アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

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    ネタバレ

    結構好きなタイプの話だった。
    『砂に書かれた三角形』みたいだなと思ったが、観光客それぞれが良い味を出していた印象がある。
    リンダについてはかなりミスリードで、殺意があることに罪悪感を抱いてるんだなというのは理解していたし、マーシャル大尉もやってないだろうなというのは感じてた。
    犯人は多分あの人周辺だろうとは思っていたけど、手口がわからずだったので、洞窟の辺りが解明された時に面白いなと思った。
    確かにうつ伏せだったから顔は見てない。

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    2026年10月12日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    初のアガサクリスティ。
    面白かった!王道モノはほとんど彼女が作り上げているとのこと。湊かなえさんも夢中になって読んだとのこと。
    改訳新版だからか?古臭い感じ、読みにくさは全くなく、ただただ面白かった。

    孤島の別荘に10人集まり、一人ずつ殺されていく話。童謡の通りの死に方で。きっと犯人はこの中にいるという疑心暗鬼のために助け合うこともできない…
    最後の一人は自ら首を吊るという…
    面白かった!

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    2026年10月11日
  • 杉の柩

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    ネタバレ

    展開とストーリー結構好きだったな。
    登場人物のうち4人の関係性と、裁判の中で明らかになる真相。
    犯人についてはわかりやすかったが、巻き込まれることをどう回避していったのかが気になっていたので、そこがスッキリして良かった。
    ピーター・ロード、いいやつ。

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    2026年10月11日
  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

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    久々に読めた…!
    3.5くらいの気持ちだが、結局展開が気になって斜め読みしたし、中々な展開だったがヒントは散りばめられていたのは分かっていたし、解説も絶賛のコメントだったから星4で。

    登場人物か全員うさんくさい、正にその通りなんだよなあ…!

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    2026年10月11日
  • おしどり探偵

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    トミーとタペンスシリーズの短編集。
    ポアロやマープルほどの名作はなくても、自由で楽しい良いシリーズだと思う。
    本作は多くの探偵たちをオマージュしたりしていて、遊び心が詰まっている。

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    2026年10月11日
  • 春にして君を離れ

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    読んでて途中でフェンスや砂漠が出て来て映画のシックスセンスか?とか思ってしまったりした(笑)
    しかし どこに持ってかれるがわからないまま彼女の考えていることを自分も想像しなから結末まで
    面白く聞いた。読後は色々考えさせられる余韻が押し寄せた。

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    2026年10月11日
  • 春にして君を離れ

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    ずーん、と心に刺さる本でした。知らぬ間に自分の思い描く哀しい世界に自分もいるかもしれないと気づかされる思いがして、ただの読書を楽しむということ以上に影響がありました。今日のSNSで幸せな姿を見せ合うような世の中で、誰しも自分の中に感じるものがあると思うし、逆に他人は幸せそうに見えても実はいろいろあって鵜呑みにしてはいけないのだろうなぁと考えさせられました。

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    2026年10月11日
  • オリエント急行の殺人

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    ネタバレ

    誰かわかんないなあ、何もわかんないなあ
    とまさにミステリー初心者らしく読んでいましたが、解き明かされた時の哀しさ。
    小説だけでなく、映画も観ましたが映画ならではの華やかさも良かったです。死にたくないけど(普通死なないけど)オリエント急行乗ってみたいなあと思って調べてみたら、値段に驚愕しました。笑

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    2026年10月11日
  • 春にして君を離れ

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    あっけないというか、そうだよなというか、結局それか、というエンディング。旅をしながらの長い回顧録で物語るという構成は、カズオ・イシグロの「日の名残り」を想起させる。話が進めば進むほど、主人公のジョアンのことが嫌いになっていく。そして、ジョアン自身も向き合っていなかった自分自身を発見し、目醒める。しかし、その気づきで得たことを現実に還元することはなかった。目醒める前の自分にあっけなく回帰してしまったのだ。

    最後、エピローグの賞だけ、ジョアンの夫のロドニーの視点で描かれる。僕はずっと彼にシンパシーを持って読み進めていたし、歯痒かった。そして、歯痒さマックスで物語は終わった。結局それでいいのか?その答えは読者に委ねられているのだろう。

    人生初のアガサ・クリスティ。ずっと名前を知っているのに、触手が伸びなかった作家。三宅香帆さんのレコメンを見て読んでみた。ストーリーの展開を楽しみつつ、読み手にも深く問いかける良い小説だと思う。

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    2026年10月10日
  • 死者のあやまち

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    先に『ポアロとグリーンショアの阿房宮』を読み終えていたので、これが長編になったんだなと読みながら理解した。
    長編化されたことで、登場人物に深みが増して良かった。

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    2026年10月09日
  • ABC殺人事件

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    【派手な規則性に隠れるもの】
    現代の日本小説ばかり読んでいる僕にも、そろそろ読めるかなーと思い初挑戦。

    ストーリーの世界観に浸りながら気がつけば一気読みでした!
    名著なわけです。

    現代では即効で犯人捕まりそうな事件ですが、当時は難事件です。真相が語られれば、本当に現代でもありがちな動機であり、人間なかなか変わらないものだと痛感させれます。

    現代まで語り継がれる名著だけあって 
    独特なポエムのようなセリフも作品の特徴でしょう!他の作品も読んでみます。

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    2026年10月09日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    有名すぎるミステリだが初めて読んだ。ハラハラドキドキあらビックリとまではいかなかったが、シンプルに面白くて何も考えずに楽しめた。色んなミステリを読んできたが、設定の妙や最後にスラスラ〜と鮮やかな解説がでてきて爽快感あり。そんな典型的ミステリの楽しみ方ができて、世間に数あるミステリ小説の源流としてある1冊だなという感じはした。

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    2026年10月09日
  • 葬儀を終えて

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    ネタバレ

    以下、個人的な推理。

    当主の家の料理人とミス・ギルクリスト、あまりに言っていることやキャラ性が似通っているので同一人物では……!?
    具体的には良い料理人で、料理に関連づけて喋る女。
    なんか無理がある気がするが、アガサ・クリスティならOKだぜ!

    犯行自体は可能ということで、動機は何かと考えるとなんか急に喋るだけ喋って帰っていった美術商が明らかに関係ありそう。コーラが良い絵を見つけたことがあって云々、という話があったが、もしかして本当に貴重な絵を発見し、それを奪うために殺したのではなかろうか?

    そう考えると当主の死は実は(コーラが間違いで)自然死の可能性もあるし、ミス・ギルクリストが殺して気づかれたという可能性もある。
    コーラが殺人を仄めかしたのは、ギルクリストが殺したことに気づいたパターン? うーん、でも動機があるのはコーラのほうか。
    あるいは動機を勘違いしてもらえるようにコーラが殺人を仄めかすようなこと言わせてから殺害することで、自分が遺産相続関係の動機から外れようとした、とかかなと予想。

    ということで終盤まで進めてから冒頭をちょっと読み直したら、当主の家の料理人20代って書いてあるじゃねーか。オールドミスで白髪のギルクリストと同一人物はさすがに無理がある。

    そうすると親子……?
    ヘレナが自分の顔を鏡で見て気づいたというのは、顔が似ていること=血縁関係ではなかろうか。
    そう考えてみると料理人は当主の私生児まであるかもしれない。ギルクリストと当主の子が料理人。

    こうやって考えてみると、少なくとも料理人が犯人で動機は遺産。リチャードは料理人を子どもだと認めて遺産を譲ることにしていたが、途中で金欲しさに料理人に毒殺されそうになっていることに気づいて遺言を変更したあとに毒殺される。
    ギルクリストは共犯で、こっちはやっぱりコーラの買った絵狙いかな……?

    で回答編。
    メインの犯人・動機・当主が自然死は合ってたけど料理人関係ないんかい! あとそのなりすましは予想外だぜ!
    そういや序盤読んでいたときに斧で頭を潰されていたというのは普通に入れ替わり疑っていたのだが、「遺産を受け継ぐコーラが死んだふりしても意味ないな」と思って打ち消してしまった。そっちかよ!

    メイントリックはともかく、動機・犯人は急に出てきてめちゃくちゃ喋ってから帰ってった美術商のおっさんが目立ちすぎていてわかりやすい事件ではあった。

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    2026年10月08日
  • スリーピング・マーダー

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    ネタバレ

    この家にいた覚えがある、あの時わたしが見たのは——。

    ニュージーランドで育ったグエンダがイングランドで見つけた素敵な家。彼女はその家を知っている気がした。そこは彼女が幼い頃に住んでいた家だった。そして思い出した死体。グエンダと夫ジャイルズは真相を突き止めようと調査を始める。ミス・マープルの忠告にもかかわらず。

    回想の中の殺人事件を解き明かすミス・マープル。噂好きの老婦人を演じて情報を得ていくミス・マープルの本領発揮である。一方で、ミス・マープルは若い2人に忠告をする。眠れる殺人事件は寝かしておくべき。ミス・マープルが心配したように、若い2人は傷付き、また危険な目に遭う。間一髪で駆けつけ、庭の手入れのスプレーで危機を救うミス・マープルがかっこいい。ストーリーをリードするのはグエンダであり、正直ミス・マープルは助演のようなポジションだが、そこがまたいい。もちろんミステリーなので事件の進行と謎の解かれ方も鮮やかだが、グエンダの戸惑いと不安、大胆さといったヒロイン性も読ませる。さすがクリスティー作品という味がある。

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    2026年10月08日
  • 鳩のなかの猫

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    ネタバレ

    【再読】
    中東のラマット国王ユースフの従妹シャイスタが通う名門女子校メドウバンク。ロニイは、公安課のパイクアウェイ大佐の命により、アダム・グッドマンの名で庭師として潜入することに。その最中、新任体育教師のスプリンガーが、室内競技場で何者かに射殺された。どうやら背景には、中東の消えた宝石が関係しているらしい。さらにはシャイスタが何者かに誘拐されてしまった。その後も殺人事件が立て続きに発生し、学校は混乱を窮めることに。
    やがて生徒の一人がポアロのもとを訪れ、応援を要請する。
    捜査の末ポアロは、秘書のアンを犯人だと名指しする。生徒の一人であるジェニファーのラケットに宝石が隠されていることを知ったアンは、それを奪うことを企んだ。その現場をスプリンガーに目撃されたため、彼女を殺害したのだった。
    クリスティー作品には珍しい学園ミステリ。そこに中東での革命の動乱と消えた宝石が絡んでくる。読んでいる人のほとんどが「いやポアロわい」となること間違いなし。
    ●見どころ
     ・いつも以上になかなか登場しないポアロ
     ・膝を見れば女性の年齢がわかるポアロ
     ・学校の在り方に対する校長の考え方がいい
    ●名言
     「学校は今日の子供たちのものよ。五十年前の子供たちのものでも、三十年前の子供たちのものですらないわ」

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    2026年10月07日
  • 葬儀を終えて

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     一見公平な遺書を残したリチャードの葬儀で「だって、リチャードは殺されたんでしょう」という無邪気なコーラの発言から始まる一連の事件。
     登場人物は多いが、おのおの個性があり、調査の過程も丁寧なため、いつの間にか全員覚えてしまえ、構成の巧さを感じた。
     それぞれに抱える秘密がミスリードとなって、思わぬ犯人と動機に舌を巻いた。イギリスの片田舎を舞台に、少し古い埃の匂いのする良質な王道のミステリーといった読後感だった。

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    2026年10月06日
  • ナイルに死す

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    犯人の目星はついていたけど、トリックはわからなかった。最後の謎解きでスッキリ。
    誰が誰だかわからなくなってしまうので、何度も人物紹介を見ながら読み進めないといけなかったが、さすがミステリーの王道で飽きずに楽しく読めた

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    2026年10月05日
  • 三幕の殺人

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    ポワロがいつになく控えめでなかなか前に出てこない。再登場しても「助演」に徹していて、フワフワした3人の素人探偵にイライラ。
    最後はポワロ独壇場!で、やっとスッキリした。

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    2026年10月05日
  • 五匹の子豚

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    回想から推理を行うという点、第二部で登場人物それぞれの物語が展開されて、三部で幕を閉じて行くというのが面白かった。
    犯人やカロリンの考え、アミアスの考えも読んでいくうちに予想はついたが、今まで読んだ中にない構成だったのでとても印象に残った。

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    2026年10月04日
  • 火曜クラブ

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    序文や解説にも記載されているように、後半の短編は後に書き足されたものであるせいか、謎の品質が高いように感じました。ただ、前後半通して、ミステリの楽しさと同時に主人公の魅力や謎をとりまく人間性が描かれていて、ミステリプラスアルファの面白さがあります。

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    2026年10月04日