アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • オリエント急行の殺人

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    さすがのアガサクリスティ。
    予想を上回る犯人。
    そしてキレイな終わりかた…芸術作品なんだよねぇ…

    ただ、登場人物の名前が覚えられないのが難点(* ´³З³`)トホホ…
    読むのに時間がかかってしまう…途中で心が折れそうになってしまったけど最後まで読んでよかった。


    大雪で足止めをくらってしまった列車の中で起こった殺人事件。
    被害者はかつて幼い少女を殺害した殺人犯だった……
    雪に閉ざされ現状証拠と乗客の証言のみ事件を解決するしかない名探偵。

    感動のラストでした ✧ (*´ `*) ✧ °

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    2025年02月25日
  • 鏡は横にひび割れて

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    ネタバレ

    アガサクリスティのマープルもの。殺人がどうやって起こされたか、その理由は何か。一つ目の殺人から起こるその後の展開の意味づけとは何か。被害者となった人は取り違えで殺害された。それを最初に誰が言い、そしてその後の展開にどう影響するか。逆にそれが虚言だとしたらなぜそのような虚言を言う必要があったのか。一つ目の殺人が話の根幹であるが、ただその殺人の犯人は自然と浮かびやすい。だからこそのどうして殺したのかの動機、話の展開の中で散りばめられている人物描写、家族観、愛情、色々なものが結びついて動機が明らかになるとき、犯人には明確な殺意があること、被害者にも殺される要因があることがわかる。
    心の歪みに踊らされ

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    2025年02月24日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    1952年の作品。
    ポアロシリーズ長編24巻目になります。

    マギンティ夫人が死んだ、どんなふうに?

    掃除婦として働く老婆、マギンティ夫人が殺された。容疑者はマギンティ夫人が部屋を貸していたジェームス・ベントリーという男で、確かな証拠もあり、裁判で死刑判決が下された。
    しかし、この事件の担当刑事でベントリー逮捕にあたったスペンス警視は、ベントリーの無罪を確信しており、旧友のポアロに事件の再捜査を依頼する。
    事件を捜査するうち、ポアロは20年ほど昔に起きた別の事件がこの殺人に関わっていることをつきとめる。その四つの事件には全て女性が関わっており、犯人は女性に違いないー。しかし、怪しいと思われた

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    2025年02月23日
  • 青列車の秘密

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    読み終わりました。相変わらず名前が覚えられないのが自分の欠点で何回も登場人物を見ながら読みすすめました。最初は夫と思っていたのですが、意外な人物が犯人、それも共犯者がいたとは考えつかなかったです。

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    2025年02月22日
  • 愛国殺人

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    複雑な話でした。ドラマ化されて見たものでしたが話が入り組んでいて難しく、以前だったらたっぷりと時間をかけて読んだはずが、和洋問わずミステリーに浸かっている為かサクサクと読み進めました。クリスティは流石です。犯人が自分を国にとって大切な人物だから、被害者など取るに足りないと4人の命を軽く話す後半を読み、殺人犯を決して許さないポアロに納得、それで良いんだよと思わずガッツポーズ。そしてオリエント急行殺人事件のポアロの最後の行動が思い出されました。デビット・スーシエのポアロが涙を浮かべて犯人達を庇った時の心の葛藤と苦悩。正しく苦悩ですね。

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    2025年02月21日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    これは面白かった~
    お屋敷もの、遺産相続争い 設定は十分です。
    ティモシーがなんだかな~な老害っぷりもよかったし、リザムンドもよかった。

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    2025年02月19日
  • 鏡は横にひび割れて

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    アガサクリスティのミス・マープルシリーズ。
    マープルの友人のバントリー夫人が以前住んでいたゴシントンホールという屋敷にアメリカの大女優、マリーナ・グレッグとその夫が引っ越してくる。そこで盛大なパーティーが開かれるが、招待客の女性が毒入りの飲み物を飲んで死亡するという事件が起きる。

    ミスマープルは、周りの人から話を聞いた情報だけで事件を解決してしまう、まさに安楽椅子探偵。普段は穏やかなおばあちゃんなのに、謎を前にしたらワクワクしちゃう好奇心旺盛なところがなんともチャーミングでした。
    犯人が誰か、というのもそうですが、この作品の一番の見どころは何といっても殺人の動機。すごく納得のいく理由だと思っ

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    2025年02月19日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    やはり登場人物が多いので人物表記を確認しながら読んだ。500ページ超えの長編で、殺人事件が起こるのは250ページ過ぎてから。エジプト旅行の間に、船で殺人事件が起こるのだが、真珠の盗難や、被害者の資産の問題が複雑に絡み合っている。かなり読み応えがあるが面白かった。それにしてもポワロは承認欲求強いのか…。『ほら、エルキュール・ポワロがいかに賢いか、これでわかったでしょう!』と言うのが好きなんだって。

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    2025年02月18日
  • 杉の柩

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    アガサクリスティの攻略本を読んだので、ドラマは見ていて原作を読んでいないものから読んでみました。登場人物がカタカナだとわからなくなることがありますが、ドラマで見た後だと役者で考える事が出来て、わかりやすいと思います。
     東野圭吾のミステリーを大分読んだので、クリスティはいつも時間がかかるのにサクサクと読めました。相変わらずの面白さでした。

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    2025年02月17日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    旅ものの推理小説は、独特の雰囲気があって好きです。
    登場人物が多く、伏線も多く、注意深く読む必要がありますが、会話が多くて読みやすかったです。
    後半は、ポアロが次々に真相を暴いていき、爽快感すらありました。

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    2025年02月16日
  • ポアロ登場

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    1924年の作品。
    ポアロが主人公のアガサクリスティーの最初の短編集。

    収録されている14編全てがポアロの相棒のヘイスティングス君の語りで描かれている。

    いやぁいいですねぇ。ポアロの嫌な奴っぷりがふんだんに出ていて最高。ヘイスティングス君とジャップ警部をさんざんにコケにして喜んでいるところが!
    この性格にクセがありまくりなところがミス・マープルとは正反対。クリスティ本人もポアロが大嫌いだったとかいうから、作者にさえ嫌われる主人公!!
    でも私は幼き頃に名探偵ポアロのドラマを観て育ったもんだから、ミス・マープルよりポアロ作品の方が好きなんですよね。

    窓から観察した人物評をするところはシャーロ

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    2025年02月15日
  • オリエント急行の殺人

    購入済み

    不朽の名作

    ミステリーの女王を今更私が褒める必要はないけれど
    伏線と優雅さとユーモアが鮮やか織り成され
    気づいた頃には読み終えてました。

    ゆっくり列車に揺られ読みたい1冊です!
    事件に巻き込まれたくはないですが…!

    #エモい #切ない #深い

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    2025年02月12日
  • カリブ海の秘密

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    1964年の作品。
    ミス・マープルシリーズ9作目。

    ミス・マープルは療養のため、カリブ海の島サントノレに保養に来ていた。
    話好きなパルグレイブ少佐は、ミス・マープル相手に妻殺しの殺人犯の話をして、殺人犯の写真をみたいかとミス・マープルに尋ねる。しかし、そこに入ってきた人々の顔を見るやパルグレイブ少佐は顔色を変え、写真をしまい話題を変えてしまう。
    その翌日、パルグレイブ少佐は自室で死んでいた。持病の高血圧の薬が原因ではないかと医師は考えていたが、ミス・マープルはパルグレイブ少佐は高血圧ではなく、これは殺人ではないかと疑い始める。ミス・マープルは身体の不自由な大富豪で偏屈物のラフィール氏と協力し

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    2025年02月11日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    いつものことだけど、まずは登場人物を覚えるのが大変(笑)
    しかしやはり面白い。
    最後まで犯人の“は”の字も分からないままクライマックスまで来てしまった。
    いつかまた読み直したい一冊。

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    2025年02月10日
  • 五匹の子豚

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    2025.2.5(水)

    久々に、ポアロ。ドラマはよく見てたから、
    あのイメージで読んでいた。

    記憶の断片から真相を探るって 
    いやいや、無理ー(笑)
    凄いわ。

    ちなみに読んだのは
    同じハヤカワミステリ文庫だけど
    昭和57年15刷の桑原千恵子訳のもの。
    実家から持ってきた。(母のもの)

    このデータの訳者さんとは違うから
    変わってるとこもあるのかもなぁ。

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    2025年02月05日
  • メソポタミヤの殺人〔新訳版〕

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    ネタバレ

    発掘調査中に起きた殺人事件。レイドナー夫人が頭を殴られて殺された所から始まりました。ポアロが屋上に上がった時に殺人のトリックが分かったのは凄いなと思いました。男女のもつれが悲劇を生んだ話でしたが、この後でオリエント急行殺人事件に出会うなんてまるで名探偵コナン並みだなと思いました。

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    2025年02月05日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    結局、クリスティに騙される。
    遺産相続や怨恨の情報をあれだけ出されたら、疑うべき人物が限られてしまう。けど、それこそがクリスティの罠。まんまと罠に引っかかってしまった。

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    2025年02月03日
  • ABC殺人事件

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    七里センセのバイブルを読破することにしました。中山七里の『超合理的!ミステリーの書き方』に挙げられている本です。大人買いして、まずはこれを。

    かつて本作を読んだかどうかも覚えていませんが、私が海外ミステリーを面白いと思ったきっかけは、間違いなくアガサ・クリスティ。子どもの頃、父の書棚に『そして誰もいなくなった』があるのを見つけて初めて読んだとき、衝撃を受けてその後何度も読んだのを思い出します。

    本作は今から90年前に発表された作品だというのに少しも色褪せていない。訳のわからない犯罪が多い時代になって、動機も意味不明のことが増えたけれど、やっぱり「動機」。

    七里センセのバイブルを1冊ずつ読

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    2025年02月02日
  • 書斎の死体

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    ミス・マープルシリーズ長編2作目。
    1942年の作品。

    ミス・マープルの友人、バントリー夫妻の館の書斎で見知らぬ若い女の死体が発見された。
    その女性は、セントメアリミード村から少し離れたデーンマスのマジェスティックホテルで働いていたダンサー、ルビーキーンだということがわかった。
    警察のメルチェット大佐とスラック警部が捜査を進めるうち、ルビーキーンを可愛がっていたマジェスティックホテルに滞在していた大富豪、コンウェイジェファーソンの遺産問題が動機ではないかと推理する。メルチェット大佐はミスマープルの力を借り、犯人をつきとめるーー

    愛おしい田舎のセントメアリミード村で起こった事件。
    甥のレイモ

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    2025年02月02日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    読みやすい。謎がわかりそうで、(私は)わからないけど読み続けたい感じ。年を取ってから、仲の良かった人との生活。楽しそう。

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    2025年01月31日