アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 娘は娘

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    メアリ・ウェストマコット名義のクリスティの作品は、読み返すほどに味が出てきます。読むたびに新たな発見があり、そこから自分の考え方が分かってくるというか。最初に読んだころから随分違う印象を持つようになりました。母と娘、愛しているからこそどんな犠牲も払う。それを決めたのは自分なのに、相手を恨めしく思ってしまう瞬間があるのです。その気持ちが段々胸に溜まっていって、自分でも訳のわからないモヤモヤになって・・・。ミステリの女王は人間観察の女王でもありますね。イーディスやデーム・ローラの台詞を読んでいると、目の前にクリスティがいたら心の奥底まで見抜かれそうな気がしてきます。

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    2009年10月04日
  • パーカー・パイン登場

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    さすがアガサ・クリスティーの一言に尽きると思います。こういう雰囲気が好きだからかなぁ・・・?一遍一遍が読み終わったあとに「あぁ〜!」みたいな・・・!

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    2009年10月04日
  • 無実はさいなむ

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    獄中死した家族の無実を証明する人物がやって来たことから、一家の鎮まっていた生活が掻き乱される。では誰が真犯人なのか…。
    終始根底に静かな憎しみが潜んでいるような感じを受けた作品。単なる謎解きではないけれど、真実を探りながら人間の深い心理が浮き彫りにされている。

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    2009年10月07日
  • 謎のクィン氏

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    ホラー色の強い異色な作品集。謎めいたクイン氏の存在が魅力的で、語り部であるサタースウエイト氏も大好きでした。

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    2010年12月25日
  • 葬儀を終えて

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    ポアロものの傑作!
    「あら、リチャードは殺されたんじゃなかったの?」大富豪アパネシー家の当主リチャードの葬儀を終えた後の遺産分割の家族会議の際、変わり者で末の妹コーラは無邪気にいった・・・・。
    出だしからぐいぐい引き込むストーリ展開は素晴らしい!さすがクリスティ♪
    そしてコーラは次の日に殺害される。
    果たして誰が、何の為に?!

    ラストは実に意外で人間の心理の洞察の深さを感じました!忘れられない作品。

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    2010年12月25日
  • チムニーズ館の秘密

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    初めて読んだクリスティー。最後の大どんでん返しが最高。ちょっと現実離れした登場人物や設定もワクワクさせてくれます。

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    2009年10月04日
  • ひらいたトランプ

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    いかにも被害者になりそうな奴、動機のありそうな面々。冒頭のシャイタナ氏がポワロを招待する発想はユニークだが今の時代も動画の企画とかでやりかねない現代性はある。
    登場人物が絞られていて、かつ意外性があるというクリスティならではの作品だと思う。自分はブリッジについての知識が無かったので正確な評価かは分からないが…

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    2026年07月13日
  • アクロイド殺し

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    ミステリ好き、これからミステリを沢山読もうとする人に必ず、そして最優先で読んでもらいたい作品。内容やあらすじを調べてしまうと後発の作品ないしは今作のトリック等がそれとなくネタバレされてしまうので要注意。

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    2026年07月12日
  • ハロウィーン・パーティ

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    ネタバレ

    audibleにて。最近読んだ2冊に出ていたオリヴァ夫人が結構好きなので選ぶ。スペンス元警視も好きなキャラクター。訳が新旧2つ、朗読まで2つあった。とりあえず古い方を聞いてみる。
    なんとポアロとオリヴァ夫人がコンピュータの話をしている!クリスティーが80歳近い頃、最晩年の作品の1つらしい。80歳で推理小説書けるのすごくない?その年になったら1ページ前のことも忘れそうである、私は。辻真先氏のTwitter見ると尊敬の念にたえないが、クリスティーもたぶんそのタイプ。
    朗読で聞いているとまずりんごの木荘(たぶん)をりんごの「もく」そうと読んでいること、そしてクオリガーデン?で引っかかる。だめなの?り

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    2026年07月11日
  • ポアロのクリスマス

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    クリスマスに家族全員を家に招待した金持ちの父親。そんな中父親は無惨な殺され方をする。
    家にいる誰もが怪しすぎて相変わらず犯人は分からず。
    私は確信を持って犯人とトリックを考えだし、読み終わったら自慢してやろうと勢い込んで読んでたがまさかまさかの犯人でやられた。

    最後の家族の会話が好き。クリスマスになったら読みたい。

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    2026年07月11日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ミス・マープルシリーズ。犯人はかなりわかりやすいが、動機がわからなかった。推理聞くと、なるほどなぁと膝を打つのでよくできている。
    ミス・マープルは初なのだが、この人探偵役じゃなかったら手掛かり見つけた直後に殺されそうな動きしているな。

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    2026年07月11日
  • 春にして君を離れ

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    アガサクリスティはミステリーしか読んだことがなかったため新鮮だった今作。

    前半はジョーンのプライドの高さ、子供達からどう思われているか気がつかない鈍感さにばかり目がいったけれど、後半の、急激に自分の過去の過ちを振り返り始めるのは見ていてもとても心苦しい。

    それとともに後半印象が変わるのは、ロドニーだ。
    前半は、旦那さんあるあるだなあ、子供にとって良い父親なんだろうなあ、とか呑気に考えていたけれど、後半を見ているとそうも言えなくなる。
    完全なモラハラとも違うような気がするけれど、なんだかモラハラ臭を感じる。
    決定的なことを言うわけではないけれど、だからこそ胸に秘めてずっと相手に核心的なことを

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    2026年07月11日
  • もの言えぬ証人

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    ネタバレ

    【再読】
    昔気質の女主人エミリイと、その財産を当てこむダメな甥・姪たち。そんな親族たちが泊まりにきていた夜、エミリイは愛犬のボブが放置していたボールにつまずき階段から転落する。そのことを不吉に感じたエミリイは、ポアロに依頼する。だがその依頼の手紙が届く頃には、すでにエミリイは病死していた。しかもエミリイは死の十日前に遺書を書き直し、財産を全て付添婦のロウスンに委ねていた。
    事件の匂いを嗅ぎ取ったポアロは、ヘイスティングズとともにエミリイの旧い友人や親族、さらには売りに出されたエミリイの屋敷を訪ねる。それにより、エミリイはボブのボールに躓いたのではなく何者かが階段に張った糸で転倒したという事実が

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    2026年07月11日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    audibleにて。たぶん初めて読んだ作品。『鈍色幻視行』で他人の空似な人が出ていた田村隆一訳。ちょっと嬉しい。掃除婦が殺される地味目の事件、と思いきや過去の女性による犯罪が絡んできて、話が複雑に。思い込みをうまくついた犯人はなるほどだけれど、馴染みが薄いというか、知らないことではあった。トリックはシンプルながら面白い。
    楽しいのはオリヴァ夫人。よく聞く、漫画などの原作者と実写化サイドのゴタゴタをコミカルに。ついポアロものに知らん恋愛をねじ込まれるところを想像して笑ってしまう。最近の映画化でもあったなあ。
    …クリスティーの映像化への恨みつらみがこもった作品?

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    2026年07月10日
  • スリーピング・マーダー

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    購入した家で殺人のあった記憶が甦るという魅力的な謎の提示で始まる長編。殺人があったかも曖昧なところを丹念に拾い上げていくミス・マープルの頼もしさよ。シリーズとしては最終作だが実は37歳のクリスティが執筆していたものらしい。ビートルズのアルバム作品みたいな事になっているがお蔵入りするよりは遥かに良い。
    なんとなくだけどマープルの方がクリスティの寵愛を受けているような気がする。妄想ではあるけど120歳くらいになったマープルが現代の謎を超絶推理で解決する話とか読みたかった。

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    2026年07月09日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    すごい面白かった‼︎

    動機は、割と良い線いってた
    まぁ動機はわかりやすいか

    しっかりミスリードされ、犯人間違えました笑
    読み終わって、あーー‼︎伏線あった‥ってなった

    ミスリードされてるせいで、犯人じゃないのに庇われてるの読んで、はいはい共犯なの知ってますよ‼︎とか読んでて、終盤⁉︎⁉︎⁉︎ってなった

    でも面白かったーー‼︎
    他の作品読みたい

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    2026年07月09日
  • ポアロ登場

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    ポアロ登場作 というわけではない短編集。でも初期の作品。audibleにて再読。例によってほぼ忘れていた。聞いても聞いても終わらず次が出てくるのでびっくりする。1話1話はかなり短い話。
    なのでトリックなどもシンプルで、わかりやすいものも多い。クリスティーお得意の人物描写には大してページが割かれない。どちらかというとヘイスティングスやジャップとの掛け合いを楽しんで聞いた。一人称「僕」のポアロはちょっと新鮮。

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    2026年07月09日
  • 五匹の子豚

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    アガサ・クリスティー初読。
    知り合いがクリスティー作品の中で一番好きだとおすすめしていたので読んでみました。
    犯人が気になりすぎて、何度もネタバレを読もうか葛藤するほど夢中になりました。海外作品も初めてで、カタカナの名前を覚えるのに苦戦しましたが、最後まで読んでよかったと思える一冊でした。

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    2026年07月08日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ネタバレ

    十角館の殺人を読んだのでこれを読まねば!と思い。
    新訳が出ていて見た目も可愛く読みやすい〜
    十角館を読んでいたのでむしろ犯人を当てられなかった感もある、面白かった!

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    2026年07月08日
  • 春にして君を離れ

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    可哀想というか想像力のない不幸な人だなと思った。夫が度々「プア(かわいそう)」て言ってるのもこわてかんじ。けどこんなに長い間そのことに気付かないならある意味幸せなのかも?
    周りは言っても通じないなて諦めたんだなと思ったら背筋が伸びるというか自分も気をつけないとていう。

    旅の途中で急に回想に入るので、話がするする抜け落ちてしまう感覚があったから何回か読み返したりしたけど後半はおもしろかった。

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    2026年07月08日