アガサ・クリスティーのレビュー一覧
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ネタバレ湊かなえがおすすめしてたので!
ほとんど一気読みに近い形でスルスル読む事ができたという点で、まずこの作品は自分にとって面白い本であったに違いない。特に文体が独特で、それが物語の不気味さを際立たせており一度も飽きることなく読み進めることができた。
ただ展開や結末は意外とあっさりしており、最後にしっかりと犯人が明記されるという構成は非常にシンプルに感じた。
また最近話題になっている「方舟」を先に読んでいたが、あれはこの作品がオマージュされたものなのかなと感じた。あまり詳しくないがきっと色々なミステリー作家たちの基盤となっている作品なのだろう。 -
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ネタバレ【再読】
女医のサラと医学博士のジェラールが旅先のイスラエルで遭遇したのは、風変わりなアメリカ人の一家だった。母親のボイントン夫人は子どもたちが他人と交流するのを許さず、精神的に支配していた。サラは彼らを解放するために策を講じるがことごとく失敗に終わる。
そんな中でボイントン夫人が死亡する。元々心臓が悪かったこともあり単なる病死と判断されたが、ジェラールの私物から注射器が紛失し、さらにはボイントン夫人には注射の痕があった。イスラエルを訪れていたポアロはこの事件に興味を抱き、捜査を始める。ポアロ自身、夫人の息子レイモンドが発した不穏な言葉を聞いていたからだ。
関係者から話を聞いたポアロはそれぞれ -
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ネタバレaudibleにて。最近読んだ2冊に出ていたオリヴァ夫人が結構好きなので選ぶ。スペンス元警視も好きなキャラクター。訳が新旧2つ、朗読まで2つあった。とりあえず古い方を聞いてみる。
なんとポアロとオリヴァ夫人がコンピュータの話をしている!クリスティーが80歳近い頃、最晩年の作品の1つらしい。80歳で推理小説書けるのすごくない?その年になったら1ページ前のことも忘れそうである、私は。辻真先氏のTwitter見ると尊敬の念にたえないが、クリスティーもたぶんそのタイプ。
朗読で聞いているとまずりんごの木荘(たぶん)をりんごの「もく」そうと読んでいること、そしてクオリガーデン?で引っかかる。だめなの?り -
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アガサクリスティはミステリーしか読んだことがなかったため新鮮だった今作。
前半はジョーンのプライドの高さ、子供達からどう思われているか気がつかない鈍感さにばかり目がいったけれど、後半の、急激に自分の過去の過ちを振り返り始めるのは見ていてもとても心苦しい。
それとともに後半印象が変わるのは、ロドニーだ。
前半は、旦那さんあるあるだなあ、子供にとって良い父親なんだろうなあ、とか呑気に考えていたけれど、後半を見ているとそうも言えなくなる。
完全なモラハラとも違うような気がするけれど、なんだかモラハラ臭を感じる。
決定的なことを言うわけではないけれど、だからこそ胸に秘めてずっと相手に核心的なことを -
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ネタバレ【再読】
昔気質の女主人エミリイと、その財産を当てこむダメな甥・姪たち。そんな親族たちが泊まりにきていた夜、エミリイは愛犬のボブが放置していたボールにつまずき階段から転落する。そのことを不吉に感じたエミリイは、ポアロに依頼する。だがその依頼の手紙が届く頃には、すでにエミリイは病死していた。しかもエミリイは死の十日前に遺書を書き直し、財産を全て付添婦のロウスンに委ねていた。
事件の匂いを嗅ぎ取ったポアロは、ヘイスティングズとともにエミリイの旧い友人や親族、さらには売りに出されたエミリイの屋敷を訪ねる。それにより、エミリイはボブのボールに躓いたのではなく何者かが階段に張った糸で転倒したという事実が -
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audibleにて。たぶん初めて読んだ作品。『鈍色幻視行』で他人の空似な人が出ていた田村隆一訳。ちょっと嬉しい。掃除婦が殺される地味目の事件、と思いきや過去の女性による犯罪が絡んできて、話が複雑に。思い込みをうまくついた犯人はなるほどだけれど、馴染みが薄いというか、知らないことではあった。トリックはシンプルながら面白い。
楽しいのはオリヴァ夫人。よく聞く、漫画などの原作者と実写化サイドのゴタゴタをコミカルに。ついポアロものに知らん恋愛をねじ込まれるところを想像して笑ってしまう。最近の映画化でもあったなあ。
…クリスティーの映像化への恨みつらみがこもった作品? -
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再読。
ポアロ作品を時には発表順から、また時には借りられた順から手当たり次第に読んだりで追っている最中で、今回は振りかえりとして久々に「オリエント急行の殺人」です。
私は中学生の頃に朝の読書時間なるものがありまして(今でもあるのかな?)、そこで「そして誰もいなくなった」を勧められてミステリーを読むようになったのですが…
多作なクリスティーの魅力的な作品の一つとして「オリエント急行」はめっちゃネタバレされちゃってたんですねぇ…_(:3 」∠)_
でも、読み返すたびに味わい深い作品だな〜と感じます。
でもでも、やっぱり知らずにこの作品に出会えたのならどんなふうに感じられただろう…と思ってしまう