アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 親指のうずき

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    トミーとタペンスもの。
    タペンスは、施設に入所していた叔母に会いに出かけた時、ある老婦人に死体のことを訊かれる。詳しく聞けないまま別れ、次に行った時には、老婦人は不可解なやり方で退所させられていた。
    叔母がその老婦人からもらった絵の風景を、タペンスは昔どこかで見た記憶があった。
    その記憶を頼りにタペンスは老婦人の手掛かりを求め、単身田舎へ出かける。

    話は多少まとまりにかける…かも。色鮮やかな風景描写が印象的。

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    2010年05月27日
  • シタフォードの秘密

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    思ったよりもよかった。
    安心して読めるし、楽しい。
    エミリーがもうちょっと狡猾だったら面白いんだけど、それは時代かな…

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    2010年05月27日
  • 第三の女

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    人を殺した“かも”しれない、という頼りない娘の話に興味をひかれ、ポアロとオリヴァ夫人が殺人事件の存在から探し始める。
    先が見えない展開で面白い。

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    2010年05月14日
  • パーカー・パイン登場

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    人の不幸は5つに分類できるという。
    『あなたは幸せですか? そうでないならパーカーパインにご相談を』

    パーカーパイン氏の元には実に様々な不幸を抱えた人々がやってきます。
    彼はそれを統計という名の武器で見通し、曰く治療していく。
    と言っても彼自身は何もしません。全ては、彼の細かな指令を受けたエージェント達の手によるものです。

    短編集なのですが、どれもどれもオチが非常にいいです。
    パーカーパイン氏は統計と言っていますが、それはまさにある種の霊能や千里眼にも思えるくらい的確で。解決策もお見事!
    さすが、ミステリーの女王、アガサ・クリスティーです♪

    惜しむらくは、途中から少し形式が変わってしまうことですかね。
    オフィス型だったパーカーパイン氏が旅行に出てしまうことですかね。
    最初のままで続けて欲しかったな、と思いました。

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    2010年03月29日
  • おしどり探偵

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    冒険心があふれる元気一杯な女性と、普段は紳士だけどやるときゃやる男性という組み合わせは、安定感があって、読んでいて楽しい。パートナーシップによって結ばれているトミーとタペンスだけど、この作品では随所でラブラブな感じが伝わってきます。

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    2010年02月22日
  • 死人の鏡

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    表題作ふくめ、クリスティーらしい話が集められている。
    「永遠の三角形」と「謎の盗難事件」がとくに。

    翻訳が読みなれている方と違ったので、なんとなく違和感でした。

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    2010年02月16日
  • 愛の重さ

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    アガサ・クリスティのミステリ以外の作品。
    つまり普通の小説ですが、これは読み応えがある方。女性には面白いのでは。
    モンゴメリのエミリーブックスを思い出しました。
    ただいま再読中なので、またあとで加筆するつもり。

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    2014年11月15日
  • ベツレヘムの星

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    タイトルに惹かれて手に取りました。ミステリーで有名な方ですが、きちんとアガサを読んだのは、この作品が初めて。イエス・キリストと聖書について、かなり深い洞察の上に書かれていると思いました。日常的に聖書を読んでいるクリスチャンの私には、とても楽しめたし、信仰理解がより深まった気がします。クリスマスプレゼントにもよい本だと思います。

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    2013年09月05日
  • パーカー・パイン登場

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    あなたは今幸せですか?
    こういう新聞広告が本当にあったら絶対飛びついてしまいそう!笑
    この広告を出し、依頼人を幸福にしているのが主人公のパーカー・パイン氏。
    その活躍はどれも面白くてはまります!
    ただ、最後のほうの話はただの探偵に成り下がっていたのが残念だったかな。

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    2009年12月09日
  • 愛の重さ

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    両親からの愛情に飢え、盲目的に妹シャーリーを愛するようになるローラ。辛く息苦しい前半から、後半唐突に訪れるラスト。
    作品としての出来は唐突なラストによって落ちているとは思いますが、わたしはとても救われました。

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    2009年11月04日
  • パーカー・パイン登場

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    パーカー・パイン登場読んだ。クロードとマドレーヌたちのスパイ的活躍が魅力的で仕方がないのですが、ほんと中盤からパインが単なるポアロ化したのが惜しまれる。もっとクロードとマドレーヌが見たいよー

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    2009年10月04日
  • おしどり探偵

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    クリスティによるミステリ界のパロディ小説。
    若き日のトミーとタペンスがいろんな探偵と助手になりきって冒険する話。
    クイーンみたいに、クリスティはアンソロジー編集とかやらなかったのかなぁ。

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    2009年10月07日
  • 葬儀を終えて

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    何年かぶりに読んだけど、全く覚えておらず。
    なので犯人も最後まで分からず、楽しめました。

    ポアロシリーズは大好きです。

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    2009年10月04日
  • 葬儀を終えて

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    謎が謎を呼ぶ殺人事件。
    そして揃いも揃ってクセ者揃いの一族の愛憎劇。
    名探偵エルキュール・ポアロは、手ごわい容疑者達相手に
    無事難事件を解決に導けるのか?

    ポアロシリーズの中でも上級編かな?
    この作品の犯人が、読み進めていく途中で分かった人は、
    「友よ(モナミ)、探偵におなりなさい。
    貴方は、優秀な探偵になれる素質があります。」
    とポアロ氏よりお褒めの言葉を賜る事だろう。
    ちなみに私は最後まで、犯人が分からなかった。(苦笑)

    前半はストーリーの展開がスローで「もたついてるなぁ。」と
    思いながら読んでいた私は、
    あまり頭脳が優秀でない軽率な読者だった。
    この後、名探偵によって行われる大捕物に必要不可欠な伏線が
    あちらこちらに張り巡らされ、テクニックのない作家が書けば、
    収集のつかなくなるような大勢の登場人物達を、
    見事なまでに1人1人の持つ性格や個性、
    現在置かれている状況を細かく丁寧に描写してみせ、
    読者の頭の中に鮮やかな手際で情報を整理して詰め込み、
    後半戦のストーリーをより面白く読み進めて行ける様、
    前半にその仕事をこなしている。

    そして後半。著者のクリスティーは、前半に描写して
    読者の頭の中に植えつけた登場人物のイメージを、
    大きく揺さぶる大胆な行動に出る。
    他人から持たれるその人物のイメージからは
    およそかけ離れた要素を持っていることを、
    私達読者に示し、困惑させ翻弄する。

    そしてますます犯人が分からなくなる。(苦笑)
    登場人物のほぼ全員が、疑わしく思えてくる。

    「人間は、普段から表に出している性格とは
    また別の一面を己の内に潜ませている。」

    読み終わった後、しみじみそんなことを思わせる作品。
    少々背筋がゾクリとする位、「人間の持つ二面性とエゴ、
    そして哀しさ」を見せつけられた思いである。

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    2012年02月12日
  • 蒼ざめた馬

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    ネタバレ

    また、気持ちよくダマされた! やはり、クリスティはいい。ああいう都合の良い毒薬が本当にあるのなら、のハナシだけれど。あの秘書はいつから秘書だったんだろう? 読み込んでいないからか、少々矛盾…だけど、読み返していたら面白みがなくなるよな。まだまだ読んでいないクリスティはたくさんある。楽しいなぁ。(2009-01-09L)

    英BBC制作のドラマ版を視聴。読んだのが13年前なので、内容をスッカリ忘れていた。気持ちよくダマされた、という自分のレビューを読んで、爽やかな視聴後感を期待していたら、“イヤミス”な結末に改変されていて残念。いらんねんそういうの。あと数年経って、ドラマの内容も忘れたころに、また読んでみるか…。(2022-09-16加筆)

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    2009年10月04日
  • 死の猟犬

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    神秘主義っぽい作品を多く集めた短編集。中学生の頃けっこう好きでよく読んでいたのだが、いかにも中学生が好きそうだ。当時はとくにジャンルを意識していなかったが、やっぱりミステリ色が強いものがおもしろい。

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    2009年10月04日
  • 愛の旋律

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    「愛の旋律」……訳名つけた人、出てこい!!といいたくなりそうな題名ですね。
    ミステリーじゃないクリスティです。もともと、アガサ・クリスティ名義ではなくて、メアリ・ウェストマコット名義で書いた作品だそうです。

    展開は、ベタベタです。
    2人の女性の間で揺れ動く、天才音楽家……みたいな。それを幼なじみたちを交えて、少年時代から書いていく。そしてもちろん(笑)、記憶喪失もあります。

    もう、ここまでやるかというぐらいベタな展開なのですが、「マリンブルーの風に抱かれて」の時にも書いたのですが、クリスティや、矢沢 あいみたいな、話作りがうまい人がやると、すごい迫力になります。

    若干、迫力過多な気もするぐらいです。
    でも、650ページ弱、一気に読ませる小説です。

    クリスティ文庫、表紙いいよな。うまいよな。……内容とは、あんまり関係なかったりするけれど。

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    2009年11月30日
  • シタフォードの秘密

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    NHKでやってたドラマと、全然ハナシが違うじゃないの! マープルじゃないのも(持ち帰るまで気付かなかった)驚いたけれど、ここまでハナシを変える必要があったのだろうか? それはそれとして、ミステリ小説の王道というカンジで面白かった。クリスティにハズレなし。(2008-08-15L)

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    2009年10月04日
  • 親指のうずき

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    トミーとタペンスのカップルは1922年登場、そのときはまだ結婚前。
    1968年発表の本書ではすでに初老。子供は巣立ち、孫も出来て、夫のトミー・ベレズフォードはまだ仕事仲間OBとの会合などがあるが、妻のタペンスは暇をもてあまし気味。
    夫の叔母エイダが老人ホーム・サニーリッジでなくなり、遺品の整理に行ったタペンスは不審に思う。叔母に絵をくれたランカスター夫人の行方が知れないのだ。
    ボスコワンの絵に描かれた家に見覚えがあるタペンスは車でサットン・チャンセラーという村までたどり着き、事件を追う。

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    2009年10月07日
  • 娘は娘

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    私も娘がおりますが、一人娘でなくてよかった。
    母と娘一対一だと密着ぶりが半端ないだろうと予測できます。
    憎みあうときは際限なく、かといって娘は娘、やはり可愛いのです。

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    2009年10月04日