アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    湊かなえがおすすめしてたので!

    ほとんど一気読みに近い形でスルスル読む事ができたという点で、まずこの作品は自分にとって面白い本であったに違いない。特に文体が独特で、それが物語の不気味さを際立たせており一度も飽きることなく読み進めることができた。
    ただ展開や結末は意外とあっさりしており、最後にしっかりと犯人が明記されるという構成は非常にシンプルに感じた。
    また最近話題になっている「方舟」を先に読んでいたが、あれはこの作品がオマージュされたものなのかなと感じた。あまり詳しくないがきっと色々なミステリー作家たちの基盤となっている作品なのだろう。

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    2026年07月15日
  • 死との約束

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    【再読】
    女医のサラと医学博士のジェラールが旅先のイスラエルで遭遇したのは、風変わりなアメリカ人の一家だった。母親のボイントン夫人は子どもたちが他人と交流するのを許さず、精神的に支配していた。サラは彼らを解放するために策を講じるがことごとく失敗に終わる。
    そんな中でボイントン夫人が死亡する。元々心臓が悪かったこともあり単なる病死と判断されたが、ジェラールの私物から注射器が紛失し、さらにはボイントン夫人には注射の痕があった。イスラエルを訪れていたポアロはこの事件に興味を抱き、捜査を始める。ポアロ自身、夫人の息子レイモンドが発した不穏な言葉を聞いていたからだ。
    関係者から話を聞いたポアロはそれぞれ

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    2026年07月14日
  • 五匹の子豚

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    16年前に起きた事件の真相を関係者から過去の話を聞いたり、当時の出来事を書いた手記を読んだりして真相を明かす。

    絶対犯人とトリック見破ったのに今回も甘かった。当たってたけどまさかの先があった。
    登場人物の手記を読んでその中の矛盾やら何やらを見破る方式が好きすぎる。
    5人が同じ日の同じ事件の事を書いてるから、同じ話を5回も読まなきゃいけないのかとなると思うんですけど全然そんなことはない。ちゃんとそれぞれ違いがあって面白いんです。
    また読み返したい。

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    2026年07月14日
  • ひらいたトランプ

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    いかにも被害者になりそうな奴、動機のありそうな面々。冒頭のシャイタナ氏がポワロを招待する発想はユニークだが今の時代も動画の企画とかでやりかねない現代性はある。
    登場人物が絞られていて、かつ意外性があるというクリスティならではの作品だと思う。自分はブリッジについての知識が無かったので正確な評価かは分からないが…

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    2026年07月13日
  • アクロイド殺し

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    ミステリ好き、これからミステリを沢山読もうとする人に必ず、そして最優先で読んでもらいたい作品。内容やあらすじを調べてしまうと後発の作品ないしは今作のトリック等がそれとなくネタバレされてしまうので要注意。

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    2026年07月12日
  • ハロウィーン・パーティ

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    audibleにて。最近読んだ2冊に出ていたオリヴァ夫人が結構好きなので選ぶ。スペンス元警視も好きなキャラクター。訳が新旧2つ、朗読まで2つあった。とりあえず古い方を聞いてみる。
    なんとポアロとオリヴァ夫人がコンピュータの話をしている!クリスティーが80歳近い頃、最晩年の作品の1つらしい。80歳で推理小説書けるのすごくない?その年になったら1ページ前のことも忘れそうである、私は。辻真先氏のTwitter見ると尊敬の念にたえないが、クリスティーもたぶんそのタイプ。
    朗読で聞いているとまずりんごの木荘(たぶん)をりんごの「もく」そうと読んでいること、そしてクオリガーデン?で引っかかる。だめなの?り

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    2026年07月11日
  • ポアロのクリスマス

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    クリスマスに家族全員を家に招待した金持ちの父親。そんな中父親は無惨な殺され方をする。
    家にいる誰もが怪しすぎて相変わらず犯人は分からず。
    私は確信を持って犯人とトリックを考えだし、読み終わったら自慢してやろうと勢い込んで読んでたがまさかまさかの犯人でやられた。

    最後の家族の会話が好き。クリスマスになったら読みたい。

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    2026年07月11日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ミス・マープルシリーズ。犯人はかなりわかりやすいが、動機がわからなかった。推理聞くと、なるほどなぁと膝を打つのでよくできている。
    ミス・マープルは初なのだが、この人探偵役じゃなかったら手掛かり見つけた直後に殺されそうな動きしているな。

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    2026年07月11日
  • 春にして君を離れ

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    アガサクリスティはミステリーしか読んだことがなかったため新鮮だった今作。

    前半はジョーンのプライドの高さ、子供達からどう思われているか気がつかない鈍感さにばかり目がいったけれど、後半の、急激に自分の過去の過ちを振り返り始めるのは見ていてもとても心苦しい。

    それとともに後半印象が変わるのは、ロドニーだ。
    前半は、旦那さんあるあるだなあ、子供にとって良い父親なんだろうなあ、とか呑気に考えていたけれど、後半を見ているとそうも言えなくなる。
    完全なモラハラとも違うような気がするけれど、なんだかモラハラ臭を感じる。
    決定的なことを言うわけではないけれど、だからこそ胸に秘めてずっと相手に核心的なことを

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    2026年07月11日
  • もの言えぬ証人

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    【再読】
    昔気質の女主人エミリイと、その財産を当てこむダメな甥・姪たち。そんな親族たちが泊まりにきていた夜、エミリイは愛犬のボブが放置していたボールにつまずき階段から転落する。そのことを不吉に感じたエミリイは、ポアロに依頼する。だがその依頼の手紙が届く頃には、すでにエミリイは病死していた。しかもエミリイは死の十日前に遺書を書き直し、財産を全て付添婦のロウスンに委ねていた。
    事件の匂いを嗅ぎ取ったポアロは、ヘイスティングズとともにエミリイの旧い友人や親族、さらには売りに出されたエミリイの屋敷を訪ねる。それにより、エミリイはボブのボールに躓いたのではなく何者かが階段に張った糸で転倒したという事実が

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    2026年07月11日
  • マギンティ夫人は死んだ

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    audibleにて。たぶん初めて読んだ作品。『鈍色幻視行』で他人の空似な人が出ていた田村隆一訳。ちょっと嬉しい。掃除婦が殺される地味目の事件、と思いきや過去の女性による犯罪が絡んできて、話が複雑に。思い込みをうまくついた犯人はなるほどだけれど、馴染みが薄いというか、知らないことではあった。トリックはシンプルながら面白い。
    楽しいのはオリヴァ夫人。よく聞く、漫画などの原作者と実写化サイドのゴタゴタをコミカルに。ついポアロものに知らん恋愛をねじ込まれるところを想像して笑ってしまう。最近の映画化でもあったなあ。
    …クリスティーの映像化への恨みつらみがこもった作品?

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    2026年07月10日
  • スリーピング・マーダー

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    購入した家で殺人のあった記憶が甦るという魅力的な謎の提示で始まる長編。殺人があったかも曖昧なところを丹念に拾い上げていくミス・マープルの頼もしさよ。シリーズとしては最終作だが実は37歳のクリスティが執筆していたものらしい。ビートルズのアルバム作品みたいな事になっているがお蔵入りするよりは遥かに良い。
    なんとなくだけどマープルの方がクリスティの寵愛を受けているような気がする。妄想ではあるけど120歳くらいになったマープルが現代の謎を超絶推理で解決する話とか読みたかった。

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    2026年07月09日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    すごい面白かった‼︎

    動機は、割と良い線いってた
    まぁ動機はわかりやすいか

    しっかりミスリードされ、犯人間違えました笑
    読み終わって、あーー‼︎伏線あった‥ってなった

    ミスリードされてるせいで、犯人じゃないのに庇われてるの読んで、はいはい共犯なの知ってますよ‼︎とか読んでて、終盤⁉︎⁉︎⁉︎ってなった

    でも面白かったーー‼︎
    他の作品読みたい

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    2026年07月09日
  • ポアロ登場

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    ポアロ登場作 というわけではない短編集。でも初期の作品。audibleにて再読。例によってほぼ忘れていた。聞いても聞いても終わらず次が出てくるのでびっくりする。1話1話はかなり短い話。
    なのでトリックなどもシンプルで、わかりやすいものも多い。クリスティーお得意の人物描写には大してページが割かれない。どちらかというとヘイスティングスやジャップとの掛け合いを楽しんで聞いた。一人称「僕」のポアロはちょっと新鮮。

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    2026年07月09日
  • 五匹の子豚

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    アガサ・クリスティー初読。
    知り合いがクリスティー作品の中で一番好きだとおすすめしていたので読んでみました。
    犯人が気になりすぎて、何度もネタバレを読もうか葛藤するほど夢中になりました。海外作品も初めてで、カタカナの名前を覚えるのに苦戦しましたが、最後まで読んでよかったと思える一冊でした。

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    2026年07月08日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    ネタバレ

    十角館の殺人を読んだのでこれを読まねば!と思い。
    新訳が出ていて見た目も可愛く読みやすい〜
    十角館を読んでいたのでむしろ犯人を当てられなかった感もある、面白かった!

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    2026年07月08日
  • 春にして君を離れ

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    可哀想というか想像力のない不幸な人だなと思った。夫が度々「プア(かわいそう)」て言ってるのもこわてかんじ。けどこんなに長い間そのことに気付かないならある意味幸せなのかも?
    周りは言っても通じないなて諦めたんだなと思ったら背筋が伸びるというか自分も気をつけないとていう。

    旅の途中で急に回想に入るので、話がするする抜け落ちてしまう感覚があったから何回か読み返したりしたけど後半はおもしろかった。

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    2026年07月08日
  • スタイルズ荘の怪事件

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    クリスティとポワロのデビュー作
    1920年!第1作からこんなに面白いのか。
    ヘイスティングスは美人に弱すぎ。二転三転の展開に、ヘイスティングスと一緒に翻弄されてヤキモキしながら読んだ。
    あーおもしろかった

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    2026年07月06日
  • 復讐の女神

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    ミス・マープルシリーズは基本的には前作との繋がりはあまり示されないが、本作はきちんとカリブ海の事件の続編とされている。件の事件で知り合った富豪からの遺言とも言うべき依頼で凡人なら依頼内容を読み解く事も困難だろう。そんな奇抜な発端からマープルがバスツアーに参加して真相に辿り着く展開は面白かった。解説を読むに発表年ではなく執筆としては本作がシリーズとして最後らしい。かつ三部作としてもう一作予定にあったとか…。真偽は分からないが老いてなお推理の冴えをみせるミス・マープルの活躍は読んでみたかった。

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    2026年07月06日
  • オリエント急行の殺人

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    再読。
    ポアロ作品を時には発表順から、また時には借りられた順から手当たり次第に読んだりで追っている最中で、今回は振りかえりとして久々に「オリエント急行の殺人」です。

    私は中学生の頃に朝の読書時間なるものがありまして(今でもあるのかな?)、そこで「そして誰もいなくなった」を勧められてミステリーを読むようになったのですが…
    多作なクリスティーの魅力的な作品の一つとして「オリエント急行」はめっちゃネタバレされちゃってたんですねぇ…_(:3 」∠)_
    でも、読み返すたびに味わい深い作品だな〜と感じます。

    でもでも、やっぱり知らずにこの作品に出会えたのならどんなふうに感じられただろう…と思ってしまう

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    2026年07月05日