アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 春にして君を離れ

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    アガサクリスティは初めて読んだ。
    違和感なくすんなり読めた。
    一生すれ違い続ける夫婦の話。
    人間同士だからそりゃ相手の心の中は全てわからないよね、いくら夫婦でも。
    なんか切ないような恐ろしいようなお話。

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    2026年04月05日
  • ゼロ時間へ

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    「ゼロ時間へ」。なんてワクワクするタイトルでしょうか。まるでSF小説のような。
    殺人が起きるその瞬間をゼロ時間として、物語りはそこに至るまでの人間模様がとても丁寧に描かれていて、このような展開の作品は意外と少ないかもしれません。
    この先に必ず殺人がおきるとわかっているので誰が犯人なのかを疑いながら読んでいたのですが、出てくる人が皆怪しくて。どのような展開になるのか全くわかりませんでした。
    そして本作では名探偵が不在で、バトル警視が捜査にあたるのですが、クリスティー作品で名探偵不在というのも新鮮でした。

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    2026年04月05日
  • オリエント急行の殺人

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    著名な作家さんと知りつつも、この人の作品を読んだことがなかったので、よく名を聞くオリエント急行の殺人を読んでみることにした。
    洋書の和訳は読みにくいことも多いが、この本はとても読みやすいと思う。

    淡々と検証が進んでいく。驚くような展開はない。
    ただし、真相を除いて。

    まさかこのようなオチになるとは。
    自分でも読みながら推理してみたが、この展開は想像できなかった。
    確かに名作と言われるのも頷ける。

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    2026年04月05日
  • アクロイド殺し

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    アガサクリスティを何冊か読んで来て、犯人とは一番思えない人が犯人ではないかと思いました。ですので、その線で犯人はこの人かな?と想像しながら読みましたが、今回も見事に騙されました。

    ラストの方で、ポアロとある登場人物の会話を読み始めて、「まさか、あなたが?」と思い始めたり、「でも、まさかそれはないでしょ」と打ち消したり。

    本当に有り得ない人が犯人でした。これも読者の先入観を見事についたものだと思います。楽しめました。
    しかし、あの終わり方というのか、あの独白が与える余韻は大きいです。

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    2026年04月04日
  • 殺人は容易だ

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    ポワロでもマープルでもなく、ルーク。
    誰やねんと思って読み始めましたが、さすが素人探偵。思い込み強いし、軽率すぎ!
    ちがうちがう!と思いながら読みました。楽しかった〜

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    2026年04月02日
  • アクロイド殺し

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    アガサ・クリスティの名作として挙げられる理由がわかる。
    ラストで思わず「おお〜!」と拍手。
    読みやすい、わかりやすい、読み応えありで私みたいなミステリ初心者にもありがたい。
    シャーロック・ホームズよりさらさら読めると感じた。

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    2026年04月02日
  • パディントン発4時50分

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    やっぱり、名作というだけの事はありますね。ミステリーの醍醐味に、一番怪しそうな人物が実は全然犯人では無く、人畜無害そうな人物が犯人であるという事がありますが、この作品はそれを地で行っています。

    それと、その謎解きの話に至る事柄として、誰も信じてはくれない、走行中の電車の車窓から一周見かけたことが、実は重大な事件であるという事をミス・マープルが見破って、ちゃんと事件が存在していることを示してから謎解きに入るという流れも良いです。

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    2026年03月31日
  • 火曜クラブ

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    少し駆け足で読んでしまった感は否めないですが、どれもおもしろくとても印象的でした。
    個人的には『バンガロー事件』と『溺死』こそマープルなんじゃないかなぁと勝手に納得してしまったかもしれません。
    ただただあの観察力と洞察力…もとい思考が欲しいと思っちゃいます。

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    2026年03月29日
  • 春にして君を離れ

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    10年くらい積んでいて、しかもダブって買っていて2冊も持っていたこの本。
    何度も冒頭で挫折していたのだが、今回読み始めたら驚くほどサクサク読めた。たぶん自分の年齢が主人公に近づいてきたからで、気づかぬうちに自分も己の人生に迷ったり悩んだり怖がったりするようになったからかもしれない。

    ジョーンの言動に苛立ちながら読んでいたけど、知らず知らずのうちに自分でもやっちゃってるかもな…と心配になった。
    あと、ロドニーは良い人だけどこの人も結構ずるい人間だよなと思った。
    お互いに嫌なことに目をつぶって老いていくのは昔も今も変わらないところか…。
    人間って愚かで儚いなぁ。

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    2026年03月29日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ★4.0
    期待しすぎたのかちょっと肩透かしは食らった!
    でも多分パイオニア的存在なんだと思う!

    UNオーエンってこれのことだったんだ!という感動はあったものの
    ミステリーとしてはまぁ20年以上前の作品かという感じだった。
    今の作品の方が洗練はされているんだなぁと痛感するとともに
    この作品を土台とした作品がいっぱいあるんだなぁというすごさ
    歴史を感じる一冊でした。

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    2026年03月29日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    人が死なないクリスティーは初めて読んだけどこれも悪くない。大きな事件が起きるわけではないのに、次々に浮かぶ疑惑と繋がっていく記憶の断片が頭に流れ込んでくるようで、この疾走感はさすがクリスティーだなと思った。
    主人公は女の悪いところ詰め込みまくり。それに途中で気づくところまでは良かったんだけど、結局無かったことにして見て見ぬふりするところはさすが女って感じでますます女が嫌いになった。自分も女だけど。

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    2026年03月27日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    アガサ・クリスティーの作品に出てくるのは、エルキュール・ポワロだけではありません。こちらのミス・マープルもいますね。ってか、一人の作家が、複数の探偵を描くのって、他にあるんですかね?アガサ・クリスティー以外の作家はあまり聞かない気がします。以前からこの作品のタイトルは知っていたのですが、何故か今まで読んでいませんでした。

    なるほどね。童謡に沿った形で事件が起きていくという設定の作品はほかにもたくさんありますが、これは、その嚆矢とも言えるのではないでしょうか。もっとも、作中で意外に早い時期に、事件の順番が童謡通りではない事が判ってしまうんですけどね。

    あと、ミス・マープルで特徴?なのが、シャ

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    2026年03月26日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    翻訳作品だからなのか物語に入り込みにくいなと感じた。キャラが覚えにくいのは自分の頭のせいだから置いといて、館に集まってからは読む手が止まらない。それはそれとして十角館より先にこっちを読んでおけば良かったかな??

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    2026年03月25日
  • 三幕の殺人

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    ネタバレ

    いやはや今作のクリスティーは「舞台上における照明係的立ち位置(脇役)に配した探偵の有効な魅せ方」とかそんなお題でこの作品を書いたのではあるまいな(笑)と思うほど、ポアロを外して、あくまで主眼は素人探偵を中心に話を進めている。

    むか〜し、昔に読んだ確かミス・マープルものだったと思う作品でめっちゃマープルさんが出てこなくて恐ろしくつまらなかった気がする(うろ覚え…そのうち読み直したい)作品よりはポアロさん登場してる気がしたので、そこはちょっと謎にほっとしたりして可笑しみもあったかな、と。

    最初の登場シーンの描写が「しかしいまここにいるエルキュール・ポアロの目には輝きがなかった。心配そうで、少し

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    2026年03月24日
  • ブラック・コーヒー

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    よかったです!

    舞台を観るのも好きなので、戯曲も好き。
    舞台装置の指示もうれしい。

    2つともストーリーにさほどパンチはないですが、それぞれ楽しめました。

    ブラックコーヒーはポアロさんが出てるので、TVシリーズを思い浮かべながら楽しみました。
    こちらは犯人はともかく、誰もが怪しいという話の展開が良かったです。

    評決は、とても良いエンディングでした。
    だって、現実なら、ライザは死刑ですよ…個人的にラブ絡みのサスペンスは好きなので、推理不要の展開はコロンボシリーズ的でよかった。
    ヘレンは、絵に描いたわかりやすい今も昔も変わらず存在する、金持ちで自信家の若い女性。実際にそういうヒトたちは、そう

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    2026年03月30日
  • アクロイド殺し

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    大昔の本とは思えぬほどわ面白い
    オチもいいけどその過程もいい
    これが100年前なのはすごすぎる
    多数の登場人物それぞれに裏があり
    事件をややこしくする
    それを少しずつ紐解いて散りばめた伏線を回収していく鮮やかな過程は現代ミステリーでもなかなかないよ

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    2026年03月22日
  • カーテン

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    ラストの「エルキュール・ポアロの手記」のインパクトが強すぎて読後の感情が全部そこに引っ張られる。
    「スタイルズ荘」で「ヘイスティングズ」と共に「ポアロ自身が決着をつける」といった要素達が、ポアロ最後の事件として完璧すぎて感服してしまった。
    そして暗鬱さの残る終わり方がまた衝撃と共に心に残り続けそう。

    クリスティー作品でこれまでたくさん騙されてきた「視点人物を利用したトリック」に、今回もまた気持ち良くハマってしまった。
    特に今作は、犯人も動機もトリックも何ひとつそれらしい予想が全くできなかったので、全ての謎が解き明かされた時の気持ち良さ、加えて今回は陰鬱な感情もひとしおだった。
    全ての真相を知

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    2026年03月22日
  • 愛の探偵たち

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    このところわりとヘビーな作品が続いたので、ここらで安心と信頼のクリスティーを。
    クリスティーの短編集はかなりあっさりな作品が多いのですが、これは短いながらもそれぞれの探偵たちのキャラの魅力が存分に発揮されており、読み応え◎な一冊でした(⁠^⁠^⁠)

    収録されているのはノンシリーズ1編、マープルもの4編、ポアロもの2編、そしてクィン氏1編。『謎のクィン氏』は未読なため、彼とはお初になります。
    マープルものはいずれも、セント・メアリ・ミード村の魅力爆発!という感じで(褒め言葉)、なんとも微笑ましく読ませてもらいました。特に「申し分のないメイド」で、かつて仕込んだメイドのために奮闘するマープルさん

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    2026年03月22日
  • 死との約束

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    ネタバレ

    前半はミステリーというより問題のある家族とそこから若者たちをどうにか救い上げようとするサラの物語としてそれなりにのめり込んだ。
    ただそこからペトラのキャンプに舞台が移ると、自分の経験と想像力と知識の無さのせいでいまいちそこの情景が浮かんでこなく、画を浮かべながら読書する自分にとってはちょっと辛かった。

    それでもこの話好きだなーと感じたのはポアロによる尋問と謎解きが始まってから。
    アクロイド殺しのように全ての容疑者が嘘をついているけど、そのほとんどが家族の誰かを疑いながらも庇うために嘘をついていたというのがストーリーとして美しいし、はまらなかったパズルが埋まっていくような爽快感もあり素晴らしい

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    2026年03月21日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    アガサクリスティの本はまだ4~5冊しか読んでいないけれど、人物描写が巧み。見事に騙されるというのか、裏切られるというのか。本書もまさしくそうで、これもまた大どんでん返し。犯人はあの人だとミス・マープルは断言するのだけど、その立証というのか、事件解決はニール警部に任せて自宅へ帰ってしまう。「そんな中途半端な・・」と思っていたら、1通の手紙がマープルを待っていた。この手紙が何とも切ないけれども、締めくくりにはふさわしい。面白かった。

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    2026年03月20日