【感想・ネタバレ】リスタデール卿の謎のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「車中の娘」「エドワード・ロビンソンは男なのだ」「事故」など、
短編12とも、面白く読みました。

「6ペンスのうた」は、やや悲しい物語ですが、
人間の感情の機微に触れるものでした。

アガサクリスティをたくさん呼んでくると、結末を類型化し、
今回は、どの終わり方をするのだろうと想像しながら読み進みます。

2-3候補をあげながら読むのですが、この短編集での結末で
予想しなかったものがいくつもあります。

だから、読むのが辞められない。

「リスタデール卿の謎」は、半分読み進むまで分かりませんでした。
3番目の候補で思いついた結末が当たりでした。

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2011年08月14日

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ロマンスと冒険とハッピーエンド。3拍子揃った、現代のおとぎ話のような作品を多く含む短編集。が、より印象的なのは、そうでない作品の方である。いずれにしてもいかにもクリスティで、誰が読んでも楽しめる(と思う)。中学の頃読んだ本と訳が違って、若干の違和感があった。

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2009年10月04日

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短編でこんな次々驚きの展開だせるっていう凄すぎん??
ナイチンゲール荘がこうくる!?って感じで驚いた。

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2024年05月09日

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短編集。『ナイチンゲール荘』のオチは、結構ブラックな話。あまり期待はしていなかったのですが、割と面白かったです!基本的には、若いカップルが出てきて事件に巻き込まれる話が多かったです。『事故』も期待以上ですし、そこから続く短編数編も良かったです。強いて言えば、見せ方の問題で、順番を変えれば、もっと違った見方ができたかなあと思いました。

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2023年07月16日

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全体的になんかかわいい。
そして、似たような話ながらたくさんのアイディアとキャラ造形の凄さに今更ながら凄いな〜と思う。
久々に長編も読みたくなったな‼︎

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2015年12月09日

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今回は、有名人が1人もでてこない短編集です。
でも、これ、おもしろかったです。

ものすごく、軽い感じのミステリーというか、サスペンスな短編集でした。

キャラクターが、わかりやすく立っているというのが特徴かな。短編だと、こういうすっきりしたお話が、読みやすくて好きです。

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2010年02月21日

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創元推理文庫の「白鳥の歌」と順番が違うだけの短編集。
間違って2冊買ってしまった。
良くも悪くもクリスティ。好きだ。
リステダールさんとはお近づきになりたい。

メモ:創元推理の「白鳥の歌」には1篇多く入っている。

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2009年10月07日

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アガサ・クリスティーの短編集。あとがきの言葉を借りると「主人公が疑惑を追求するもの」「主人公が犯罪に巻き込まれるもの」「重厚な犯罪にまつわる悲劇」の話が収録されていて、様々なテイストが味わえた。
『ナイチンゲール荘』と『事故』がハラハラして好きです。
※収録作※
リスタデール卿の謎
ナイチンゲール荘
車中の娘
六ペンスのうた
エドワード・ロビンソンは男なのだ
事故
ジェインの求職
日曜日にはくだものを
イーストウッド君の冒険
黄金の玉
ラジャのエメラルド
白鳥の歌

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2024年01月08日

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ネタバレ

リスタデールという名前の響きが好きだが、話がうますぎてちょっと気持ち悪い、と思いながら次の「ナイチンゲール荘」を読むと迫力のある結婚詐欺の話で、一作目もあのままじゃ済まないよねという不安を引き起こさせる配置の妙を感じた。「ナイチンゲール荘」はサスペンスの典型的な題材ながらスピードと緊迫感がすばらしい。ただし結末はもっと普通でよかったのではと思う。「事故」が突出して後味の悪いシリアスな作品でこの中では異色作と言える。最後の「白鳥の歌」というタイトルとトスカへのこだわり、イタリア人歌手の話が出たところで結末が読めたけれど短編集の締めにはふさわしい。他は割と締まりのない似たような話が続くが「エドワード・ロビンソンは男なのだ」はなかなか楽しかった。犯罪と無縁の男の子がハードボイルドに振る舞おうとするレイモンド・チャンドラー唯一のコミカルな作品「真珠は困りもの」を思い出した。

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2022年03月27日

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何かしらのミステリー風味はあるのだが、事件っぽい事件ではなく、何かしら不思議な事象が発生してそれに対して何かしらの解決が行われるよ、というような話。
他のクリスティ作品とは大分テイストが異なり、どちらかというと本格でない、今風のミステリー作品にクリスティが挑戦してみました、という印象を受けた。

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2022年02月10日

A

購入済み

短編集です

短編集です。
いろいろなタイプの話が読めて面白いです。
短編なので少し物足りない感じもしますが
お気に入りの一編を探してみるのも悪くないと思います。

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2021年11月23日

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ネタバレ

世界には冒険と謎だらけ。

特に名探偵は出てこない短編集。謎が提示され、もしくは事件に巻き込まれ、登場人物はどうにかするしかない。クリスティーお得意の国際的陰謀もあれば、強盗も出てくるし、ハッピーエンドもバッドエンドもある。

「リスタデール卿の謎」格安物件に隠された事件とは。オチがまったくファンシーでロマンティック。いい人が報われる話はいい。

「ナイチンゲール荘」長い付き合いの恋人ではなく、激しく恋に落ちた夫を選んだ。けれど夫が死んで、恋人の胸に飛び込む夢を見る——。疑心暗鬼が事件を生む。

「事故」あの女性は過去に殺人を犯したけど無罪になった人だ。引退した元警部は、新たな被害者を出さないために夫妻のところに乗り込んだが——。オチが読めるけど伏線が鮮やかで満足の一編。

「白鳥の歌」ポーラ・ナツォルコッフの代表作はトスカ。ラストンベリーで個人的に開催されるオペラに招かれた彼女は、急遽代役に入ったブレオンを喜んで受け入れる。トスカという題材がぴったりハマってキュッとしまった作品。

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2021年06月27日

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短編集。
似たような感じの話・読んだことがあるような話もあるけど、どれもまあまあおもしろい。
表題作が一番良かった。

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2013年12月12日

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気軽に楽しめる短編集。「ナイチンゲール荘」は新婚の妻が厭な予感を覚えていく話。真相を突き止めた瞬間、思わずぞっとする。しかしサスペンスなので、それ以降の展開がハラハラドキドキなのです。「エドワード・ロビンソンは男なのだ」は、平凡な男の夢のような冒険譚。今で言えば、草食男子がひょんなことから肉食に変わったようなもの。ラストがちょっと痛快。収録作では「ジェインの求職」も好き。就職難のために、怪しい求人広告に応募してしまう若い女性の話。無鉄砲で冒険好きな女の子が、クリスティー作品にはよく登場する。可愛い。

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2010年03月01日

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