アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • 青列車の秘密

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    クリスティ文庫を一から読む企画の第5弾。

    ポワロがなかなか出てこない。
    読み終わってみて、冒頭からの登場人物の行動や人間関係の描写が、ポワロが登場してからじわじわ回収されていく展開だったのが面白かった。
    今回登場したポワロの執事・ジョルジュがいい味。
    また出てくるのかなー?

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    2026年02月26日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    マープルがポワロよりも控えめなのと、日常の違和感を積み重ねていくお話なので、今まで読んだクリスティの作品の中では少し地味な印象。
    読み進めるのに苦労しました。

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    2026年02月25日
  • 白昼の悪魔

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    ネタバレ

    〈名探偵ポアロ〉シリーズ
    男を狂わせているようで、実は狂わされていた女が殺される話

    犯人は、レッドファン夫妻
    時間を進めるトリックと死体に見せかけたトリック
    リンダは上手く利用されただけ

    解説では、クリスティー作品で5本の指に入る傑作であると書いてある

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    2026年02月25日
  • カーテン

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    津村記久子さんの「やりなおし世界文学」にこの本が取り上げられていて、学生時代に読んだきりだったけど、そんな話だったけ…と全く覚えてなかったので、読み返してみました。
    高校生の頃、大好きだったポアロシリーズ。
    やっぱり面白かった。
    そして、こんな終わり方だったとは…衝撃でした。

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    2026年02月23日
  • ABC殺人事件

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    最後一気に推理説明していくところが割りとくどいので(気づいていなかっんだけど私って推理を披露する時犯人の名前を先に言って欲しいタイプなのかもしれん)早く犯人教えてくれ〜!って地団駄踏んでたのだが、全く予想してなかった人が犯人でしっかり騙された。
    綺麗さっぱり伏線が回収されていくので、犯人を早く知りたいジレンマが一気に解消され、展開があんな感じなのに妙に清々しい気持ちになった。これは確かに皆んなファンになっちゃうだろうな。アガサ・クリスティってミステリー小説界の手塚治虫みたい。

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    2026年02月23日
  • バートラム・ホテルにて

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    なんだこの後味の悪さは…!
    マープルものではあるものの実際の探偵役はロンドン警視庁の警部。とはいえ切れ者同士の協力関係というか信頼関係がある感じか良い。古風なものは素敵だけど、それには相応の裏がある(これは現代でもまじでそうだ)よ…と教えてくれるクリスティ先生。

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    2026年02月22日
  • 殺人は容易だ

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    列車の中でたまたま出会ったおばあさんから連続殺人事件の話を聞かされ、単なる絵空事だと思って本気にしていなかったのに、翌日の新聞でそのおばあさんが死んだことを知る…。
    あらすじ読んだだけでもう面白いやつ。
    珍しくメインの仕掛けには騙されなかったし、犯人もなんとなくこの人かな?と思っていたとおりの人物だったけれど、十分楽しめた。
    この作品のもうひとつ面白いところはロマンス。ちょっと捻くれてる(?)ふたりの会話が絶妙でおしゃれにすら感じる。フランス映画っぽい(観たことないけど)。

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    2026年02月21日
  • 邪悪の家

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    アガサ、ポアロ、6作目。真崎義博訳
    私の予想はことごとく外れた。最後の最後のドンデン返しはまたもや意外で興奮した。
    友人ヘイスティングズと一週間の休暇のためイギリス南部の海沿いの街、セント・ルーを訪れたポアロたち。私立探偵は引退した、と宣言している矢先にポアロの目の前で、事件が起きそうな予感を嗅ぎ取ってしまう。若き美女ニックとその友人達、そして2、300年続く名家バックリー家ニックの遺産相続が絡む事件が始まる。
    終盤、ポアロが犯人逮捕の為の喜劇のシナリオ内で、ヘイスティングズへのムチャ振り(霊能力で降霊術)がかなり笑えた。意外とポアロはお茶目なのだろうか。
    ポアロの真犯人への態度(死を選ぶ選択

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    2026年02月19日
  • アクロイド殺し

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    ザ・ミステリー。
    しかし新しさもあり、その手法に脱帽した。
    それまでの文章や見取り図が脳裏に甦り、ゾクゾクした。

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    2026年02月19日
  • オリエント急行の殺人

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    終わり方が、とても印象深かった。正しくは無いけれど、ポワロの人間味が出ていて、とても良かった。また、仲間に加えないことで守った人の存在が、この殺人の悲しさを伝えている気がした。

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    2026年02月17日
  • おしどり探偵

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    トミー&タペンス若夫婦の冒険譚を集めた短篇集。
    全15篇も読めるなんて嬉しい。
    軽快なテンポで事件を解決していく二人のやり取りが微笑ましい。
    ポアロともマープルとも違った魅力があって楽しいんだよねえ。
    各話のモチーフとなる“探偵小説”を読んでいると、さらに面白さが増す。
    過去にブラウン神父シリーズを読んでいたので『霧の中の男』はちょっとテンションが上がった。
    そう!まさにそんな感じ!と懐かしい気持ちになった。
    チェスタトンもそのうち読み直そうかな。

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    2026年02月15日
  • ゼロ時間へ

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    ネタバレ

    他のクリスティ作品のような派手さがある訳ではないものの、ストーリー構成や人物描写が飽きさせない。途中のエピソードとの関係性、ちょっとした描写にヒントが散りばめられており、比較的犯人が想像しやすかった方だと思う。心理描写の上手さ際立つ一冊だった。
    優れた小説家は優れた人間観察者と言われるが、真面目な紳士のサイコパス性を見抜き、犯罪計画に仕立て上げる様はミステリーの女王という呼び名に相応しい組み立てだと思うのだった。

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    2026年02月15日
  • 春にして君を離れ

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    旅に出ることで、人は普段とは異なる考えを抱くようになり、普段では到達し得ない真実や決意に辿り着くことができる。
    そして、旅先でどれだけ素晴らしい決意を得たとしても、日常に戻れば日常という環境に規定された思考方法に戻り、素晴らしかったはずの決意や真実はまるで夢だったかのように色褪せてしまう。

    異国の地に置き去りにされたジョーンは、持て余す時間の中で自己に向き合い真実を悟る。しかし、家に帰り着いた瞬間にその全てが幻のように消え去ってしまう。この心変わりは、経験的に本当に共感できると思った。

    旅は僕らを非日常、異なる環境に連れ出してくれるものであり、その効果は掛け値なしに素晴らしい。だが日常に戻

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    2026年02月14日
  • オリエント急行の殺人

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    映画版を観たとこだったので話の内容は知っていたにも関わらず、どんどん物語に惹き込まれていく。近年にある探偵モノとは違い、正義が全てではないと気付かされる。やはりアガサ・クリスティは天才なのだと思える作品でした。

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    2026年02月14日
  • 春にして君を離れ

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    多くの人、特に母親が歩む道である被害者妄想というか。家族のために自分を犠牲にして、過ちを犯さないようレールを敷いてあげているのに。当時の彼女の別ペンネームの作品。

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    2026年02月14日
  • オリエント急行の殺人

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    翻訳されてるから、まぁ読みにくい。
    ところどころ「!」やフランス語が出てきたり、登場人物も多くてカタカナの名前だしわかりにくい。

    なんとなく、こうなんだろうなという結末を描いて(推理して)ミステリーは読むのだけれど、想像の斜め上をいった。
    大昔にこんな作品を書けるなんて、さすがミステリーの女王。

    すぅっと身体に馴染んでくるような結末でした。
    今度、映画版も見てみたいと思います。

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    2026年02月13日
  • ビッグ4

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    クリスティー文庫を1から読む企画の第4巻め。

    国際犯罪組織ビッグ4とポアロの対決。
    これまでとは違う雰囲気のハラハラ展開で楽しめた。
    たくさん出てくる登場人物といろいろな場面展開が、最初は意外な感じがしたけれど、今観ている「ダウントンアビー」の時代と重なって映像が浮かんできたり、作中に出てくる「日本の大地震」は昔聞いた父が体験した地震(年代的におそらく)かもとわかったり、違う部分でも楽しめた。

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    2026年02月13日
  • アクロイド殺し

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    面白かったと思う…どんでん返しの結末があると知らなければ。
    やはり『どんでん返しのある小説』としてフレコまれてる小説は盛大なネタバレを事前にくらってる様なもの。
    どんでん返しありきで推測を立ててしまう。そして当たってしまう…
    というかこの小説でいうとそれしかないと思える様などんでん返しだった。

    にしても100年も前の作品かぁ。
    そう考えるとすごいですよね。

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    2026年02月13日
  • アクロイド殺し

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    "例のトリック"として有名過ぎる作品。

    私はネタバレを知った上で読みました。
    が、以前読んだ時から細かい部分を忘れていたので動機とか時系列とか新鮮な部分が有りました。

    登場人物の相関図や隠し事、時系列を整理してきちんと読み返したい。

    そうすると、以外と"一発限りのあのネタ"だけじゃなくてロジカルな推理小説になっているとも思う。

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    2026年02月13日
  • ナイルに死す

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    しつこくaudibleで3つ目のアガサ・クリスティー作品。
    登場人物が多く、事件が複雑に絡み合っていてなかなかボリュームがあった。
    痴情のもつれを中心に物語が進むのでとっつきやすく、ナイル川のエキゾチックな舞台と終始漂う不穏な空気感もあり、長いけど飽きがこない。
    事件の真相は途中で気づいてしまったけど、最後の最後まで気が抜けない話で楽しめた。

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    2026年02月12日