アガサ・クリスティーのレビュー一覧

  • クリスマス・プディングの冒険

    Posted by ブクログ

    『クリスマス・プディングの冒険』

    ポワロに宝石捜索を依頼するが、捜索の宛所はクリスマスの片田舎。寒く、快適でないだろうからと、ポワロが行くのを頑なに嫌がるところが人間味あって面白かった。
    クリスマスぽくて微笑ましいながらも、謎の手紙や殺人事件と推理どころも欠かさない。全体通して、ドロドロとも殺伐ともしていなくてクリスマスに読むのにピッタリだと思う。
    「プラム・プディング」や「牡蠣のスープ」はじめ、イギリスのクリスマスの慣習をなぞることができて良かった。

    『グリーンショウの阿房宮』
    ミス・マープル名探偵の一編。とんでもなく大きく古びた美しい建物、老主人を巡る人間模様が秀逸。ミス・マープルの推理は、小さな会話の「何故そう言ったのか」を丁寧に解き、最後に、あっそうかと思わされる。好奇心が満たされて満足そうな様子が文章から伝わって、可愛らしいと思ってしまった。

    0
    2026年08月14日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

    Posted by ブクログ

    初ミステリー小説はこれにしようと思い購入。
    初めは外人の名前ばかりで誰が誰だかわからずページを行ったり来たりしてそこそこのストレスだったので-1。
    2人目が殺された辺りから一気に面白くなり、最後まで面白く読めた。
    結末は予測できたけど犯人やトリックは全くわからなかった。
    ミステリー小説の代表作なだけに最後まで一気に読みたくなる本だった

    0
    2026年08月13日
  • パディントン発4時50分

    Posted by ブクログ

    タイトルから列車ミステリなのかと思って読み始めたが、どちらかというと遺産相続を巡る一家の揉め事が主眼でちょっと面食らう(もちろん列車ミステリとしての要素も十分あるのだけど)。しかし数十年ぶりにミスマープルを味わって大満足。安楽椅子探偵というにはアクティブすぎやしないか、ジェーンおばさん…
    多分読んだ人の大半がファンになってしまうと思われるミス・アイルズバロウ、ちゃんと初登場作品から追いたいなあ。あまりにも魅力的。彼女に限らず、この作品に出てくる女性はみんなそれぞれ魅力があって、イマイチすぎる男性陣をカバーしまくっている。

    0
    2026年08月12日
  • 鏡は横にひび割れて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マープルの友人の家を買い取った女優が町にやってきた。
    その家で催されたイベントで毒殺事件。

    マープルが年取った何も出来ないおばあちゃん扱いされていてこのどっか行けババア!って思いながら読んでた(笑)

    最後の真相分かったときは、驚きより怒りが凄かった。
    女なら誰もが許せないと思う。

    執事と秘書のことについて詳しく書かれていなかったのが…2人がたまたま脅迫してたのかグルだったのか。
    個人的に罪を隠すために代わりに殺したのかなって想像したけど…分からずじまいだった。

    0
    2026年08月12日
  • スタイルズ荘の怪事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    二転三転どころか四転五転するので、ちゃんと全部理解できたか自信ない笑
    イギリス貴族ならではの複雑な人間関係、怪しい奴が結局犯人だという新感覚、と目を奪われるところがいっぱいあるんだけど、純粋にトリックも面白い
    夫人は可哀想過ぎるなぁ…

    ドラマも視聴
    映像になると分かりやすいし(ヘイスティングスの言葉がきっかけになったという意味とか)スーシェさんのポワロはほんとよくぞというハマり役
    これから原作とドラマ、セットでシリーズ追いたい

    0
    2026年08月12日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アガサクリスティの作品は11冊目。

    今回も面白かった!
    お盆休みに読むのに最高の作品だった。
    エジプトやナイル川の景色や豪華な客船。
    自分も見てきたみたいに世界観に入り込めて楽しかった。
    外はあまりに暑すぎるので、
    涼しい部屋に居ながら、国も時代も飛び越えて、
    旅行気分になれる小説ってやっぱり最高だ。
    それに加えて、ミステリーとロマンスも。

    長編だが、クリスティお得意の人間関係の描写が面白く、すらすらと読めた。
    今回は犯人の目星はついたが、
    それでも丁寧な心理描写やエジプトという、
    心踊る舞台に、退屈することなく読めた。

    ロザリーは報われて良かった。
    これまでの苦労分も、アラートン夫人に
    いっぱい甘えて可愛がってもらえるといいな。

    タイトルもかっこいいな、『ナイルに死す』か。
    結末まで読むと、なるほど。
    『ナイル殺人事件』より『ナイルに死す』がぐっとくるね。

    0
    2026年08月12日
  • スリーピング・マーダー

    Posted by ブクログ

    アガサクリスティは久しぶりに読んだ。最初読みにくいかなと思ったけどどんどん引き込まれて夢中になって読んでしまった。ポアロのシリーズより好きかも

    0
    2026年08月11日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    アガサクリスティー読んだことある!
    と言いたくて読みました笑

    カタカナの登場人物の名前を覚えるのは苦手ですがキャラクターの描写に時間をかけており、ありがたかった。
    人種、階級によるキャラクターイメージも違和感なく入ってきて覚えやすい。
    展開はゆっくりだが、キャラクターをじっくり描いてるため退屈感はなく、読み進められる。

    0
    2026年08月11日
  • NかMか

    Posted by ブクログ

    トミーとタペンスの長編シリーズ2作品目。
    本作の前に『秘密機関』だけでなく、『おしどり探偵』も読んでおくべきだったかもしれない。(もう少し若い頃の2人を見ていたかった感じもする。)

    良質な『ビッグ4』

    0
    2026年08月11日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    社長が毒殺され、ポケットにはライ麦が…
    そして殺人は続いてく。
    ポケットにライ麦入ってて気付かないかな?ってのは置いといて。

    穏やかなマープルの違った一面が見えた。
    悲しみと安堵が同時にやってくる終わり方だった。

    社長の義姉の毒舌が面白かった。
    一緒に住んでる家族に向かって地獄の業火に焼かれればいいって(笑)

    0
    2026年08月10日
  • 五匹の子豚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    恋愛感情は相手への見方にも影響があって面白い。
    エイミアスみたいな不倫男はたくさんいるんだろうな…と思った。
    英語の受け取り違い、みたいなのが面白かった。細かな言葉で伏線はってあり、ん?と軽く思うけど引っかかりはしなくて…真相を話す場面でその部分を指摘されるとすぐに確かに…となる程度のすごい伏線感。

    0
    2026年08月09日
  • マギンティ夫人は死んだ

    Posted by ブクログ

    ポアロの過去の事件を解決するシリーズ。他は五匹の子豚だったかな。

    準主役と言ってよいくらいのオリヴァ夫人。
    自身の探偵小説に愚痴を言っているシーンがあるが、これがクリスティ本人の愚痴をオリヴァ夫人に代弁させていたのかな?かなり悪態をついていた。

    登場人物が多い(途中で増える)ので、相関図とか書かないと分からなくなった。

    0
    2026年08月09日
  • 三幕の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以下、推理。

    1人目の犠牲者が善良らしい病弱らしい牧師で、これはポワロのセリフも考えるといかにも事故というか病死っぽい。
    そう考えると2人目以後がメインというか、事件的だろう、と2件目起こった時点で想像。

    で、そう考えるといかにも怪しいのがエッグ。八百屋お七的に役者を呼ぼうとしたのではないか……という推測ができる。これは手紙を見たときのポアロの疑問(なぜ自分ではなく役者に手紙を出すのか)にも通じる気がする。ただ、パトロンがエッグの心をある程度見抜いているので「実は」という展開にはなりにくいような気がしないでもない。
    あと、医者が死ぬ瞬間を直接見たのがエッグ、役者、パトロン、ポアロの中ではエッグだけなので、「明らかに以前の牧師のときと同じ症状だった」と言い切るのが誘導のように感じた。

    問題はどうやって毒を仕込んだか、なのだが……執事が気づいたことを考えると何かしら執事にしかわからない手法があると思うのだが、それがわからん。外傷あればわかるだろうから経口なのだと思うが。

    といったふうに考えてそっちか! いやどっちかだろうとは思ったんだよ、本当。だってクリスティでくっつくの、いつも解決後じゃん。

    0
    2026年08月09日
  • 予告殺人〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    火曜クラブが合わなかったから不安だったけど面白かった!

    犯人は当てられたけど動機が全く分からなかった。
    新聞に殺人予告の広告。
    それを見た近所の人が野次馬的好奇心でその場所にワラワラ集まる。
    そこに現れた男の目的は何だったのか、何故殺人が起きたのか、何故殺そうとしてるのかの答えが分かった時はやられた!って思った。

    外国人メイドのミッチが好きすぎる。
    ムカつくんだけど憎めない。

    ただ名前だけ登場するって人が多すぎる。覚えておかなきゃいけないのかこれっきりなのか分からずメモがヤバイことになる。
    22人くらいいる。

    0
    2026年08月09日
  • 火曜クラブ

    Posted by ブクログ

    数年ぶりに読み返したけどやっぱり良いな。
    ミス・マープルの洞察力には相変わらず舌を巻く。
    真相を知る者が昔の事件を語り、聞いた者はその解決編を推理する。
    たったこれだけの話が、なんでこんなに面白く感じるのか自分でも不思議。
    この1冊で13回も驚けるという贅沢を噛み締めつつ、楽しませてもらいました。

    0
    2026年08月08日
  • ABC殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。


    「カストから何を聞き出せると言うんですか?」
    エルキュール・ポアロは微笑んだ。
    「嘘です」「その嘘を通じて、私は真実を知るのです」
    かっこいい!!

    0
    2026年08月08日
  • 白昼の悪魔〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夏休みに読むのにちょうど良い1冊。海辺で読みたくなる。トリックはもちろん、ラストにマーシャル大尉とダーンリーの会話も素敵で爽やかな気持ちになった。

    0
    2026年08月08日
  • 火曜クラブ

    Posted by ブクログ

    ミス・マープルの初登場作品を今更ながら。
    (シリーズの最初に読むべきだったか。)
    多様な事件の詰まった短編集で、流石にこれだけの情報で推理してみせるのは無理がある気がしつつも、飽きなく楽しめる良質な短編集。

    0
    2026年08月08日
  • アクロイド殺し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったけど…日本語訳の影響なんか、ところどころ言い回しに少し違和感。。

    映画版の『オリエント急行殺人事件』と『ナイル殺人事件』はどっちも好きだったから、『アクロイド殺し』も映画で観たいなぁ、というところだけど叙述トリックもの?だからむずいか。

    翻訳小説は、物語を追うことに意識が向いちゃって、文章そのものの美しさとか表現に感動する感じは少し薄れなーーもし原文で読めて、そのニュアンスまで理解できたらもっと面白いんやろうけど。

    改めて、本は母国語で書かれた作品だからこそ味わえる魅力があるんだと感じました…。
    ★3.8くらい!

    0
    2026年08月06日
  • オリエント急行の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お孫さんの「まえがき」から興味が湧く。この時代は同じ電車に乗った人と気軽に話して友達になる。旅行は冒険だという。楽しそうな時代で素敵。

    0
    2026年08月06日