アガサ・クリスティーのレビュー一覧
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なるほど
叙述トリック作品のオススメでたびたび見かけて気になり、このたび読了。
犯人は知らずに読みましたが、わりと序盤から違和感があって怪しいな?と思っていた人が犯人でした。でもこれ、叙述トリックが浸透していない時代に読んでたらかなりの衝撃だったでしょうね。
作中でやけに女性心理に明るいなと感じていたら、そうでした作者はクリスティ女史。
今も昔も、日本でもイギリスでも女性の思うところは共通してるんだなぁと感心しました。(なんの感想?) -
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Posted by ブクログ
<あらすじ>
イギリスに住むジョーン。末娘が体調を壊したというので、嫁ぎ先のバグダッドへ。そこから帰る道中のジョーンの一人語り。思いがけず、帰る汽車が遅れ立ち止まりをくらう。そこであらゆることに思い沈むお話。なあなあな夫婦関係。家族関係の行く果ては……。
<ゾッとしたところ>
p309から始まる娘バーバラから父ロドニーへの手紙
このような会話が今までも家族間でなされていたのかと思うと、ゾッとする
<ジョーンの自己発見までの過程>
p22 ブランチの墜落ぶりこそ、まさに第一級の悲劇だ。
p57 わたしがあのとき賢く、上手に事をおさめたから、いいようなものの……
p71 「まさか、バーバラに -
Posted by ブクログ
ポアロシリーズ18作め。1940年の作品。
ちなみに『そして誰もいなくなった』は前年1939年の作品。
原題は『Sad Cypress』。直訳すると「悲しいイトスギ」。
杉も柩も出てこなかったよな?と思いましたが、冒頭に掲げられているシェークスピアの『十二夜』からの引用だそうです。
私はクリスティー作品によく出てくる男女の三角関係が大好物なんですが、ここでは何角関係? エリノアをめぐる男性2人、ロディーをめぐる女性2人、メアリイをめぐる男性2人と三角関係が交差していて、さらにウエルマン夫人の過去のロマンスなんかもあったり。
もちろん、三角関係にハーレクイン的なロマンチックなものを期待して -
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Posted by ブクログ
アガサ、ポアロ、7作目。福島正実訳
物語の最序盤、アメリカの女優カーロッタ・アダムズの《人物模写》、モノマネのシーンから始まって、さすがにここにトリックの匂いがプンプンしてはいましたが、でも途中犯人候補が増えていき、絞れぬまま、そう来たかーと結局最後にやっぱり唸るハメになりました。
離婚を望んでいる女優ジェーン・ウィルキンスンの夫エッジウェア卿が自宅で殺された。妻ジェーンは事件当夜、屋敷での目撃証言があるのだが、一方でその時刻に鉄壁のアリバイがあった。。
真相に迫る中、ポアロが自分を騙そうとした俳優ブライアン・マーティンに罪の報いを与えたシーンはすごい人間臭いなぁと意外や意外でした。完璧人 -