倫関係にあり、相手を犯人と思い込んでお互いをかばおうとしたのだった。二人が容疑から外れると、捜査はふりだしに戻ってしまう。だが牧師館の裏手に住むミス・マープルは、どんな些細な違和感も見逃さない。マープル長編第一作。


    面白い!会話の上手さ、キャラクター描写の上手さ、一人称視点での情報開示の上手さが組み合わさり、そりゃこのシリーズ人気でるよなぁと納得する隙のなさ。『火曜クラブ』ではマープルがナメられてる話も多かったけど、本作の語り手・

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    2023年02月28日
  • エッジウェア卿の死

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    途中人物が誰が誰だか分からなくなってこんがらがった(海外ミステリーにありがち?)。ポアロの謎解きはやはり圧巻であった。これを味わうためにそれまでの長文を読んでいると言っていい。アガサ・クリスティーには有名な作品がいくつもあるが、ポアロ作品は読破したい。

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    2023年02月21日