アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 暗い抱擁

    A

    購入済み

    フィクションのはずなのに
    まるで実在の人物の話のように思えるくらい
    人物描写が圧巻で、恐ろしいような気がします。

    0
    2026年04月16日
  • 秘密機関

    Posted by ブクログ

    トミーとタペンスシリーズに初挑戦。
    うん、とにかくタペンスが良い。台詞も行動も読んでいて楽しい。
    相棒となるトミーは、タペンスに比べると正直キャラが掴みづらかった。
    勇敢ではないけど冷静で知恵があってちょっと皮肉屋で〜みたいなキャラかと思いきや意外とトミーも充分行動力があるので、最後までトミーってこんなこと出来るんだ…の連続。
    バディ物のようなものを期待してたのに早々に離れ離れになるストーリー構成は個人的にかなり残念。
    仲間が離れ離れになってそれぞれで活動する展開は好きだけど、そういうのは2作目以降で、最初は冒険の中で反目し合いながらも絆を深めていくようなストーリーをしっかり見せて欲しかったかなあ。
    まあ書いた当時はシリーズにする気なかったのかもしれないけど。

    トミーが単身敵の集会所に忍び込むシーンの緊張感ある描写はさすが。
    スタイルズ荘に続く長編2作目とのことだけどクリスティの意地の悪さ(笑)はしっかり出ておりブラウンの正体はちゃんと騙された。
    面白い場面はたくさんあるけど、ストーリーがそこまで進展しない割にひとつひとつの描写がちょっと長いかなーという気はしたかな。
    あと最後はラブストーリー的なハッピーエンドだからか、前半にあったタペンスのキャラの面白さが後半には大人しくなっていくのが寂しかった。
    ただこの後のトミーとタペンスシリーズも読んでいこうと思えるくらいには魅力のある作品でした。

    0
    2026年04月10日
  • 杉の柩

    Posted by ブクログ

    トリックはとても好きだが、やはり最後はポワロにズバッと犯人と犯行方法を解き明かして欲しかった。
    ラストの盛り上がりが欠けた。

    0
    2026年04月07日
  • 未完の肖像

    Posted by ブクログ

    殺人も起こらない、探偵も出てこない、夢みがちな少女の物語。時代背景は違うのに、現代の感覚とあまり変わりなく、自分を見ているようでゾワゾワとする。幸せな子供時代の話もあるが、序盤からずっとどことなく不穏な空気...。人とその心理描写がとてもうまいクリスティーだからこそ書ける1冊。

    0
    2026年04月04日
  • ABC殺人事件

    Posted by ブクログ

    こつこつ読み進めているポアロシリーズ。
    有名な本作は、相変わらずポアロが冴える。
    ずいぶんと前に書かれた本だと思うと、凄いなの一言。

    0
    2026年04月03日
  • 親指のうずき

    Posted by ブクログ

    あっという間に初老を迎えたトミタペ夫妻。
    でも相変わらず素敵だなあ。
    ホント最後の最後まで真相が分からないからクリスティ作品は面白い。
    事件の始まりを告げる『あれはあなたのお子さんでしたの?』という不可思議なひと言。
    それが後々効いてくるところなんて流石よね。
    面白かったけど今回はヒヤヒヤさせられたな。
    トミーがタペンスを心配しちゃう気持ち、よく分かる。

    0
    2026年03月28日
  • 牧師館の殺人

    Posted by ブクログ

    小説にしてはありきたりな犯人であったが要所要所のミステリー要素はさすがアガサクリスティーだけあってとても楽しめました。
    登場人物もどこか憎めない人物も多く、自分もこの中にいるかのような気分で読み進めました。

    0
    2026年03月19日
  • 予告殺人〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    最後の真相はぞくっとした。この感覚はクリスティ作品でも久しぶりに感じた。
    途中、登場人物が多いこともあって混乱しかけたが、終盤にかけての伏線回収がすごい勢いで進んでいくあたりなど読み応えがあった。

    0
    2026年03月15日
  • ブラック・コーヒー

    Posted by ブクログ

    4月に観劇予定の舞台の原作なので予習したが、おなじみのポワロとヘイスティングス大尉の会話を通して、登場人物の背景や動機が紐解かれていく展開に引き込まれた。ポワロシリーズは戯曲形式でも全く違和感がなかったし、むしろト書きがあることで舞台ならではの趣が感じられるのも新鮮だった。

    0
    2026年03月13日
  • ヒッコリー・ロードの殺人

    Posted by ブクログ

    自分の中で勝手にイメージしているポワロのイメージと今までで最もかけ離れていたのであまり楽しめなかった。(翻訳のせいで)話し方が変なんです、姿形から人格までが別人に感じられた。私がいちばん好きなのは田村隆一訳のポワロ。

    0
    2026年03月12日
  • 蒼ざめた馬

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    推理小説というよりオカルトを題材としたサスペンス小説という感じ。日常にじわじわと非日常が侵食していく展開はよかったが、謎解きに入るとご都合主義が目立つので、尻すぼみ感がぬぐえない。

    0
    2026年03月12日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    犯人の意外性という意味では印象に残るストーリーだったけど、前振りの期待値が高過ぎたせいか相対的に評価は低め。。

    0
    2026年03月07日
  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    なんと、初アガサ・クリスティーです。
    リゾート地の海岸で白昼堂々、元女優の夫人が絞殺された。同じホテルに滞在していた探偵ポアロも捜査にあたるが・・・

    いかにも疑わしい容疑者が複数ありつつも、いずれもアリバイがあって犯人を特定しきれない。そんな中、探偵だけは見落としがちな小さな事実を積み重ねて犯人に辿り着く。古典ミステリーの基本に忠実な作品でした。
    後出しジャンケン的な種明かしに強引さは感じますが、その大らかさも古典の味かと。

    0
    2026年03月07日
  • 秘密機関

    Posted by ブクログ

    すごく読みやすいので、ちょうどいい暇つぶしにはなります!
    けど色々展開も読めて、大味
    でもトミーとタペンスの掛け合いは異常に魅力的で、キャラ小説だなあと思い、
    好みではあった

    0
    2026年03月05日
  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    人物描写や散りばめられたエッセンスを回収していく鮮やかさなどはクリスティ作品の醍醐味であり、とても楽しかった。犯人の意外性という意味では、もう少しで読み解けたかも…感はあったが、やはり裏切られてしまった。
    ゾクっとする感じよりも、緻密に組み立てられている小説だったと思う

    0
    2026年02月28日
  • 杉の柩

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クリスティ玄人から人気の作品ということは知っていた。
    が、個人的にはそこまでだった。
    昨年からクリスティを読み始めたずぶの素人にはまだ早いということか…

    エリノアの描写は鬼気迫るものがありすごかったし、「直前まで犯罪する気満々でたまたま思いとどまっただけの人と、本当にそのまま犯罪を犯した人ってそこまで違うのか」的な部分はこの作品の核というか、おーそこに切り込むかというような重要なテーマのように感じたけど、劇中で割とあっさり処理されてしまうのが拍子抜けだった。
    あと、あまりにエリノアの描写に集中し過ぎてその他の人物が浅く感じてしまったかな。

    結局一番かわいそうなのは複雑な出自を持ち、それでも純粋におば様に尽くして夢に向かって頑張ってたら勝手に惚れられたり恨まれたりして結局殺されるメアリイなんだけど、最終的に誰にも同情されてないっぽいのが本当にかわいそう過ぎて、エリノアとピーターのほっこりエンドすら霞むモヤっとエンドに感じた。

    あと、今回改めて分かったのは自分はポアロが好きだと言うこと。
    クリスティ作品の読者の方々から言わせたら何を今更なことでしょうね。
    ポアロ以外では「クリスティ作品を読みたい」と思って読み始めるけど、ポアロ作品に限っては「ポアロに会いたい」と思って読み始めている自分がいる。
    それで言うと、今作はポアロの出番的にも活躍的にも正直期待外れだったかな。

    まあ自分がクリスティ玄人になれたと思った暁には改めて読み返したい作品です。

    0
    2026年02月22日
  • 死との約束

    Posted by ブクログ

    事件がなかなか起きないので前半少し飽き始めていた。事件そのものはトリックを使ったものではなく、容疑者の証言の聞き取りを中心に解明していくのだが、辻褄の合わないところがあることから、誰かが嘘をついているか思い違いをしているか。一見無関係に思えるような証言もポアロは決して軽視することはない。終盤で、『この人が犯人だとすると』『この人が嘘をついているとすると』など、いろんな仮説をたて、真実をつきとめる彼は人の心理から謎を解くスペシャリストだ。

    0
    2026年02月07日
  • 秘密機関

    Posted by ブクログ

    クリスティ作品では異色の若者たちの冒険譚。
    とても面白いけど、なんとなく拙さを感じるな?と思っていたら、長編作品としては2作目と知り納得。いやこれで2作目ならめっちゃすごいやん、さすがクリスティ。
    フィクションならではのとんでも展開連発と、戦後の混乱期を逞しく生き抜こうとする若者たちのリアリティが絶妙な塩梅で表現されていて、とても楽しい冒険活劇だった。
    そしてなにより、主人公たちが平民ってのがいい。クリスティ作品に限らず、ドラマチックさを求めるミステリの舞台はどうしても上流階級の世界に偏りがちだけど、トミーとタペンスは完全な一般市民。なんなら貧乏。圧倒的に親しみの持てるキャラクターで、根強いファンがいるのも頷ける。
    余談だけど、物語の最後に成立する二組のカップル、どちらも成就の仕方がおしゃれすぎんか?セリフも気が利いてて、クリスティのおしゃれすぎるロマンスのセンスはこの頃からすでに健在のよう。

    0
    2026年02月07日
  • 秘密機関

    Posted by ブクログ

    クリスティ作品の中で気になっていた
    冒険ミステリー小説、トミーとタペンスのシリーズ一作目(なんかおもしろいジャンル)

    和田誠さんの表紙イラストが「タイタニック」みたい。

    幼馴染の2人が久しぶりに会って
    いい仕事ないかなー、お金儲けしたいな、
    じゃ冒険家なんてどう?
    と、突拍子もない流れで
    えらいシリアスな事件に巻き込まれてしまうという、不思議なお話。

    あまり細かいことは気にせず
    彼らの冒険に実を委ねて楽しむのが良い。
    タペンスがとってもチャーミング。

    0
    2026年02月04日
  • スタイルズ荘の怪事件

    Posted by ブクログ

    読みやすくてびっくり!
    ポアロシリーズは何作かずいぶんと前に読んだ記憶があるけど、あらためて1作目のこちらから読んでみることにした。
    ヘイスティングスのキャラが気のいい青年といった感じで良かった。

    0
    2026年02月01日