アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 葬儀を終えて

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    アガサ・クリスティのポワロ物、傑作の一つ。
    古いお屋敷の老執事やまだ古き良き時代の面影が残る英国の様子も素敵。
    多彩な登場人物の描きわけが鮮やか〜特に、ヘレンという女性が好きです。

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    2009年10月14日
  • おしどり探偵

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    トミーとタペンスのコンビがいろんな探偵の物真似をしつつ事件を解決してしまう短編集。これを読んで、思わず「隅の老人」を買ってしまった。(元を知らなくてもじゅうぶん面白いです)

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    2009年10月04日
  • 七つの時計

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    『チムニーズ館の秘密』と登場人物がかぶっているので、そちらを読んだ人には感情移入しやすいかも。主人公は違うのでもちろん単独でも読める!!
     今度はセブンダイヤルズクラブという秘密結社のお話!!
    これがまたすごいんだ〜〜!!核心に着いたかと思えば離れ、予想はいい意味で裏切られもう最高です☆

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    2009年10月04日
  • チムニーズ館の秘密

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     ずばり面白い!!読んでいくうちにスピードが加速しいく!!登場人物が多いので、頭に入れるのに苦戦するが一度入ってしまえばこっちのもの!!主人公が殺人事件に巻き込まれる!!彼は白なのか黒なのか!?信じていたものが簡単に裏切られ、すべてが怪しく感じてしまう!!
     とにかくわくわくどきどきの展開に心臓が落ち着きません!!

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    2009年10月04日
  • 娘は娘

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    メアリ・ウェストマコット名義のクリスティの作品は、読み返すほどに味が出てきます。読むたびに新たな発見があり、そこから自分の考え方が分かってくるというか。最初に読んだころから随分違う印象を持つようになりました。母と娘、愛しているからこそどんな犠牲も払う。それを決めたのは自分なのに、相手を恨めしく思ってしまう瞬間があるのです。その気持ちが段々胸に溜まっていって、自分でも訳のわからないモヤモヤになって・・・。ミステリの女王は人間観察の女王でもありますね。イーディスやデーム・ローラの台詞を読んでいると、目の前にクリスティがいたら心の奥底まで見抜かれそうな気がしてきます。

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    2009年10月04日
  • パーカー・パイン登場

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    さすがアガサ・クリスティーの一言に尽きると思います。こういう雰囲気が好きだからかなぁ・・・?一遍一遍が読み終わったあとに「あぁ〜!」みたいな・・・!

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    2009年10月04日
  • 無実はさいなむ

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    獄中死した家族の無実を証明する人物がやって来たことから、一家の鎮まっていた生活が掻き乱される。では誰が真犯人なのか…。
    終始根底に静かな憎しみが潜んでいるような感じを受けた作品。単なる謎解きではないけれど、真実を探りながら人間の深い心理が浮き彫りにされている。

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    2009年10月07日
  • 謎のクィン氏

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    ホラー色の強い異色な作品集。謎めいたクイン氏の存在が魅力的で、語り部であるサタースウエイト氏も大好きでした。

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    2010年12月25日
  • 葬儀を終えて

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    ポアロものの傑作!
    「あら、リチャードは殺されたんじゃなかったの?」大富豪アパネシー家の当主リチャードの葬儀を終えた後の遺産分割の家族会議の際、変わり者で末の妹コーラは無邪気にいった・・・・。
    出だしからぐいぐい引き込むストーリ展開は素晴らしい!さすがクリスティ♪
    そしてコーラは次の日に殺害される。
    果たして誰が、何の為に?!

    ラストは実に意外で人間の心理の洞察の深さを感じました!忘れられない作品。

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    2010年12月25日
  • チムニーズ館の秘密

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    初めて読んだクリスティー。最後の大どんでん返しが最高。ちょっと現実離れした登場人物や設定もワクワクさせてくれます。

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    2009年10月04日
  • 春にして君を離れ

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    表紙がカッコよくて、クリスティの本の中でも1番と言っていいほど好き。最近、光文社から新訳が出たけど、表紙に惹かれてこちらを選択して読んだ。実は再読。前読んだ時は子育て真っ最中だったけど、子育てを終えて読んだ今回の方が、かなり面白く読んだ。ブランチとの会話が、かなり示唆に富んでいて、何度か読み返した。私はブランチよりジョーンに近いので、自分を振り返り背筋が凍った。ただ、矛盾するようだけど、ロドニー的な要素もあるので、栗本さんが書かれているように、それはそれで罪だよなとも思う

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    2026年06月22日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    読み進めるうちにカストが犯人だと思っていたため、途中で真相が分かってしまったように感じて少し残念だった。しかし、実際には別に真犯人がいて、その意外な展開に驚かされた。事件がアルファベット順に起こるという独特な設定も面白く、最後まで楽しみながら読むことができた。

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    2026年06月21日
  • 満潮に乗って

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    親戚とはいえ、図々しいなと思ってしまった。
    遺産を相続することになった若い未亡人を恨むのもお門違いな気もするし。ラストにもやもや。わたしがヒロインならどっちも嫌だ。

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    2026年06月21日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    有名すぎる話だけど、内容は知らなかったので楽しめた。けど途中から犯人わかった。
    問題作と言われているが、そもそもミステリの掟がよくわかってないので全然ありだった。

    「男ってうぬぼれが強いから、ほめ言葉じゃなければ、本気でいわれているなんて信じないのよ」
    クリスティ強い。笑

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    2026年06月20日
  • 愛の探偵たち

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    ネタバレ

    前回読んだ「書斎の死体」がイマイチだったのであまり期待していなかったが、

    期待値が低かった分、意外と楽しめた。

    全部で8篇が収められている短編集で、

    ミス・マープルだけでなくポアロ(文章で読むのは初めて)も登場するし、

    解説を私が好きな西澤保彦が書いているという、

    個人的に豪華な並びだったのも嬉しかった。

    先日Eテレの「偉人の年収」みたいな番組でクリスティーを取り上げていて、

    クリスティーの原稿料の高さにビビりました。

    イギリス出身ということしか知らず、

    子どもがいて主婦業のかたわら執筆をしていたというのも知らなかった。

    何となく、1930~70年代くらいに活躍した人かと思

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    2026年06月19日
  • 三幕の殺人

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    アガサ、ポアロ、9作目。長野きよみ訳

    いつも自信満々主役のポアロが、今回は控えめな「助演ぶり」で登場。出番もめっきり少ない。

    主役だと誰よりも主張するタイプだと思っていたからちょっと意外だったけれど人を立てて裏方に回るポアロも結構ありかも。十分存在感はある。
    終幕での真相、ポアロの独擅場はやっぱり圧巻だったし。読みながらこのシーンを自分の頭の中で映像化し楽しんでた。非常に自己満足。

    ストーリー的には、友人ヘイスティングズが書き手でないと、なんとなく犯人が予想できてしまい残念な気がした。でもまあポアロの独擅場のクライマックスにいつも釘付け、一気読み。面白かった。人の本心は怖い。


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    2026年06月19日
  • 書斎の死体

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    火曜クラブで好きだったバントリー夫妻の館で起こる事件の話。しばらく読んでから、『鏡は横にひび割れて』のドリーイコールバントリーさんなのだと気がつく。火曜クラブの時点で気が付かないあたり、だいぶ適当に読んでるんだなあ。この3作品全部ゴシントン館が舞台になってる話だ。
    じゃあ旦那さんこの後奥さん残して死んじゃったんだなー館も手放すのかーと思いながら読んでいると、事件をきゃっきゃと楽しんでいるように見えた夫人の愛になんだかしんみりする。
    ミス・マープルはいつも通りで、女学生たちの聞き取りに立ち会う辺りの鋭さがよかった。こういう教師、いるよね。その辺りからなんとなく真相も見えてきた気がする。
    特に二つ

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    2026年06月19日
  • 春にして君を離れ

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    ミステリーかと思いきやアガサクリスティーなのに誰も死なないあくまでサスペンスだった。この作品の面白さを語るのは難しいけれど、砂漠のような明るい場所でじっと自分と向き合う時間を作るのって思えば大事なことであり怖いことなのかもしれない。
    主人公の人間らしい短所が見ていて切なく恐ろしい。

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    2026年06月18日
  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    事件直後にラルフに会いに行ったことを、バレるまで読者に隠していたあたりから、これは所謂信用できない語り手というやつなんだなとは思いました。でも、割と人柄を好ましく思いながら読んでいたので、結局騙されてしまいました。
    悪意ある部分は読者から見えないよう隠していたということなのでしょうが、ポアロが「個性を出さないようにしているが、家庭生活の場面では覗かせることがある」と言っていたように、姉さんとの生活をなんだかんだ大切にしていたように思えました。

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    2026年06月17日
  • 春にして君を離れ

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    あまり外国人作家の本は読まないのだが、続けて何回かお勧めされているのを目にし手に取る。これが思いの外良かった。

    第二次大戦前、遠方に嫁いだ娘の見舞いに行ったイギリス出身の女性主人公、天候不順で砂漠の駅にーで足止めをくってしまう。1人きりで考える時間ができたことで、幸せのはずの自分の状況を見直すと言う形で話が進み、ほぼこの主人公の回想で話が進む。

    心配性、良かれと思ってやっている事が他の人がどう受け止めているのか、夫との距離。現代でも共感できる悩み不安を自分の中で検証していく。ほぼ主人公の回想で進む様が興味深い。

    ラス前の盛り上がりと、ようやく夫が待つ家に帰ったラストも大きな感動という訳で

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    2026年06月17日