アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • パーカー・パイン登場

    A

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    面白いね

    パーカー・パインさん、いいキャラですね。
    探偵ではないけれど
    鮮やかなお手並みです。
    幸せと不幸せについて、
    思わず自らを省みてしまいます。

    0
    2021年12月10日
  • 第三の女

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    ポアロ
    読後感は良い。途中がとにかく長い。なかなかちゃんとした事件が起こらず。
    ところでクリスティー作品ではよくなりすましやなりかわりの登場人物がいて、そのたびに「んなわけないやろ。気づくやろ」って思ってしまう。でも歌舞伎ではしょっちゅう役名◯◯実は△△、ってあってそんなに不自然とも思わないので、古典みたいなもので、現代ほど光量がないからって思えばよいのかな。

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    2021年12月07日
  • ポアロのクリスマス

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    アガサクリスティー。ポワロにしては珍しく密室トリックが使われていると聞いていたが、メインはやはりクリスティー得意のミスリードとポワロの灰色の脳細胞を活かした容疑者の証言と心理を組み合わせた推理。
    舞台はクリスティーでよくある金持ちの主人とその家族たち。何度も読んだ設定はマンネリか安心感か、推理よりもクリスティーを読み慣れていると犯人はすぐに分かると思います。

    0
    2021年11月29日
  • チムニーズ館の秘密

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    ネタバレ

    クリスティのバトル警視モノ。初めてバトル警視の登場作品を読んだのだけれども、バトル警視が思った以上に活躍していなくて笑った。探偵役は主人公じゃん。途中まで、主人公の二重人格説を疑っていたのだけれども、最後で、秘密はそっちだったか、という感じ。見事に騙されました。

    0
    2021年11月22日
  • ポアロ登場

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    ネタバレ

    ポアロの短編集。イギリス人の名前に不慣れである(例えば、名前と愛称の対応関係が頭に残らない)ことが大きいのだけれども、人物関係を把握するのに毎話毎話少々時間がかかって大変だった。しかし、それを差し引いても、全般的に短くトリックをうまく仕掛けていると思う。ポアロがヘイスティング大尉をひたすら馬鹿にするのが読みたければ。

    0
    2021年11月22日
  • 青列車の秘密

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    ネタバレ

    ポアロの探偵もの。絶妙な引掛けが1つあり、そこに引っかかって真相にたどり着けなかった。とはいえ、クリスティとしての捻り具合は普通か。

    0
    2021年11月22日
  • 忘られぬ死

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    ネタバレ

    ちょい役が黒幕(この悲劇は誰の責任かと言うとこの黒幕の母親=愚鈍なのに割とちゃっかりしていて息子を甘やかし放題で極悪人にした被害者の伯母に負う所大だと思う)で、従犯者の叙述はアクロイド殺しと違ってアンフェアでは…また如才なく世の中をよく知っている女性が、いくら魅力を感じたにしても初めて会った悪人の話にころっと乗るのは現実味がない気がする。
    ただし一人ひとりの登場人物の書き込みが丁寧にされていて読み応えがあり面白かった。ファラデー夫妻の顛末は結局筋と関係なかったけれど結構感動した。でも途中でアレクサンドラが「あの時それを知っていれば、今はもう手遅れ」と言っていたのは、小説の半ばごろでいきなり犯行

    0
    2021年11月27日
  • 検察側の証人

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    ラストにひっくり返りまくるミステリ。
    傑作です。
    戯曲テイスト、はじめて読んだけど、すっと読めたよかったです。

    0
    2021年11月11日
  • なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

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    ノンシリーズ
    トミー&タペンスシリーズに良く似た雰囲気。面白くどんどん読み進められたが、話しが結構複雑で読んでいて時間が深くなるにつけ理解するのが大変だった。
    フランキーという名前が男性のイメージだったので、伯爵令嬢フランシスの愛称がフランキーというのが最初ピンと来なかった。

    0
    2021年11月07日
  • ポアロ登場

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    2021年 49冊目 

    短編なのにどんでん返しとかあって読み応えあり。通勤や仕事昼休みにうってつけの気軽なミステリ。

    0
    2021年11月06日
  • ゼロ時間へ

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    ネタバレ

    動機が斬新。読み終わってから、ゼロ時間へ遡った物語だということをじっくり考えさせられた。イマイチバトル氏のキャラがつかめず読むのに少し苦労した。というかまた騙された。絶対いいやつって思わせるのが本当に上手。訳もわかりやすかった。

    0
    2021年11月06日
  • スリーピング・マーダー

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    アガサ・クリスティの中でも、クリスティらしい作品だと思います。
    まず、この設定を思いつくのがすごいと再読にもかかわらず、脱帽。記憶の中の、過去の犯罪。
    クリスティは、他にもいろいろ有名な作品がありますが、この作品は落ち着きもあり、また凝った構成、恐怖感情だったり、この1作品で多くの感情が詰まっており、とても面白く読めました。読み終えたあと、なんとも言えないような胸が締め付けられました。

    0
    2021年10月27日
  • 火曜クラブ

    A

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    面白かった

    怖いねぇ、マープルさん。
    何もかも見透かされてるような気分になる。
    なにしろ証拠もなにも関係ないんだから。
    それでいて、確かにそうだよねと思わずにいられない。

    0
    2021年10月16日
  • ねじれた家

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    ネタバレ

    誰だ?誰だ?もう候補は上がりきったぞと思ってたらまさかのジョセフィン!
    全く候補に上げてなかった。
    そうだ、毒殺なら子供にもできる…。

    0
    2021年10月15日
  • 愛の重さ

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    アガサ・クリスティーがメアリ・ウェストマコット名義で書いた小説はどれも面白い。人間の本質を突いている。
    どの小説にも存在するのが、物語の登場人物を冷静に見て、的確なアドバイスする人物。今回はポールドック氏がその立場のようだが、ボールドック氏の発言にアガサ・クリスティーが考えることが凝縮されているように思う。

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    2021年10月10日
  • 書斎の死体

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    アガサ・クリスティーといえばポアロのイメージが強かったが、たった2冊で素晴らしく頭のきれる老女ミス・マープルに魅了されてしまった。
    書斎に転がる死体なんて探偵小説の中だけーそれが我が家で起こってしまったら?ありふれた設定すらもミステリーの女王の手にかかれば、たちまち上質で面白い展開へと変わってしまう。

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    2021年10月05日
  • エッジウェア卿の死

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    ポアロもの。

    エッジウェア卿の妻で舞台女優のジェーン・ウィルキンスンから夫との離婚交渉を強引に頼まれたポアロ。
    渋々、ポアロ&ヘイスティングズがエッジウェア卿を訪ねた日の夜に、エッジウェア卿が殺害されてしまいます。
    事件当夜、邸で姿を目撃されているジェーンは、同時刻に別の場所での晩餐会に出席していたという、鉄壁のアリバイがあって・・。

    いやぁ、読み応えありました。そしてものの見事にミスリードされてしまいました。
    今回はポアロの推理も迷走したせいか、すべてが後手にまわってしまい、第二、第三の犠牲者が出てしまいます。
    犯人の“狡猾さ”に煮え湯を飲まされたような気分になりますが、この犯人に対する

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    2021年10月03日
  • 邪悪の家

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    終盤で明かされる謎達とその動機について読んだ時に、改めて序盤に戻って伏線の上手さに感動した。

    もう一度読んでもこの感動は得られないだろうから、記憶を消して読みたい1冊。

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    2021年09月25日
  • エッジウェア卿の死

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    ネタバレ

    最初にわかりやすく入れ替わり設定が提示され、ひねりで気持ちよく騙されたのが楽しかった。秘書や晩餐会の主人が真実を述べているのにポワロやヘイスティングスを使って全力否定し、読み手をミスリードする小技にも痺れた。「邪悪の家」「バートラムホテルにて」の犯人には無い可愛げで、鮮やかな手口の切れ者感と愚かで愛嬌ある軽薄さが一体化した犯人像も良かった。ただ配役云々の巻末コメントは、増版があれば全削除していただきたい。クリスティ財団はチェックしてないよね?してたら公認取消レベルでしょう。

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    2021年09月18日
  • ゼロ時間へ

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    ネタバレ

    人間関係のもつれと殺人ミステリーが上手に組み合わさっててすごい
    ミスタートレーヴがあっさり死んでしまったのは驚いたけど、最後まで弓で友達を殺したかもしれない子どもの話が頭に残っていて、いい味出してたなあと思いました

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    2021年09月18日