アガサ・クリスティーのレビュー一覧
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メアリ・ウェストマコット名義のクリスティの作品は、読み返すほどに味が出てきます。読むたびに新たな発見があり、そこから自分の考え方が分かってくるというか。最初に読んだころから随分違う印象を持つようになりました。母と娘、愛しているからこそどんな犠牲も払う。それを決めたのは自分なのに、相手を恨めしく思ってしまう瞬間があるのです。その気持ちが段々胸に溜まっていって、自分でも訳のわからないモヤモヤになって・・・。ミステリの女王は人間観察の女王でもありますね。イーディスやデーム・ローラの台詞を読んでいると、目の前にクリスティがいたら心の奥底まで見抜かれそうな気がしてきます。
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Posted by ブクログ
ポアロさん本人は出てこないが、名前だけ出てくる。
今風にいうとスピンオフということだろうか? ポアロさんのシリーズで顔出しをしているバトル警視が探偵役をしている。
このバトルさんが良い感じなんだよなあーっ
挿話として、彼と彼の娘の話が伏線として出てくるんだけれども、その時のやりとりがすごく良い。この人のシリーズがあったら、めちゃくちゃよかっただろうなあと感じてしまう。誰か書いてくれないかしら……ポアロさんほど卓越した感じはなくとも、堅実で、悪を追い詰めるためには手段を選ばないところもある。そういうのも良い。
資産家の老婦人が殺される。謎の殺人事件という触れ込みだけれども、実際はその事 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ【再読】
老富豪ゴードン・クロードから莫大な遺産を相続した若き未亡人ロザリーンと、金を必要とする富豪の一族クロード家。突然遺産を奪われるかたちになったクロード一族の面々は、ロザリーンを忌々しく思う。
そんな中、ロザリーンには前夫がおり、しかもその前夫は生きている可能性が浮上する。そうなれば富豪との結婚そのものがなかったものになるため、クロード一族は躍起になる。一方ロザリーンの兄デイヴィッドは、そんなことになれば妹の遺産はなくなってしまうので大いに慌てる。しかも前夫の知り合いを名乗る男が現れ、前夫が生きている事実を公表されたくなければ金を払えと恐喝までされる始末。
そしてデイヴィッドを恐喝した男