アガサ・クリスティーのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
名作という話だったので手を取るものの終盤に向かうまで退屈だった。自らも積極的に推理に臨むタイプではないので、オーディブルで聴き続けながら、一体この話のどこが人々が口を揃えて名作と言うのだろうとぼんやり考えていた。にも関わらず、結末で見事その評判を得心させてくれた。凄いなと。正直に言えば、ポアロに対してそんな推理本当に出来るのかと思うところがないでは無かったが、事件全貌は本当に意外で、事に至る手法も一向一揆の円状に連なる血判状を思わせた。何なら犯人に同情さえ覚え、運悪くポアロと乗り合わせたせいで、と歯噛みしたが、それすらも覆してくれた。
発売時に評判となる本はいくつもあるが、時を経ても尚その評判 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレマープルシリーズで一番最後に発表された作品という事で、中々読む事が出来なかった。ポアロシリーズ最終作の「カーテン」は学生時代学校の図書室に作品があって、知識がないまま読んでしまったが、「スリーピングマーダー」については読んだらいよいよマープルシリーズが終わってしまうという想いもあり中々読むことが出来なかった。
クリスティ作品が大好きでほとんど作品は読み終えた為、いよいよ今作を手に取った次第だ。
ミスマープルと若い夫婦の組み合わせはかなり抜群で、過去にもマープルと若い女性を組みあわせた作品がいくつかあり、とても面白い作品になっていた。今回もリード夫妻の無鉄砲な冒険に対し、マープルは心配しなが -
購入済み
ポアロの短編集です。
面白かった。
短編なので読みやすいのは良いけれど
解き明かすべきポイントに気づけないまま
読み進めてしまう。
それでもともかく、どれもみな面白かった。 -
-
Posted by ブクログ
アガサ・クリスティーが最初に書いた作品。アガサ・クリスティーの作品は、色々と読んだことがありますが、この作品はまだ読んでいませんでした。
同じイギリスの推理小説作家と言えばコナン・ドイルがいますが、彼は19世紀から20世紀にかけた人物で、その作品も、19世紀色が反映されており、ガス燈や辻馬車を巡る描写が数多出てきますが、こちらのアガサ・クリスティーは20世紀の人物で、亡くなったのは1970年代になるので、出てくる描写はより現代的になり、“自動車”に纏わる描写も多数出てきます。21世紀の今からみて見ると、どちらも“古風”という言葉でまとめられてしまいそうですが。
さて、この作品の話。アガサ・ -
Posted by ブクログ
ネタバレミスマープル作品初読
おもしれーー ほぼ会話劇なのでかなり読みやすい
マープルさんのこと勝手に未亡人だと思ってたけど元々結婚を選ばなかった方なのね どういう形で生計を立てていたのか…?かなりいい暮らしみたいだけどお嬢様育ちなのか??
話の本筋はなんて切ない話なんだ……
いろんな怪しい人が散りばめられてるけど結局はシンプルな動機と出来事に収束するのがいいですね
ヘザーが具合悪いのにわざわざ会いに行ったことをマリーナ本人に言うってところですでに軽く違和感はあったけど、当時の公衆衛生の意識からすると普通なんかなーと思ってスルーしていた
風疹かよ 最悪だわ 今こそ読むべき本だわ……みんな、公衆衛生 -
Posted by ブクログ
ネタバレヘイスティングズの回想記の形で始まる今作。
その時点でワクワクする。
やっぱりポアロものはヘイスティングズ視点の語りあってこそ。
人物模写(モノマネってことでしょうかね?)をウリにするカーロッタ・アダムズのショーを劇場で鑑賞するポアロとヘイスティングズ。
カーロッタが人気女優ジェーン・ウィルキンスンを模写する場面で後方の座席から聞こえてきたのは、当の本人がその完成度に感心して上げた笑い声だった。
ショーがはけた後に訪れたホテルのレストランでポアロ、ジェーン、カーロッタが偶然にも一同に会し、そこから交流が始まる。
場をジェーンの滞在するホテルの一室に移した後、ポアロが相談されたのはジェーンの -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ今作もミスリードに繋がる、でも真実にも繋がり得る小さな手がかりが巧妙に散りばめられていた。
それらが中盤から一気に回収されまた新たな謎を生む…もう読む手が止まらない!
今回も登場人物の描写に楽しませてもらった。
特にジロー刑事のポアロに対する振舞いの嫌味っぽさ!ひとつひとつ表現力が秀逸だなと…いるよねこういう人。
マルトについては登場シーンでのポアロが受けた印象から、絶対にこの子怪しいよなとメタ読みしつつ、やっぱり最後は騙された!
人物の印象が二転三転するのもクリスティ作品の魅力だと痛感。
本編には関係ないが、ドラマ版ポアロの吹き替え声優の解説も興味深く読ませてもらった。
作品に真剣に向 -