アガサ・クリスティーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ引退した舞台俳優チャールズが催したハウスパーティ。
序盤、たくさんの人物が一気に出てくるパターン。
海外ミステリを読み慣れている自分も全然覚えられず像が浮かばず、こりゃあページが進まないなと思っていたら死んだ。
思っていたよりも急なタイミングでパーティに招かれた牧師が死んだ。
二幕目、三幕目への展開も「え、もう?」て思うほど早い。
終盤までポアロはちょい役でしか出てこず、その間素人探偵を地で行くチャールズと友人のサタースウェイト、エッグ嬢のやりとりが中心でどうにもポアロものっぽくない。
『三幕の殺人』、読んだことあった筈だったけど、こんなのだったんだと思いながら読み進めていくと、結果まんまと -
Posted by ブクログ
ポアロシリーズ。
約半年ぶりのアガサ・クリスティーだったけど、この雰囲気…やっぱいいなぁ、としみじみ感じ入る。
本作もクリスティー作品ではお馴染みの、裕福な美女を巡るロマンスが事件の軸となる。
もう殆どエリノアが詰んでいて、もうこれ、どう見てもアカンくない??って感じなのに、その後の展開ったら!!やばっ!おもしろすぎ!
今回もさすがのポアロさん。
些細な疑問点から事件の真相に迫る。
お見事でした。
っていうか、三角関係を呈していたあの男がなんだかんだ言ってダメなんだと思う。
この辺の恋愛感情のもつれ具合なんかも、著者が仕掛けたトリックの一つなのかな。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ【再読】
旧友に招かれスタイルズ荘に滞在することになったヘイスティングズ。だがそこの女主人エミリー・イングルソープが何者かに毒殺される。彼女は近頃新たな夫を迎えており、義理の息子のジョンをはじめとする家族たちは、その新たな夫をどうせ財産目当てで近付いたのだろうとよく思っていなかった。そんな折での事件だったため、当然疑惑は夫であるアルフレッドに向くことに。
ヘイスティングズは、たまたま再会した元ベルギー警察のエルキュール・ポアロに応援を要請する。ポアロは遺言の存在やどのようにして犯人が毒を手に入れたかなどという点から推理を進めていくものの、一番怪しいと思っていたアルフレッドにはアリバイがあること -
Posted by ブクログ
ネタバレポアロは女優のジェーンから、夫に離婚の承諾をさせてほしいと依頼を受ける。
夫であるエッジウェア卿を訪ねると、離婚は承諾していると言う。
その後、エッジウェア卿は何者かに殺害されてしまう。
殺害現場で目撃されたジェーンは、その時間パーティ会場にいた。
そして次の殺人がおこる。
エッジウェア卿を殺す動機がある登場人物達が出てきては、もしかして犯人なのか!? と疑ってしまう。
ラストにポアロの謎解きを聞いて、あまりにも狡猾な手口で驚いたのですが、作中で犯人に抱いていたイメージと何となくそぐわない気がしたんです。
しかし、最後の手記で犯行と犯人がしっかりかみ合ったと思いました。
手記を読んだ後は事 -
Posted by ブクログ
『春にして君を離れ』を読み終えてまず感じたのは、これはミステリーではなく、人間の自己認識を描いた物語だということだった。アガサ・クリスティーと聞くと、どうしても殺人事件や巧妙なトリックを期待してしまう。しかし本作には探偵もいなければ本格的な謎解きもない。それにもかかわらず、読み終えたあとに残る衝撃は非常に大きく、人間という存在の怖さをここまで静かに描いた作品があるのかと驚かされた。
主人公のジョーン・スカダモアは、世間から見れば理想的な人生を歩んできた女性だ。弁護士の夫を持ち、子どもにも恵まれ、自分自身も善良で常識的な人間だと信じている。物語の序盤では読者も自然とその認識を共有する。しかし旅 -
Posted by ブクログ
ジョーン・ヒクソン版のドラマを観ていたので犯人は知っていたが、マープルが登場してから一気に面白くなった。
やっぱりミス・マープルが大好き
映像では伝わりにくい人物の内面や細かな描写が補完され、それぞれの登場人物の個性がより鮮明に感じられた。
犯人の焦りも小説の方がさりげなく描かれていて、フーダニットとしての面白さが際立っている。
登場人物たちの嘘や秘密が少しずつ明らかになり、そのたびに見えていた景色が変わっていく展開が見事。
真相に近づいていると思わせながら読者の予想を巧みに外してくる構成に唸らされた。
ホワイダニットもよく練られていて、クリスティ作品の中で特に高い人気にも納得。
ドラ -